ワーホリに最適なクレジットカードと選び方の完全ガイド【2025年最新版】
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ワーキングホリデーを成功させるためには、滞在先や仕事の準備だけでなく、海外生活で必須となるクレジットカードの選び方も大きなカギとなります。
ビザ申請時の支払い、現地でのキャッシュレス決済、医療保険としての活用、そして滞在先のデポジット支払いなど、カードが活躍する場面は数え切れません。
また、引き落とし口座や利用手数料、サポート体制などを事前に理解しておくことで、トラブルの予防にもつながります。
このページでは、ワーホリに適したおすすめカード5選をはじめ、海外で役立つカードの特徴や注意点、よくある疑問まで網羅的に紹介しています。
初めての海外生活でも安心できるよう、実際に多くの人が選んでいる信頼性の高いカードを中心に解説していきます。
目次
ワーホリにおすすめのクレジットカード5選
ワーキングホリデー(ワーホリ)に出発する前に、持っておきたいのが海外利用に強いクレジットカードです。現地での支払いはもちろん、保険やサポートなど機能面でも安心感が求められます。
ここでは、手数料や補償内容を比較しながら、ワーホリ経験者からの評価も高いおすすめのクレジットカードを5枚ご紹介します。
三井住友カード ゴールド
三井住友カード ゴールド(NL)は、年会費無料の条件が用意されている数少ないゴールドカードのひとつです。
年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が無料となるため、費用を抑えながらもゴールドカードの特典を活用したい方に適しています。海外でのショッピング利用には約2.2%の手数料がかかりますが、比較的標準的な水準です。
また、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯し、旅行中の万が一にも備えることができます。海外キャッシングも可能で、緊急時の現地通貨の調達にも便利。
スマホアプリとの連携もスムーズで、利用明細やポイントの確認がしやすく、ワーホリ中でも安心して管理できます。初めてのワーホリで「コストを抑えながらも安心したい」という方におすすめです。
年会費 | 通常5,500円(年100万円以上の利用で翌年以降無料) |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
レート | Visa/Masterレート + 海外手数料(2.2%程度) |
海外利用手数料 | 約2.2% |
キャッシング | 可能(設定額により異なる) |
海外旅行保険 | 最大2,000万円(利用付帯) |
海外サポート体制 | Visaワールドワイドサポートあり |
JCBカード ゴールド
JCBカード ゴールドは、日本発の国際ブランドであるJCBが提供する信頼性の高いゴールドカードです。日本人利用者を強く意識した設計になっており、特にハワイやアジア圏での利便性やサポート体制に定評があります。
年会費は11,000円必要ですが、その分手厚い補償や特典が用意されています。海外利用時の手数料は約1.6%とやや控えめで、コスパも抜群。
海外旅行保険は自動付帯と利用付帯を組み合わせることで最大1億円まで補償されるため、長期滞在でも安心です。
また、JCBプラザという日本語対応の海外サポート拠点が60ヶ所以上に設置されており、言語に不安がある人にとっては心強い存在です。特に日本語でのサポートを重視するワーホリ参加者におすすめできる1枚です。
年会費 | 11,000円(税込) |
国際ブランド | JCB |
レート | JCBレート + 海外手数料(1.6%程度) |
海外利用手数料 | 約1.6% |
キャッシング | 可能(ネットで申請) |
海外旅行保険 | 最大1億円(自動+利用付帯) |
海外サポート体制 | JCBプラザ(世界60ヶ所以上に拠点) |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドは、ANAマイレージクラブとの提携カードであり、マイルを貯めながら海外旅行時の安心感も得られるプレミアムなクレジットカードです。
