知っておきたい韓国ワーホリの全て!ビザ申請・必要費用・滞在先選びの完全マニュアル

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2025.09.10

日本から約2時間の韓国ワーホリは、語学力向上、文化体験、就労経験を同時に得られる貴重な機会が得られます

ソウル、釜山、チェジュ島のおすすめ都市の特徴、18歳以上30歳以下を対象としたビザ申請条件、短・中・長期プランのメリット・デメリットを詳しく解説し、あなたのワーホリの成功をサポートします

目次

韓国のワーホリでできること

韓国でのワーホリは、語学力向上のほかに、文化体験、就労経験を同時に得られる貴重な機会です

韓国は日本から近く、安心して滞在でき、豊かな食文化も魅力的です。

韓国語力が高まる

韓国でのワーホリは韓国語習得の絶好のチャンスです。日常生活で韓国語を使う環境に身を置くことで、教科書では学べない自然な表現や発音を身につけられます。

職場でのコミュニケーション、買い物、友人との会話など、実践的な場面で韓国語を使うため、短期間でも飛躍的な上達が期待できます。

また、韓国の語学院に通いながら働くことも可能で、体系的な学習と実践を並行して進められます。韓国語能力試験(TOPIK)の受験も現地で可能で、具体的な目標設定もしやすい環境です。

韓国の文化に触れられる

韓国での生活を通じて、K-POP、ドラマ、映画だけでない本当の韓国文化を体験できます。伝統的な祭りや行事への参加、韓国人の家庭に招かれる機会、地域コミュニティとの交流など、観光では味わえない文化体験が可能です。

儒教的価値観に基づく人間関係、情に厚い韓国人の人柄を身近に感じられます。また、急速に発展するIT技術や最新のトレンドにも触れられ、伝統と現代が融合した韓国社会の多面性を理解できます。

日本から近く、安心して滞在できる

韓国は日本から約2時間という近距離にあります。時差は30分程度で、日本の家族や友人との連絡も取りやすくなっています

医療体制も整っており、日本語対応可能な病院もあり、体調管理面も安心です。また、インターネット環境が充実しているため、日本のニュースや情報にもアクセスが容易です。

治安も比較的良好で、女性でも安心して一人暮らしができる環境が整っています。

食費が安く韓国料理を手軽に味わえる

韓国は日本と比較して食費が安く、学生や若者にとって経済的負担が少ない国です。キムチ、プルコギ、ビビンバなどの本格的な韓国料理を手軽な価格で楽しめます

街中には24時間営業の食堂やフードトラックが多数あり、深夜でも温かい食事をとることができます。

また、韓国では食事の際におかず(パンチャン)が無料で提供されるため、栄養バランスの取れた食事を安価でとることが可能です。辛い料理が苦手な方向けのマイルドなメニューも豊富にあり、日本人の口に合う料理も多数存在します。

韓国ってどんな場所?

首都はソウル特別市で、人口は約5,200万人、面積は約10万平方キロメートル(日本の約4分の1)です。公用語は韓国語(ハングル)で、通貨はウォンを使用しています。

政治体制は大統領制の民主共和国で、経済はIT産業、自動車産業、造船業などが発達。K-POP、韓流ドラマ、韓国映画などの韓流文化は、今や世界的な人気を誇る存在です。

韓国は日本から最も近い外国の一つで、アクセスの良さと安全性の高さから、初めての海外経験や留学先としても人気があります。

時差がないため体調管理が楽で、物価も日本より安いため、ワーキングホリデーで滞在する若者にとって経済的負担が少ない国です。治安も良好で、特に女性の一人旅でも安心して滞在できる環境が整っています。

アクセス方法 日本国内主要空港から2時間から2時間30分
時差 日本との時差なし
物価 日本より安価で経済的負担は少ない
治安 比較的良好

韓国のワーホリビザについて 

韓国でワーホリを行うには、専用のワーホリビザ(H-1ビザ)を取得する必要があります

ワーホリ制度は、日韓両国の青年が相手国で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために就労を認める制度です。観光・文化交流・語学学習を主目的とし、働くことで現地での生活費を賄えるのが特徴です。

