ロサンゼルス旅行にかかる費用を旅行日数別に詳しく解説!ツアーやお得なシーズンも紹介

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2025.06.03

ロサンゼルスは、ハリウッドやビバリーヒルズ、サンタモニカなど魅力的な観光スポットが沢山ある西海岸屈指の人気都市です映画や音楽、ビーチカルチャー、アミューズメントパークなどあらゆる世代が楽しめる憧れの旅先です。

そんなロサンゼルス旅行にかかる費用は、滞在日数や旅のスタイルによって大きく変わります。旅行の日数ごとの予算の目安をはじめ、学生旅行にも人気のエリア、旅費を抑えるお得な時期や方法など、旅行前に知っておきたいポイントをまとめました。

ロサンゼルス旅行の平均費用

出典:写真AC

ロサンゼルス旅行の費用は、飛行機のチケットの取得時期、ホテルのグレード、旅行のタイプ(個人またはツアーなど)によって異なります。平均的な予算の目安として、宿泊数ごとにかかる費用をまとめました。

ロサンゼルス旅行にかかる費用のハイシーズンとローシーズンの違いに着目して3泊・5泊・7泊のモデルケースごとに詳しくご案内しますハイシーズンとローシーズンの違いは以下のようになります。

  • ハイシーズン:夏休み(7〜8月)、年末年始(12月中旬〜1月初旬)、ゴールデンウィーク(4月下旬〜5月上旬)
  • ローシーズン:1月中旬〜3月、5月中旬〜6月中旬、9〜11月中旬(祝日除く)

3泊の場合

限られた3泊4日の日程でも、ロサンゼルスの魅力をしっかり楽しむ旅は十分に可能です。初日は長時間のフライトでの時差ぼけを考慮し、空港近くやサンタモニカなどの近場でのんびりと過ごすのがおすすめです

2〜3日目はハリウッド観光やユニバーサル・スタジオ・ハリウッドなどを満喫。最終日はダウンタウンでショッピングやカフェを楽しんだあと、深夜便で帰国するという流れが一般的です。

短い日数でも、移動や観光の効率を意識すれば、ロサンゼルスの代表的なスポットをしっかりと網羅できる、満足度の高いスケジュールが組めます。以下に3泊の旅行にかかる平均費用を示します。

ハイシーズン ローシーズン
航空券 約16~20万円 約12~15万円
ホテル代 約9~12万円 約6~8万円
食事代 約2~3万円 約2~3万円
合計金額 約27~35万円 約20~26万円

5泊の場合

5泊すれば、やや余裕のある日程となります。観光名所をしっかり巡りつつ、カフェやビーチでのんびりもできますよ。ハリウッド、サンタモニカ、メルローズアベニューなどの王道スポットはもちろん、ロサンゼルス・ドジャースの試合観戦や、ベニスビーチでのアート巡りなども加えられます。

ディズニーランドやユニバーサルスタジオへ日帰りで訪れるのにも適した日程です以下に3泊の旅行にかかる平均費用を示します。

ハイシーズン ローシーズン
航空券 約16〜20万円 約12〜15万円
ホテル代 約14〜18万円 約10〜13万円
食事代 約3〜4万円 約3〜4万円
合計金額 約33〜42万円 約25〜32万円

1週間の場合

1週間あれば、主要観光地巡りに加えて郊外や近隣都市にも足を伸ばせます。

市内観光はもちろん、マリブやロングビーチ、日帰りでサンディエゴやパームスプリングスまで足を運ぶ旅も可能となります。ビーチでのんびり過ごす日や、ローカルのマーケット、話題のレストラン巡りなど、余裕のある滞在ができます。

ハイシーズン ローシーズン
航空券 約16〜20万円 約12〜15万円
ホテル代 約19〜24万円 約14〜18万円
食事代 約4〜5万円 約4〜5万円
合計金額 約39〜49万円 約30〜38万円

ロサンゼルス旅行で必要になる費用内訳

ロサンゼルス旅行では、航空券、宿泊費、食事、交通費、観光代、保険料などが主な費用です。滞在日数や時期により総額は大きく変動します。

航空券

ロサンゼルス旅行の航空券は、直行便が一番便利ですが、費用が多少高くつきます

LCCや乗継便を利用すれば安くなることもありますが、ハイシーズン(夏休みや年末年始)には、それでも高くなる場合があります。旅行時期や航空会社によって価格が大きく変動するため、詳しく解説します。

