台北から台南への行き方4つを徹底解説!時間・金額・メリット・デメリットを紹介
PR

台湾の京都とも言われる台南は、台湾の歴史を観光したい人に昔から人気を集めています。美食の街としても知られるので、食べ歩きしたいならばまず台南に行けば間違いないでしょう。
そんな台南ですが、日本空港から直接行きたいと思う人も多いのではないしょうか?残念なことに日本から台南への直通便はありません。そのため、多くの人が台北から台南へ向かいます。
台南旅行に行くためのアクセス方法、値段、到着までの時間を知るために、しっかり情報収集をしましょう。台北〜台南のことを知って楽しい台湾旅行を過ごしてください。
目次
台南の基本情報
出典:KKday Blog
台南は台湾最古の都市と言われています。台湾の歴史、文化、美食を知るなら、台南に行けば間違いないでしょう。
特徴としては、気候も温暖で年間を通じて過ごしやすいので、観光に適しています。夏場は日本同様に熱いので、7月の暑いシーズンに旅行する際は水分補給をしっかりとれるようにしてください。そんな台南の基本情報について、詳しく調査しました。
日本からのアクセス方法 | 日本各地の空港 → 台北(桃園)または高雄空港 → 台南へ新幹線または在来線で移動。 ※高雄空港から台南までは電車で約30分。 |
時差 | 日本との時差は−1時間 |
物価 | 日本と比べてやや安い〜同程度 |
治安 | やや安全 ※交通マナーが悪いので車やバイクに注意 |
日本からのアクセス方法
日本から台南へ行く場合は、最低1回以上の乗り継ぎが必要になります。台南への直通便が無いため、主に高雄空港を経由していく人が多いでしょう。
アクセス方法を表にしてご紹介すると、以下になります。
出発地 | 経由地 | 所要時間 |
東京(成田・羽田) | 高雄空港 | 約6〜7時間 |
大阪(関空) | 台南空港 | 約4時間 |
福岡・那覇など | 高雄空港 | 約5〜6時間 |
安くて行きやすさを重視するならば、大阪から台南へ行くのがおすすめです。所用時間が4時間と短いことに加えて、チャイナエアラインの週2便(水・土)があるので、直接台南空港へ行くことができます。
台湾での乗り換えに不安がある人は、大阪から台南へ向かってください。
台南の物価
台南の物価は日本よりやや安いか、同じくらいになります。大体日本と同じ感覚で買い物ができるでしょう。
物価の参考として、以下の表で台湾元と日本円を表に記載しました。
商品・場所 | 台湾元 | 日本円 |
魯肉飯(ルーローハン) | 約30元 | 約150円 |
小籠包(10個) | 約200元 | 約1,000円 |
ビジネスホテル | 約800〜1,500元 | 約4,000〜7,500円 |
台鉄(高雄→台南) | 約106元 | 約530円 |
日本円にすると、2025年6月現在では以上のような物価になります。注意点としては、ホテルなどは台北の方が日本よりも物価が高い場合があるので、台北でホテルを取る場合は気を付けてください。ホテルを取るならば、台南がおすすめです。
一方の観光のお土産などは、日本より物価が高いと感じるものがあるので、お土産費用は気持ち多めに用意してください。
台南の治安
台南の治安の大まかなポイントがこちらです。
- 犯罪発生率は低め
- 観光地ではスリや置き引きなどの軽犯罪
- 親日的な雰囲気があるので観光しやすい
大体は日本と同じくらい、安全に観光することができるでしょう。観光地では、日本と同様にスリ&置き引きなどの軽犯罪がありますので、貴重品はホテルの金庫に預けるなど、盗まれないようにしましょう。
特に治安が安定しているところで、ホテルを取りたい人は以下の地区を候補にしてください。
- 台南駅周辺
- 中西区
- 安平エリア
この3つの地域は、台南の中でも特に治安が安定しているので、旅行者でも犯罪に巻き込まれる確率が少ないでしょう。
台北から台南までの行き方は4つ
台北から台南までの生き方は、以下の4つです。
- 高速鉄道(新幹線)│台北駅から台南駅まで直通
- 在来線│台北駅から台南駅まで直通