対象年齢 18歳以上30歳以下(申請時)
滞在可能期間 最長1年間
就学可能期間 6か月以内
申請料 無料
申請条件 一定額以上の資金証明、往復航空券または片道航空券と帰国用航空券代金、健康状態が良好
必要書類 申請書、パスポート、写真、資金証明書、最終学歴証明書、無犯罪証明書など

ビザの申請方法・必要書類

韓国ワーホリビザの申請は、韓国領事館での窓口申請またはオンライン申請が可能です。申請料は無料で、申請時期は出発予定日の3か月前から受付開始されます。

オンライン申請の流れは、まず韓国ビザポータル(K-ETA)でアカウント作成後、申請書をオンライン入力し、必要書類をPDFでアップロードします。その後、領事館で面接予約を取り、原本書類を持参して面接を受けます。

必要書類は申請書、パスポート原本とコピー、証明写真2枚、資金証明書(300万円以上推奨)、最終学歴証明書、無犯罪証明書、往復航空券予約確認書です。

注意点として、書類は全て3か月以内に発行されたものを使用し、韓国語または英語翻訳が必要な場合があります。

ビザの申請条件

対象年齢 18歳以上30歳以下
滞在可能期間 入国日から最長1年間
就学可能期間 滞在期間中6か月以内
就労可能期間 滞在期間中制限なし。ただし同一雇用主の下では6か月以内
申請料 無料
必要書類 申請書、パスポート(有効期限6か月以上)、証明写真2枚、資金証明書(銀行残高証明書で300万円以上推奨)、最終学歴証明書、無犯罪証明書(警察庁発行)、健康診断書、往復航空券または片道航空券と帰国費用証明
条件 過去にワーホリビザでの韓国滞在歴がないこと、扶養家族を同伴しないこと、健康状態が良好であること、滞在目的が主に休暇であること

韓国のワーホリビザは18歳以上30歳以下が対象で、主な目的は休暇できること。過去にワーホリビザでの滞在歴がなく、扶養家族を同伴せず、健康状態が良好であることが必要です。

申請は無料で、300万円以上の資金証明(銀行残高証明書推奨)、無犯罪証明書、健康診断書、往復航空券などの提出が求められます。

韓国のワーホリで必要な費用

韓国でのワーホリには、渡航前と滞在中の費用が必要です。渡航前の準備費用として50万円から100万円程度、滞在中は月10万円から15万円程度が目安となります

働きながら生活するため、現地収入で費用をカバー可能です。

韓国のワーホリ【渡航前】に必要な費用

パスポート申請費用 新規申請の場合16,000円(10年間有効)、更新の場合11,000円(5年間有効)。
航空費用 往復航空券で3万円から15万円程度です。LCC利用なら3万円から6万円、大手航空会社なら6万円から15万円です。
海外保険料 5万円から15万円程度です。補償内容により価格が変動します。
語学学校の授業料 3ヶ月で30万円から50万円、6ヶ月で50万円から80万円程度です。

韓国ワーホリの渡航前費用は、おおむね約50万円から100万円が必要です。個人個人のプランによって変動しますが、必須のものと、任意のものがあります。

ビザ申請自体は無料ですが、必要書類の取得や翻訳などで数万円必要です。最も大きな費用は生活資金として求められる貯金額で、300万円以上の残高証明が必要です。

韓国のワーホリ【滞在中】に必要な費用

食費 月3万円から5万円程度です。自炊中心なら月3万円、外食中心なら月5万円から8万円程度です。
交通費 月5,000円から15,000円程度です。地下鉄・バスの基本料金は約150円で、T-moneyカード利用で割引があります。
その他費用 娯楽費月2万円から4万円、日用品費月1万円から2万円、通信費月3,000円から5,000円程度です。