ハイシーズン

春休み、GW、夏休み、年末年始の比較的高い価格帯が設定されています。直行便は、ANA、JAL、デルタ航空などが東京・大阪からロサンゼルスへ運航しています。需要が集中するため料金が高騰するので早めの予約がカギです

乗り継ぎ便は、経由便もハイシーズンは需要が増えるためある程度上昇することもありますが、直行便よりは割安なケースが多く、空席が見つかりやすい傾向にあります。

以下にフルサービスキャリア(JAL、ANA、デルタ航空、ユナイテッド航空など)とLCC(ZIPAIR、エアアジアXなど)に分けてハイシーズンの座席クラス別の平均運賃を示します。

【フルサービスキャリアの平均運賃】

座席クラス 直行便平均価格 乗換瓶平均価格
エコノミー 20万〜30万円 16万〜24万円
プレミアムエコノミー 30万〜40万円 25万〜35万円
ビジネス 50万〜80万円 40万〜70万円

※フルサービスキャリアでは、快適性・食事・荷物サービス・座席指定が含まれています。

【LCCの平均運賃】

座席クラス 直行便平均価格 乗換瓶平均価格
エコノミー 12万〜18万円 10万〜16万円
フルフラット(LCC上位席) 25万〜35万円 20万〜30万円

※LCCは座席指定・荷物・機内食などがオプション課金になるため、総額は追加費用で上下します。

ローシーズン

1月中旬〜2月、5月、11月などの混雑を避けた時期のことで、航空運賃も比較的リーズナブルに設定されています直行便は、ANA、JAL、デルタ航空などが東京・大阪からロサンゼルスへ運航しており、空席も比較的多く、快適なフライトが期待できます。

乗り継ぎ便は、中国東方航空、キャセイパシフィック、エバー航空などを利用する経由便を利用すれば価格が抑えられやすくなりますが、移動時間は長くなります。コスト重視の方におすすめです。

以下にフルサービスキャリア(JAL、ANA、デルタ航空、ユナイテッド航空など)とLCC(ZIPAIR、エアアジアXなど)に分けてハイシーズンの座席クラス別の平均運賃を示します。

【フルサービスキャリアの平均運賃】

座席クラス 直行便平均価格 乗換瓶平均価格
エコノミー 13万〜20万円 10万〜17万円
プレミアムエコノミー 20万〜30万円 17万〜25万円
ビジネス 35万〜60万円 30万〜50万円

※フルサービスキャリアでは、快適性・食事・荷物サービス・座席指定が含まれています。

【LCCの平均運賃】

座席クラス 直行便平均価格 乗換瓶平均価格
エコノミー 8万〜13万円 6万〜11万円
フルフラット(LCC上位席) 18万〜28万円 15万〜25万円

※LCCは座席指定・荷物・機内食などがオプション課金になるため、総額は追加費用で上下します。

現地での交通費

ロサンゼルス旅行の現地での交通費は、移動手段によって大きく異なります。地下鉄やバスなどは比較的リーズナブルに移動することができます

一方、車社会のロサンゼルスではレンタカーも一般的ですが、駐車料金や渋滞も考慮が必要です。UberやLyftなどのライドシェアサービスも人気で、短距離移動であれば比較的安価で利用が可能です。

移動手段 費用
地下鉄やバスの1回の乗車運賃 約1.75ドル(約255円)
地下鉄やバスの1日乗車券(Day Pass) 約7ドル(約1,022円)
地下鉄やバスのプリペイドカード(TAPカード) 特徴を表下部に示します。
レンタカー1日 約40〜80ドル(約5,842~11,684円)
ライドシェアサービス(短距離移動) 約10〜20ドル(約1,460~2,920円)

ロサンゼルスの公共交通機関で利用される「TAPカード」は、地下鉄やバスの乗車時に便利なプリペイド式ICカードです。以下にお得な特徴を示します。

  • 初回発行時にはカード代として2ドルが必要で、券売機や一部の販売所で購入可能
  • 乗車料金は1回あたり1.75ドルで、TAPカードを使用すると、最初の乗車から2時間以内の乗り換えが無料
  • 1日の合計運賃が5ドル、7日間で18ドルを超えると、それ以降の期間内は追加料金なしで乗車可能

ロサンゼルス旅行で複数回の乗車を予定している場合、TAPカードは経済的でとても効率的ですよ。

食事代

アメリカは日本よりも外食にかかる費用が高く、ロサンゼルスはその中でも特に高い地域です。ロサンゼルス旅行の1日あたりの食費は日本よりもかなり高くなると思って間違いないです。