年会費は34,100円とやや高めですが、その分、海外旅行傷害保険が最大5,000万円まで利用付帯されており、補償内容は非常に充実しています。
ブランドはアメリカン・エキスプレスで、サポートの対応はきめ細やかかつ丁寧です。カード利用時の海外手数料は約2.0%程度ですが、キャッシングには非対応のため、現金が必要な場合は他のカードを併用する必要があります。
さらに、ワーホリ中は、アメックスの「オーバーシーズ・アシスト」による24時間の海外サポートが受けられ、万が一のトラブルにも迅速に対応可能です。
航空券の購入や渡航前の手配も便利になるため、ANA便をよく使う人や、出発前から特典を活用したい方にとって非常に魅力的なカードです。
年会費 | 34,100円(税込) |
国際ブランド | American Express |
レート | Amexレート + 手数料(2.0%程度) |
海外利用手数料 | 約2.0% |
キャッシング | 不可(アメックスは原則キャッシング非対応) |
海外旅行保険 | 最大5,000万円(利用付帯) |
海外サポート体制 | オーバーシーズ・アシスト対応 |
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは、年会費が1万円程度でありながら世界の空港ラウンジ無料が無料で付帯する為、長期の海外滞在に非常に適しています。
海外旅行保険は最大5,000万円(利用付帯)で、持っているだけではカバーされないものの、航空券や宿泊代を1円でもカードで支払えば保険適用されます。海外利用手数料は約1.63%とやや抑えめ。
さらに、楽天ポイントが貯まりやすく、帰国後も普段使いしやすいのも魅力です。楽天会員であれば審査も比較的スムーズなので、初めてのゴールドカードとしても現実的な選択肢です。
サポートも日本語でスムーズに対応してもらえるため、英語に不安のある方でも安心して使えます。
年会費 | 11,000円(税込) |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCBから選択可 |
レート | 各ブランドレート + 海外手数料(約1.63%) |
海外利用手数料 | 約1.63% |
キャッシング | 可能(海外ATM利用可・事前設定必要) |
海外旅行保険 | 最大5,000万円(利用付帯) |
海外サポート体制 | 日本語コールセンター/楽天プレミアム専用デスクあり |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費22,000円ながら上級カードらしい充実した特典が用意されている、コストパフォーマンスの高いカードです。
アメックスブランドということで、海外での利用時のステータス性もあり、旅行好きや海外滞在が多い人から高く評価されています。海外旅行保険は自動付帯で最大1億円と、補償内容も十分。
特にビジネス目的の渡航や、長期のワーホリ滞在で「サポートの手厚さ」や「ステータス感」を求める方に適しています。
また、専用コンシェルジュサービスを利用できるのも大きな魅力で、レストラン予約や現地での手配などを日本語で依頼することができます。単なる決済手段を超えた価値を求める人にとって、頼れる1枚です。
年会費 | 22,000円(税込) |
国際ブランド | American Express |
レート | Amexレート + 手数料(2.0%程度) |
海外利用手数料 | 約2.0% |
キャッシング | 一部対応(要事前申込) |
海外旅行保険 | 最大1億円(自動付帯) |
海外サポート体制 | コンシェルジュ・グローバル対応 |
Wise(ワイズ)デビットカード
Wise(旧TransferWise)のデビットカードは、海外送金サービスで有名なWiseが発行するマルチ通貨対応のVisaデビットカードです。
世界中で現地通貨による支払いができ、レートはほぼ実際の為替レートに近い「リアルレート」が適用されるのが最大の魅力。
為替手数料も非常に安く、外貨両替の手間やコストを最小限に抑えられるため、ワーホリや留学など中長期滞在者に人気があります。
