寧夏夜市でおすすめのグルメを紹介！台湾の三大夜市で現地のソウルフードを楽しもう

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台北の夜市と言えば、まず思い浮かぶのが士林夜市や饒河街夜市。でも、実は地元民に愛される美食の聖地が「寧夏夜市（ニンシェー・イエシー）」です。

ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれたお店が立ち並び、伝統の味を守り続ける老舗から新鋭のグルメまで。アツアツの胡椒餅や、ジューシーな小籠包、カリふわの牡蠣オムレツなど、台湾グルメのいいとこ取りが楽しめます。

夜市デビューに迷っている方も、台北グルメに詳しい方も。この記事を読めば、寧夏夜市での食べ歩きが何倍も楽しくなること間違いなし。営業時間や行き方はもちろん、現地在住者おすすめの絶品グルメまで、徹底的にご紹介していきます！

寧夏夜市ってどんなところ？

寧夏夜市は台北市大同区の寧夏路にある人気の夜市です。MRT雙連駅や中山駅から徒歩約10分でアクセスできる便利な場所に位置しています。営業時間は通常17:00から24:00頃までで、毎日開催されています。

この夜市は「食の夜市」とも呼ばれ、台湾の伝統的な屋台料理が集まっています。牡蠣オムレツ、魯肉飯、豆花などの名物料理が楽しめます。また、ベトナム料理やタイ料理など異国情緒あふれる料理も提供されています。

寧夏夜市は地元の人々にも観光客にも人気があり、ミシュランガイド台北でビブグルマンに選出されたお店もあります。コンパクトな一本道に美食屋台とゲーム屋台がギュッと集結し、活気に満ちた雰囲気を楽しむことができます。

アクセス方法

寧夏夜市へのアクセスは簡単です。台北メトロの雙連駅1番出口または中山駅5番出口から徒歩約8分で到着します。台北駅からは約20分の徒歩距離です。中山駅を経由する場合、台北駅から中山地下街を通ると信号待ちなくスムーズに移動できます。

夜市は南京西路と民生西路の間の寧夏路上にあり、100軒近くの屋台が並びます。台湾の交通系ICカード「悠遊カード」を使うとアクセスがさらに便利になります。夜10時までに到着すると、多くの屋台を楽しむことができます。

• 台北メトロ「雙連駅」：1番出口より徒歩約8分
• 台北メトロ「中山駅」：5番出口より徒歩約8分
• 台北駅：徒歩約20分

寧夏夜市で食べたいおすすめグルメ店10選

台北の美食を存分に楽しめる寧夏夜市には、ミシュランのビブグルマンに選ばれた名店から、地元民に愛される老舗まで、絶品グルメが勢揃い。初めての方でも食べやすい定番メニューから、台湾通も唸るディープな逸品まで、バラエティ豊かな10店をご紹介します。

台湾のソウルフード！牡蠣オムレツ「圓環邊蚵仔煎」

引用：食べログ

寧夏夜市の名物として知られる牡蠣オムレツ「圓環邊蚵仔煎」は、1965年創業の老舗店で、ミシュランビブグルマンも獲得した人気店です。店頭には常に行列ができており、台北で最もグルメな夜市と言われる寧夏夜市の中でも圧倒的な知名度を誇っています。

蚵仔煎（オアジェン）と呼ばれる牡蠣オムレツは、サツマイモと片栗粉を使った特徴的な生地に、新鮮な牡蠣がたっぷり入っています。モチモチとした食感と、甘辛いソースが絶妙な相性を見せ、地元客や観光客に愛されています。

メニューには牡蠣オムレツの他に、ハマグリスープ（蛤仔湯）やニンニク炒め牡蠣（蒜味乾蚵）などもあり、どれも美味しいと評判です。価格は17元（約370円）前後とリーズナブルで、台中から毎日仕入れる新鮮な牡蠣を使用しています。寧夏夜市を訪れる際は、ぜひ一度味わってみる価値のある一品です。

