創業1844年、神奈川県の老舗酒造メーカー「久保田酒造株式会社」の魅力に迫る!

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2024.10.22

今回は神奈川県にある酒造メーカー、「久保田酒造株式会社」さんを取材、現女将さんである久保田加奈さんにお話を伺いました。久保田酒造さんは江戸時代創業の長い歴史を持つ酒造メーカーで、長年多くのお酒好きに愛されています。

久保田酒造株式会社の歴史

引用:久保田酒造株式会社

久保田酒造株式会社の創業は1844年、2024年で創業180年を迎えました。久保田酒造では丹沢山系の澄んだ湧き水を使って日本酒「相模灘」の製造・販売を実施しています。相模灘は創業以来、「米の旨味を活かしたバランスのよい食中酒」を目指して、150年以上経った現在も湯治と変わらぬ手法で仕込まれ続けています。

相模灘の酒作りは、基本に忠実な吟醸造りをベースにしており、吟醸香は穏やかに感じる程度の自然なものです。お酒そのものの個性を出すような仕込みはせず、あくまでお米の旨味を活かし、お酒単体で味わうよりも食事をしながら飲むことで食事全体のクオリティを向上させる、「食中酒」といった位置づけのお酒です。

久保田酒造株式会社で開催しているイベントの紹介

引用:久保田酒造株式会社

久保田酒造株式会社では、事前予約制で常時「蔵見学」を実施しています。

見学時間は10:40分からと、14:40分からの1日2回で、所要時間は蔵の見学と試飲併せておよそ1時間ほどです。酒造会社の蔵見学は無料のところが多いですが、久保田酒造株式会社の蔵見学は有料で1人につき500円(税込み)必要なので注意してください。

久保田酒造にはバスで行くこともできますが、バスは本数が少ないうえ、久保田酒造の周辺は観光スポットなど見学できるところや休憩できる施設がないため、見学は本数の少ないバスを使うよりも、タクシーを利用することをおすすめします。

久保田酒造株式会社の魅力

引用:久保田酒造株式会社

久保田酒造は、恵まれた環境のなかで醸造されるお酒です。美味しいお酒を生み出すためには、職人さんの技術が必要不可欠であることはもちろんですが、それ以上にお酒を作るのに必須とされる澄んだ水を難なく使える環境が整えられるからこそ、長く多くの人に愛されるお酒「相模灘」の製造に成功しているのです。

自然に囲まれた立地

久保田酒造株式会社は周りを山に囲まれ、緑豊かな自然の中に酒蔵を構えています。夏の時期は青々と茂った新緑、秋は紅葉など四季の移ろいを楽しめる環境です。

また、山に囲まれた盆地にあるため、冬は気温があまり上がらず厳しい寒さになります。人間が過ごすには過酷な条件ですが、冬にしっかり温度が下がるというのはお酒作りには最適であり、立地面を見てもお酒を醸造するのに適しているといえるでしょう。

豊富な水

久保田酒造株式会社がある相模原氏は「潤水都市」と呼ばれており、相模川の豊かな流れや道志川の清流、相模湖や宮ヶ瀬湖など、豊富な水源を持っています。

お酒を醸造するには、綺麗でなおかつ豊富な水が必要不可欠です。久保田酒造株式会社が酒蔵を構える相模原市にはその美しい水があらゆるところから湧き出ているので、水という面では最高の環境にあるといえるでしょう。

久保田酒造株式会社の酒蔵の裏山からは、丹沢山系の伏流水が湧き出ていて、この水を仕込み用の水として用い、お酒作りを実施しています。

交通の便利さ

久保田酒造株式会社は、圏央道の相模原ICから来るまで約5分の場所にあります。そのため東京都内から約1時間で酒蔵を訪れることができ、他県からもアクセスしやすい場所となっています。

酒蔵見学のところで書いた通り、久保田酒造株式会社の酒蔵近辺にはほかに見学施設はありませんが、少し歩けば宮ヶ瀬ダムや道志といった相模原市の観光スポットを訪れることができます。酒蔵見学のみだと確かに不便ではありますが、周辺の観光をする一環として立ち寄るには非常に優れた環境だといえるでしょう。

相模原市全体の魅力とは?

引用;相模原市観光協会

相模原市は「南区「中央区」「緑区」と3つの区に分かれています。南区と中央区は活気ある町並みであり、街歩きを楽しめます。

一方緑区はその名前の通り非常に戻り豊かな場所であり、都内からピクニックやキャンプを楽しむには絶好の立地です。このように、区によって全く異なる雰囲気を楽しめる街であることが相模原市最大の魅力です。

基本情報

  • 所在地:〒252-0153 神奈川県相模原市緑区根小屋606
  • お問い合わせ:042-784-0045
  • 開館時間:10:00~17:00
  • お車でお越しの場合:
  • 電車でお越しの場合:JR横浜線・相模線、京王相模原線
    橋本駅よりバスで約30分「無料庵」下車徒歩1分
  • 駐車場:圏央道 相模原IC(相模原愛川ICではありません)下車
    「相模原市街」方面へ 一つ目の信号「新小倉橋西側」右折
    T字路「宮原」信号右折 道なりに5分ほどで、道路左側に「久保田酒造」看板あり
  • 地図:Googleマップ

今後どんな酒造会社になっていきたいか

引用:久保田酒造株式会社

最後に、久保田さんにこれから久保田酒造株式会社をどのような会社にしていきたいかをお聞きしました。

「これから少しずつ生産量を増やしていき、日本全国の人に「相模灘」というブランドを知ってもらい、多くの人に手にしてもらえるように成長していきたい」と話しておられました。

久保田酒造株式会社の主要ブランドである相模灘は、食事とともに楽しむことを前提に醸造されているためクセがなく飲み飽きることはありません。食用酒を探しているのであれば、一度相模灘を手にとってみることをおすすめします!

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