ニュージーランドのワーホリで大自然を満喫!気になる費用や仕事、体験談をご紹介します

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2025.09.09

多種多様な民族が暮らすニュージーランドは、現地の人と交流しながら、英語を学びたい方におすすめのワーホリ先です

メインの北島と南島、スチュアート島などの小さな島からなり、北島には首都のウェリントン、南島には美しいリゾート地として有名なクイーンズタウンがあります。

手つかずの大自然が魅力的な南太平洋に浮かぶ島国で、英語のスキルアップを目指してはいかがでしょうか。

ワーホリ制度を活用して、「ニュージーランドで語学を学びたい!」「ニュージーランドで仕事を見つけたい!」という方に向けて、ワーホリの特徴や必要な費用、体験談などをご紹介していきます。

目次

ニュージーランドのワーホリでできること

ニュージーランドのワーホリでできることは、たくさんあります。

外務省の公式サイトによると、2025年1月1日時点で、日本は30か国・地域との間でワーキング・ホリデー制度を導入しています

では、ニュージーランドならではのワーホリの魅力は何でしょうか。

【ニュージーランドのワーホリでできること】

  • 英語力が高まる
  • ニュージーランドならではの大自然を堪能できる
  • 就労期間の制限がない
  • 就学は最大6ヶ月可能

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

英語力が高まる

英語はニュージーランドの公用語のひとつであり、英語力を高めたい方にぴったりのワーホリ先です

ワーホリ先にニュージーランドを選ぶと、ホームステイや語学学校ではもちろんのこと、カフェやレストランのスタッフなどの就労先でも英語力の向上を図れます。

また多種多様な民族が暮らすニュージーランドは「人種のるつぼ」と称されることもあり、さまざまな人種の人と関わることもできます。

ニュージーランドならではの多様性を肌で感じながら、英語力アップを目指したい人におすすめの渡航先です。

ニュージーランドならではの大自然を堪能できる

ニュージーランドには、手つかずの大自然が数多く残っています。特に南島は自然の宝庫で、アウトドア・アクティビティに興味のある方にぴったりの滞在先です。

たとえば南島には、ミルフォードサウンドがあります。ミルフォードサウンドは、長い年月を経て作り上げられた壮大なフィヨルドであり、世界遺産にも認定されている、世界的に有名な観光スポットです。

そのほかにも、満天の星空を満喫できるテカポ湖、大自然に囲まれたリゾート地「クイーンズタウン」など、ニュージーランドならではの豊かな自然を堪能できます。

就労期間の制限がない

ニュージーランドのワーホリでは、同一雇用主の下で働ける期間に制限がありません。そのため、レストランやカフェなど、気に入った職場が見つかったのなら、最長12ヶ月働くことができます。

ワーキングホリデービザを利用する場合、同一雇用主の下で働ける期間は国や地域によって異なります。

ニュージーランドでは就労期間の制限が設けられていませんが、たとえば近隣国のオーストラリアでは、同一雇用主の下で最長6ヶ月を超えて働くことができません。

いろいろな職場にチャレンジしてもよいですし、同じ職場でじっくり働くこともできます。

就学は最大6ヶ月可能

ニュージーランドのワーホリでは、最大6ヵ月間語学学校などに通えます。6ヵ月の間で、英語力を高めたり、異文化理解を深めたり、視野を広げましょう。

ワーキングホリデービザには就学期間が設けられており、国や地域によって異なります。たとえば近隣国のオーストラリアでは最長17週間の就学が認められています。

なかには「6ヶ月の就学では足りない」という方もいるかもしれません。ワーキングホリデービザは就学や就労を目的としていないため、就学メインで海外に滞在したい方は、学生ビザを選択しましょう。

ニュージーランドってどんな場所?

