桜島のおすすめ観光スポット16選!車なしで行ける場所から穴場まで一気に大公開

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2024.10.25

桜島は鹿児島県にあり、今も小規模な噴火が時折発生する活火山です。

噴火を繰り返しているのに観光できるの?と感じた方もいるかもしれません。桜島のふもとにはおよそ4,000人が暮らしており、観光客だけでなく地元の方からも愛され親しまれている存在なのです。

桜島は鹿児島県のシンボル的存在でもあり、鹿児島を訪れた際にはぜひとも立ち寄りたいスポットです。車がなくても循環バスが桜島を走っているので、観光がしやすいメリットもあります。車やレンタカー、バス、徒歩で巡るモデルコースについて知り、桜島観光を楽しみましょう。

目次

桜島ってどんな場所?

画像引用元:桜島ポータルサイト

鹿児島県にある桜島は、今も活発な噴火活動が続く活火山です。桜島という呼び名の通り、かつては島でした。1914(大正3)年に起こった大噴火が影響して、大隅半島と陸続きになった過去があります。鹿児島市内のさまざまな場所から見える桜島の姿はシンボル的存在であり、鹿児島県の県章やシンボルマークにも組み込まれているほどです。

海のなかにそびえるその姿は雄大で、見るものを圧倒させる力があります。車で桜島を一周するのにかかる時間はおよそ1時間です。フェリーを使えば市街地から15分ほどで桜島に着くので、鹿児島県を訪れた際には気軽に立ち寄ってみましょう。島内は桜島を巡回するバスが走っているので、車がなくても観光できます。フェリーには車も乗せられるので、自家用車で回りたいという方にもおすすめです。

桜島のおすすめ観光スポット完全ガイド!

桜島には、魅力満載の観光スポットがいくつもあります。メジャーな場所から穴場まで一挙にご紹介しますので、気になる名所があれば、桜島観光のプランに組み込みましょう。

桜島の自然と文化を学べる「桜島ビジターセンター」

画像引用元:桜島ポータルサイト

桜島ビジターセンターは、桜島を観光する人が最初に訪れたい火山の博物館です。桜島の歴史や植物についての展示や詳しい解説がおこなわれています。桜島フェリー乗り場すぐそばにあるので、徒歩でも気軽に立ち寄ってみてください。

桜島ビジターセンターには9つの見どころがあり、大型スクリーンで桜島の魅力を見られる「シアタールーム」、「桜島・噴火と成長の歴史」、「噴火映像コーナー」、噴火による火山弾などの実物や地層断面模型が展示されている「桜島の噴出物」、「桜島・植物の移り変わり」、海底に広がる溶岩原で見られる珍しい生き物がわかる「錦江湾の住人たち」、上空から見た桜島前景が紹介されている「桜島の紹介」と、バリエーション豊かです。館内にはお土産屋さんもあるので、旅の思い出にとっておきのものを選びましょう。

基本情報

住所 〒891-1419 鹿児島市桜島横山町1722番地29
アクセス 桜島フェリーターミナル桜島港より徒歩10分
営業時間 9:00~17:00
入館料 無料
公式サイト http://www.sakurajima.gr.jp/svc/

迫力満点の桜島を望む「有村溶岩展望所」

画像引用元:桜島ポータルサイト

有村溶岩展望所は、1946年に起こった桜島の大噴火によって流出した溶岩原の丘の上にあります。溶岩を間近に感じられる全長1kmの遊歩道を歩いていくと、途中に展望所があるので、ぜひ立ち寄りましょう。

有村溶岩展望所も桜島を訪れた多くの観光客が立ち寄る人気観光スポットのひとつです。屋根付きのベンチもあるので、雄大な自然のなかで旅の疲れが癒せるはずです。

有村溶岩展望所から眺める桜島は迫力があり、市街地から見る風景とは異なる様相を呈しています。鳴動のゴオーッという音や噴火に付随した爆発音が聞こえることもあり、桜島をより間近に感じられるかもしれません。

桜島をバックに記念写真を撮れば、ここでしか得られない旅の思い出が作れるでしょう。迫力満点の景色を眺めたいという方におすすめです。

基本情報

住所 〒891-1545 鹿児島県鹿児島市有村町952
アクセス 桜島港桜島フェリーターミナルより車で約20分
営業時間 なし
駐車場 あり
公式サイト http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000351.html

