メルボルンのおすすめ観光スポット特集!ショッピングスポットやモデルコースも紹介

PR

2025.06.01

芸術と歴史が調和する街並みに美しい海辺と緑の庭園、そして多彩なグルメと文化体験。メルボルンは、大人から子どもまで楽しめる魅力が詰まった都市です。初めてのメルボルン旅行では「どこに遊びに行ったらいいの?」「費用や滞在日数の目安は?」など疑問に思うことが沢山ありますよね。

メルボルン市内は無料トラムで気軽に移動でき、観光・自然・ショッピングすべてがコンパクトに楽しめるのも大きな魅力。郊外には金採掘体験ができるテーマパークや本格サファリ動物園もあり、滞在中ずっと“やりたいこと”に出会えます。

そんなメルボルンの見どころを、モデルコースや費用感も交えてたっぷりご紹介します。

目次

メルボルン観光の定番!ぜひ訪れたいおすすめスポット6選

歴史と芸術、そして自然が美しく融合する街・メルボルン

観光地として人気のこの都市には、初めての旅行でも必ず訪れたい魅力あふれる定番スポットが多数あります。今回はその中でも厳選した6つの名所をご紹介いたします。

世界遺産と自然が調和する歴史の舞台「王立展示館とカールトン庭園」

出典:世界遺産ガイド

王立展示館は1880年代に建設された壮麗な展示ホールで、現在はユネスコ世界遺産に登録されています。その建築美はビザンティン様式とルネッサンス様式が融合した格式高いものです。

内部ではイベントや特別展も随時開催されているので、訪れる前に観光する時期のイベントを是非チェックしてみてください。そして周囲には広大で美しく整備されたカールトン庭園が広がり、地元の人々の憩いの場としても親しまれています。都会の喧騒を忘れさせてくれるような静かな時間を過ごせるスポットです。

住所 9 Nicholson St, Carlton VIC 3053
アクセス トラム86番・96番「Carlton Gardens」停留所下車すぐ

ゴシック様式が語るメルボルンの精神的象徴「セントパトリック大聖堂」

出典:snaplace

19世紀に建てられたこの大聖堂は、オーストラリア最大級のカトリック教会でありゴシック・リバイバル建築の代表作としても知られています。高くそびえる尖塔や繊細なステンドグラス・手彫りの装飾が施された内部は、どこを見ても息をのむ美しさです

荘厳な雰囲気の中に静けさが漂い、旅の途中で心を整えるのにも最適な場所です。信仰の有無にかかわらず、芸術と建築に触れる貴重なひとときを過ごせます。

住所 1 Cathedral Pl, East Melbourne VIC 3002
アクセス トラム109番「Albert St/Spring St」下車、徒歩約5分

知と美が融合する、静寂の文化空間「ビクトリア州立図書館」

出典:HAPPY TRAVELER

メルボルンの中心地に佇むビクトリア州立図書館は、1856年に開館したオーストラリア最古の公共図書館です。その壮麗な外観と、荘厳でありながら落ち着きのある内部空間は、訪れる人々を静かに迎え入れてくれます。

特に有名なのが「ラ・トローブ・リーディングルーム」と呼ばれる八角形の読書室。大理石の柱と木製のデスク、そして空へと広がるようなドーム天井が印象的で、まるで映画のワンシーンに迷い込んだかのような気分に浸れます。

館内では地元の歴史に関する展示や芸術的な展示物も多く、旅行者でも気軽に文化と触れ合うことができます。無料Wi-Fiやカフェも併設されており、静かに読書を楽しんだり旅の疲れを癒すのにもぴったりです。周囲の喧騒を忘れて過ごせる、まさに知的な“癒しの空間”です。

住所 328 Swanston St, Melbourne VIC 3000
アクセス メトロ「Melbourne Central駅」より徒歩約2分

空の上から街を眺める、非日常の展望体験「メルボルン・スカイデッキ」

出典:Yuccopooh.com

メルボルンで一番高い建物の展望台「メルボルン・スカイデッキ」は、街のスカイラインを360度見渡せる絶景スポットです

地上297メートルの高さからはヤラ川・フィリップ湾、さらには遠くの丘陵まで一望できます。昼間の爽快な景色も美しいですが、夕暮れから夜景へと移り変わる時間帯は特におすすめです。