ビブグルマン選出の名店「豬肝榮仔」

引用：愛食記

「豬肝榮仔」は、台北の寧夏夜市にある創業70年以上の老舗屋台です。1950年に創業し、現在は三代目が営業しています。ミシュランガイドのビブグルマンにも選出された人気店で、主に豚レバーや豚ガツを使ったスープが評判です。

看板メニューの豬肝湯（豚レバースープ）は、臭みがなく飲みやすいと評価が高く、レバーはぷりっとやわらかくジューシーだと言われています。他にも豚ガツスープや、レバーとガツを組み合わせた総合湯などがあります。

店舗は18時30分から23時30分まで営業していますが、人気店のため行列ができることも。台湾の形をした「芋頭糕」（いももち）や特製チマキなども提供しており、台湾の庶民的な味を楽しめる夜市の名物店として地元民や観光客に愛されています。

ビブグルマン選出のB級グルメ「方家雞肉飯」

引用：食べログ

寧夏夜市の人気店「方家雞肉飯」は、台湾の定番料理「雞肉飯」を提供する屋台です。ミシュランビブグルマンにも選ばれた実力店で、地元民や観光客に愛されています。

看板メニューの雞肉飯は、しっとりとした鶏むね肉にフライドエシャロットと鶏油を使った甘辛いタレがかかっており、絶品です。あっさりしながらも旨味たっぷりで、日本人の口にも合う味わいです。

他にも、なめらかな口当たりの滷豆腐や、白ゴーヤと骨付き豚肉が入った苦瓜排骨湯などのサイドメニューも人気です。価格も7〜12TWD（約150〜260円）とリーズナブルで、コストパフォーマンスに優れています。

店内にはテーブル席があり、座って食事を楽しめます。営業時間は17時から深夜0時までで、月曜日が定休日です。台北の夜を楽しむなら、ぜひ寧夏夜市で方家雞肉飯を味わってみてください。

地元の人で賑わう餃子屋「東赤肉蒸餃」

引用：OnTrip JAL

寧夏夜市の人気店「山東赤肉蒸餃」は、60年以上の歴史を持つ地元で愛される蒸し餃子の名店です。2代目が運営するこの店舗では、店頭で職人が丁寧に餃子を包む様子を見ることができます。

餃子の具材は、脂肪分の少ない豚モモ肉、キャベツ、ネギ、黒ゴマ油を使用しています。生地は小麦粉に熱湯を注いで練り上げるため、モチモチとした食感が特徴です。

おすすめの食べ方は、醤油、ニンニク、辣醬（ラージャン）を組み合わせたタレにつけて楽しむことです。辣醬は辛みが強いので、好みの辛さに調整しながら食べるのがコツです。1セイロ10個入りで90元（約1,927円）という手頃な価格も魅力で、地元の人々や観光客に人気があります。寧夏夜市を訪れた際は、ぜひこの伝統ある味を堪能してみてください。

台湾ならではの熱々フード「福州 胡椒餅」

引用：福州 胡椒餅公式Facebook

「福州 胡椒餅」は、台湾の人気屋台料理の一つです。もともとは中国福建省福州市発祥の料理ですが、現在では台湾で広く親しまれています。

小麦粉ベースの生地に、胡椒で味付けした豚肉やネギを包み、高温の円筒形オーブンで焼き上げます。特徴的なのは、大量の胡椒を使用することで、ピリッとした刺激的な味わいが楽しめます。

焼き上がった胡椒餅は、外はカリカリ、中はジューシーで、噛むと肉汁が溢れ出します。台湾を訪れる観光客にも人気で、多くの夜市や専門店で提供されています。

近年では日本でも胡椒餅を提供する店が増えており、その独特の風味と食感が多くの人々を魅了しています。寧夏夜市を訪れる際は、ぜひこの台湾の伝統的な味を体験してみてください。

日本メディアでも紹介される有名店「永楽担仔麺」

引用：食べログ

永楽担仔麺は、寧夏夜市で人気の台湾料理店です。日本のテレビドラマ「孤独のグルメ」で紹介されたことで、日本人観光客にも注目されています。

店の看板メニューは担仔麺ですが、特に人気なのは「五郎セット」（五郎特餐）です。これは、鶏肉飯（ジーローハン）と5種類のおかずがセットになった料理で、ドラマで主人公の五郎が注文したメニューを再現しています。