また、オンラインでアカウント開設・チャージができるため、クレジットカードの審査に不安がある人でも持ちやすいのが特徴です。
Wiseは日本からも発行・利用可能で、手持ちのカードと組み合わせて活用すれば、支払いをより細かく管理することができますよ。
年会費 | 無料 |
国際ブランド | Visa |
レート | 中央レート(為替スプレッド約0.35〜1.0%) |
海外利用手数料 | 低水準(多通貨口座からの支払いでほぼ手数料なし) |
キャッシング | 海外ATM引き出し可能(30,000円相当までは月2回まで無料) |
海外旅行保険 | 付帯なし(他カードや保険との併用が推奨) |
海外サポート体制 | チャット・メールによる英語サポート、日本語対応も一部あり |
ワーホリでクレジットカードが重要な理由
ワーキングホリデーに出発する際、現地通貨の準備や銀行口座の開設も大切ですが、それ以上に1枚は必ず持っておきたいのがクレジットカードです。
海外生活では日本以上にカード社会であることが多く、持っていないと不便やリスクを感じる場面も少なくありません。ここでは、ワーホリでクレジットカードが重要とされる理由を5つに分けて紹介します。
付帯保険がついているから
多くのクレジットカードには、海外旅行傷害保険が付帯しています。ケガや病気、盗難、飛行機の遅延など、ワーホリ中に起こり得るトラブルへの備えとして心強い存在です。
カードによっては自動付帯(持っているだけで有効)と利用付帯(旅費を支払った場合のみ有効)の2種類がありますが、上手に使い分ければ複数のカードで補償額を上乗せすることも可能です。
高額な海外医療費を自己負担で支払うリスクを避けるためにも、保険付きのクレカはマストと言えます。
キャッシュレス支払いが主流だから
オーストラリア、カナダ、ニュージーランドといった人気のワーホリ先では、現金よりもカード決済が一般的です。
特に近年はタッチ決済(Visaのタップ決済など)が普及しており、カフェやバスなどの少額決済でもカードが使われます。
また、現地での生活に馴染むためには、クレジットカードやデビットカードを日常的に使いこなす必要があります。現金しか持っていないと、利用を断られる場面も多くなるため、最低1枚はクレカを用意しておくべきです。
クレジットカードが支払い能力の証明になるから
ワーホリ中の滞在先を探すときや、シェアハウスに入居する際など支払い能力の証明を求められることがあります。
日本とは異なり、現地では信用スコアやクレジット履歴が重要視される場面があり、クレジットカードの所持は「支払い能力のある人物」という信頼の証になることも。
特に初対面での交渉時などでは、クレジットカードを提示できることで、信用面で有利になる可能性があります。
ビザ申請がクレカ決済になる場合があるから
ビザの申請費用がクレジットカードでのオンライン決済に限られている国もあります。たとえば、以下のような人気ワーホリ国では、申請時にクレジットカードが必要となります。
- オーストラリア:申請費用(AUD)をオンラインで支払う際、VisaまたはMastercardが利用されます
- カナダ:IEC(ワーホリ枠)申請料は、クレジットカードまたはデビットカードで支払い
- ニュージーランド:申請も支払いもすべてオンラインで完結、クレジットカード決済が基本
- イギリス(YMS):支払いはカード払い、現金や銀行振込は不可
こうした国では、クレジットカードを持っていないとそもそもビザ申請自体が完了しないため、渡航準備の初期段階で1枚は用意しておく必要があります。
デポジット利用ができるから
海外では、ホテルのチェックイン時やレンタカーの手配時に「デポジット(保証金)」としてクレジットカードが求められるケースが多くあります。
現地の銀行口座がない場合、こうした場面ではクレカがなければ対応できません。たとえばホテルでは、カードに一定額を一時的に確保(オーソリゼーション)することで、後のトラブル防止につなげています。
現金ではデポジットを受け付けないこともあるため、クレジットカードは実質的に「滞在保証」の役割も果たします。
ワーホリにクレジットカードを持っていくなら何枚が最適?