- 高速バス│台北駅から台南駅まで直通だが、座席がやや狭い
- レンタカー│台北駅から台南駅まで直通可能、途中下車・観光も可能
以上の4つは、どれも台北から台南まで、ほぼ直通で行くことができます。4つの中で一番おすすめなのは、高速鉄道です。高速鉄道は4つの移動手段の中で、一番早く台南へ到着できます。
それに加えて、レンタカーよりも安いので、とにかく早く現地に到着したい人は高速鉄道を選ぶのがおすすめです。
移動手段 | 時間 | 料金 | 特徴 |
高速鉄道 | 約1.4〜2時間 | 約1,350元 | ・最速 ・快適 ・便数多い ・市街地まで乗換あり |
在来線 | 約3〜6時間 | 約738元 | ・安価 ・ローカル体験 ・市街地直結 |
高速バス | 約3.5〜5時間 | 約410元〜 | ・最安 ・便数多い ・やや時間がかかる |
レンタカー | 約3.5時間 | 約3,000元〜 | ・自由度高い ・途中観光可 ・運転&駐車に注意 |
台北から台南まで高速鉄道(新幹線)でアクセス
台北から台南に行くならば、高速鉄道(新幹線)がおすすめですが、実際に日本と同じように乗れるかどうか不安な人も多いでしょう。
台湾の新幹線について詳しく紹介していきます。
高速鉄道(新幹線)は約1時間40分でアクセス!
台北から台南までの運行なら、約1.4〜2時間ほどでアクセス可能です。各駅停車の新幹線に乗った場合2時間ほどの所要時間を考えておきましょう。早く到着したい場合は、各駅停車の新幹線に間違って乗らないようにしてください。
本数も1日あたり約130本前後と多いので、1本や2本乗り過ごしても焦る必要はありません。
- 始発:6:26発
- 最終:23:00前後
始発と最終までの時間も幅広いので、旅行の足としてとても使いやすいでしょう。台北からは南港、台北、板橋の3つの駅から乗ることができるので、ホテルや旅行先に合わせて乗る場所を決めましょう。
台南駅までは約4,500円!
台北から台南駅までは約4,500円(2025年6月現在)で利用することができます。肝心の予約方法についてご説明すると、以下の方法で新幹線の予約ができます。
- 公式サイト(日本語対応)で予約
- 旅行サイト(KKdayなど)で外国人限定割引チケットを購入
- 現地の駅窓口や自動券売機で購入
- 台湾のコンビニ(セブン・ファミマなど)で購入
特にオススメなのは、公式サイトで予約する方法です。クレジットカードが必要になりますが、日本語に対応しているので、4つの方法の中では一番楽に購入することができるでしょう。
反対に、台湾のコンビニへの購入はあまりおすすめできません。中国語で書かれていることが多く、日本人にはややハードルが高い支払い方法になっているため、公式サイトで予約方法をするようにしましょう。
高速鉄道(新幹線)の乗り方
台湾の新幹線の乗り方は、大体が日本と同じように乗ることができます。実際にどのようなポイントが、日本とは違うのか気になる人も多いでしょう。
項目 | 台湾高鉄 | 日本の新幹線 |
自由席 | あり(車両1〜3号) | あり(列車による) |
改札方式 | QRコード読み取り | 切符を差し込む方式が主流 |
チケット購入 | コンビニ・アプリ・Webが主流 | 駅窓口・券売機が主流 |
駅の立地 | 駅が郊外にあることが多い | 市街地に直結していることが多い |
列車の種類 | 番号のみ(例:803号) | のぞみ・ひかりなど名称あり |
以上のような違いがあります。
日本人の場合は、改札方式の違いと駅の立地で戸惑う人も多いでしょう。日本とは違ってQRコード読み取りが主流なので、スマホを忘れると大変です。移動する際や、台湾旅行に行くときにはスマホを忘れずに持っていってください。
また、自由席の有無も台湾と日本によってことなるので、気を付けましょう。
高速鉄道(新幹線)利用のメリット・デメリット
ここまで早くて便利という点を紹介しましたが、実はメリットもありますが、いくつかのデメリットもあります。旅行先は色々トラブルやミスも起こりやすいので、計画の段階でメリットデメリットを知ることがとても大切です。