ニュージーランドは、南太平洋に浮かぶ島国です。成田空港からオークランド国際空港まで直行便があります。飛行時間は約10時間30分ほど。

時差は3時間あり、日本よりもニュージーランドの方が進んでいます。

物価は日本よりもやや高く、500mlのミネラルウォーターは約200円、レストランで食事をする場合、2人で約7,000円ほど必要です

治安は比較的良く、滞在中は安心して過ごせるでしょう。しかし窃盗や強盗、観光客が多い地域などでのスリや置き引き、車上荒らしも発生しており、安全対策が必要です。

自分の荷物から目を離さない、危険な場所に立ち入らないなど、自分の身は自分で守る意識を持ちましょう。

基本情報

アクセス方法 直行便で約10時間30分 成田空港→オークランド国際空港
時差 3時間
物価 日本よりも高め
治安 比較的良い

ニュージーランドのワーホリビザについて

ニュージーランドのワーホリビザについて、詳しく解説します。ワーホリビザの対象年齢は、18歳〜30歳です。ただし申請時に30歳ならば、渡航時に31歳でも入国できます。

滞在可能期間は最長12ヶ月ですが、3ヶ月以上、ニュージーランド国内の農家で農業に従事すると、最長15ヶ月滞在できます。就学可能期間は最長6ヶ月です

ワーホリビザの申請料は無料ですが、国際観光税(IVL)としてNZ$35を支払います。また有効なパスポートや身分証明書、資金の証明、出国航空券の控えなどの書類も揃えておきましょう。

そのほか申請条件も定められていますので、詳しくは下記の基本情報を参照してください。

基本情報

対象年齢 18歳~30歳
滞在可能期間 最長12ヶ月(条件を満たすと最長3か月の滞在延長が可能)
就学可能期間 最長6ヶ月
申請料 無料
申請条件 ・パスポートに滞在期間+3ヶ月以上の残存有効期間がある
・18才以上30才以下
・健康で犯罪歴がない
・子どもを同伴しない
・過去にニュージーランドのワーホリビザの発給を受けていない
・休暇を過ごすことが主な目的
必要書類 ・有効なパスポート
・運転免許証などの身分証明書
・資金の証明と資金源の証明 ※$4200 (約38万円) 以上
・出国航空券の控え、もしくは購入資金の証明

ビザ申請の手順

ニュージーランドのワーホリビザはオンライン申請ができます。ビザ申請の手順は下記のとおりです。

1.必要書類を揃える

【必要書類】

  • 有効なパスポート
  • 運転免許証などの身分証明書
  • 資金の証明と資金源の証明 ※$4200 (約38万円) 以上
  • 出国航空券の控え、もしくは購入資金の証明

2.ニュージーランド移民局のホームページにアクセスする

ニュージーランド移民局のホームページからオンライン申請します。アカウントを新規作成し、必要事項を入力しましょう。

3.申請が受理され、ビザが発給される

申請が受理されると、確認メールが届きます。

【注意点】

  • オンライン申請の際にメールアドレスを間違えてしまうと、確認メールが届かなくなります
  • パスポートだけでなく、運転免許証などの身分証明書も必要です
  • 2019年移行、国際観光税(IVL)としてNZ$35の支払いが必要になりました。ビザ申請時に支払う必要があるため、クレジットカードを用意してください。

ニュージーランドのワーホリで必要な費用

ニュージーランドのワーホリでは、渡航までにかかる費用と渡航後にかかる費用の両方が必要です

渡航までにかかる費用 渡航後にかかる費用
往復航空券:30~80万円
海外留学保険料:20~30万円
語学学校の授業料(3ヶ月):30~50万円
国際観光税(IVL):NZ$35
滞在費(シェアハウスなど):50~90万円
食費:30~50万円
通信費:5~10万円
交通費 5~10万円
交際費・雑費:20~50万円