※桜島ポータルサイト

桜島の全景を一望する「烏島展望所」

画像引用元:桜島ポータルサイト

烏島展望所は、桜島から鹿児島の市街地を見渡せるビュースポットです。烏島は桜島の沖合から500mほどの場所に浮かんでいた小島で、1914年に起こった噴火で溶岩流にのみこまれてしまいます。その後地続きになり、その一部が整備されて、烏島展望所として多くの観光客が訪れる観光名所になりました。

1914年に起こった大噴火では、噴火にともなう噴煙が約8,000m上昇して、約1ヶ月にわたって30億トンもの溶岩が流出したことがわかっています。歴史を知った上で烏島展望所から桜島を眺めると、より違った見え方ができるかもしれません。桜島ビジターセンターから車で2分ほどの距離にあるので、合わせて立ち寄りましょう。桜島の噴火の爪痕が感じられる観光スポットを探している方におすすめです。

基本情報

住所 〒891-1420 鹿児島市桜島赤水町3629-12
アクセス ・桜島港桜島フェリーターミナルより車で約4分

・バス停「烏島展望所」よりすぐ

営業時間 なし
駐車場 あり
公式サイト http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000679.html

※桜島ポータルサイト

溶岩の大地を歩く「溶岩なぎさ遊歩道」

画像引用元:桜島ポータルサイト

溶岩なぎさ遊歩道を歩けば、悠々とそびえる桜島だけでなく、大正時代に噴火した際に流れ出た溶岩やその上に生えている植物の観察もできます。岩干潟には絶滅危惧種のハクセンシオマネキが生息していることもわかっていて、桜島周辺の豊かな自然を感じられる場所です。天気のよい日を選んでぜひ訪れましょう。

溶岩なぎさ遊歩道は桜島港桜島フェリーターミナルから歩いて15分ほどの距離にあり、烏島展望所まで続いています。全長約3kmの遊歩道は海沿いに続いているので、のんびり景色を眺めながら散歩してはいかがでしょうか。周辺には金子兜汰など有名俳人たちの句碑が建てられているので、碑文から歴史を知るのも桜島観光のひとつの楽しみ方でしょう。

基本情報

住所 〒891-1419 鹿児島県鹿児島市桜島横山町
アクセス 桜島港桜島フェリーターミナルより車で約3分
営業時間 なし
駐車場 あり
公式サイト http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000355.html

※桜島ポータルサイト

桜島のベストビュースポット「湯之平展望所」

画像引用元:桜島ポータルサイト

湯之平展望所は標高373mの場所にあり、桜島の頂上へと続く山道を上った先にあります。桜島は活発的な噴火活動が続いているため、一般の人が頂上まで行くことはできません。この湯之平展望所のある4合目あたりが最高地点であり、観光客が行ける限界の高さです。桜島をより身近に感じたいという方はぜひ訪れてみてください。

山道を上りながら、荒々しい山肌や眼下に広がる大正溶岩原を眺めましょう。天気のよい日には北を見れば霧島連山、南を見れば開聞岳が見え、鹿児島を代表する山々を望めます。

また湯之平展望所にある石垣のなかには、ハート型の石が全部で7個隠されています。一緒に桜島を訪れた友人や家族と一緒に全部探してみるのも楽しいでしょう。

基本情報

住所 〒891-1418 鹿児島市桜島小池町1025
アクセス ・桜島港桜島フェリーターミナルより車で約15分

・バス停「湯之平展望所」よりすぐ

営業時間 なし
駐車場 あり
公式サイト http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000350.html

※桜島ポータルサイト

桜島観光の隠れた名所「赤水展望広場」

画像引用元:桜島ポータルサイト

赤水展望広場は、桜島観光で穴場スポットへ行きたい!という方におすすめの名所です。赤水展望広場は2004年8月21日に開催された長渕剛さんのオールナイトコンサートが行われた会場の跡地を整備して作られています。当時の桜島の人口約6,000人を超える約75,000人が歌声を楽しみました。桜島の溶岩を使って作られた、長渕剛桜島オールナイトライブ記念碑「叫びの肖像」もあり一見の価値ありです。