最速で移動できるなど、メリットも多い新幹線のデメリットも知ってから利用するかどうか判断しましょう。
メリット | ・最速で移動できる ・本数が多くて便利 ・快適な車内環境 ・外国人向け割引パスあり ・予約が簡単 |
デメリット | ・料金がやや高め ・台南駅が郊外にある ・繁忙期は混雑する ・途中観光がしづらい |
表にして簡単にメリット・デメリットをまとめると以上になります。メリットが多い物の、デメリットも相応にある結果になりました。
以降の項目で、さらにメリットとデメリットについて深堀りしていきましょう。
高速鉄道(新幹線)利用のメリット
新幹線を使用するメリットは以下の5つです。
- 最速で移動できる
- 本数が多くて便利
- 快適な車内環境
- 外国人向け割引パスあり
- 予約が簡単
一番大きなメリットは、最速で移動できることでしょう。
渋滞の心配がないので、予想よりも時間がかかってしまう事態にはなりにくいです。さらに、本数が多いので乗り遅れた時のリカバリーも効きます。
台湾では外国人向けの割引パスがあるので、それを利用すれば思ったよりも安く移動できるでしょう。値段が在来線や高速バスと比べるとかなり高めですが、総合的に見れば新幹線で行くのが一番ラクでお得に行くことができるでしょう。
高速鉄道(新幹線)利用のデメリット
新幹線のデメリットは、以下の4つになります。
- 料金がやや高め
- 台南駅が郊外にある
- 繁忙期は混雑する
- 途中観光がしづらい
一番ネックなのは料金が高めなところと、途中下車で観光がしにくいところでしょう。台北から台南の新幹線は直通なので、途中下車することはできません。
さらに、台南駅自体が郊外にあるので、バスやタクシーなどを利用する必要があります。そのため、日本円にして約4,500円ほどで行けるとしても、バスやタクシーなどで思ったよりも交通費が掛かってしまうおそれがあります。
また、繫忙期は混雑しますので、予約やチケット購入がしにくいというデメリットもあります。こちらは、数週間前から予約することで対処するようにしていきましょう。
高速鉄道(新幹線)を利用するのにおすすめな人
高速鉄道(新幹線)を利用するのにおすすめな人は、以下に当てはまる人です。
- 時間を有効に使いたい人
- 初めて台湾旅行をする人
- スケジュール重視する人
- 家族連れ&高齢者の人
- 外国人向けパスを利用したい人
特に外国人向けのバスを利用したいという人におすすめです。
その理由は、その外国人向けのパスに「 3日間乗り放題」など、条件が当てはまればとてもお得なパスが貰えるからです。台湾旅行へ行くときに、外国人向けのパスの条件を調べるのは必須です。
他にもメリットはあります。乗り換え不要なので、家族連れの方や高齢者の方の負担が少なく利用できるでしょう。乗り換えの時にはぐれたりするリスクがあるので、乗り換え不要だとそのリスクが減らせるでしょう。
台北から台南まで在来線でアクセス
新幹線の次は在来線でのアクセスについて紹介していきます。台北から台南に、在来線で向かう場合は乗り換えと時間がかかりますが、その分安く移動が可能です。
さらに、新幹線とは違い途中で降りて観光することもできるので、柔軟に対応できるでしょう。台北から台南まで在来線のアクセス方法や特徴などを知って、旅行計画を立ててください。
在来線は約3時間半〜でアクセス
在来線の場合は、乗り継ぎを含めて約3時間ほどでアクセスできます。乗り継ぎで経由する場合は、以下の駅の順に行くといいでしょう。
- 台北駅
- 台中駅
- 台南駅(到着)
台中駅に寄れるので、途中でご飯を食べたりなど柔軟に計画を変更可能です。ですが、途中下車する場合は通常よりも到着時間が遅れるのでそこは注意が必要でしょう。
また、特急や急行の違いによって若干時間が前後します。
- 特急「自強号」:約3時間30分〜4時間
- 急行「莒光号」:約4時間〜5時間
早さを求めるならば、特急「自強号」の利用がおすすめです。
台南駅までは約3,600円!