ワーホリに持っていくクレジットカードの枚数は、2枚から3枚が理想的とされています。
理由は、万が一の紛失や磁気不良、利用制限などに備えて、メインカードに加えてサブや予備を用意しておくことで、トラブル時にも支払い手段を確保できるからです。
メインカードとしては、保険やポイント還元が充実しているゴールドカードやプレミアムカードがおすすめです。VisaかMastercardのいずれかを選ぶと、世界中で使えるため安心感があります。
サブカードには、異なる国際ブランドのものを持っておくと便利です。たとえば、メインがVisaなら、サブはJCBやアメリカン・エキスプレスなどにしておくことで、利用可能な店舗が広がります。
さらに予備カードとして、学生でも作りやすい年会費無料のスタンダードなカードを一枚用意しておくと安心です。たとえば楽天カードやセゾン系のカードは審査が比較的やさしく、ポイントも貯めやすいため、日常利用にも向いています。
1枚だけだと不安定になりやすいため、最低でも2枚、可能であれば3枚持っていくことで、ワーホリ中の生活をより安全かつ快適に送ることができます。
ワーホリに持っていくクレジットカードの選び方基準
クレジットカードはどれも同じように見えますが、海外で使う場合は見るべきポイントがいくつもあります。
とくにワーホリのような長期滞在では、手数料や保険内容、発行スピードなど細かい条件が後々の安心につながります。
海外手数料
海外でカードを利用するときは、現地通貨に換算される際の「海外事務手数料」が発生します。これはカード会社ごとに設定されており、一般的には1.6%から2.2%程度が目安です。
VisaやMastercardは1.6〜2.0%、アメリカン・エキスプレスはやや高めの傾向があります。JCBは海外加盟店が少なめですが、手数料は比較的抑えられています。
頻繁にカードを使う生活になることを考えると、手数料の差が積もって大きな出費につながるため、できるだけ低いカードを選びましょう。
付帯保険の有無
クレジットカードに付いている海外旅行保険は、カード選びの中でも特に重要なポイントです。大きく分けて「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
自動付帯はカードを持っているだけで保険が適用されるのに対し、利用付帯は旅行に関する支払い(航空券など)をカード決済することで適用されます。またチェックするべき補償項目には以下のようなものがあります。
治療・救援費用 | 病気やケガによる通院・入院、救急搬送などにかかる医療費を補償。100万〜500万円が一般的。 |
携行品損害 | スマートフォンやカメラ、スーツケースなどの盗難・破損などの損害を補償。年間10万円前後。 |
賠償責任 | 他人をケガさせた、物を壊してしまったなど第三者に損害を与えた場合の補償。1,000万円以上が望ましい。 |
救援者費用 | 家族や代理人が現地へ駆けつける際の渡航費・滞在費を補償。カードによって付帯の有無が異なる。 |
傷害死亡・後遺障害 | 不慮の事故による死亡や後遺障害が残った場合の補償。最高2,000万円~1億円の範囲で設定。 |
発行スピード・年会費・国際ブランド
渡航までに時間が限られている人は、カードの発行スピードも重要なポイントになってきます。
即日審査や最短3営業日で発行できるカードもある一方で、ゴールド以上のカードでは1週間から10日かかることも。
また、年会費についても注意が必要で、年会費無料のものもあれば、1万円以上かかるゴールドカードもあります。年会費が高くても保険やサポートが充実していればコストパフォーマンスは高い為じっくり比較してみましょう。
他にも、ブランドによって使える国や店舗が異なるため、VisaまたはMastercardを1枚は持っておくのが安心です。JCBは日本人向けのサポートが強いですが、使えない地域もあるため補助的な位置づけがおすすめです。
海外キャッシング
現地通貨を引き出す際に便利なのが、クレジットカードの海外キャッシング機能です。
国際ATMにカードを挿し、暗証番号を入力するだけで現金が引き出せるため、両替所を探す手間が省けます。利息は発生しますが、金利は一般的に年利15〜18%程度と想定されており、短期間で返済すれば銀行や両替所よりも有利になることもあります。
ただし、出発前にキャッシング枠を設定しておく必要があり、後から申し込むと時間がかかることもあるため、準備段階での申請が重要です。
海外サポート体制
海外滞在中のトラブルに対応できるサポート体制も、カード選びの決め手になります。
JCBのJCBプラザ、アメックスのオーバーシーズ・アシスト、Visaのワールドワイドサポートなど、ブランドごとに用意された日本語対応の窓口があると安心です。
たとえばパスポートの紛失時や病院の紹介など、自力では対応が難しい場面でも日本語で相談できる環境があるかどうかは心強さに直結します。
海外保険はクレカ付帯で足りる?足りない?