韓国滞在中に必要な月額費用は生活スタイルにより異なりますが、10万円から15万円程度が必要です

ワーホリでは現地でアルバイトができるため、月10万円から20万円程度の収入が期待でき、生活費を賄うことが可能です。地方都市ではソウルより2割から3割安く生活できます。

韓国語を習得する方法

韓国語習得には語学堂と語学学校という2つの主要な教育機関があります。それぞれ特徴や目的が異なるため、自分の学習スタイルや目標に合わせて選択することが重要です。

また独学や現地での実践的学習と組み合わせることで、より効果的な習得が可能です。

    語学堂      語学学校
運営主体 大学附属機関 私立教育機関
教育方針 体系的・学術的教育 実用的・柔軟な教育
授業時間 固定的(週5日・1日4時間) 選択可能
学費 1学期15~20万円 月5~10万円
クラス編成 15~20人程度 5~15人程度

語学堂とは

語学堂は韓国の大学に附属する韓国語教育機関で、外国人を対象とした正規の教育プログラムです。ソウル大学、延世大学、梨花女子大学など有名大学の語学堂は特に人気が高く、質の高い教育で知られています。

授業は平日週5日、1日4時間程度の集中コースが基本で、6段階のレベル別クラス編成になっています。1学期は約10週間で、年4学期制を採用しており、学費は1学期約15万円から20万円程度です。

大学キャンパス内にあるため図書館や食堂などの施設も利用でき、韓国人学生との交流機会もあります。

語学学校

語学学校は私立の韓国語教育機関で、語学堂と比較してより柔軟で多様なプログラムを提供しています

授業時間やスケジュールを自由に選択でき、短期集中コースから長期コース、夜間コースやオンラインコースなどさまざまな選択肢があります。

学費は語学堂より安価な場合が多く、1ヶ月5万円から10万円程度で受講可能です。授業内容も実用的な会話や文化体験を重視したものが多く、気軽に韓国語を学びたい方や働きながら学習したい方に適しています。

韓国の【短期間(〜3ヶ月)ワーホリ】の特徴

韓国での短期ワーホリは、3ヶ月程度の滞在を前提としたプログラムです

仕事を見つけるのは難しく、主に韓国語の学習や生活体験が目的となります。費用を抑えながら、韓国文化や日常を体験できる点が特徴です。

短期間ワーホリに必要な資金

韓国での3ヶ月程度の短期ワーホリに必要な資金としては、飛行機代、海外旅行保険、ビザ申請費用、語学学校代などが70万から100万ウォン程度が必要です

また、宿泊費、食費、交通費などで1か月あたり80万から100万ウォンを準備する必要があります。

必要な費用    韓国ウォン     日本円
飛行機代 往復約40万から60万ウォン 約4万から6万円
海外旅行保険 3ヶ月で約20万から30万ウォン 約2万から3万円
ビザ申請費用 約13万ウォン 約1.3万円
語学学校代 1学期で約150万から180万ウォン 約15万から18万円
生活費 1ヶ月約80万から100万ウォン×3ヶ月 1か月約8万から10万円×3ヶ月

短期間ワーホリでの韓国語学習について

短期滞在では仕事を得るのは難しいため、韓国語を学ぶことが中心です

大学附属の語学堂や民間の語学学校で基礎から学び、ホームステイを利用すれば日常会話力も効果的に身につけられます。勉強と文化体験の両立に向いています。

短期間ワーホリのメリット・デメリット

メリット ・語学の基礎から応用まで学びやすい
・生活に慣れてからアルバイトや文化体験が可能
・留学よりも柔軟で、費用も抑えられる
デメリット ・就職経験は限定的
・語学学校や生活費の負担
・長期休暇だけでは難しいスケジュール調整