赤水展望広場からは桜島や大正溶岩、錦江湾などの桜島らしい景観が望めます。見晴らしがよく、屋根付きのベンチもあるので、休憩スポットとしても活用できるでしょう。桜島を訪れる際には、鹿児の街並みを一望できる隠れた名所、赤水展望広場にも足を運んでみてください。

基本情報

住所 〒891-1420 鹿児島市桜島赤水町3629-3
アクセス ・桜島港桜島フェリーターミナルより車で約4分

・バス停「赤水展望広場」よりすぐ

営業時間 なし
駐車場 あり
公式サイト http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000356.html

※桜島ポータルサイト

桜島大噴火の爪痕を感じる「黒神埋没鳥居」

画像引用元:桜島ポータルサイト

黒神埋没鳥居は、1914年(大正3年)に起こった大噴火のすさまじさを後世に伝える歴史的スポットです。大噴火で噴出した大量の火山灰や軽石は上空およそ18,000mまで拭き上げられ、ユーラシア大陸の北東部にあるカムチャッカ半島まで火山灰が飛んでいったとも言われています。

腹五社神社の鳥居は噴火後1日で軽石や火山灰に埋め尽くされてしまい、高さ約3mある鳥居が、今も約1mしか地上に姿を見せていません。噴火当時の村長である野添八百蔵氏が「後世に噴火の記憶を残そう」と決断したことにより、鳥居は掘り起こされることなく今も噴火直後の姿が残されています。黒神埋没鳥居を訪れ、大噴火の脅威を目に焼き付けてはいかがでしょうか。鳥居の先には社殿もあるので、旅の安全を祈願してお参りも済ませましょう。

基本情報

住所 〒891-1401 鹿児島市黒神町(黒神中学校横)
アクセス ・桜島港桜島フェリーターミナルより車で約27分

・バス停「黒神中学校前」より徒歩1分

営業時間 なし
駐車場 あり
公式サイト http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000352.html

※桜島ポータルサイト

火山の歴史と防災技術を知る「桜島国際火山砂防センター」

画像引用元:桜島ポータルサイト

桜島国際火山砂防センターは、桜島港桜島フェリーターミナルから車で6分ほどの場所にあり、土石流災害や砂防に関する展示や情報が学べるスポットです。砂防とは、土砂崩れを防いだり、土砂災害から人々の暮らしや命を守ったりするためにおこなわれる対策のことを言います。今も噴火活動が続く桜島周辺で暮らす人々にとって、砂防はなくてはならない事業です。土石流災害や砂防以外にも、桜島の歴史、過去の大噴火の詳細について学べます。

桜島国際火山砂防センターは、土石流や火山を監視するほか、災害時の避難施設としての役割も持っている重要な施設です。桜島国際火山砂防センターを訪れることで、防災について考えるきっかけになるのではないでしょうか。

基本情報

住所 〒891-1541 鹿児島県鹿児島市野尻町203-1
アクセス ・桜島港桜島フェリーターミナルより車で約6分

・バス停「桜島病院前」より徒歩3分

営業時間 9:30~17:00
入場料 無料
公式サイト http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000362.html

※桜島ポータルサイト

歴史を感じるパワースポット「月讀神社」

画像引用元:桜島ポータルサイト

月讀神社は、708〜715年頃に創設されたと言われている歴史ある神社です。名前の由来には諸説ありますが、「桜島」の名前の由来は月讀神社に祀られている「木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)」とも考えられています。さくやひめが暮らす島→さくや島→桜島へと転じたという説です。家内安全や健康、学業や縁結びなどのご利益が得られるので、桜島を訪れた際には、お参りをしておきましょう。

月讀神社は大正噴火で流れ出した溶岩によって埋没したものの、昭和15年に今ある場所へと移されました。月讀神社は桜島にある神社のなかで一番大きく、由緒ある場所。パワースポットとしても知られており、大勢の観光客が訪れます。境内は広々としており、周りを緑に囲まれて清々しい雰囲気です。小さな展望台もあり、山や海の景色、鹿児島の市街地が見られます。

基本情報

住所 〒891-1419 鹿児島市桜島横山町1722-8
アクセス 桜島港桜島フェリーターミナルより車で約2分
営業時間 なし
駐車場 あり
公式サイト http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000353.html