鶏肉飯は、鶏のスープで炊いたご飯に細く裂いた鶏肉が乗っており、にんにくの効いた醤油ベースのタレとの相性が抜群です。おかずには、白菜、大陸妹（レタスのような野菜）、豚肉、厚揚げの煮物、煮卵などが含まれ、どれも美味しいと評判です。

店内には撮影時の写真が飾られており、ドラマファンには聖地巡礼スポットとしても人気です。台湾のローカルな雰囲気を味わえる食堂で、屋外席もあり、台湾らしさを感じられます。

SNS映えする見た目「爆漿脆皮魷魚」

引用： Pouch

「爆漿脆皮魷魚」は、寧夏夜市で人気の屋台グルメです。この料理名は、「爆漿」（とろとろの具材がたっぷり）、「脆皮」（パリパリの皮）、「魷魚」（スルメイカ）を意味します。

パリパリに揚げたイカの中に、きゅうりと山いも（または豆薯）が詰められており、噛むとトロリとした食感が楽しめます。通常8種類のトッピングが用意され、どの屋台でも150元（約695円）で提供されています。

夜市内には複数の「爆漿脆皮魷魚」の屋台があり、カラフルな看板が目を引きます。この独特な台湾屋台グルメは、パリパリの衣とトロトロの中身のコントラストが魅力で、寧夏夜市を訪れる際には是非試してほしい一品です。

地元民に愛される台湾おにぎり「慈音古早味阿婆飯糰」

引用：OnTrip JAL

寧夏夜市の北端にある「慈音古早味阿婆飯糰」は、台湾式おにぎりの人気店です。常に長蛇の列ができ、1個買うのに約30分待ちます。40元（約150円）で、コンビニのおにぎりと比べてボリュームも味も格段に上です。

おにぎりは注文を受けてから手作りされ、もち米を使用します。具材には干大根の漬物「菜脯」、台湾風高菜「酸菜」、肉でんぶ「肉鬆」、揚げパン「油條」が入ります。モチモチのもち米、カリカリの菜脯、サクッとした油條など、食感のハーモニーが楽しめます。

サイズが大きく、1人で1個食べるとお腹いっぱいになるほどです。台北の人々や観光客に愛される、寧夏夜市の名物店といえるでしょう。

食べ歩きにもおすすめな一品「劉芋仔蛋黃芋餅」

引用：OnTrip JAL

劉芋仔蛋黃芋餅は、台北の寧夏夜市にある人気屋台で、ミシュランビブグルマンにも選ばれた絶品グルメです。看板メニューは「蛋黃芋餅」で、外はカリカリ、中はモチモチのタロイモ団子に塩漬け卵黄と肉鬆（でんぶ）を包んだ逸品です。

タロイモの優しい甘さと塩漬け卵黄の塩味が絶妙なバランスで、一口食べたら止まらない美味しさが特徴です。常に行列ができる人気店で、3個以上注文すると割引になります。

メニューは「蛋黃芋餅」と「香酥芋丸」の2種類があり、後者は中身なしの純粋なタロイモ団子です。アツアツで提供されるので、火傷に注意が必要です。

タロイモ好きにはたまらない、台湾の味覚を存分に楽しめる一品です。寧夏夜市を訪れる際は、ぜひこの名物グルメを味わってみてください。

見た目も空間も可愛らしい「芋頭太郎」

引用：台湾の旨味

寧夏夜市のメイン通りにある「芋頭太郎」は、フォトジェニックな豪華版豆花が楽しめる人気のデザート店です。店内はフレンチブルドッグのイラストが散りばめられた可愛らしいインテリアで、QRコードを使ったオンラインオーダーシステムを採用しています。

看板メニューの「金牌芋頭牛奶綜合豆花」160TWD（約750円）は、濃厚なタロイモミルクと香ばしい豆腐プリンの絶妙な組み合わせが特徴です。タロイモは自然な甘みと豊かな風味を持ち、クリーミーな食感が楽しめます。