台南駅まで約3,600円で行くことができ、台北から台南駅を繋ぐ在来線の利用方法は、日本と似ています。
しかし切符の買い方は日本とやや違う点があるので注意しましょう。台湾でも日本と同様に切符を購入できますが、台湾ではQRコードが主流です。
スマホではなくガラケーを所有しているなど、特別な理由がなければ、QRコードで改札を通ると楽に改札を通ることができます。自強号・莒光号は指定席があるので家族で指定席に乗りたい人は、早めの予約をしてください。
在来線利用のメリット・デメリット
新幹線同様に在来線利用には、メリットとデメリットがあります。
在来線のメリットと言えば、その安さと途中下車のしやすさが真っ先に浮かぶ人も多いでしょう。実は、時間が掛かることと乗り継ぎの必要があるというデメリットも相応にあります。
メリット・デメリットを表にしたら、以下のようにメリット・デメリットが半々という結果になりました。実際の詳しいことをそれぞれ見ていきましょう。
メリット | ・料金が安い ・市街地に直結 ・ローカルな雰囲気を味わえる ・予約なしでも乗れる |
デメリット | ・所要時間が長い ・混雑や遅延に巻き込まれる場合がある ・車両が古い場合がある ・英語・日本語案内が少なめ |
在来線利用のメリット
在来線利用の最大のメリットは、料金の安さでしょう。時間こそ新幹線よりもかかりますが、その分値段が安いので、コスパよく旅行をしたい人ならば、選んで損はありません。
さらに、予約なしでも乗れるので途中下車や寝坊・体調不良などのハプニングで予定を変更しなければいけない時でも柔軟に対応できます。
時間がゆっくりだからこそ、列車から台湾の街並みを見ることができるので、景色を見たり台湾の街並みを見たい人は、こちらもメリットになります。
在来線利用のデメリット
在来線利用のデメリットの中で一番大きいのは、混雑や遅延に巻き込まれる場合があることでしょう。在来線ということは、日本と同じように出社で利用する人など、様々な目的の人も利用します。
そのため、必然的に混雑や時間帯に寄っては通勤&帰宅ラッシュに巻き込まれるでしょう。人混みで体調を崩しやすい人は、あまりオススメできません。
また、車両が古い場合があるので、少し乗り心地に難があると感じる人もいるでしょう。在来線を利用する人は、時間や体力に余裕があって少人数の人におすすめです。
在来線を利用するのにおすすめな人
在来線を利用するのにおすすめな人に当てはまるのは、以下の人になります。
- 台湾の日常風景や車窓の景色を楽しみたい人
- コストを抑えたい人
- 市街地に直行したい人
- のんびり旅を楽しみたい人
- 途中下車して観光したい人
台北から台南へ在来線で行くのに向いている人は、以上のような人です。在来線はゆっくりと時間がある人に向いています。
日帰りだと少し厳しいですが、1泊2日~2泊3日でしたら在来線を利用した方が、ゆったりと台湾の街並みを楽しむことができるでしょう。
台北から台南まで高速バスでアクセス
台北から台南まで高速バスで行く場合の行き方や、費用、時間などについて紹介します。高速バスは、在来線よりも安く訪れられるのがメリットの一つです。
それに加えて在来線よりも、早く到着できる場合があります。台湾の高速バスもそれぞれの特徴がありますので、特徴を知って利用するかを決めてください。
高速バスは約3時間半〜5時間でアクセス!