食事をどこでするのかによって、旅行中にかかる費用は異なります。ホテル内のレストランやバーで食事をする予定の方は、少し多めに予算を準備しておきましょう。

特徴 ランチ ディナー
屋台 タコスやホットドッグなどのストリートフード
カジュアルなレストランやファストフード店
$5~$15
(728~2,190円)
$10~$20
(1,456~2,913円)
中価格帯のレストラン カフェや中規模のレストラン
ディナーでは前菜、メイン、ドリンクを提供
$15~$25
(2,190~3,642円)
$30~$50
(4,370~7,284円)
高級レストラン ランチは、コース料理や特別なメニュー
ディナーにミシュラン星付きのレストランや有名シェフの店利用
$50~$100
(7,284~14,568円)
$100~$250以上
(14,568~36,421円)

会計時には上記の金額に加えて、フードコートやファストフード店以外のレストランでは、チップを渡す必要があります。ランチは合計の15%前後、ディナーは20%前後が一般的です。

ホテル代

ホテル代は、1泊(​​1室2人分)で約2万円からが相場です。宿泊するエリアによってもホテル料金は異なり、人気のハリウッドやサンタモニカ、ビバリーヒルズエリアは、比較的高額な傾向となります

ダウンタウンエリアは、低価格のホテルが多いですが、治安があまり良くないとされる通りのそばにある場合が多いです。女性だけでの旅行の場合、ダウンタウンエリアに宿泊するのは避けると安心です。以下にホテルのグレード別の平均宿泊料金を示します。

平均料金(2人分/泊)
シティホテル 2万円~3万円
スタンダードホテル 3万円~5万円
高級ホテル 10万円~

ツアー代

現地でオプショナルツアーに参加する場合、1スポットあたり約3,000円からが相場となります

以下に主なオプショナルツアーの代金を示します。

観光スポット 費用
ロサンゼルスカウンティ美術館 28ドル(約4,473円)
グリフィス天文台のプラネタリウム鑑賞料 10ドル(約1,590円)
ユニバーサルスタジオハリウッドのチケット代 119ドル(約19,010円)~
ディズニーランド・パークのチケット代 134ドル(約21,406円)~

通信費

ロサンゼルス旅行中に使えるSIMカードとeSIMの平均的な料金比較を示します。日本からの旅行者向けに、短期滞在(7〜10日)に適したプランを中心にまとめました。

【ロサンゼルス旅行向けSIM・eSIM料金比較表(7〜10日)】

種類 データ容量 通話対応 料金の目安 備考
SIMカード 3GB〜5GB なし、あり $15〜$30 空港・Amazon・現地で購入可
SIMカード 10GB〜無制限 通話あり $30〜$60 AT&TやT-Mobile対応が主流
eSIM 3GB〜5GB なし $10〜$25 アプリで即時発行・日本出発前に設定可能
eSIM 10GB〜無制限 なし、あり $20〜$50 通話付きはやや割高

SIMカードとeSIMの違いは通信手段です。各々の特徴や費用を解説します。

【SIMカード(物理タイプ)】

ロサンゼルス国際空港(LAX)や現地の家電量販店、コンビニで購入できます。もしくは、日本出発前にAmazonなどで購入することもできます。

価格は、3GB程度のデータ通信専用SIMは約$15ほど、10GB以上で通話付きの場合は$30〜$60が目安です。 通信会社はAT&TやT-Mobileが主流で、安定した通信が可能です。

【eSIM(デジタルSIM)】

対応スマートフォンであれば、渡航前にアプリ(Airalo、Ubigi、Holaflyなど)から即購入・設定が可能です。価格は、 3GB前後で$10〜$25、10GB以上では$20〜$50程度です。通話機能付きは少数で、割高になります

SIMの差し替え不要で便利なため、近年はeSIMの利用が増えています。

チップ代

ロサンゼルスでは、チップ習慣が一般的です。ホテルでの荷物の運搬、タクシーやレストランの手配、部屋の掃除などのサービスに対しては、都度チップを支払うのが普通だと覚えておきましょう

レストランやタクシー、エステの支払い時、バレーパーキングサービス(車の鍵を預けて駐車してもらうサービス)などでもチップが必要と考えておくとよいでしょう。

レストラン 料金の15〜20%
カフェ・ファストフード
(タブレットにチップの選択肢が出ることが多いですが、強制ではありません)
料金の0〜10%
ホテル
(ベルマンやルームサービス)
1〜2ドル程度(荷物1つにつき1ドル)
タクシー 料金の10〜15%
ツアーガイド・ドライバーガイド 半日ツアー:1人あたり5〜10ドル
終日ツアー:1人あたり10〜20ドル