また、スリルを味わいたい方には、床も壁もガラス張りの展望体験「ザ・エッジ」が人気です。まるで空中に浮かんでいるような感覚に、思わず息をのむことでしょう。高所からの眺望は、日常から少し離れた特別な時間を演出してくれます。

住所 7 Riverside Quay, Southbank VIC 3006
アクセス トラム「Queensbridge St/Flinders St」下車、徒歩約3分

街の鼓動が聞こえる、メルボルンの玄関口「フリンダース ストリート駅」

出典:HAPPY TRAVELER

フリンダース ストリート駅は、1909年の開業以来メルボルン市民にとって欠かせない交通の中心地であり、文化的な象徴でもあります。クラシカルなアーチ型の屋根と、大きな時計が印象的なこの駅舎は、初めて訪れる人にとっても記憶に残る美しさを持っています。

駅構内や周辺にはカフェやお土産ショップも多く、散策にもうってつけです。特に、周囲の路地に描かれたストリートアートや、歴史あるパッサージュ(小道)を歩けば、メルボルンらしさを肌で感じることができるでしょう。

人々の生活に溶け込みながらも、観光にもぴったりのスポットです。

住所 Flinders St, Melbourne VIC 3000
アクセス 市内各線のトラム・メトロからのアクセス良好

芸術が日常にある街で、心と感性を豊かにする空間「ビクトリア国立美術館」

出典:HAPPY TRAVELER

ビクトリア国立美術館は南半球最大級の規模を誇る美術館で、地元メルボルンの誇りでもあります。クラシック美術から現代アートまで、幅広いジャンルのコレクションが展示されており、誰もが気軽にアートに触れることができる開かれた空間です

印象的なガラスの滝をくぐって館内に入ると、静かで落ち着いた雰囲気が広がり、美術に詳しくなくても直感的に楽しめる展示が揃っています。

無料で楽しめる常設展や、話題の特別展も多く開催され、訪れるたびに新しい発見があります。芸術に浸る贅沢な時間を過ごしたい方にぜひ訪れていただきたい場所です。

住所 180 St Kilda Rd, Melbourne VIC 3006
アクセス トラム「Arts Precinct/St Kilda Rd」下車すぐ

癒しを感じる休日に!メルボルンの自然を楽しむスポット7選

都会の中心で味わう、緑と静けさのオアシス「フィッツロイ庭園」

出典:阪急交通社

メルボルン中心部に位置するフィッツロイ庭園は、まるで絵本の中に迷い込んだような美しい英国式庭園です。整然とした並木道や噴水、季節の花々に彩られた景観は、訪れる人々に静かな癒しを与えてくれます。

特に見どころは、イギリスの航海者ジェームズ・クックの生家を移築した「キャプテン・クックの小屋」です。

自然だけでなく、オーストラリアの歴史にも触れられる貴重な場所となっています。ランチ後の散策や読書など、のんびりとしたひとときを過ごしたい方におすすめのスポットです。

住所 Wellington Parade, East Melbourne VIC 3002
アクセス トラム48・75番「Wellington Parade」下車、徒歩約2分

海風を感じながら、地元の休日を味わう浜辺「セントキルダビーチ」

出典:Tripadvisor

市街地からアクセスしやすいセントキルダビーチは、地元の人々の憩いの場として親しまれている美しい海岸です。広々とした砂浜と穏やかな海は、散歩やランニング、サンセット観賞にぴったり。特に夕暮れ時の景色は、旅の記憶に残る美しさです。

波打ち際には桟橋(セントキルダピア)が延びており、先端付近では運がよければ野生のリトルペンギンにも出会えます。周辺にはカフェやベーカリーも充実しており、のんびりとした時間を過ごすには理想的なロケーションです。

住所 St Kilda, Melbourne VIC 3182
アクセス トラム16・96番「St Kilda Beach」下車すぐ

地球のダイナミズムを感じる壮大な海岸線「グレートオーシャンロード」

出典:aQuAs Traveller

グレートオーシャンロードはメルボルンから南西へ伸びる約240kmのドライブルートで、オーストラリア屈指の絶景ロードとして知られています。紺碧の海と切り立った断崖、そして海風が作り出す壮大な景観は、訪れる人の心をつかんで離しません。