メリット

  • 語学の基礎から応用まで学びやすい: 短期間でも集中的に語学学習に取り組むことができ、基礎から応用まで効率的に習得しやすい環境です。
  • 生活に慣れてからアルバイトや文化体験が可能: 現地の生活に慣れるまでの期間を経て、アルバイトやさまざまな文化体験をすることができ、充実した経験が得られます。
  • 留学よりも柔軟で、費用も抑えられる: 従来の留学と比較して、短期間のワーホリはより柔軟な計画が可能であり、総費用も抑えやすいため、挑戦しやすい選択肢となります。

デメリット

  • 就職経験は限定的: たとえ半年程度の期間であっても、得られる就職経験は限定的となる可能性があります。短期間であるほど、専門的なスキルやキャリアに直結する経験を積むのは難しいかもしれません。
  • 語学学校や生活費の負担: 短期間であっても、語学学校の費用や現地での生活費は、より短い旅行などと比較すると大きな負担となる可能性があります。計画的な資金管理が重要です。
  • 長期休暇だけでは難しいスケジュール調整: 短期間のワーホリとはいえ、単なる長期休暇では対応しきれない場合があり、しっかりとしたスケジュール調整が必要となります。

【中期(半年)ワーホリ】の特徴

中期ワーホリに必要な資金

必要な費用 韓国ウォン 日本円
飛行機代 往復約40万から60万ウォン 約4万から6万円
海外旅行保険 6ヶ月で約40万〜60万ウォン 約4万〜6万円
ビザ申請費用 約13万ウォン 約1.3万円
語学学校代 2学期で約300万から360万ウォン 約30万から36万円
生活費 1ヶ月約80万から100万ウォン×6ヶ月 1か月約8万から10万円×6ヶ月

中期ワーホリでの韓国語学習について

半年の滞在なら、基礎を学ぶだけでなく日常会話を実際の生活で活かすチャンスが増えます

前半は語学学校で集中学習し、後半はホームステイや友人との交流を通して実践力を磨く流れが効果的です。時間に余裕があるため、中級レベル到達も期待できます。

中期ワーホリのメリット・デメリット

 中期ワーホリのメリットでは、語学の基礎から応用まで学びやすいという利点があります。

また、現地での生活に慣れてからアルバイトや文化体験をすることが可能です。より充実した経験を積むことができます。

従来の留学と比較して、中期ワーホリはより柔軟な計画が可能で、費用を抑えられるのも特徴です。

 一方で、デメリットとしては、たとえ半年程度であっても、就職経験は限定的になる可能性があります。また、語学学校の費用や現地での生活費といった負担は短期滞在よりも大きくなります。

中期ワーホリは単なる長期休暇で対応できるものではなく、しっかりとしたスケジュール調整が必要です。

韓国の【長期間(1年〜)ワーホリ】の特徴

1年間のワーキングホリデーは、韓国語学習・アルバイト・現地生活の全てをバランス良く体験できるプランです

語学堂でしっかり学び、アルバイトを通して韓国社会に触れることができるため、文化理解や人脈作りにも最適です。将来の進学や就職を見据えたステップにもつながります。

長期間ワーホリに必要な資金

必要な費用 韓国ウォン 日本円
飛行機代 往復約40万から60万ウォン 約4万から6万円
海外旅行保険 1年で約80万〜120万ウォン 約8万〜12万円
ビザ申請費用 約13万ウォン 約1.3万円
語学学校代 4学期で約600万〜720万ウォン 約60万〜72万円
生活費 1ヶ月約80万〜100万ウォン×12ヶ月 約8万〜10万円×12ヶ月