交通状況にもよりますが、約3時間30分〜5時間ほどで台北から台南に行くことができます。主に利用できるバスは以下の3つ。
- 統聯客運(U Bus)│3列シートで快適
- 和欣客運(HoHsin Bus)│マッサージ機能・USB充電・テレビ付きのプレミアムもあり
- 国光客運(Kuo-Kuang)│便数が多くて深夜便も充実している
この3つの中では、国光客運(Kuo-Kuang)が、便数が多くて深夜便も豊富なので、旅行者に利用しやすいでしょう。バスである以上ある程度、渋滞の影響が出てくるので繫忙期やハイシーズンに避けて利用するのがオススメです。
台南までは約2,300円
台南までは、約2,300円ほどで行くことができます。日本と同じように、シーズンごとに値段が違いますので、安く予約したい場合は、ハイシーズンや繫忙期を避けるといいでしょう。
高速バスの予約方法も、日本と同じように、WEBを利用して予約することができます。WEBは日本語対応されているものもあり、なくてもGoogle翻訳を利用することで簡単に予約できるでしょう。
購入方法は以下の3つの方法があるので、どれを使うかしっかり考えて決めてください。
- 台北バスターミナルの窓口
- 自動券売機※英語対応あり
- オンライン予約
高速バス利用のメリット・デメリット
高速バスを利用する上で気になるメリットデメリットですが、高速バスにも勿論あります。高速バスの基本的なメリットは料金の安さと、便の多さです。
海外旅行の場合は、気分やちょっとしたトラブルで予定変更がつきものです。そのため、途中下車できたり、便が多かったりすると、それをカバーしやすくなります。
一方で、所要時間が長かったりなど相応のデメリットもあります。メリットデメリットをしっかり見て、高速バスを利用して楽しい台南旅行に行くかを決めてください。
メリット | ・料金が安い ・直行便が多い ・便数が多い ・深夜便あり ・乗車地・降車地の選択肢が多い ・快適な車内設備 |
デメリット | ・所要時間が長い ・到着時間が読みにくい ・体への負担が大きい ・眠れない可能性がある※夜行バスを利用する場合 |
高速バス利用のメリット
高速バスの一番のメリットと言えば、料金の安さでしょう。シーズン外で予約すれば、約1,900円という安さで予約することも可能です。
さらに深夜便もあるので、夜中まで遊んだ帰りや寝ながら移動することもできるでしょう。その場合は、夜行バスを利用してください。
また、途中下車も可能なため、気分が変わった時や体調が悪くなった時でも柔軟に対応できるでしょう。直行便もあるので、乗り換えをしたくない人は直行便を利用してください。
高速バス利用のデメリット
高速バスのデメリットは、到着時間が読みにくい所でしょう。バスということもあり、渋滞などの影響を強く受けてしまいます。
そのため、ハイシーズンなどの旅行シーズンの時に利用すると思ったよりも時間がかかってしまいます。利用する場合は、シーズンから少しずらした時期に利用するといいでしょう。
日帰りで利用するには少し厳しいので、高速バスを利用する場合は1泊2日か2泊3日以上の旅行で利用するのがオススメです。また、夜行バスを利用する場合は、体の負担が大きいので体が弱い人の利用には向きません。
高速バスを利用するのにおすすめな人
高速バスを利用するのにおすすめな人は、以下の人です。
- 交通費を節約したい人
- 深夜・早朝に移動したい人
- 荷物が多い人
- のんびり移動を楽しみたい人
交通費を節約するならば、高速バスが一番安いことに加えて、のんびりした旅行に向いています。他にも家族連れでの旅行にもおすすめです。
安いことが最大のメリットですが、マッサージ機能やUSB充電付きの豪華な高速バスもあります。テレビを見ながら現地にいくこともできるので、少しお金をだしてゆったりと楽しみながら利用することができるでしょう。
台北から台南までレンタカーでアクセス
台北から台南までレンタカーで行くこともできます。普通自動車の免許が必要になるので、レンタカーを利用できるのは免許を持っている人のみなので注意が必要です。
レンタカー利用するのは、家族連れの人や運転に慣れている人に、特に向いているので家族連れの方はこちらの利用も考えてみるといいでしょう。
レンタカーは約3時間半〜でアクセス!