特に有名なのが「12人の使徒(トゥエルブ・アポストルズ)」と呼ばれる海岸の奇岩群です。夕陽を浴びた姿は神秘的で、日本ではなかなか味わうことの出来ない自然の偉大さを実感できます。

ドライブはもちろん現地発の1日ツアーでも楽しめるので、初めての方でも安心して訪れることができます。

住所 Great Ocean Rd, Victoria(起点:Torquay付近)
アクセス メルボルンから車で約1時間半〜2時間、または日帰り観光ツアー利用

野生のペンギンに出会える、感動の公園「フィリップ島自然公園」

出典:Visit Melbourne

フィリップ島は、野生動物と触れ合えるオーストラリア屈指の自然スポットで、特に「ペンギン・パレード」が有名です。日没になると、小さなリトルペンギンたちが海から巣へと戻る姿を見ることができ、その愛らしい光景に思わず笑みがこぼれます。

島内にはコアラ保護センターや海岸線の遊歩道もあり、1日を通して自然と共に過ごすことができます。メルボルンから車やツアーでのアクセスも良く、ファミリーやカップルにもおすすめの癒しの島です。

住所 1019 Ventnor Rd, Summerlands VIC 3922
アクセス メルボルン中心部から車で約2時間、または日帰り観光ツアー利用

温泉とワインに癒される、大人の自然リゾート「モーニントン半島」

出典:るるぶ&more.

モーニントン半島はビーチリゾートと自然体験が融合した魅力的なエリアで、日帰りでも訪れることができます。特に有名なのが「ペニンシュラ・ホットスプリングス」。自然に囲まれた露天風呂で、心と体をゆったり癒すことができます。

また、丘陵地帯にはワイナリーが点在し、美しいブドウ畑を眺めながら地元産ワインのテイスティングを楽しめます。ビーチや散策路も整備されており、ゆったりとした時間の流れを感じられる場所です。

住所 Mornington Peninsula, Victoria
アクセス メルボルンから車で約1時間半、または直通バスとツアーあり

アートが息づく路地裏で、感性に触れるひととき「ホイザー・レーン」

出典:HAPPY TRAVELER

自然とは無縁のように思えるホイザー・レーンですが、ここでは“都市の息吹”というもうひとつの自然を感じることができます。通りいっぱいに描かれたグラフィティアートは、時に社会へのメッセージを、時にユーモアや感動を伝えます。

訪れるたびに変化するアートはまさに“生きている”芸術。観光地としてはもちろん、写真映えスポットとしても人気で、感性を刺激される体験になることでしょう。メルボルンらしさを肌で感じる特別な場所です。

住所 Hosier Ln, Melbourne VIC 3000
アクセス フリンダースストリート駅から徒歩約2分

カラフルな小屋が並ぶ、絵になる海辺の風景「ブライトンビーチ」

出典:aQuAs Traveller

ブライトンビーチはビーチそのものの美しさに加え、何よりも有名なのが“ビーチボックス”と呼ばれる色とりどりの小屋達です。メルボルン観光のポストカードにもよく使われるこの風景は、まさに絶好の撮影スポットです

白い砂浜と穏やかな波、遠くに見える市街地のスカイラインが調和し、散歩やピクニックにもぴったりです。街の喧騒から少し離れ、心地よい風に包まれながらゆったりと過ごせる、癒しの海辺です。

住所 Brighton Beach, Brighton VIC 3186
アクセス 電車「Brighton Beach駅」下車、徒歩約10分

大人も子どもも夢中になる!メルボルンの見どころ6選

メルボルンは豊かな自然に美しい街並み、そして文化と教育が融合した魅力あふれる都市です。家族旅行や子ども連れでも楽しめるスポットが多く、大人も一緒に夢中になれる体験がたくさんあります。