渡航までにかかる費用は、80〜160万円です。ワーホリを決意したら、まず往復の航空券、海外留学保険料、語学学校の授業料を準備します。

一方、渡航後にかかる費用は、110〜210万円です。これらの費用は、現地で仕事をする場合、その収入で賄えます。

滞在中に住む場所は、比較的安価なシェアハウスが一般的ですが、滞在する地域によって費用は大きく変動します。滞在中の食費は自炊すると、節約できるでしょう。

通信費は、現地の格安SIMを利用すると安く済ませられます。また滞在先から語学学校や職場まで距離がある場合は、交通費を多めに見積もっておくと安心です。

友人との交際費やアクティビティに必要な費用も計算しておきます。

ニュージーランドのワーホリでできる仕事内容・英語力

ニュージーランドのワーホリでできる仕事内容や英語力についても、確認しておきましょう。英語の習得状況によって異なるおすすめの仕事を、下記にまとめました。

英検やTOEIC点数はあくまでも目安ですが、英語力の初心者には居酒屋や日本食レストランがおすすめ

英語力中級者ならツアーガイド、土産物店員、高級日本食レストラン。上級者はカフェ、レストラン、企業の一般事務にチャレンジしてみてください。

英語力 英検 TOEIC点数 おすすめの仕事
初心者 ~準2級 595未満 居酒屋、日本食レストラン など
中級者 2級 600-860 ツアーガイド、土産物店員、高級日本食レストラン など
上級者 1級〜準1級 870-990 カフェ、レストラン、一般事務 など

ニュージーランドの【短期間(〜3ヶ月)ワーホリ】の特徴

ニュージーランドに短期間(〜3ヶ月)ワーホリする場合に必要な資金、英語学習、メリット・デメリットを解説します

ワーホリがはじめての方や短い期間での渡航を目的としている方は、こちらの項目を参考にしてください。

短期間ワーホリに必要な資金

短期間ワーホリに必要な資金は、160〜230万円です。ただし金額は目安であり、渡航シーズンや滞在する年によって異なります。

ワーホリでは、往復航空券代や3ヶ月分の語学学校の授業料、国際観光税のほかに生活費が必要です。

航空券はシーズンによって異なるため、渡航する時期によって大きく上下するでしょう。ビザの申請代は無料ですが、国際観光税が必要です。

滞在中、活動資金に困らないよう、多めに見積もっておくと安心でしょう。

渡航までにかかる費用 渡航後にかかる費用
往復航空券:NZ$3,500~9,200=(30~80万円)
海外留学保険料:NZ$580(約5万円)
語学学校の授業料(3ヶ月):NZ$3,500~5,700(30~50万円)
国際観光税(IVL):NZ$35(3,050円)
滞在費(シェアハウスなど):NZ$5,700(約50万円)
食費:NZ$2,300(約20万円)
通信費:NZ$580(約5万円)
交通費:NZ$580(約5万円)
交際費・雑費:NZ$1,730(約15万円)

短期間ワーホリでの英語学習について

短期間(〜3ヶ月)のワーホリでは、希望の仕事を見つけても、採用してもらえない可能性があります。語学学校やホームステイなどを経験して、ニュージーランドでの生活を肌で感じることを目標にしてはいかがでしょうか。

ニュージーランドのワーホリビザでは、最長6ヶ月の就学可能期間が設けられています。就学可能期間を気にせず語学学校に通えることが、短期間のワーホリの魅力です。

短期間ですが、自分から積極的にアクションを起こすことで、効率よく英語を学べるはずです。そのためにも、資金不足にならないよう、渡航前に必要費用を貯めておくことをおすすめします。

短期間ワーホリのメリット・デメリット

短期間(〜3ヶ月)のワーホリには、メリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
・費用を抑えられる
・プランを立てやすい
・英語力を伸ばせない可能性がある
・現地で仕事を見つけにくい