長期間ワーホリでの韓国語学習について

1年間あれば、基礎から上級レベルまで段階的に韓国語を習得できます。前半は語学堂で体系的に学び、後半はアルバイトや友人との交流で実践力を高める流れが効果的です。

長期滞在だからこそ、試験対策(TOPIK受験など)にも挑戦でき、就職・進学への道も広がります。

長期間ワーホリのメリット・デメリット

長期間ワーホリのメリットは、滞在によって語学力を大幅に伸ばせることが最大の利点です。基礎だけでなく中級から上級レベルへの到達も可能になります。

また、アルバイト経験を通じて、実践的な韓国語を習得でき、韓国の文化や社会、人々の生活様式をより深く理解する機会を増やすことができます。

これらの経験は、帰国後の就学や就職など、将来のキャリア形成に繋がりやすいメリットにつながるでしょう。

 一方で、デメリットは、長期滞在であるため、初期費用や生活費の負担が大きくなります。また、希望するアルバイトが見つからない場合や、労働条件に制約があるなど、アルバイト先探しや労働条件の制約に直面するかもしれません。

さらに、日本での学業の休学期間やキャリアを中断する期間が長くなるため、日本でのキャリアや学業との調整が必要です。

韓国での実際のワーホリ体験談

韓国での実際のワーホリはどのような生活なのでしょうか。実際の体験談を紹介します。

ワーホリで3ヶ月間だけ韓国に滞在!就職前にできた最後の自由な旅と、語学勉強の毎日

就職前の最後の自由として、3ヶ月間、ワーホリで韓国へ。安価で短期学習に適した韓国で、ソウルにて就労しながら語学を習得し、2ヶ月で日常会話レベルに到達しました。

現地での経験を通じ、異文化や人々の積極性に触れ、自己成長を実感しました。帰国後、語学力を活かして就職し、ワーホリが大きな成果となりました

韓国のワーホリライフを大満喫!語学堂でアルバイト、料理教室まで通っちゃいました!

当初韓国に興味がなかったものの、ワーホリで渡韓。現地の親切さに触れ韓国語学習に励み、語学堂とアルバイトを両立しました。

日本人を避け韓国語を使う環境を選び、居酒屋勤務や公演企画インターンを経験。自由なワーホリで異文化を深く体験し、語学力向上と自己成長を果たしました

何でこんなに違うの!?ワーキングホリデー経験者が語る韓国のお役立ち情報まとめ

韓国でのワーホリは、高価な消耗品やトイレットペーパーを流せないトイレなど、日本との文化・習慣の違いに驚くことが多い。辛い食事に備え、薬やインスタント食品、折り畳み傘の持参が推奨される。

引っ越しにはクレーン車を使い、深夜まで営業する店や高速なネット環境など、韓国独自の生活様式も紹介。バナナ牛乳やビヨットが人気だが、日本のパンが恋しくなりました。

韓国でワーホリをする際の滞在先の選び方

韓国でワーホリする際には、シェアハウス、学生寮、賃貸物件の3つが挙げられます

シェアハウス

  • 特徴: 家具・家電付きで短期滞在に適しており、光熱費やインターネット代が家賃に含まれている物件が多く、初期費用が抑えられます。他の留学生やワーホリ仲間との交流も可能です。
  • 探し方: 専用ポータルサイト、Facebookグループ、ワーホリ情報サイト、不動産仲介業者を通じて見つけることができます。
  • 費用相場:1人部屋:月40万〜60万ウォン(約4万〜6万円)/相部屋:月30万〜40万ウォン(約3万〜4万円)

学生寮

  • 特徴: 大学の語学堂に通う場合に利用可能です。食堂が併設されていることもあり、安心・安全な環境ですが、門限がある場合もあります。
  • 探し方: 語学堂への入学手続きと同時に申し込むか、学校の国際交流課を通じて申請します。
  • 費用相場:2人部屋:月25万〜40万ウォン(約2.5万〜4万円)/1人部屋:月40万〜60万ウォン(約4万〜6万円)

賃貸物件 (ワンルーム)