※桜島ポータルサイト

子供から大人まで楽しめる「桜島海づり公園」

画像引用元:鹿児島市海づり公園

桜島海づり公園は、桜島港桜島フェリーターミナルより徒歩約10分のところにある、釣りを楽しめる公園です。桜島をバックに海釣りをするのも、楽しい旅の思い出になるでしょう。桜島海づり公園では、おもにアジ、カサゴやメジナなどの魚が釣れます。釣れる魚は季節によっても変わるので、詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。釣り料金は4時間以内なら大人200円、子ども100円ですが、4時間を超えると1時間あたり大人50円、子ども20円が超過料金として加算されます。一日釣りを楽しむとしても低料金で済むので、豊かな漁場で釣りを楽しみたい方におすすめです。

園内には売店があり、釣り竿は無料レンタル可能、釣具(サビキ、アミカゴ、オモリ、バケツ、氷、クーラー等)や餌の販売・貸出をしているので、手ぶらでも釣りを楽しめます。釣りが初めての方、どうやって釣りをしたらよいかわからない方、えさのつけ方がわからない方は、係の人に聞いてみてください。釣りの極意を教えてもらえるかもしれません。

基本情報

住所 〒891-1419 鹿児島市桜島横山町1722-3
アクセス 桜島港桜島フェリーターミナルより徒歩約10分
営業時間 時期によって異なる
入場料 大人:200円

小人:100円

公式サイト http://umiduri-kouen.com/sakurajima/

伝説のライブを記念した「長渕剛桜島オールナイトライブ記念碑」

画像引用元:桜島ポータルサイト

長渕剛桜島オールナイトライブ記念碑「叫びの肖像」は、赤水展望広場にあります。赤水展望広場は2004年8月21日に開催された長渕剛さんのオールナイトコンサートが行われた会場の跡地を整備して作られた場所です。当時の桜島の人口約6,000人を超える約75,000人が歌声を楽しみ、熱い夜を過ごしました。

長渕剛桜島オールナイトライブ記念碑である「叫びの肖像」は桜島溶岩を50tも使って製作されており、熱い気持ちが込められています。非常に見ごたえがあり、モニュメントを目的に赤水展望広場を訪れる方も少なくありません。赤水展望広場を訪れた際には、モニュメントをバックに写真を撮ってはいかがでしょうか。伝説のライブと称される、長渕剛さんのオールナイトコンサートが行われた熱い気持ちを感じられるかもしれません。

基本情報

住所 〒891-1420 鹿児島市桜島赤水町3629-3
アクセス ・桜島港桜島フェリーターミナルより車で約4分

・バス停「赤水展望広場」よりすぐ

営業時間 なし
駐車場 あり
公式サイト http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000356.html

※桜島ポータルサイト

恐竜の世界へタイムスリップ!「桜島自然恐竜公園」

画像引用元:桜島ポータルサイト

桜島自然恐竜公園には大きな恐竜の遊具がいくつも置かれており、子どもが大喜びすること間違いなしのスポットです。桜島自然恐竜公園は桜島港桜島フェリーターミナル近くにある高台にあり、誰でも無料で入場できます。公園内にある恐竜はどれも実物大で、子どもだけでなく大人も天を仰がなくてはいけないほどの迫力です。恐竜の遊具以外にも、すべり台やアスレチックもあるので、家族で桜島を旅行する際にはぜひ訪れてみましょう。

園内には展望台がふたつあり、桜島や大正溶岩原、錦江湾などが見られます。思い切り滑り台やアスレチックで遊んだあとは、展望台で行き交うフェリーを眺めながら、桜島自然恐竜公園でのんびりとした休日を過ごしてはいかがでしょうか。

基本情報

住所 〒891-1419 鹿児島市桜島横山町79
アクセス 桜島港桜島フェリーターミナルより車で約2分
営業時間 なし
駐車場 あり
公式サイト http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000354.html

