コーヒー焙煎から始まるビーンズ・コネクティッド株式会社が紡ぐ地域と世界の架け橋

ビーンズ・コネクティッド株式会社 代表取締役 宮﨑 秀敏さんインタビュー
画像引用元:ビーンズ・コネクティッド株式会社公式facebook
目次
introduction
画像引用元:ビーンズ・コネクティッド株式会社公式facebook
ビーンズ・コネクティッド株式会社は、ミャンマーの女性生産者グループ「Amayar Women’s Coffee Group」と協力し、フェアトレードでコーヒー豆を輸入しています。
これらの豆は日本国内の障がい者施設で焙煎され、地域社会への貢献と雇用創出を実現しています。また、小型自動焙煎機の開発を通じて、誰でも簡単にコーヒー豆の焙煎ができる環境を提供し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。
コーヒーでつながる新たなコミュニケーションの創出
画像引用元:ビーンズ・コネクティッド株式会社
– ビーンズ・コネクティッド株式会社の事業内容について教えてください。
宮﨑さん:
炊飯器でお米を炊くように、知識や経験がなくても誰でも、簡単・失敗なくコーヒー豆の焙煎ができる小型自動焙煎機の開発と、それを使ったコーヒー豆焙煎ビジネスプラットフォーム『RoCoBeL』を展開しています。
– 企業理念と取組みについてお聞かせください。
宮﨑さん:
企業理念は『Connected:コーヒー豆がつなぎ・創り出す新しいコミュニケーションと関係』です。コーヒーをメディアとして、新しいコミュニケーションをプロデュースしています。
コーヒーでつなぐ地域と世界
画像引用元:ビーンズ・コネクティッド株式会社公式facebook
– ミャンマーの「Amayar Women’s Coffee Group」との取り組みについて教えてください。
宮﨑さん:
ミャンマーのコーヒー産地・ユワンガンの女性生産者グループ『Amayar Women’s Coffee Group』を応援しています。フェアトレードでコーヒー豆を毎年3~5トン購入しています。Amayar Coffeeの年間生産量が50~70トンなので、全体の一部ではありますが、コーヒーの購入によって、ユワンガンの地域の女性に就労機会を提供し、経済的な自立を図る一助になっています。また、Amayar Coffeeが利益を地域に還元し、インフラ整備や教育プログラムの導入などを支援しているので、間接的にそこに貢献しています。
– 国内での活動についてもお聞かせください。
宮﨑さん:
国内では、障がい者支援事業所の利用者の皆さんの就労機会の提供、コーヒーを通じた地域社会との接点作りに役立っています。流山市ではそれを本格的に推進する『コーヒーの森プロジェクト』も始まっています。
PRTIMS『流山発・コーヒーの森プロジェクトを全国へ』
コーヒーでつなぐ未来 ― 持続可能な社会を目指すビーンズ・コネクティッドのSDGsへの貢献
– 「RoCoBeL」やコーヒー自家焙煎ビジネスプラットフォームを通じて、SDGsのどの目標に貢献しているとお考えですか?
宮﨑さん:
SDGsの目標1番(貧困をなくそう)、4番(質の高い教育をみんなに)、5番(ジェンダー平等を実現しよう)、8番(働きがいも経済成長も)に対して、『ミャンマーのユワンガン地方のコーヒー農家の女性たちで結成されたコーヒー生産者グループ「Amayar Women’s Coffee Group」からフェアトレードでコーヒー豆を購入する』ことで、『ミャンマーでの女性の雇用機会を拡大し、女性の地位向上、経済的な自立支援、ひいては地域の子どもたちの教育支援、地域経済の活性化、インフラの整備、貧困からの脱却』の課題を解決したいと考えています。
画像引用元:ビーンズ・コネクティッド株式会社公式facebook
– 国内での取り組みについても教えてください。
宮﨑さん:
SDGsの目標8(働きがいも経済成長も)に対して、『障がいを持った人たちに就労を通じた地域社会との交流機会を提供する』ことで、『平均賃金のアップややりがい作り』の課題を解決したいと考えています。
画像引用元:ビーンズ・コネクティッド株式会社
地域の魅力を一杯のコーヒーで届ける ― ビーンズ・コネクティッドが描くエコツーリズムのかたち
画像引用元:ビーンズ・コネクティッド株式会社公式facebook
– 御社の事業や製品がエコツーリズムとどのように結びつく可能性があるか、具体的に教えてください。
宮﨑さん:
今はクーデターの影響で実現は難しいですが、ユワンガンは自然が豊かで観光資源も豊富なエリアです。将来的には、コーヒーの産地を訪れ、生産の現場を見学し、試飲や購入を楽しむというツアーが実現できると考えています。
– 日本国内でのエコツーリズムとの連携については、どのようにお考えですか?
宮﨑さん:
日本各地のエコツーリズムとタイアップして、地元の農家民泊やゲストハウス、農家カフェなどでコーヒーの焙煎を体験してもらい、地元オリジナルのコーヒーとして販売したり、朝食に提供してもらうことが可能です。
画像引用元:ビーンズ・コネクティッド株式会社公式facebook
地域の魅力とコーヒーが出会う場所 ― ビーンズ・コネクティッド株式会社の地域コラボレーション
– コーヒー豆の自家焙煎プラットフォームを通じて、地域の特産品や観光資源とのコラボレーション事例はありますか?
宮﨑さん:
福岡県八女市星野村の農家民泊や、熊本県杖立温泉のBarで実験的に焙煎機を導入して、コーヒーの提供を行いました。星野村では、現在は主人がお亡くなりになり、提供はしていません。
地域の魅力を引き出す ― 焙煎機の可能性とエコツーリズムへの展開
画像引用元:ビーンズ・コネクティッド株式会社公式facebook
– 今後、エコツーリズムやSDGsに関連した事業拡大の計画について教えてください。
宮﨑さん:
現在開発中の焙煎機の量産化が実現した際には、地方の宿泊施設やカフェ、キャンプ場などに導入し、事業を拡大していく予定です。
ビーンズ・コネクティッド株式会社のまとめ
画像引用元:ビーンズ・コネクティッド株式会社公式facebook
ビーンズ・コネクティッド株式会社は、コーヒーの楽しみ方をより身近に、より豊かに広げるために、独自の小型自動焙煎機とコーヒー焙煎ビジネスプラットフォーム「RoCoBeL」を展開しています。コーヒーをメディアとして、人と人、地域と地域をつなぎ、新たなコミュニケーションや価値を生み出しています。
ミャンマーの女性生産者グループ「Amayar Women’s Coffee Group」とのフェアトレードによるコーヒー豆の取引や、国内の障がい者支援事業所との連携を通じて、持続可能な社会の実現にも貢献しています。また、地方の宿泊施設やカフェ、キャンプ場への焙煎機の導入を進め、地域の魅力と結びついた新しい観光体験の創出にも力を入れています。
コーヒーの香りとともに、その土地ならではの魅力やストーリーを味わう。ビーンズ・コネクティッドの取り組みは、そんな特別な体験をこれからも広げていくことでしょう。
ビーンズ・コネクティッド株式会社・会社概要
社名 | ビーンズ・コネクティッド株式会社 |
本社所在地 | 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29-29-101 |
代表者 | 宮﨑 秀敏 |
公式サイト | https://shop.rocobel.com/ |
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