メリットは、ワーホリの費用を抑えられること、プランを立てやすいことです。主に滞在中の食費、交通費などを節約できるので、少ない費用でもワーホリに挑戦できます。

一方で、短期の滞在では、英語力の向上がそれほど見込めません。英語力アップを目指すのなら、長期の滞在をおすすめします。

また短期のワーホリでは、採用してくれる職場が少ないことも欠点です。

ニュージーランドの【中期(半年)ワーホリ】の特徴

ニュージーランドに中期(半年)ワーホリする場合に必要な資金、英語学習、メリット・デメリットを見ていきましょう。

ワーホリでは最長12ヶ月滞在できますが、費用が心配という方は、中期の滞在を検討してみてください。

中期ワーホリに必要な資金

ニュージーランドに中期(半年)ワーホリする場合、必要な資金は245〜335万円です

ただし金額は目安であり、渡航シーズンや滞在する年によって異なります。

中期(半年)ワーホリでは、短期ワーホリよりも生活費の負担が大きくなります。また語学学校の授業料も、6カ月で費用が60〜100万円ほどになるでしょう。

ただし渡航後にかかる費用は、節約や現地での収入で賄えます。短期ワーホリと比べて、仕事も見つけやすいでしょう。

渡航までにかかる費用 渡航後にかかる費用
往復航空券:NZ$3,500~9,200=(30~80万円)
海外留学保険料:NZ$1,150(約10万円)
語学学校の授業料(6ヶ月):NZ$6,900~11,500(60~100万円)
国際観光税(IVL):NZ$35(3,050円)
滞在費(シェアハウスなど):NZ$8,040(約70万円)
食費:NZ$4,600(約40万円)
通信費:NZ$800(約7万円)
交通費:NZ$800(約7万円)
交際費・雑費:NZ$2,300(約20万円)

中期ワーホリでの英語学習について

ニュージーランドのワーホリビザでは、最長6ヶ月の就学可能期間が設けられています。最長6ヶ月、語学学校に通えるため、語学力の向上を目指せるでしょう。

また短期ワーホリよりも、仕事を見つけやすくなる利点も。日々の仕事を通じて英語スキルを磨くことで、より効率的に英語を学習できます。

たとえば英語力が初級以上の方は、日本食のレストランのスタッフに応募してみてはいかがでしょうか?スキルや繁忙期などのシーズンによっては、高い賃金で雇ってもらえる可能性があります。

中期ワーホリのメリット・デメリット

中期ワーホリにも、メリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
・仕事を見つけやすい
・好きな季節に渡航できる
・時間が足りなくなる可能性がある
・1年間の生活を経験できない

メリットは、短期ワーホリと比較して、仕事を見つけやすいことです。また好きな季節に渡航できるので、渡航の計画も立てやすいでしょう。

一方で、ある程度のプランを事前に立てておかないと、「半年では、時間が足りない」と感じられるかもしれません。チャレンジしたいことがあるのなら、早めにトライしましょう。

またニュージーランドで1年間の生活を経験できないことも、デメリットのひとつです。

ニュージーランドの【長期間(1年)ワーホリ】の特徴

ニュージーランドに長期間(1年)ワーホリする場合に必要な資金、英語学習、メリット・デメリットをチェックしましょう。

英語スキルを磨きたい方には、長期滞在がおすすめです。

長期間ワーホリに必要な資金

ニュージーランドに長期間(1年)ワーホリする場合に必要な資金は、350〜450万円です。ただし金額は目安であり、渡航シーズンや滞在する年によって異なります。

ニュージーランドに1年間滞在する場合、渡航後にかかる費用の割合が大きくなるでしょう。ただし現地で仕事を見つけられたら、これらの費用をバイト代でカバーできます。

英語スキルに自信のある方は、より時給が高いツアーガイドやオフィスワークに応募するとよいかもしれません。

渡航までにかかる費用 渡航後にかかる費用
往復航空券:NZ$3,500~9,200=(30~80万円)
海外留学保険料:NZ$2,300~3,450(20~30万円)
語学学校の授業料(6ヶ月):NZ$6,900~11,500(60~100万円)
国際観光税(IVL):NZ$35(3,050円)
滞在費(シェアハウスなど):NZ$11,500(約100万円)
食費:NZ$9,200(約80万円)
通信費:NZ$1,150(約10万円)
交通費 :NZ$1,150(約10万円)
交際費・雑費:NZ$4,600(約40万円)

長期間ワーホリでの英語学習について

ニュージーランドのワーホリでは、最長6ヶ月の就学可能期間を超えて語学学校に通えません。たとえば6ヶ月語学学校に通った後は、現地で身につけた英語スキルを武器に、能力を発揮できる仕事先を見つけてはいかがでしょうか?