「芋頭太郎」は台湾の若い世代にも大人気で、日本人観光客にもおすすめのスポットです。エアコン完備の店内で、ゆっくりとタロイモスイーツを堪能できます。

寧夏夜市を楽しむポイント

台北随一の美食天国「寧夏夜市」。せっかく訪れるなら、最高の思い出と共に帰りたいものですよね。初めての方でも迷わず楽しめるよう、寧夏夜市を最大限満喫するためのポイントをお伝えします。

おすすめの時間帯

営業時間は17時から深夜0時まで。18時30分〜20時頃はピークの為、各店舗が開店し始め、まだ混雑も少ない17時頃からの訪問がおすすめです。人気店は開店と同時に行列ができ始めるので、早めの来店が良いでしょう。

特に牡蠣オムレツの「圓環邊蚵仔煎」や胡椒餅の「福州 胡椒餅」は、夜が更けるにつれて待ち時間が長くなります。また、9時以降は徐々に閉店する店舗も出てくるので注意が必要です。

寧夏夜市の効率的な回り方のポイント

南側入り口からスタートするのがおすすめ。ビブグルマン選出の「豬肝榮」や「方家雞肉飯」など、人気店が南側に集中しているためです。また、2〜3人でシェアしながら食べ歩くと、より多くの名物を楽しめます。

夜市内は一方通行で進むのがスムーズで、特に金曜と土曜は人が多いため、逆走は避けましょう。美味しいお店は行列が目印になるので、並んでいる店をチェックしながら進むのがコツです。見逃せない名物店は事前にメモやマップに記録しておくと安心です。

おすすめの時期と服装

年間を通して温暖な台北ですが、おすすめの時期は秋から春（10月〜4月）にかけてです。気温が穏やかで、屋台巡りや食べ歩きを快適に楽しめます。

台北の夏場（6-8月）は30度を超える蒸し暑さで、突然のスコールも。この時期は吸水速乾の服装と折りたたみ傘が必須です。一方、冬場（12-2月）は20度前後と過ごしやすいものの、夜は気温が下がるため薄手の上着があると安心。

また、食べ歩きが快適な服装として、動きやすいスニーカーとクロスボディバッグがおすすめです。露店が多いため、汚れてもいい服装を選ぶのもポイントです。

• 春（3月～5月）：薄手のシャツやカーディガンで気温の変化に対応できる服装
• 夏（6月～9月）：半袖Tシャツに、ショートパンツやスカートといった涼しい服装
• 秋（10月～11月）：長袖Tシャツに、薄手のカーディガンで気温の変化に対応できる服装
• 冬（12月～2月）：長袖シャツやセーターに、軽めのコートで夜間の冷えに対応できる服装

寧夏夜市でのルール

基本的な支払いは現金です。台湾では小銭を持ち歩く文化があるため、1000元札の両替は避けましょう。

行列の多い人気店では、並んでいる間に注文を決めておくのがマナー。写真撮影は必ず店主に許可を取ってから行い、他のお客さんの迷惑にならないよう配慮が必要です。

食べ歩きOKな店舗がほとんどですが、イートインスペースがある店舗では、座って食べることをおすすめします。ゴミは路上にポイ捨て禁止で、指定のゴミ箱か自分で持ち帰りましょう。

人気店では英語メニューを用意していることが多いですが、指差しで注文できるお店がほとんど。言葉の壁を気にせず、気になるお店にどんどんチャレンジしてみましょう。

まとめ

寧夏夜市は、台北の夜市文化を存分に楽しめる場所です。ミシュランのビブグルマンに選ばれた名店から、SNS映えする新しいグルメまで、幅広いメニューが揃っています。おすすめの時間帯に訪れ、南から北へと人気店を巡れば、台湾グルメを存分に満喫できるはずです。

ぜひ、現地でしか味わえない本場の味を探しに出かけてみてください。食べ歩きの際は、マナーを守りながら、台北の食文化を心ゆくまで楽しみましょう。

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hanada

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