海外旅行保険

ロサンゼルス旅行に出かける際に海外旅行保険に加入する場合、その相場は旅行期間や補償内容によって異なります。アメリカでは1日入院で数十万円かかることもあるため、治療費用が十分に補償されるプランを選ぶのがポイントです

ロサンゼルス旅行に行く際に入っておいた方が良い海外旅行保険の補償内容は以下の内容です。

【推奨する保険の主な補償内容】

治療・救援費用(アメリカは医療費が高額なので重要) 1,000万~無制限
携行品損害 10万円~30万円
賠償責任 1,000万円~1億円
旅行キャンセル費用 (オプション)

【保険の相場(個人でのエコノミープランの場合)】

  • 3泊4日 約1,500円~3,000円
  • 5泊6日 約2,000円~4,000円
  • 1週間  約2,500円~5,000円

加入の仕方には以下の3つの方法があります。

  • クレジットカード付帯保険(内容と期間に注意)
  • 保険会社のウェブ申込み(損保ジャパン、東京海上日動、エイチ・エス損保など)
  • 空港カウンターや旅行代理店

また、日本の健康保険を利用して帰国後に治療費が返金される方法(海外療養費制度)もあるので覚えておきましょう!

対象 国民健康保険・健康保険組合に加入している人
条件 現地の医療機関で治療を受け、領収書や診療明細書などを保管しておくこと
返金される額 日本国内で同等の治療を受けた場合の費用を基準に計算(※実際に支払った金額より少ないことがほとんど)

【手続きの流れ(帰国後)】

  1. 診療内容明細書・領収明細書の提出
  2. 保険者(市区町村や勤務先の健保組合)に申請
  3. 審査後、払い戻し金額が決定・振り込み

※緊急性のない治療や美容目的の医療は対象外

返金はされる可能性はありますが、「全額返金」ではなく「一部補填」であり、書類の準備や手間がかかるため、補助的手段と考えましょう。アメリカの治療費は非常に高額なので、海外旅行保険との併用がおすすめです

ビザ申請費用

ロサンゼルスへ観光や短期商用で渡航する場合は、ビザ(査証)は不要ですが「ESTA(エスタ)」の申請が必須です。90日を超える長期滞在や留学、就労目的の場合はビザが必要となります。

ESTAは渡航の72時間前までに申請が必要ですが、トラブル防止のため1週間以上前の申請がおすすめです以下、ESTAの申請にかかる費用をお伝えします。

申請料金 21ドル(USD)
※日本円換算でおよそ 約3,200円前後
有効期間 申請日から2年間(複数回渡航可能)
滞在可能日数 最大90日間までの観光・短期商用目的での滞在が可能
申請サイト https://esta.cbp.dhs.gov/


※代行サイト経由の場合、5,000〜10,000円以上の手数料がかかることがあります。

ロサンゼルスの基本情報

ロサンゼルス旅行をする際に、基本情報として抑えておきたい、日本との物価の違い、移動にかかるフライト時間や時差、そしてベストシーズンなどについて解説します

ロサンゼルスは日本よりも物価が高め!

ロサンゼルスを含むアメリカの通貨は、アメリカドル(USD)です。紙幣は1、5、10、20、50、100ドル、硬貨は1(ペニー)、5、10、25セントと1ドルが使われます。自動販売機やバスなどでもよく使われる25セント硬貨(クォーター)は、用意しておくと便利です

ロサンゼルスは全米でも物価が高い都市の一つです。以下は一例です。(10,000円=69.77ドル換算)

価格
ドル表記 円表記
ミネラルウォーター(500ml) 1.74ドル~ 250円~
ランチ代(ファストフード) 13.95ドル~ 2,000円~
ディナー代(観光客向けレストラン) 69.77ドル~ 10,000円~
市電やバス代金 2.79ドル~ 400円~
タクシー代(初乗り) 2.85ドル 408円
映画入場料 14ドル~ 2,006円~

この価格のほかに前述したチップが上乗せされることも覚えておきましょう!

ロサンゼルスへのフライト時間は約12時間〜!