  • 特徴: 自由度が高く、プライベートを重視したい長期滞在者に向いています。契約時に保証金(デポジット)が必要な場合が多いです。
  • 探し方: 韓国の不動産仲介サイト、現地の不動産仲介業者、知人の紹介や日本人コミュニティを通じて探します。
  • 費用相場:ワンルームの場合、保証金500万〜1,000万ウォン(約50万〜100万円)/家賃は月40万〜70万ウォン(約4万〜7万円)

韓国でワーホリする際のおすすめな都市

韓国でワーホリをする際のおすすめ都市として、ソウル、釜山、チェジュ島が挙げられます。それぞれの都市には異なる特徴があります。

ソウル

 ソウルは韓国の首都であり、ワーホリで最も選ばれやすい都市です

  • 生活環境: 語学堂や語学学校、シェアハウスが豊富にあり、日本食レストランや日系スーパーも多く、生活に不便を感じることは少ないでしょう。また、アルバイトの求人も多いため、仕事を見つけやすい利点があります。
  • 物価: 家賃や食費は韓国内で最も高めです。ワンルームの家賃は月50万〜80万ウォン(約5万〜8万円)、外食は1回7,000〜12,000ウォン(約700〜1,200円)が目安となります。
  • 治安: 基本的に安全ですが、弘大や江南などの夜の繁華街ではスリやトラブルに注意が必要です。日本語対応可能な病院や留学生支援も充実しており、安心して暮らせる環境が整っています。

釜山 

韓国第2の都市である釜山は、海に近く開放的な雰囲気が特徴です

  • 生活環境: 語学堂や大学もあり、ワーホリ滞在者も一定数います。ソウルほど都会すぎず、のんびりとした生活を送りたい方におすすめです。
  • 物価: ソウルよりやや安めです。ワンルームの家賃は月40万〜60万ウォン(約4万〜6万円)、外食は1回6,000〜9,000ウォン(約600〜900円)が相場になっています。
  • 治安: 観光都市のため人通りが多く比較的安全ですが、繁華街やビーチエリアでは観光客を狙ったスリなどに注意が必要です。

チェジュ島

 韓国随一のリゾート地であるチェジュ島は、自然豊かな環境が魅力です

  • 生活環境: 語学学校は少なく、生活拠点は済州市や西帰浦市といった市街地が中心になります。アルバイトは観光業やカフェなどが多いものの、選択肢はソウルや釜山に比べて限られます。
  • 物価: 家賃は比較的安めですが、輸入品や生活必需品はやや高い傾向にあります。ワンルームの家賃は月30万〜50万ウォン(約3万〜5万円)、外食は1回7,000〜10,000ウォン(約700〜1,000円)が目安です。
  • 治安: 治安は良く落ち着いていますが、夜間の交通便が不便な場合があります。観光地は外国人も多く比較的安心ですが、地方のため医療体制やサポートはソウルほど充実していません。
  ソウル    釜山   チェジュ島
生活環境 ・語学堂や語学学校、シェアハウスが豊富
・日本食レストランや日系スーパーが多い
・アルバイトの求人が多い
・海に近く開放的な雰囲気
・語学堂や大学もあり、ワーホリ滞在者も一定数いる
・リゾート地で自然豊か
・語学学校は少ない
・アルバイトは観光業やカフェなどが多い
物価 ・国内で最も高め ・ソウルよりやや安め ・家賃は比較的安めだが、輸入品や生活必需品はやや高い
治安 ・基本的に安全 ・基本的に安全 ・治安は良い

韓国のワーホリで事前にするべき準備

韓国のワーホリに出発する前にするべき準備には、医療・保険環境、携帯・通信環境、パスポート・ビザなどがあります

医療・保険環境 海外旅行保険加入と常備薬準備
携帯・通信環境 SIMフリー端末を持参し、短期はプリペイド、長期は現地契約
パスポート・ビザ 残高証明・申請書を準備して、渡航後は外国人登録も忘れずに

医療・保険環境

必要なもの

  • 海外旅行保険(傷害・疾病・盗難をカバーするもの)
  • 常備薬(持病がある場合は日本から準備/韓国語で処方説明を準備すると安心)
  • 予防接種証明(必要に応じて)