レンタカーは約3時間半〜(高速道路あり、渋滞なしの場合)ほどで台南に行くことができます。時間は約3時間ほどになりますが、渋滞や旅行シーズンに大きく影響を受けるので、利用する場合はシーズンから少し外れた時に利用するといいでしょう。
仮に渋滞に巻き込まれた場合は、約3時間半〜5時間半程まで移動時間が伸びる可能性があります。渋滞に巻き込まれた時を考えて、飲み物や軽い軽食などを準備するともしもの時に安心でしょう。
台南までは約15,000円!
台北から台南に行く場合の値段は約15,000円と、台湾で利用できる移動手段の中で一番の高値です。その代わり、自分の行きたいところへ自由に行くこともできます。
- 体調不良
- 予定変更
- ホテル変更
など、以上のようなトラブルや変更にも柔軟に対応することができておすすめです。
さらに、公共機関を利用すると乗り換えや乗り継ぎの段階で、迷ったりなどのリスクがありますが、レンタカーの場合はそのリスクがありません。家族連れで子どもが幼いうちに旅行に行く場合は、レンタカーの方が安全に移動できるでしょう。
レンタカー利用のメリット・デメリット
レンタカーを利用する場合のメリット・デメリットはそれぞれ4つあります。レンタカーを利用する上で、メリットやデメリットを知ってから利用したい人も多いでしょう。
以下の表にして、レンタカーを利用するメリット・デメリットについて簡単にまとめました。
以下の項目でさらにメリット・デメリットについて深掘りしていきますので、こちらを見てレンタカーで台北から台南旅行をするのかを決めてください。
メリット | ・自由に予定を立てられる ・荷物が多くても安心できる ・公共交通が不便が場所でも安心 ・乗り捨てができる※別途料金あり |
デメリット | ・費用が高い ・日本と車両が違うので慣れが必要 ・駐車場探しの必要あり ・台湾の道路交通法に戸惑う |
レンタカー利用のメリット
レンタカーを利用するメリットは、何よりも自由に移動計画を立てられることでしょう。現地の道路交通法や車両の特徴などを把握しなければいけませんが、それを乗り越えれば一番汎用性が高いでしょう。
他にも荷物が多くても乗客の迷惑になることが無いことに加えて、公共交通が不便な所へ観光に行くときも安心できるでしょう。家族連れの方は、レンタカーを利用した方が安心して利用できます。
乗り換えの手間もありません。乗り捨て可能で日本語対応があるレンタカーを利用したいならば、和運租車を利用するのがおすすめです。
レンタカー利用のデメリット
レンタカーを利用する場合の最大のデメリットは、日本と台湾では車や道路交通法の違いがあることです。主な違いを紹介すると、こちらです。
- 赤いライン=駐車禁止
- 白いライン=駐車OK
- ガソリンは「92」「95」「98」の3種類で普通車は「95」が一般的
特に白いラインと赤いラインは日本では見慣れないため、うっかり駐車すると道路交通法違反になってしまいます。それに加えて、レンタカーは約15,000円とかなり費用が高くなります。
ガソリン代や高速道路の料金などを合わせると、さらに高くなる場合があるでしょう。
レンタカーを利用するのにおすすめな人
レンタカーを利用するならば、以下のような人が特におすすめです。
- 途中で観光地(台中・嘉義など)に立ち寄りたい人
- 家族やグループで荷物が多い
- 時間に縛られず、自由な旅程を組みたい
時間に縛られないというのが、旅行を楽しむ上ではとても重要でしょう。乗り換えや乗り継ぎを経由すれば安く移動できますが、その間に体力が消費されたりなど、楽しむころにはぐったり、なんてことになってしまいます。
体への負担はレンタカーの方が比較的少ないので、旅行を最大限楽しみたい人はレンタカーを利用してください。