ロサンゼルスへのフライトは約12時間ほどかかりますが、直行便と乗り継ぎ便とではかかる時間が異なります

【直行便(東京〜ロサンゼルス)】

成田空港や羽田空港からは、ANA、JAL、アメリカン航空、ユナイテッド航空などが直行便を運航しています。飛行時間はおおよそ9時間30分〜12時間。機材や天候により多少前後しますが、最短でアクセスでき、乗り継ぎのストレスも少ないのが魅力です。

【乗り継ぎ便(ソウル・台北・シンガポールなど経由)】

航空券を安く抑えたい場合や、地方空港から出発する場合は、アジアや北米の都市を経由する乗り継ぎ便が選ばれることもあります。所要時間は15〜20時間以上となることが多く、空港での待機時間によっては1日以上かかることも。費用は直行便より安い傾向がありますが、時間の余裕が必要です。

【ロサンゼルス行き フライト情報まとめ(東京発)】

便の種類 所要時間の目安 主な経由地 メリット デメリット
直行便 約9.5〜12時間 なし 時間が短く快適 航空券がやや高め
乗り継ぎ 約15〜20時間以上 ソウル・台北・シンガポール等 航空券が比較的安い 長時間の移動・乗り継ぎの手間あり

ロサンゼルスの治安はエリアによって異なる!

ロサンゼルスは、広大なため治安はエリアによって大きく異なります。観光地として有名な場所の多くは比較的安全ですが、注意が必要な地域もあります。各地域の治安を解説します。

治安が比較的いいエリア

以下の地域が比較的治安のよい地域です。

  • サンタモニカ(Santa Monica):観光地としても有名で治安も良好。海沿いのリゾート地。
  • ビバリーヒルズ(Beverly Hills):高級住宅街で安全性が高い。
  • ウエストウッド(Westwood)/ブレントウッド(Brentwood):UCLAの近辺で、落ち着いたエリア。
  • パサデナ(Pasadena):住宅街として人気で、観光客にも好まれる。

治安が良い地域といっても安全に旅行するためには以下の点に注意しましょう!

  • 夜間の一人歩きは避ける
  • 観光客とわかる行動(地図を広げる・高価な持ち物)は控える
  • 地元の情報を常にチェックし、Uberなどで安全な移動を心掛ける

治安が悪いエリア

  • スキッド・ロウ(Skid Row):ホームレスの多いエリア
  • サウスロサンゼルス(South Central LA):過去に犯罪率が高く、現在も一部エリアで注意が必要。
  • イングルウッド(Inglewood):スタジアム建設などで開発が進んでいるが、一部治安の懸念あり。
  • コンプトン(Compton)/ワッツ(Watts):歴史的にギャングが多かった地域。

特に上記のエリアでは以下の点に十分に注意しましょう!

  • 特に夜間は避けるべき
  • 過去に犯罪が多くあったエリアなど、現在でも十分な注意が必要
  • 開発が進んでいても、気を許さない
  • 歴史的にギャングが多かった地域は昼間でも注意が必要

ロサンゼルスと日本の時差は約16時間!

ロサンゼルスと日本の時差は、通常17時間、サマータイム期間中は16時間です

サマータイムの実施期間は、3月第2日曜日〜11月第1日曜日です。

日本との差 備考
通常時間
Pacific Standard Time, PST
17時間遅れ 日本が午後12時のとき、ロサンゼルスは前日の午後7時
サマータイム
Daylight Saving Time, PDT
16時間遅れ この期間は時計が1時間進み、日照時間が有効活用されます

※航空券の予約や現地の予定を立てるときは、時差とサマータイムの有無を必ず確認しましょう。

ロサンゼルスのベストシーズンは春と秋!

ロサンゼルスのベストシーズンは、春(3月〜5月)と秋(9月〜11月)です

この時期は、気候が穏やかで湿度も低く、観光やアクティビティに最適です。春は花が咲き誇り、日中は20〜25℃前後の過ごしやすい気温です。秋も同様に快適な気候が続くシーズンで、穏やかな気候で落ち着いて旅行を楽しめます。

一方夏休みやお盆休みを含む夏(6月〜8月)は観光のハイシーズンです。しかし、日差しが強く気温は30℃前後になることもあり、ビーチやイベントはにぎわいますが、ホテルや航空券は高騰する傾向にあります。

冬(12月〜2月)は比較的混雑もなく静かで費用も抑えられる時期ですが、雨が降る日も増えるため、屋外の観光にはあまり向きません。気候と予算、混雑具合のバランスを取るなら、春か秋がもっともおすすめです。

ロサンゼルス旅行の費用を安くするコツ!