動物園や水族館、自然の庭園や体験型施設など、知的好奇心と癒しを満たしてくれるメルボルンの見どころを6つ厳選してご紹介します

19世紀のゴールドラッシュを体験できる歴史テーマパーク「ソブリンヒル」

出典:フォートラベル

ソブリンヒルはメルボルンから車で約90分のバララットにある、ゴールドラッシュ時代を再現した野外博物館です。19世紀当時の建物や街並み、衣装を身に着けたスタッフたちが出迎えてくれる本格的なテーマパークで、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。

砂金採り体験や鍛冶屋の実演・馬車での移動など、大人も子どもも楽しめるアクティビティが満載です。教育的な要素も豊富なので、遊びながら歴史を学べるのも魅力です。

住所 Bradshaw St, Ballarat VIC 3350
アクセス メルボルン中心部から車で約1時間30分、またはV/Line電車とシャトルバス利用

世界中の動物たちとふれあえる都市型サファリ「メルボルン動物園」

出典:HAPPY TRAVELER

メルボルン動物園の歴史は古く、1862年に開園したオーストラリア最古の動物園です。市内中心部から近い場所にありながら、緑豊かな自然環境に囲まれた園内で約300種類の動物たちに出会えます

アフリカのサバンナを再現したゾーンや、ガラス越しにゴリラと対面できるジャングルエリア、かわいらしいコアラやカンガルーと出会えるオーストラリア動物ゾーンなど、見どころが盛りだくさんです。動物との距離が近く、家族連れはもちろん、大人だけでも楽しめる動物園です。

住所 Elliott Ave, Parkville VIC 3052
アクセス トラム58番「Royal Park」停留所下車すぐ

海の世界をのぞく、都心の癒し空間「SEA LIFE メルボルン水族館」

出典:Aqua Picks

ヤラ川沿いに位置するSEA LIFE メルボルン水族館は、熱帯魚やサメ・ペンギン・クラゲなど、さまざまな海の生き物に出会える人気スポットですトンネル型の大水槽では頭上を巨大なエイやサメが悠々と泳ぎ、まるで海の中に入り込んだかのような迫力満点の体験ができます。

南極エリアでは、氷上を歩くジェンツーペンギンたちの姿も観察でき、お子様にも大人気。雨の日でも楽しめる屋内施設として、旅行中のスケジュール調整にも便利です。

住所 King St & Flinders St, Melbourne VIC 3000
アクセス フリンダースストリート駅から徒歩約5分

オーストラリアの自然と文化を学ぶ知の宝庫「メルボルン博物館」

出典:Visit Melbourne

メルボルン博物館は自然史・人類史・科学など多彩なテーマを扱う、国内最大級の総合博物館です。恐竜の化石やアボリジニ文化、オーストラリアの動植物に関する展示が充実しており、大人も子どもも学びながら楽しめます

特に人気なのが動くティラノサウルスの模型や、本物の昆虫標本を使った体験型展示。館内には子ども向けの探検ゾーンもあり、五感で学べる内容が豊富です。歴史や自然への理解を深める旅の1日として、訪れる価値のある場所です。

住所 11 Nicholson St, Carlton VIC 3053
アクセス トラム86・96番「Carlton Gardens」下車すぐ

まるでアフリカ!自然の中で楽しむ本格サファリ「ウェリビー動物園」

出典:Visit Melbourne

メルボルン郊外に広がるウェリビー・オープンレンジ動物園は、アフリカのサバンナを模した広大な敷地に、ライオンやキリン、サイなどがのびのびと暮らす本格的なサファリ型動物園です。

サファリバスに乗って動物たちのすぐそばを通るツアーは、まさに迫力満点。動物園とは思えないほど開放的な環境に、訪れた人々は驚かされることでしょう。親子での思い出作りにぴったりな場所であり、都会の喧騒を離れて自然と触れ合える癒しの時間が過ごせます。

住所 K Rd, Werribee South VIC 3030
アクセス メルボルン中心部から車で約35分、またはV/Line電車+シャトルバス利用

都会に広がる四季の楽園で、心と身体をリセット「メルボルン王立植物園」

出典:公園文化WEB

メルボルン王立植物園は、約38ヘクタールにわたる広大な敷地に1万2000種以上の植物が集まる美しい庭園です。園内はテーマごとに分かれており、熱帯植物や薬草・オーストラリア固有種など、さまざまな植物の表情を楽しめます。