※桜島ポータルサイト

地元グルメを堪能する「道の駅桜島 火の島めぐみ館」

画像引用元:桜島ポータルサイト

道の駅桜島 火の島めぐみ館は、桜島港フェリーターミナルから徒歩約5分の場所にある、桜島の物産やグルメを楽しめるスポットです。

お食事処「おふくろの味 旬」では、桜島のおふくろさんたちによる手作りの味「おふくろの味」が食べられます。桜島小みかんや桜島大根、ネギ、カンパチなどの桜島産の食材をメニューに取り入れており、桜島らしい料理を味わえるのも「おふくろの味 旬」の魅力です。そのほかにも桜島小みかんソフトクリームや溶岩パフェなど桜島らしさをモチーフにしたスイーツも味わえます。

桜島大根は世界で一番大きく、桜島小みかんは世界で一番小さいと言われています。桜島の恵みを感じながら、道の駅桜島 火の島めぐみ館で一休みしましょう。

基本情報

住所 〒891-1419 鹿児島県鹿児島市桜島横山町1722-48
アクセス 桜島港桜島フェリーターミナルより徒歩5分
営業時間 レストラン

11:00~14:30(土日祝~15:00)

駐車場 あり
公式サイト https://www.megumikan.jp/

心と体をリフレッシュする「桜島マグマ温泉」

画像引用元:桜島ポータルサイト

桜島マグマ温泉 国民宿舎レインボー桜島は、錦江湾や鹿児島の市街地を眺めながら温泉を楽しめる公共の宿です。ロケーションがよいだけでなく、地下1000メートルから湧き出る源泉かけ流しの温泉のため、自然がもたらした恵みを思う存分満喫できます。桜島マグマ温泉で、疲れた体をのんびりと癒してはいかがでしょうか。

温泉に含まれている成分は、切り傷・神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・ 運動麻痺・慢性消化器病・冷え性・疲労回復・ 健康増進などの効果が期待できます。料金は大人が390円、小人が150円です。ハンドタオルを1枚150円で購入できるほか、シャンプー・ボディーソープは備え付けなので手ぶらでも気軽に来館できます。大浴場のほかに遠赤外線サウナや水風呂、電気風呂も完備しています。

基本情報

住所 〒891-1419 鹿児島県鹿児島市桜島横山町1722‐16
アクセス 桜島港桜島フェリーターミナルより徒歩8分
営業時間 10:00~21:00(水曜日13:00~)
入場料 大人:390円

小人:150円

公式サイト https://www.qkamura-s.com/sakurajima/onsen/

文学の足跡を辿る「林芙美子文学碑」

画像引用元:桜島ポータルサイト

林芙美子文学碑には、『放浪記』の著者である林芙美子が好きだった言葉「花のいのちは短くて、苦しきことのみ多かりき」が刻まれています。林芙美子は小説「放浪記」「浮雲」などで知られる女流作家です。文学碑の隣には銅像が2体あり、本を片手に持つ様子と、ベンチに腰掛けた様子はどちらも林芙美子の姿を現しています。林芙美子文学碑を訪れれば、山あり谷ありの生涯を送った林芙美子を偲べるでしょう。

林芙美子の母親には桜島で生活していた時期があり、芙美子も一時期を鹿児島で過ごしました。そのため林芙美子の母親の本籍地である鹿児島県鹿児島市古里町に、この文学碑が建てられています。

基本情報

住所 〒891-1544 鹿児島県鹿児島市古里町1078-52
アクセス ・桜島港桜島フェリーターミナルより車で約17分

・バス停「文学碑前」よりすぐ

営業時間 なし
駐車場 あり
公式サイト http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000357.html

※桜島ポータルサイト

自分だけの温泉を作る「オリジナル温泉が作れる海岸」

画像引用元:桜島ポータルサイト

オリジナル温泉が作れる海岸では、桜島でしかできない特別な体験ができます。桜島港桜島フェリーターミナルより車で15分ほどの距離にある有村海岸で、天然温泉掘り体験をしてみてはいかがでしょうか。桜島南部に位置する有村海岸は、砂浜を少し掘ると約40℃の温泉が湧き出る不思議な場所です。

天然温泉を掘りあてるためには、まずは桜島ビジターセンターで販売されている【温泉掘りセット】を購入します。セットのなかには「小さなスコップ(移植ごて)」×2つ、「オリジナルタオル」、「温泉掘り指南書」がセットになっており、有村海岸で砂浜を掘るために必要な道具が揃っています。体験できる日程や時間帯は潮汐によって変わるので、事前に知りたい場合には、桜島ビジターセンターに問い合わせておくと安心でしょう。