日本から遠く離れた人気観光地のロサンゼルスは旅行するとなるとかなりの費用がかかります。家族全員で旅行ともなるとかなりの金額になります。

そこで4つのポイントを押さえて費用を安く抑えるコツをお伝えします

旅行の時期を見極める

ロサンゼルス旅行の費用は、時期によって大きく異なります。

  • オフシーズン:1月〜3月、9月〜11月は、特に航空券やホテル料金が下がる傾向があります。観光地も混雑が少なく、ゆったり過ごすことができます。
  • ハイシーズン:6月〜8月、12月〜1月は夏休みや年末年始のシーズンとなり、航空券やホテルの料金が高騰します。この時期に訪れる場合は早めの予約が鍵となります。

費用を抑えたい方は、オフシーズンに計画するのがおすすめです

ツアーに参加する

ロサンゼルス旅行をツアー旅行にすると、航空券やホテル、交通手段などを旅行会社が一括で手配するので団体割引が適用されます。旅行会社は大量に座席や部屋を確保することで、個人手配よりも安い価格でサービスを提供できる場合が多く、その分、参加者の負担が軽くなります

また、パッケージツアーを選べば、個人で飛行機やホテルの予約をする手間がなくなり、移動や観光の効率も良くなるので、時間と手間の節約になることも大きな利点です。

食事代を節約する

高級レストランのみを利用するのではなく、ランチや朝食をフードトラックや地元のスーパーマーケットなどと利用すれば、費用を安く抑えることができます

インアンドアウトバーガーレオズ・タコス・トラック(Leo’s Tacos Truck)は比較的リーズナブルで地元の人にも人気です。

レンタカーを利用する

ロサンゼルスは観光地が広範囲に点在しているため、レンタカーを使えば短時間で効率よく巡ることができます。サンタモニカやハリウッド、ロデオドライブなど、公共交通機関ではアクセスしづらい場所も車なら楽に移動できます。

また、レンタカーを利用することでタクシー代やライドシェア費用、オプショナルツアー費用などを抑えることができます

日本の免許証で借りられる「さくらレンタカー」など、日本語対応の会社もあり、さらに免許証翻訳フォームを利用すれば、国際運転免許を取得しなくても手軽に利用できるレンタカー会社が存在しているので安心して利用できます。

学生にもおすすめ!ロサンゼルスのおすすめ観光スポット

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドは、映画の都ハリウッドにふさわしい、撮影スタジオが併設されたテーマパーク(日本には撮影スタジオはありません)です。中でも人気の「スタジオツアー」では、映画やドラマの撮影現場を間近に見ることができ、3Dや特殊効果による大迫力の演出も体感できます。

「ミニオン・メイヘム」や絶叫ライド「リベンジ・オブ・ザ・マミー」など、バラエティ豊かなアトラクションも勢揃いで、大人から子どもまで楽しむことができます。園外にはレストランが並ぶ「ユニバーサル・シティウォーク」もあり、食事や買い物も充実しています。

園内では無料Wi-Fiが利用でき、公式アプリを使えば、マップや待ち時間情報の確認ができて便利です。効率よくまわって、映画の世界を満喫しましょう。

住所 100 Universal City Plaza, Universal City
アクセス 車でのアクセス
ロサンゼルス市内からは、101ハリウッド・フリーウェイを利用してアクセスできます。
※駐車場はとても広いため、駐車位置をメモや写真を撮って忘れないようにしましょう。
公共交通機関でのアクセス
メトロBラインを利用してユニバーサルシティ駅で降車。駅からユニバーサル・スタジオ・ハリウッド入口までは、無料シャトルバスが運行
料金 1DAYパスポート  $105~$116
2DAYパスポート  $129~$159
ユニバーサル・エクスプレス $179~$259
VIPエクスペリエンス $329
営業時間 10:00-18:00(土日8:00-18:00) ※日によって異なる
公式サイト https://www.universalstudioshollywood.com/web/en/us

カリフォルニアディズニーリゾート

アナハイムにある“ディズニーランド・リゾート”は、1955年に開園した世界初のディズニーランドとして知られ、世界中のディズニーファンを魅了しています

リゾート内には、クラシックな夢の世界が広がる「ディズニーランド・パーク」と、ピクサーやマーベルの世界観を体験できる「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」の2つのテーマパークがあります。