ボートライドができる小さな湖やピクニックに最適な芝生エリアもあり、都会の真ん中とは思えないほど静かで癒される空間です。朝の散歩や読書タイム、ファミリーの休日にもぴったりな、穏やかな時間を過ごせる自然の宝庫です。

住所 Birdwood Ave, South Yarra VIC 3141
アクセス トラム8番「Domain Rd」下車、徒歩約5分

お買い物好き必見!メルボルンで楽しむショッピングスポット6選

歴史あるマーケットから個性的なブティックが並ぶ小道まで、メルボルンには歩くだけで楽しいショッピングスポットが点在しています

観光の合間に、お気に入りの一品を見つけてみませんか。

ローカル気分で楽しむ、メルボルン最大の青空市場「クイーンビクトリアマーケット」

出典:Tripadvisor

クイーンビクトリアマーケットは約150年以上の歴史を誇る、メルボルンを代表する屋外マーケットです。新鮮な野菜や果物、チーズ、デリ、ベーカリーなどの食材から、衣類、アクセサリー、お土産まで、実に多彩な商品が並びます。

地元の人々も日常的に訪れるクイーンビクトリアマーケットでは、メルボルンの暮らしや空気を肌で感じることができます

観光客に人気の「サマー・ナイト・マーケット」も季節限定で開催され、音楽や屋台フードとともに賑わいを見せます。歩くだけで楽しい、五感が刺激されるショッピングスポットです。

住所 Queen St, Melbourne VIC 3000
アクセス トラム19・57・59番「Queen Victoria Market」下車すぐ

歴史が息づく優雅なショッピングパッセージ「ロイヤルアーケード」 

出典:HAPPY TRAVELER

ロイヤルアーケードは、1870年に完成したメルボルン最古のショッピングアーケードです。ビクトリア調の美しいアーチ天井とモザイクの床、そして両側に並ぶ高級感あるブティックが、買い物という日常を特別な体験に変えてくれます。

アーケードの奥には、時間を知らせる大時計「ガウントとガグ」の像があり、毎時間ごとに鐘の音とともに動く様子はちょっとした名物です

ファッションやジュエリー・ギフトショップ・チョコレート専門店などが揃い、見て歩くだけでも心がときめく空間です。雨の日でもゆっくり楽しめるのも魅力です。

住所 335 Bourke St, Melbourne VIC 3000
アクセス トラム86・96番「Bourke St Mall」下車すぐ/メルボルン・セントラル駅から徒歩5分

カフェと雑貨が並ぶ、小さなアート通り「デグレーブス ストリート」

出典:フォートラベル

メルボルンらしいカフェ文化と個性的なショッピングが一度に楽しめるのが、デグレーブス ストリートです。細い石畳の路地に、ローカルに愛されるカフェやデザイナーズ雑貨・古書店・アート系ギャラリーなどがぎゅっと詰まっています。

朝はエスプレッソ片手に通勤する人、昼はテラス席でブランチを楽しむ観光客でにぎわい、どの時間帯も生きた街の息吹を感じられます。通り自体は短く、徒歩で数分の距離ですが、思わず立ち止まってしまう魅力的なお店が並ぶ、まさに“歩く楽しさ”が詰まったスポットです。

住所 Degraves St, Melbourne VIC 3000
アクセス フリンダースストリート駅から徒歩約1分

グルメと雑貨が揃う、色彩豊かなアジアンストリート「チャイナタウン(メルボルン中華街)」

出典:Tripadvisor

メルボルンのチャイナタウンは、1850年代から続く歴史ある中華街で現在ではアジア各国の食文化とショッピングが楽しめる多文化エリアとして人気を集めています。

通りには点心や火鍋・ラーメン・韓国料理・ベトナム料理など、多彩なレストランや食材店がずらりと並んでいます。アジアン雑貨や漢方薬・お土産品なども豊富で、歩いているだけでも異国情緒を感じることができます

特に週末の夜は、ネオンと人の活気が交差し、まるで別世界に迷い込んだような感覚を楽しむことができます。ショッピングとグルメを一緒に楽しみたい方におすすめです。

住所 Little Bourke St, Melbourne VIC 3000
アクセス トラム86・96番「Swanston St/Lonsdale St」下車、徒歩約2分