結論から言うと、クレジットカードに付帯する海外旅行保険だけでは、ワーホリ中の医療費やリスクに対して十分とは言えません。クレカ保険は一時的な旅行を想定しており、補償期間や内容に制限があります。
ワーキングホリデーのように長期滞在を前提とした生活には、専用のワーホリ保険への加入が必要です。クレジットカード保険とワーホリ保険の主な違いを比較表でまとめました。
項目 | クレジットカード付帯保険 | ワーホリ保険(海外旅行保険) |
---|---|---|
保険の期間 | 90日以内が基本。延長不可 | 最大1年間以上の長期補償が可能 |
治療・救援費用 | 100〜500万円程度 | 1,000万円以上が一般的 |
携行品損害 | 年間10万円前後(1事故あたり数万円) | 1事故ごとに10万円〜30万円など高額補償あり |
傷害死亡・後遺障害 | 最大1億円(重視されるが利用頻度は低い) | 万一の事故に加え、その他補償バランスも考慮 |
病気による通院・入院 | カードによっては対象外のケースもある | 病気・感染症も補償対象 |
キャッシュレス診療 | 不可または対応機関が限定的 | 現地提携病院でキャッシュレス診療が可能 |
賠償責任・救援者費用 | 一部対応(上限あり) | 広範囲に対応し、トラブル時の家族呼び寄せもカバー |
補償の対象 | 旅行中の一時的な滞在 | 長期滞在・就労・ボランティア活動にも対応 |
クレジットカードの保険は、あくまでも補助的なものと捉えておくのが賢明です。カードの種類によって補償額や条件も異なりますし、保険適用の条件(自動付帯か利用付帯か)を把握しておかないと、いざという時に使えないケースもあります。
一方で、ワーホリ保険は長期滞在を前提とした設計になっており、医療費やトラブル時の補償が手厚く設定されています。
現地で入院・手術を受けるような事態が起これば、数百万円の費用がかかることもあるため、最初からしっかり備えておくことが重要です。
クレジットカードのワーホリ出発前のチェックリスト
ワーホリ前にクレジットカードを用意するだけでなく、出発前のチェックと準備も非常に大切です。
現地で困らないよう、以下の項目を渡航前に必ず確認しておきましょう。
おすすめの申込タイミング
ワーホリ前にクレジットカードを申し込む際は、渡航の1〜2か月前までに準備を始めるのが理想的です。
即日発行に対応しているカードもありますが、審査に時間がかかることや、郵送でカードを受け取る日数を考慮すると、余裕を持った申込みが安心です。
特に、航空券の購入に利用して付帯保険を有効化したい場合は、申込タイミングによって保険が「自動付帯」ではなく「利用付帯」になる可能性もあるため注意が必要です。
また、キャッシング枠の設定も事前に行っておくことで、現地での現金引き出しがスムーズになります。
ネットバンキング・繰上げ返済の導線確認
海外滞在中でも、カードの明細確認や支払い管理ができるように、ネットバンキングの登録は必須です。
多くのカード会社では、アプリやWeb上で利用履歴や請求額、残高確認ができるようになっており、引き落とし口座との連携もオンラインで管理できます。
また、余裕のある時に早めに返済したい場合に備え、「繰上げ返済」の方法を出発前に確認しておくと安心です。銀行によっては繰上げ返済用の振込先口座が決まっている場合もあるため、手順を一度シミュレーションしておくと現地で慌てずに済みます。
紛失・盗難時の対応法を確認
海外生活では、カードの紛失や盗難のリスクにも備える必要があります。出発前に、利用中のカード会社の「紛失・盗難時の連絡先」をメモしておくか、スマートフォンに保存しておくのがおすすめです。
また、国際ブランド(Visa・Mastercard・JCBなど)によっては、海外からでも日本語で対応可能なサポートデスクを設置している場合があります。
カードを停止するための手続きや、再発行までの流れも事前に把握しておけば、万が一のときでも落ち着いて対応できます。補償の範囲や自己負担額の条件も、合わせてチェックしておきましょう。
ワーホリのクレジットカードに関するよくある質問
ワーキングホリデーに向けたクレジットカードの準備では、使い方や注意点について多くの疑問や不安の声が寄せられます。
特に現地での引き落とし方法や手数料、枚数の目安など、事前に知っておくと安心できるポイントがたくさんあります。ワーホリでよくある質問をまとめました。
ワーホリ中のクレジットカード引き落とし口座はどうなりますか?