それぞれに個性的なアトラクションやショーがそろい、大人から子どもまで一日中楽しめるカリフォルニアを代表するスポットです。

ディズニーランドパーク ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーパーク
住所 1313 Disneyland Dr, Anaheim, CA 92802 1313 Disneyland Drive, Anaheim, CA 92803-3232
アクセス 【車】
ロサンゼルスから”I-5フリーウェイ”を南下するとディズニーランド・ウェイの標識が確認できます。出口を進むとおよそ3分でディズニーランドに到着
【公共交通機関】
長距離列車のアムトラック(Amtrak)やメトロリンクバス(Metrolink)を利用し、フラトン(Fullerton)駅を目指します。到着後は徒歩でハーバーとサンタフェ(Harbor/Santa Fe)の交差点まで行き、バス停から43番のバスへ乗車しディズニーリゾートまでアクセスできます。
【空港から】
ロサンゼルス国際空港(LAX)や、ジョン・ウェイン空港(SNA)からは直行のシャトルバスを利用してディズニーランド・リゾートへ簡単にアクセス
料金 1パークチケット/大人(10歳以上)$104~$179、子供(3~9歳)$98ドル~$169
パークホッパーチケット/大人(10歳以上)$169~、子供(3~9歳)$163~
1パークチケット/大人(10歳以上)$104~$179、子供(3~9歳)$98ドル~$169
パークホッパーチケット/大人(10歳以上)$169~、子供(3~9歳)$163~
営業時間 火、木曜:午前8時~午後8時
月、水曜:午前8時~午後10時
日曜 :午前8時~午後11時
金、土曜:午前8時~深夜12時
月~木曜:午前8時~午後10時
金~日曜:午前8時~午後10時
公式サイト https://disneyparks.disney.go.com/jp/disneyland/destinations/disneyland/ https://disneyland.disney.go.com/destinations/disney-california-adventure/

サンタモニカ・ピア

1909年に開業したサンタモニカピアは、歴史ある桟橋で、ロサンゼルスの人気観光スポットのひとつです。海に突き出たこの桟橋には、観覧車がシンボルの遊園地「パシフィックパーク」やサンタモニカ湾の海洋生物を学べる水族館、個性豊かなショップやレストランが立ち並んでいます。

釣りを楽しんだり、ストリートパフォーマーのパフォーマンスも見どころのひとつです。夏季には映画上映や音楽イベントも行われ、家族連れやカップルにも大人気の1日中楽しめるスポットです。

住所 200 Santa Monica Pier, Suite A, Santa Monica, CA 90401, United States of America
アクセス メトロE線 ダウンタウン サンタモニカ Downtown Santa Monica駅から徒歩約10分、8番バス・9番バス・134番バス・Topanga Canyon Beachバス Ocean/Colorado停留所から徒歩約4分
料金 桟橋散策、パシフィックパークの入場は無料
乗り物のチケット料金は、1回$5.00~$10.00
乗り放題パス$20.00~$40.00
営業時間 6:00-22:00
公式サイト https://www.santamonicapier.org/

サードストリート プロムナード

サードストリートプロムナードは、サンタモニカの中心部にある全長約600mの歩行者専用通りで、ショップやカフェ、レストランが集まる人気の観光スポットです。

ショッピングや食事はもちろん、ストリートパフォーマンスも楽しめ、週末には多くの観光客で賑わいます。周辺にはサンタモニカ・プレイスやオーシャン・アベニューなどもあり、観光の拠点としても最適です。青空の下、散策しながらロサンゼルスらしい時間を満喫することができます。

住所 1351 3rd Street Promenade, Santa Monica, CA 90401, USA
上記中心地を含んで3ブロックにまたがります。
アクセス 電車:ロサンゼルスのダウンタウンからメトロEライン(旧エクスポライン)を利用し、終点のサンタモニカ駅で下車。
:サンタモニカフリーウェイ(I-10)を利用し、ダウンタウン・サンタモニカ出口で降りてすぐ。
バス:ロサンゼルス各地から「Big Blue Bus」などの路線バスが運行しています。
料金 プロムナード入場は無料
営業時間 プロムナード自体は24時間開放。店舗やレストランの営業時間は各店舗によって異なります。一般的に、午前10時から午後9時頃まで営業している店舗が多いです。
公式サイト https://www.downtownsm.com/
https://www.santamonica.com/experience-santa-monica/neighborhoods/downtown-santa-monica-3rd-street-promenade/

ロサンゼルス旅行の費用に関するよくある質問

ロサンゼルスにチップは必要?

アメリカではチップの習慣は一般的でロサンゼルス旅行でもチップは基本的に必要ですレストランでは合計金額の15〜20%、タクシーやホテルのポーターにも1〜2ドル程度のチップを渡すのが一般的です。

チップはマナーの一部と考えられているので、現地で気持ちよく過ごすためにも適切な金額を渡すのをおすすめします。クレジットカード払いでも、伝票にチップ額を記入して支払いましょう。

ロサンゼルスに何日いれば満足できる?