時を超えて愛される、優雅なショッピングの殿堂「ブロック・アーケード」

出典:HAPPY TRAVELER

ブロック・アーケードは、1890年代に建てられた歴史的建築物で、メルボルンでもっとも美しいショッピングアーケードとして知られています。モザイクタイルの床にアーチ型の天井・精緻な装飾が施された回廊は、まるでヨーロッパの美術館のような雰囲気が漂います

高級ブティックや紅茶専門店・アンティーク店などが並び、どのお店も品格と個性にあふれています。ティーハウス「ホープトンズ・ティールーム」では、クラシックなアフタヌーンティーも楽しめます。ショッピングだけでなく、建築そのものも楽しめる上質な空間です。

住所 282 Collins St, Melbourne VIC 3000
アクセス トラム86・96番「Bourke St Mall」下車、徒歩約3分

イタリアの香りただよう、美食とカルチャーの通り「ライゴン・ストリート」

出典:Tripadvisor

ライゴン・ストリートは「リトル・イタリー」とも呼ばれる、メルボルン随一のイタリア文化が息づく通りです。レストランやカフェが軒を連ね、本格的なピザやパスタ、ジェラートを楽しむことができます。

グルメだけでなく、イタリア輸入の雑貨店やおしゃれなブティック、個人経営の本屋やギャラリーもあり、ショッピングの楽しみも充実しています。

ゆったりとした空気が流れ、昼下がりのカフェタイムや食後の散歩にもぴったりな雰囲気です。食と文化を同時に堪能できる、感性豊かな大人におすすめのスポットです。

住所 Lygon St, Carlton VIC 3053
アクセス トラム1番または6番「Lygon St/Elgin St」下車すぐ

メルボルンってどんな場所?

メルボルンは、オーストラリア南東部に位置するビクトリア州の州都で、人口約500万人を抱える大都市です。ヨーロッパの雰囲気が色濃く残る街並みと、近代的な建築やアートが融合した景観が魅力です。文化や芸術、グルメ、スポーツに力を入れており、国際的なイベントも数多く開催されています。

 市内には無料トラムが運行していて観光しやすく、治安も比較的良いため、初めての海外旅行先としても安心して選べます。「住みやすい都市」として世界的に評価されている理由が、訪れると自然と伝わってきます。

アクセス 日本から直行便で約10〜11時間。空港から市内まで約30〜40分
物価 日本よりやや高め。外食や日用品が割高、スーパーは比較的安価
治安 比較的良好。夜間や駅周辺では注意を。基本的な防犯意識を忘れずに
時差 日本より+1時間(夏時間期間は+2時間)
ベストシーズン 春(9〜11月)・秋(3〜5月)が快適。夏はアウトドア向き

メルボルンへのアクセス方法

日本からメルボルンへのアクセスは主に航空機で、成田・羽田・関西国際空港からの直行便が運航しています。直行便では約10〜11時間で到着し、時差もわずか1〜2時間(夏時間の有無により変動)と、時差ボケが少ないのも魅力です。

メルボルン空港(タラマリン空港)から市内中心部までは車やシャトルバスで約30〜40分。スカイバスは24時間運行しており、空港からの移動も便利です。複数の航空会社が路線を持っているため、早めに予約すれば比較的お得に渡航することもできます。

メルボルンの物価

品目 価格(日本円換算)
ミネラルウォーター(600ml) 約200〜300円
ランチ(カフェ・中価格帯) 約1,500〜2,500円
カフェのコーヒー1杯 約500〜700円
スーパーの食パン1斤 約250〜350円
市内トラム運賃(Myki利用) 約300円(1乗車)

メルボルンの物価は日本と比較するとやや高めで、特に外食や日用品は割高に感じることがあります。カフェでのコーヒー1杯は約5〜6AUD(約500〜700円)、レストランでのランチは15〜25AUD(約1,500〜2,500円)が目安です。

一方、スーパーでの食材や現地ブランドの衣類、セール時期のショッピングは比較的リーズナブル。交通費は無料トラムの活用やマイキーカード利用で抑えることができます。旅のスタイルに応じて、工夫次第でコストをコントロールしやすい街です。