基本情報

住所 〒891-1545 鹿児島市有村町 有村海岸
アクセス 桜島港桜島フェリーターミナルより車で約15分
営業時間 潮汐にって毎日実施できる時間帯が異なる
料金 温泉掘りセット:1,100円
公式サイト http://www.sakurajima.gr.jp/program/002297.html

※桜島ポータルサイト

【車なしでも大満足】バスや徒歩での桜島観光モデルコース

画像引用元:桜島ポータルサイト

車がなくてもバスや徒歩で桜島の名所を見て回ることは十分に可能です。桜島には循環バスが走っているので、まずは桜島港桜島フェリーターミナルにある桜島観光案内所やバス車内で一日乗車券を購入しましょう。歩いて行ける距離にある名所もあるので散歩にもぴったりです。桜島の観光スポットを巡れるモデルコースを参考に、自分だけのプランを組み立ててみてください。

8:00「桜島フェリー」で桜島へ

鹿児島から桜島を15分間隔で運航する桜島フェリーに乗って、桜島へ向かいます。運賃は大人250円、小児(1歳〜小学生)130円です。錦江湾には野生のイルカが生息しているので、桜島フェリーのデッキからイルカの群れが観られるかもしれません。錦江湾を眺めながら、これから始まる桜島観光に胸を躍らせましょう。

8:30徒歩で「桜島ビジターセンター」

まずは桜島港から徒歩10分ほどの距離にある桜島ビジターセンターを訪れましょう。桜島ビジターセンターでは、桜島に関する展示や資料が見られます。桜島を巡る前に歴史や魅力について知っておくことで、より桜島に関する知識が深まるはずです。

10:00徒歩で「烏島展望所」

桜島ビジターセンターから溶岩なぎさ遊歩道を歩いて烏島展望所へと向かいます。遊歩道は海に面しているので、景色を眺めながら散歩するのに最適です。噴火で溶岩流にのみこまれた過去のある烏島展望所で、桜島の風景を眺めましょう。

11:00バスで「湯之平展望所」

「烏島展望所」からバスに乗り「湯之平展望所」で降ります。湯之平展望所は標高373mの場所にあるので、桜島を巡回するバスを使いましょう。眼下に広がる大正溶岩原を眺めながら、桜島がたどった歴史に思いをはせます。

12:00バスで「桜島溶岩なぎさ公園」

「湯之平展望所」からバスに乗り「ビジターセンター」で降りましょう。バス停から徒歩3分の距離に桜島溶岩なぎさ公園があります。桜島溶岩なぎさ公園は海辺にあり、静かな雰囲気です。足湯もあるので、疲れた足を労わりましょう。

13:00徒歩で「道の駅桜島」

桜島溶岩なぎさ公園から歩いて8分ほどの距離に道の駅桜島があります。道の駅桜島にあるレストランで昼食をとり、桜島の食材を使ったメニューに舌鼓を打ちましょう。お土産も売っているので、旅の思い出にぴったりです。

14:00徒歩で「桜島フェリーターミナル」

道の駅桜島から桜島フェリーターミナルまでは徒歩5分ほどです。帰る時間に合わせてフェリーの時間をチェックしておけば、旅の最後にバタバタと慌てずに済みます。桜島フェリーでは、手ぬぐいやプルバックカーなど各種オリジナルグッズの販売もしています。旅の思い出について語り合いながら、お土産を探すのもよいでしょう。

【桜島一周コース】隅々まで堪能する桜島観光モデルコース

 

画像引用元:桜島ポータルサイト

「桜島を一周したい」「隅々まで桜島を堪能したい」という方におすすめしたい桜島観光モデルコースです。自家用車やレンタカーがあるのなら、桜島の隠れた名所までとことん巡れるでしょう。

桜島を一周するのにおよそ1時間ほどかかると言われています。それぞれの名所で滞在する時間を想像しながら、自分だけのプランを考えてみましょう。いずれのスポット・施設にも近くに駐車場があるので、利用しながら観光地を回ってください。