日本で作ったクレジットカードをワーホリ中に使う場合、基本的に日本国内の銀行口座から引き落としが行われます。
現地で働いて現地通貨で収入を得る場合でも、カード利用額は円建てで日本の口座から決済されるため、残高不足には注意が必要です。
渡航前にネットバンキングを設定し、渡航後もスマホなどで口座の確認や振込ができるよう準備しておくと安心です。
また、日本の家族に口座を管理してもらうケースもありますが、プライバシーや操作トラブルを避けるためにも、自分自身で管理できる体制を整えておくのが理想です。
ワーホリでクレジットカードを使うと手数料はどれくらいかかりますか?
海外でクレジットカードを利用する際には、為替レートに加えて「海外事務手数料」と呼ばれる手数料が発生します。これはカード会社やブランドによって異なりますが、一般的には利用額の1.6%〜2.2%程度が目安です。
VisaやMastercardは比較的低めの設定が多く、アメックスやJCBはやや高めの場合もあります。
1回の利用では数十円でも、毎日の食事や買い物、家賃支払いなどを積み重ねると年間で大きな差になるため、できるだけ海外手数料が低めのカードを選ぶことが節約につながります。
手数料の内訳は明細で確認できるため、定期的にチェックする習慣をつけておくと良いでしょう。
ワーホリにはクレジットカードを何枚持っていけばいいですか?
ワーホリでは最低でも2枚、可能であれば3枚のクレジットカードを持っていくのがおすすめです。1枚だけでは紛失や磁気不良、利用制限がかかったときにすぐに対応できないことがあります。
メインカードには、海外旅行保険やポイント還元が充実しているVisaやMastercardのゴールドカードなどを選び、サブカードには別ブランド(例:JCBやアメックス)を持っておくと、使える店舗の幅も広がります。
さらに、年会費無料のカードを予備として持っておけば、メインやサブが使えないときのリスクヘッジになります。ブランドや使い分けを意識しながら選ぶことで、現地生活をよりスムーズに進められるでしょう。
ワーホリ現地でクレジットカードを作ることはできますか?
滞在国によっては、現地でクレジットカードを作ることも一応は可能ですが、外国人に対する審査は厳しいことが多く、短期滞在のワーホリビザでは発行が難しいケースも見られます。
一般的に現地の銀行口座の開設や安定した就労実績、ビザの残存期間などが求められるため、渡航後すぐにカードを作るのは現実的ではありません。
また、審査に時間がかかることもあるため、滞在初期の出費に対応できない可能性もあります。そのため、ワーホリ用のクレジットカードは日本で事前に2〜3枚準備し、現地ではそれを使って生活するのが一般的です。
現地発行のカードにこだわる必要はなく、準備を整えてから出発する方が安心と言えるでしょう。
まとめ
ワーホリ中のクレジットカードは、単なる支払い用ツールではなく、現地生活を支える重要なアイテムです。医療保険の補償やビザ申請の決済、家探しの際のデポジット支払いなど、あらゆる場面で役立ちます。
だからこそ、出発前には2〜3枚のカードを用意し、それぞれのブランドや特徴を見極めることが大切です。海外利用手数料や付帯保険の条件、ネットバンキングの設定状況なども事前に確認しておくと安心でしょう。
保険に関しては、クレジットカード付帯のものではカバーしきれないリスクもあるため、ワーホリ専用の保険に加入することが現実的な対策になります。
準備を怠らず、万全の状態で渡航することが、トラブルのない快適な海外生活へとつながっていきます。
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