メルボルン観光に必要な費用

メルボルンを3日間観光する場合の予算は、航空券や宿泊費、食費、交通費、ツアー参加費などを含めて、おおよそ18〜25万円が目安です。航空券とホテル代が全体の大部分を占めますが、早めの予約やオフシーズンを狙うことで節約も可能です。

現地では無料トラムや美術館など、費用を抑えつつ楽しめる施設も多く、旅のスタイルに応じた工夫ができます。加えて、海外旅行保険や通信費なども計画に入れておくと、より安心して旅行を満喫できるでしょう。

航空券 約10〜13万円
ホテル代 約3〜5万円
食費 約1.5〜2.5万円
交通費 約2,000〜4,000円
ツアー代 約5,000〜15,000円
海外旅行保険・通信費 約3,000〜6,000円

メルボルンの治安

メルボルンはオーストラリア国内でも比較的治安の良い都市として知られています。観光地や中心部は警備も整っており、夜間の一人歩きも基本的には問題ありません。ただし、駅周辺や深夜の繁華街では軽犯罪(スリや酔客トラブル)に注意が必要です。

日本と同様の感覚で行動しても大きな問題はありませんが、貴重品は肌身離さず持つことや、多額の現金を持ち歩かないなど、基本的な注意は欠かせません。トラブルを避けるには、過度に目立つ行動を避けるのがポイントです。