また現地での交友関係を積極的に広げておくことで、日常生活でも英語を取り入れられます。

しかし1人で海外に行く場合、交友関係を広げることは簡単ではありません。語学学校で知り合った友人との関係を大切にし、英語力を高めあえる仲間を見つけましょう。

長期間ワーホリのメリット・デメリット

長期間ワーホリのメリットとデメリットはこちらです。

メリット デメリット
・英語力を伸ばせる
・さまざまな仕事を経験できる
・費用がかかる
・時間を確保にしくい

長期間ワーホリのメリットは、英語力を伸ばせることです。1年滞在することで、より実践的な英語力が身につくはずです。またさまざまな仕事を経験できる利点もあります。

ニュージーランドでは、農業が盛んです。農場で3か月以上働くと、3ヵ月滞在延長できるビザを取得できるので、ぜひトライしましょう。

ただし、費用面と時間に関するデメリットもあります。1年滞在する場合、それなりの費用がかかります。費用面に関する心配のある方は、現地で働き、生活費の負担を減らしましょう。

また学校や就職を調整して、渡航する必要があるため、ワーホリに割く時間を確保しにくいことも注意点です。

ニュージーランドでの実際のワーホリ体験談

ここからは、ニュージーランドでの実際のワーホリ体験談を3つご紹介していきます

ワーホリが初めての方、ニュージーランドのワーホリを検討している方は、行ったことのある人の経験談を参考にしてください。

社会人経験を経てからのワーキングホリデー

日本での社会人経験を経て、ワーキングホリデービザで渡航しました。

わたしは高校生の頃にも、約3ヶ月ニュージーランドに滞在したことがあります。自分の人生を見つめ直して、再挑戦を決めました。

現地での仕事探しにはとても苦労しましたが、念願の職場での勤務が決まったときはとても嬉しかったです。日本を飛び出して挑戦してよかったと感じています。

英語力が0に近くても、ワーキングホリデーを楽しめた

ワーキングホリデービザの存在を知ってから、ニュージーランドに行きたいという思いが募り、30歳目前にしてワーホリを決意しました。

英語力は0に近い状態で、はじめは会話にもついていけず。しかし現地での友達がたくさんできたことで、英語力を高めることができました。

仕事、勉強、旅行を満喫

滞在中は、キウイフルーツ農園で働くなど、さまざまな仕事をしました。また語学学校に通って英語力を高めたり、スキューバダイビングをしたりなど、積極的に行動することを心がけました。

ニュージーランドに来て、素晴らしい経験ができました

ニュージーランドでワーホリをする際の滞在先の選び方

ニュージーランドのワーホリでは、シェアハウス、学生寮、賃貸物件を探すことが一般的です。

滞在先 費用相場 ※1週間
シェアハウス NZ$200〜(17,300円〜)
学生寮 NZ$250〜(21,500円〜)
賃貸物件 NZ$500〜(43,000円〜)

シェアハウスとは、一戸建てやアパートの一室を借りて、キッチン、トイレ、バスルームを共同で使うこと。部屋探しのサイトを経由して申し込み、下見をしてから契約をします。

また暮らしたいエリアを歩き、「FOR RENT」などの看板がかかっている物件を探すのもよいでしょう。費用相場は、NZ$200〜(17,300円〜)です。

語学学校によっては学生寮があるケースもあります。学校から徒歩圏内にある寮ならば、交通費の節約にもなります。学生寮を契約する際は、学校を通じて申し込むのが一般的です。費用相場は、1週間でNZ$250〜(21,500円〜)です。

また、部屋探しのサイトを経由して賃貸物件に住むこともできます。

しかしニュージーランドでは家賃が高い傾向にあり、賃貸物件を個人で借りるのは、金銭的なハードルが高め。費用相場は、1ベッドルームのアパートメントの場合、1週間でNZ$500〜(43,000円〜)です。

ニュージーランドでワーホリする際のおすすめな都市

ニュージーランドでワーホリする際に、おすすめな都市は「オークランド」「ウェリントン」「クライストチャーチ」「タウランガ」です。

それぞれの都市について、生活環境や物価、治安、おすすめの理由を詳しくご紹介します。

都市 生活環境 物価 治安
オークランド ・ニュージーランド最大の都市
・多くの留学生やワーホリの方が滞在している
・語学学校の数が多い
・交通の便がよい
高い 比較的良い
ウェリントン ・「世界一住みやすい街」に選出された
・街がコンパクト
高い 比較的良い
クライストチャーチ ・街並みが美しい
・四季折々の自然を満喫できる
比較的安い 比較的良い
タウランガ ・一年を通じて温暖な気候
・マリンスポーツを楽しめる
比較的安い 良い