手順

  1. 出発前に海外旅行保険へ加入(ワーホリ期間に対応するプランを選択)
  2. 韓国での病院利用に備え、提携病院・日本語対応可能な病院を調べておく
  3. 体調に合わせた薬を日本から持参(韓国で手に入りにくい薬も多いため)

携帯・通信環境

必要なもの

  • SIMカード または 韓国用プリペイドSIM
  • ポケットWi-Fi または現地キャリアの契約
  • スマホ本体(SIMフリー推奨)

手順

  1. 日本出発前にSIMフリーのスマホを用意
  2. 短期滞在の場合:韓国空港でプリペイドSIMやWi-Fiをレンタル
  3. 中・長期滞在の場合:韓国到着後に現地キャリアで契約
  4. 韓国銀行口座と紐づけてスマホ決済を利用できるよう準備

パスポート・ビザの申請

必要なもの

  • 有効期限が1年以上あるパスポート
  • ワーキングホリデービザ申請書
  • 残高証明(約300万円以上が推奨)
  • 証明写真(規定サイズ)
  • 航空券

手順

  1. パスポートを確認
  2. 韓国大使館・領事館の公式HPからワーホリビザ申請書をダウンロード
  3. 必要書類を揃え、在日韓国大使館または総領事館に申請
  4. 発給後、ビザが貼られたパスポートを受け取り
  5. 渡航後90日以内に外国人登録証(在留カード)を現地で申請

韓国のワーホリに関するよくある質問

韓国のワーホリで月いくら稼げる?

韓国の最低賃金は2025年時点で時給9,860ウォン(約980円)です。1日6時間、週5日働いた場合、月約120万ウォン(約12万円)が目安です。

ただし、ワーホリはフルタイム就労が目的ではなく、就労時間に制限があるケースもあります。語学力や職種によって採用条件が異なり、時給が上がることもあります。生活費をすべて賄うのは難しく、貯金と併用するのが望ましいです。

韓国のワーホリの倍率は?

韓国のワーキングホリデービザは、日本国籍者に対して年間定員が定められており、約10,000名までと比較的多めです

そのため、他国に比べて極端に高い倍率ではなく、正しく申請すれば取得しやすいビザといえます。ただし、申請書類の不備や残高証明が不足していると不許可になる可能性もあります。

人気が集中する春や秋などは申請者が増えるため、余裕をもって早めに申請することが重要です。

年齢制限はある?

韓国のワーホリビザは18歳以上30歳以下が対象となっています。申請時点で31歳になっていると対象外となるため注意が必要です。

多くの人が大学在学中や卒業後に利用し、留学よりも費用を抑えて韓国語や文化を学べる手段として選ばれています。

年齢制限がある理由は、ワーホリ制度自体が「若者の国際交流・体験」を目的としているためです。申請可能な年齢のうちに計画を立てて行動することが大切です。

韓国のワーホリに落ちる理由は?

韓国のワーホリビザは比較的取得しやすいものの、不許可になるケースもあります。主な理由は、提出書類の不備や虚偽記載、銀行残高証明の金額不足、犯罪歴や過去の不法滞在歴がある場合です

また、面接でビザ目的が観光や就労のみと判断されると不許可になる可能性があります。韓国語や文化学習の意欲をしっかり示し、必要な書類を正しく準備することで、審査を通過しやすくなります。

まとめ

日本に近く治安も良好な韓国のワーホリは、語学力向上、文化理解、就労経験を同時に叶える貴重な機会です。対象は18歳以上30歳以下で最長1年間滞在可能。

ビザ申請には300万円以上の資金証明を含む厳格な必要書類が不可欠であり、不備は不許可の要因となります。年間約1万名の枠があり比較的取得しやすいものの、万全な準備で実り豊かな韓国滞在を実現しましょう。

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