8:00「桜島フェリー」でのんびりスタート

鹿児島から桜島間を結ぶ桜島フェリーに乗り、桜島へ向かいます。桜島フェリーの運賃は大人250円、小児(1歳〜小学生)130円で、15分間隔で運航しています。桜島フェリーのデッキから桜島周辺の風景を眺めつつ、のんびり旅をスタートさせましょう。

8:30「桜島ビジターセンター」で知識を深める

観光客が一番最初に訪れたいのが、桜島ビジターセンターです。桜島港から車で2分ほどの距離にあり、桜島に関する展示や資料が見られます。桜島を巡る前に歴史や魅力について知っておき、桜島に関する知識を深めておきましょう。

9:30「有村溶岩展望所」で大迫力の火山風景を堪能

桜島ビジターセンターから有村溶岩展望所までは、車でおよそ15分ほどです。桜島の大噴火によって流出した溶岩原の丘の上にあり、鳴動のゴオーッという音や噴火に付随した爆発音が聞こえることもあります。桜島をより間近に感じられるので、訪れておきたいスポットのひとつです。

10:30「湯之平展望所」で桜島の全景を楽しむ

有村溶岩展望所から車で20分ほど走ると、湯之平展望所に到着します。湯之平展望所は標高373mの場所にあり、桜島のなかで観光客が行ける限界の高さです。湯之平展望所なら一番高い場所から桜島の全景を楽しめるでしょう。

11:30「赤水展望広場」で溶岩と錦江湾の絶景

湯之平展望所から赤水展望広場までは車で15分ほどです。赤水展望広場は、2004821日に開催された長渕剛さんのオールナイトコンサートが行われた会場の跡地を整備して作られており、穴場スポットとしても知られています。見晴らしのよい赤水展望広場から溶岩と錦江湾の絶景を眺めましょう。

12:30「長渕剛桜島オールナイトライブ記念碑」で名曲に触れる

赤水展望広場には、長渕剛桜島オールナイトライブ記念碑である「叫びの肖像」が建てられています。「叫びの肖像」は桜島溶岩を50tも使って製作されており、熱い思いを感じられるスポットです。当時の桜島の人口約6,000人を超える約75,000人が歌声を楽しんだ場所で、名曲に触れましょう。

13:00「黒神埋没鳥居」で噴火の歴史に触れる

赤水展望広場から車で20分ほどで桜島の大噴火のすさまじさを感じられるスポット「黒神埋没鳥居」に到着です。黒神埋没鳥居は本来約3mあるものの、軽石や火山灰に埋め尽くされてしまい、約1mしか地上に姿を見せていません。噴火の猛威を見せつけられる歴史的名所です。

14:00「桜島溶岩なぎさ公園」で足湯リラックス

黒神埋没鳥居から桜島溶岩なぎさ公園までは車で25分ほどです。桜島溶岩なぎさ公園は海辺にあり、足湯も体験できます。桜島を隅々まで巡り、疲れた体を足湯でリラックスさせましょう。タオルを忘れても、近くにある桜島ビジターセンターや国民宿舎レインボー桜島で、オリジナルタオルを購入できます。

15:00「道の駅桜島」で特産品を堪能

桜島溶岩なぎさ公園から車ですぐの場所に道の駅桜島があります。道の駅桜島には物産や地元の野菜、桜島の食材を提供するレストランなど、特産品が揃っている施設です。道の駅桜島で桜島らしいお土産を購入して、桜島観光の締めくくりをしましょう。

まとめ

画像引用元:桜島ポータルサイト

鹿児島県にある桜島は、観光客だけでなく地元の方からも親しまれているシンボル的存在です。今も小規模な噴火が時折発生していますが、湯之平展望所のある四合目あたりまでなら一般客も足を運べます。桜島には歴史・観光スポットが数多くあり、見どころもたくさんあるので、鹿児島を訪れる際には、ぜひ訪れて欲しいスポットのひとつです。

車やレンタカーを使わなくても、循環バスが走っているので、バスや徒歩で名所を巡ることもできます。日帰りや半日で十分観光を楽しめるので、ぜひ桜島に来て歴史や桜島の背景について知りましょう。桜島の雄大な姿を眺めながら、楽しい旅の思い出を作ってください。

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