台北から台南までのおすすめルート
台北から台南へ移動するには、いくつかの交通手段があるのは、先ほどの項目でもご紹介しました。スピード重視、コスト重視、旅の雰囲気重視など、自分の旅行計画に合わせて選べるように、
- 高速バス
- 高速鉄道(新幹線)
- レンタカー
- 在来線
それぞれの特徴と、おすすめルートを紹介します。
安く訪れたい人は高速バスがおすすめ
とにかく交通費を抑えたい!という方には高速バスを利用しましょう。台北から台南まで約2,300円前後で移動できます。早朝〜深夜まで多数の便があるから、予定の変更や途中下車もしやすいでしょう。特に夜行バスを利用すれば宿代の節約にもなります。
注意点としては、枕が変わると寝れない繊細な人は寝不足になるので、夜行バスはあまり向きません。リクライニングやUSB充電など快適な装備が整ったバスもあり、価格以上の快適さを感じられるでしょう。
とにかく安く移動したい人は、高速バスを利用してください。
スピーディーに訪れたい人は高速鉄道(新幹線)がおすすめ
時間を有効に使いたい方は、台湾の高速鉄道(新幹線)がおすすめです。台北から台南高鉄駅までわずか約1時間40分で行くことができます。
- 座席はゆったり
- Wi-Fiあり
- 荷物置き場あり
新幹線は以上のようなサービスに加えて本数が多く、乗車時間を自由に選べるのも大きなメリットでしょう。ただし、台南高鉄駅は市街地から少し離れているため、到着後は台鉄「沙崙線」での移動が必要になります。
約4,500円〜が平均費用ですが、駅からの移動のためにさらに数千円ほどの移動費が必要になります。
荷物が多い人はレンタカーがおすすめ
大きなスーツケースがある、途中観光にも立ち寄りたい方に、おすすめなのがレンタカーです。台北から台南まで高速道路を使って約3.5〜4.5時間で移動することができます。
自分のペースで旅を進められるうえ、郊外の穴場スポットにも気軽に立ち寄れるのがポイント。家族旅行やグループ旅行にもぴったりでしょう。
ただし、中国語翻訳付きの日本の免許証が必要なので、事前準備が必要なことに加えて、日本と台湾の道路交通法の違いを知ることが必要です。
ローカルな雰囲気を楽しみたい人は在来線がおすすめ
のんびり列車旅を満喫したい人には在来線がおすすめです。台北から台南まで特急「自強号」で約3時間半〜4時間、直通で台南市街地の中心にある駅へ行くことができるでしょう。
移動中はのどかな風景を楽しめ、まさに「旅している実感」を味わえます。料金は約738元(約3,600円)とリーズナブルで、途中下車して観光地に立ち寄るのも可能です。
その代わりですが、行くまでの時間が長めなことに加えて、乗り換えの手間があります。ゆっくり楽しみたい人は在来線を利用してください。
台北から台南に帰る方法
台北から台南に帰る方法は、行きと同じく4つの方法があります。
- 高速鉄道
- 在来線
- 高速バス
- レンタカー
帰りの場合は、そこまで急ぐ必要がありません。そのため、利用するならば在来線か高速バスを利用するのがおすすめです。
高速バスでも「夜行バス」ならば、寝ながら帰ることができるので、すぐに寝ることが出来る人は夜行バスを利用するのも良いでしょう。帰った後も「観光の予定がある」という人は、高速鉄道で素早く台南に帰るのがおすすめです。
台北から台南までのアクセス方法に関するよくある質問
こちらでは、台北から台南へのアクセス方法に関してよくある質問も紹介しています。例えば、アクセスするならば「一番のおすすめの方法は?」など、旅行計画を立てる上で、気になる人の多い物をメインにピックアップしました。
最後までこちらも見て、台北や台南旅行の楽しい計画を立ててください。
台北から台南までのアクセスで一番おすすめは?