オークランド

オークランドは、ニュージーランド最大の都市です。人口の3分の1が住んでおり、街に活気もあります。

多くの留学生やワーホリの方が滞在しており、学生寮やシェアハウスを見つけやすいでしょう。多くの語学学校がオークランドに集中しているため、アクセスしやすいのもメリットです。

ただし物価は高い傾向にあるため、滞在中の生活費を抑えたいという方は注意です。比較的治安の良い地域ですが、日本と比較すると決して安全とは言えません。置き引きや空き巣などに注意しましょう。

ウェリントン

ウェリントンは、「世界一住みやすい街」に選出されたこともあります。文化交流が盛んなため、英語スキルを磨きたい方におすすめの地域です。

また街がコンパクトなため、移動しやすいのも魅力。植物園やビーチ、美術館などの主要観光スポットへも徒歩で移動できます。

しかし物価は高く、家賃も高額です。個人で賃貸物件を借りるのではなく、安価なシェアハウスをおすすめします。

治安は比較的良く、街並みは落ち着いた雰囲気ですが、夜間の人通りが少ないスポットでは、路上犯罪のリスクが高まります。夕方6時以降に一人で外出する場合は、貴重品の取り扱いに注意してください。

クライストチャーチ

街並みが美しいクライストチャーチでは、四季折々の自然を満喫できます。南島で最も人口の多い都市であり、イギリスの文化を色濃く残しているのも特徴です。

大都市ではないため交通渋滞が起こりにくく、静かな環境の中で落ち着いた生活ができます。クライストチャーチの物価は比較的安く、家賃相場も比較的安価です。

また治安も比較的良いため、犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性も少なめ。ただし日本と比較すると軽犯罪が多い地域もあるため、夜間の一人歩きは避けた方がベターです。

タウランガ

タウランガは、年間を通じて気候が温暖なため、暖かい街でゆったりと暮らしたい方にぴったりの地域です。ニュージーランド最大の海のリゾート地とも言われており、海水浴やマリンスポーツを楽しめます。

仕事や語学だけでなく、アクティビティも満喫したいという方におすすめです。

街もコンパクトなため、短期間のワーホリでも街を十分に巡ることができるでしょう。

物価が比較的安く、「生活費を節約したい」という方にとって、暮らしやすいと感じられるかもしれません。治安も良い傾向にあります。

ニュージーランドのワーホリで事前にするべき準備

ニュージーランドのワーホリを決意したら、事前準備を整えましょう。

【ニュージーランドのワーホリで事前にするべき準備】

  • 医療・保険環境
  • 携帯・通信環境
  • パスポート・ビザの申請

これらの項目について、詳しく解説します。

医療・保険環境

ニュージーランドでは、日本の医療保険制度を利用することはできません。また医療費が高額なため、留学保険に加入することをおすすめします。

留学保険は現地でも加入できますが、保険が適用になるまで、保険のない期間が生まれないよう注意しましょう。留学保険を選ぶ際には、金額だけでなく、補償内容やサポートサービスにも注目してください。

日本で留学保険に加入する場合に必要なものと手順を解説します。

【必要なもの】

クレジットカード(支払い時に必要)

【手順】

  1. オンラインもしくは郵送で申し込みを済ませる
  2. 保険料を支払う
  3. 加入者証を受け取る

※保険会社によって手順は異なります。

携帯・通信環境

ニュージーランドのワーホリで欠かせないのが、携帯・通信環境です。無料Wi-Fiを利用することもできますが、現地のSIMカードを購入することで、通信費の節約になります

ただし購入したSIMカードを使うためには、SIMフリーである必要があります。機種によってはSIMロックがかかっているスマートフォンもあるため、設定アプリから確認をしておきましょう。