ロサンゼルス旅行で満足感を得るには、最低でも3泊4日の滞在をおすすめします。かなり忙しい日程となりますが、ハリウッドやサンタモニカ、ビバリーヒルズといった有名観光地に加え、グリフィス天文台やゲティ・センターなども巡ることができます。

移動距離が長く渋滞も多い立地のため、余裕のあるスケジュールを考えるのならば5泊〜1週間が理想的です。ユニバーサル・スタジオやディズニーランド、ドジャース観戦なども可能となりますよ。

お金はどのくらい両替すべき?

ロサンゼルス旅行3泊4日ならば、現地での現金両替額の目安は、150〜300ドル程度が一般的です現金が必要とされる場面と必要な額は以下です。

現金が必要になりやすい場面 おおまかな必要額
タクシー・チップ(ホテル・レストラン・ポーターなど) $5〜$10
ローカルの屋台やカフェ $30〜$50
コインランドリーや自販機、雑費や交通費 $10〜$20

1日に$50〜$80、3泊4日の旅程ならば、 $150〜$300 両替しておけば、ほとんどのシーンで安心です。多くの店ではクレジットカードやデビットカードが使えるため、現金は補助的に持つ程度で十分です。

ロサンゼルスでの主な決算方法は?

ロサンゼルスでは、クレジットカード決済が主流です。現金よりもカードが使える場面が圧倒的に多く、日常の買い物からレストラン、タクシー、観光地まで、ほとんどの場所で利用が可能です。

以下に決済方法の種類と特徴などを示します。

種類 利点や特徴
クレジットカード ・最も一般的で安全な支払い方法
・Visa、Mastercard、American Expressが広く対応
・タッチ決済(Contactless)にも対応している店が多い
デビットカード・プリペイドカード ・クレカが使えない人にも便利
・銀行口座から即時引き落とし
・海外対応のものを持参する必要あり
モバイル決済(Apple Pay・Google Payなど) 普及しつつあり、大手チェーンや観光地では対応店舗多数
現金 ・チップ、小規模店、屋台などでは現金が好まれる場合も
・一部のローカルバスやコインランドリーでは現金しか使えないことも

クレジットカード+少額の現金という組み合わせが、ロサンゼルス旅行では最も実用的です。

「ロサンゼルス ドジャーズ」を観戦するにはいくら必要?

ロサンゼルス・ドジャースの試合観戦費用は、試合の種類や座席の位置によって大きく異なります

以下に、2025年シーズンのチケット価格の目安をまとめました。

最安値 平均価格 プレミアム席
レギュラーシーズンチケット価格 約$11〜$15(外野や上層階の座席)

 

約$78.34(全体の平均) $1,500以上(ホームプレート裏やスイート席など)
ポストシーズン(プレーオフ・ワールドシリーズ)のチケット価格 約$1,200〜$1,300(上層階の座席) 約$1,368〜$1,700(全体の平均) $15,000〜$20,000(ホームプレート裏のプレミアム席)

※対戦相手や曜日、座席位置、試合の重要度によって価格は変動する可能性があります。

 チケットは以下のサイトから購入できます

  • 公式サイトで購入:ドジャースの公式サイト(mlb.com/dodgers/tickets)では、シングルゲームチケットやシーズンチケット、グループチケットなどを購入できます。
  • 公式チケットマーケットプレイスで購入:SeatGeekはMLB公式のチケットマーケットプレイスで、価格比較や座席の選択が容易です。

また、試合を観戦するまでもないが、有名な大谷翔平選手の壁画を観てみたいという方は以下の4か所の場所を訪れましょう!

  • ハモサビーチにあるOcean View Liquor店の壁画
    住所:Address:3232 Manhattan Ave, Hermosa Beach, CA 90254
  • LAダウンタウンにあるPro Base店の壁画
    住所:1501 Main St Suite B, Los Angeles, CA 90015
  • バーバンクにあるStarz Liquor店の壁画
    住所:1800 W Olive Ave, Burbank, CA 91506
  • リトル東京にあるMiyako Hotelの壁画
    住所:328 1st St, Los Angeles, CA 90012

まとめ

日本から約16時間離れたロサンゼルスは、初めての海外旅行先としても人気があり、旅行のスタイル次第では低予算でも十分に楽しめる都市です。特に学生や費用を抑えたい方にとっては、旅行日数やホテルのグレード、航空会社を選ぶことで低予算の旅が可能となります

まずは必要な費用の目安を把握し、しっかりとプランを立てることで、予算オーバーを防ぎながら充実した旅を実現しましょう。事前の準備と情報収集が、満足度の高いロサンゼルス旅行への第一歩ですよ。

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