台北から台南までのアクセスで一番のおすすめは、高速鉄道です。値段は少し高めですが、圧倒的な速さで現地につくことができます。早いということは、それだけ楽しい時間が増えます。
弾丸旅行や1泊2日など旅行日数が短い場合は、特に時間は貴重です。一人旅か少人数の旅行の場合は、高速鉄道を利用してください。一方の家族旅行や大人数の旅行の場合は、高速バスの利用がオススメです。
乗り換えの必要がないことに加えて、荷物が多くても安心して利用できます。乗り換えがないということは、それだけ迷子やはぐれるリスクが減るので、海外旅行を安全に楽しみたいのならば、大きなメリットでしょう。
台北から台南までの距離は日本で言うとどのくらい?
台北から台南までは約310kmで、これは日本で言うと「東京〜名古屋間」くらいの距離になります。
区画 | 距離 | 所要時間(新幹線) |
東京〜名古屋 | 約342km | 約1時間30分 |
台北〜台南 | 約310km | 約1時間30〜40分 |
多少距離の違いはあるとはいえ、大体東京から名古屋へ行くくらいの値段と時間で行くことができるでしょう。
ちょっとした日帰り気分で行くことができる距離なので、台北か台南のどちらかにホテルをとっているならば、旅行先候補に入れるのがおすすめです。
台湾の交通系IC「悠遊カード」ってなに?
悠遊卡股份有限公司が発行する非接触型ICカードが「悠遊カード」です。悠遊カードは以下の場所で利用することができます。
- 地下鉄
- 市バス・路線バス
- 在来線
- YouBike
- コンビニ・スーパー・飲食店
以上の場所や施設で利用できるので、台湾旅行へ行く際には「悠遊カード」を発行するのがおすすめです。カード本体は日本円にして約450円ほどで、発行することができます。
注意点としては、台湾新幹線では利用できません。ですが、利用できる場所が幅広いので1枚持っておいても損はありません。
まとめ
台北から台南へ移動する場合に、おすすめの移動手段は以下の2つです。
- 高速鉄道│一人旅&少人数の旅行におすすめ
- 高速バス│大人数&家族旅行におすすめ
以上の2つは、値段や時間を加味してもバランスがとてもよくて利用しやすいでしょう。特別何かなければ、以上の2つを利用すれば、まず間違いはありません。
注意点としては、高速バスの場合は渋滞に左右されるので、利用する場合は旅行シーズンから外れた時期に利用するとスムーズに現地に到着できるでしょう。ぜひ、本記事を見て楽しい台湾旅行の計画を立ててください。
人気記事
人気・おすすめタグ
関連記事

タンザニアでおすすめの観光スポットを定番から穴場まで紹介!自然あふれる絶景スポットを満喫するモデルコース付き

清州空港からソウルへの行き方は?リムジンバス・電車・タクシーなど手段別で明洞や江南までのアクセスを紹介

アルゼンチン旅行で絶対行きたい人気の観光スポット特集!費用の目安や治安の注意点、モデルコースも一緒に解説

ノルウェーのおすすめ観光スポットと有名なところ特集!物価や機構、モデルコースも紹介

ヒルトンアメックスの入会キャンペーン【2025年6月最新】プレミアムとの違いや無料宿泊について

スウェーデンのおすすめ観光スポットと絶対に行くべき有名な場所を紹介!1泊で周れるモデルコース付き

ベトナムにあるリゾート地おすすめ7選!子連れやカップル、女子旅など場面別で紹介!

台北から台南への行き方4つを徹底解説!時間・金額・メリット・デメリットを紹介

インドネシアの治安は大丈夫?旅行前に知っておきたい安全情報とトラブル回避法

台北から九份までの5つの行き方をご紹介!メリットデメリットや向いている人も解説

【最新版】カザフスタンの治安は安全?旅行前に知っておきたい注意点と安心対策ガイド

シンガポールの最新治安情報特集!治安がいいエリアや注意したいトラブルを紹介