【必要なもの】

  • スマートフォン
  • パスポート

【手順】

  1. 現地の携帯ショップなや空港などでSIMカードを購入する
  2. SIMカードを入れ替える

パスポート・ビザの申請

パスポートの取得とビザの申請は必須です。パスポートの新規発行には2週間~かかるため、余裕を持って手続きを済ませましょう。パスポートを発行する際は、各都道府県にあるパスポートセンターで申請してください。

ただし既にパスポートを所持しており、残存期間が1年3ヶ月以上残っている場合は、手続きをしなくても問題ありません。

【必要なもの】

  • 一般旅券発給申請書
  • 戸籍謄本
  • 顔写真
  • 本人確認書類

【手順】

  • パスポートセンターへ行き、申請をする
  • 後日、パスポートを受け取る

※新規発行の場合

ワーホリビザの申請は、ニュージーランド移民局ホームページよりオンラインで行います

【必要なもの】

  • 有効なパスポート
  • 運転免許証などの身分証明書
  • 資金の証明と資金源の証明 ※$4200 (約38万円) 以上
  • 出国航空券の控え、もしくは購入資金の証明

【手順】

  1. ニュージーランド移民局のホームページにアクセスする
  2. アカウントを新規作成し、必要事項を入力する
  3. 申請が受理されると、ビザが発給される

ニュージーランドのワーホリに関するよくある質問

ニュージーランドのワーホリに関するよくある質問とその回答をご紹介します

【ニュージーランドのワーホリに関するよくある質問】

  • ニュージーランドのワーホリで月いくら稼げる?
  • ニュージーランドのワーホリの倍率は?
  • 年齢制限はある?
  • ニュージーランドのワーホリは仕事が見つからない?

渡航前に疑問を解決しておきましょう。

ニュージーランドのワーホリで月いくら稼げる?

週40時間で働く場合、月に28万円ほど稼げるでしょう

ニュージーランドでは、最低賃金を時給NZ$23.50に定めています。日本円にすると、約2,000円。週40時間働くと、1週間で80,000円、1ヶ月で320,000円稼げる計算です。ここから所得税を差し引いても、月に28万円は稼げるでしょう。

より給料アップを目指す方や英語スキルに自信のある方は、時給の高い仕事にチャレンジすれば、収入を効率よく増やせます。

ニュージーランドのワーホリの倍率は?

ニュージーランドのワーホリには、定員がありません。そのため倍率を気にすることなく、渡航できます。

たとえばワーホリ先として人気のあるカナダは、招待制です。登録を済ませた後は、カナダ移民局から送られてくる招待状を待たなくてはならず、難易度も高いと言われています。

一方、定員のないニュージーランドは、世界中から渡航者が集まる人気の国です。ニュージーランドのワーホリに興味のある方は、ぜひトライしてみてください。

年齢制限はある?

ニュージーランドのワーホリには、18才以上30才以下の年齢制限があります。ただし申請時に30歳ならば、渡航時に31歳だとしても入国できます。

ある程度の社会人経験を経てから、ニュージーランドのワーホリに挑戦する方も大勢います。年齢制限の枠を意識しながら、ワーホリの予定を立ててください。

ニュージーランドのワーホリは仕事が見つからない?

実践的な英語力が身についていないと、仕事が見つからない可能性もあります。また3ヶ月以下の短期ワーホリでも、企業に採用されにくいようです。

言語や文化の違う国で仕事を見つけることは、簡単ではありません。

どうしても仕事が見つからない場合は、都市の中心部を避けたり、仕事のありそうな都市に移動したりするなど、積極的に行動する必要があるでしょう。

まとめ

ワーホリ制度を活用して、語学を習得したり、現地の文化に触れたりしたいという方に向けて、ワーホリの特徴や必要な費用、おすすめ都市を解説しました。

ニュージーランドには人々を惹きつけるダイナミックな自然が多く残っており、比較的治安もよいため、人気のワーホリ先です

英語を習得するための環境も整っているため、より実践的な英語を身につけたいという方にぴったりの渡航先でしょう。

ワーホリを決意したら、パスポートとビザの申請、資金の準備をしましょう。現地での生活をシミュレーションしながら、プランを練ってください。その際に、本記事を役立てていただけたら幸いです。

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