大人も子どもも楽しめる!メルボルン3泊モデルコース

メルボルンは文化・自然・グルメ・アートがバランスよく楽しめる都市です。

大人はもちろん、子どもも夢中になる観光地が多く、家族旅行にもぴったり。3泊4日で巡る、充実のモデルコースをご紹介します

1日目|市内中心部で歴史と文化に触れる1日

到着初日は、メルボルンの歴史と街の魅力をたっぷり感じられるスポットを巡ります

駅や図書館、美術館など、移動しやすいエリアに文化的名所が集まっており、到着日でも無理なく楽しめるコースです。

10:00 メルボルン到着

出典:KKday Blog

空港から市内へはスカイバスで約30分。到着後すぐに観光できるほどアクセスがよく、旅の始まりに最適な都市です。

11:00 フリンダース ストリート駅を見学

出典:HAPPY TRAVELER

メルボルンのランドマーク。アーチ型の屋根と大時計が印象的で、写真スポットとしても人気の場所です

12:00 デグレーブス ストリート周辺でランチ

出典:フォートラベル

石畳の路地にカフェやベーカリーが並ぶおしゃれなエリア。地元の人に混じって、気軽なランチタイムを。

13:30 ビクトリア州立図書館

出典:HAPPY TRAVELER

歴史ある建築とドーム型の読書室が有名。無料で入館でき、文化や学びに触れられる静かなひとときが過ごせます。

15:00 王立展示館とカールトン庭園でのんびり散策

出典:世界遺産ガイド

世界遺産の展示館と、緑に包まれた美しい庭園。ベンチでのんびりしたり、家族でピクニックも楽しめます

16:30 ビクトリア国立美術館でアート鑑賞

出典:Visit Melbourne

南半球最大級の美術館。入館無料で、幅広いジャンルの作品が展示されており、芸術に触れる贅沢な時間を体験できます。

2日目|自然と海辺を満喫する爽快な1日

緑豊かな庭園と海辺の景色に癒される1日です。ビーチやアート、ストリートのにぎわいを感じながら、メルボルンの自由で開放的な雰囲気を体感できます。

家族でのんびりとした時間を過ごしたい日におすすめです。

09:00 フィッツロイ庭園を散歩

出典:Visit Melbourne

手入れの行き届いた英国式庭園で、朝の静けさを楽しみながらリフレッシュ。クックの小屋も見どころです。

10:30 トラムでセントキルダビーチへ移動

出典:Tripadvisor

市内からアクセスしやすい人気ビーチ。海風を感じながら散歩すれば、旅の疲れも癒されます

13:30 ブライトンビーチで海辺の散策

出典:aQuAs Traveller

カラフルなビーチボックスが並ぶ、写真映えスポット。のんびりした海辺の雰囲気に心がほぐれます。

15:30 ホイザー・レーンのストリートアート鑑賞

出典:HAPPY TRAVELER

色とりどりのグラフィティに囲まれるアート通り。作品は日々変わるため、何度訪れても新鮮です。

17:30 チャイナタウンを散策

出典:Tripadvisor

点心やアジア料理を楽しめる活気ある通り。ディナーや軽食、お土産探しにもぴったりのスポットです。

3日目|子どもも夢中に!郊外のテーマパークと動物体験

この日は郊外の人気スポット「ソブリンヒル」へ。歴史体験や金採掘など、子どもが楽しめる要素が盛りだくさんです

午後はメルボルン動物園でリラックスしながら、動物たちとのふれあいを楽しみましょう。

08:30 ソブリンヒルへ出発

出典:VELTRA

車やツアーで出発。約90分の移動で、19世紀のゴールドラッシュ時代へタイムスリップできます。

10:00 金採掘体験や19世紀の街並みを探索

出典:VELTRA

金探しや馬車体験、古き良き建物が並ぶ街並みなど、体験型の展示が盛りだくさんで子どもも大興奮

14:00 バララット出発・メルボルンへ戻る

出典:Tripadvisor

午後は市内へ戻り、のんびりとした夕方の観光へ。車内で少し休憩するのもおすすめです。

15:30 メルボルン動物園

出典:HAPPY TRAVELER

広大な園内にはコアラやカンガルー、ゴリラなど多彩な動物たち。自然に近い環境でのびのびと過ごす動物たちに癒されます。

4日目|ショッピングと街歩きを楽しむ出発前のひととき

旅の締めくくりは、ショッピングとカフェタイム。

人気のマーケットや歴史あるアーケードを歩きながら、最後のおみやげ選びとメルボルンらしいひとときを。ゆったり過ごせるスケジュールです。

09:00 クイーンビクトリアマーケット

出典:Visit Melbourne

新鮮な食材や雑貨、お土産が並ぶ屋外マーケット。地元の雰囲気を感じながらお買い物が楽しめます

10:30 ロイヤルアーケードとブロック・アーケードでショッピング

出典:HAPPY TRAVELER

美しい建築が印象的なショッピング通り。紅茶やチョコレート、上質な雑貨などが手に入ります。

12:00 デグレーブス ストリートでランチ&カフェ時間

出典:フォートラベル

魅力たっぷりのストリート。最後のカフェで旅の余韻を味わいながら、のんびりと過ごせます。

13:30 空港へ出発

出典:KKday Blog

荷物をまとめて、空港へ。名残惜しさを感じつつ、思い出たっぷりのメルボルンの旅が締めくくられます。

まとめ

メルボルンは、歴史・文化・自然・グルメが心地よく融合した都市で、どの世代にも魅力的な体験が詰まっています。市内観光でアートや建築を楽しみ、郊外では体験型スポットや動物園で癒される…そんなバランスの良さが、短い滞在でも深い満足感を与えてくれます。

季節や旅の目的に合わせて自由にアレンジできるのも魅力のひとつ。大人も子どもも、初めての訪問でも、きっと忘れられない旅になるはずです。

SNSシェア

この記事を書いた人

matsubata

書いた記事を読む

人気記事

人気・おすすめタグ

関連記事

【2025年】ニューヨーク旅行の費用はいくら?宿泊日数別の平均費用や内訳を解説!

  • #ニューヨーク
2025.06.02

agodaの口コミを徹底分析!良い口コミ・悪い口コミから見るメリットやデメリットを紹介

2025.06.02

【シドニー観光完全ガイド】初めてでも安心!王道スポット&3泊4日モデルコース付き

  • #シドニー
2025.06.02

メルボルンのおすすめ観光スポット特集!ショッピングスポットやモデルコースも紹介

  • #メルボルン
2025.06.01

【2025年】シカゴのおすすめ観光スポット特集!グルメ情報やモデルコースも紹介

  • #シカゴ
2025.06.01
シアトルの観光ガイド

【2025年最新】シアトルの観光ガイド!おすすめスポットやモデルコースを紹介

  • #シアトル
2025.05.31