毎日がクリスマス！40周年を迎える「広尾サンタランド」のななめうえな楽しみ方

「毎日がクリスマス」をキャッチフレーズに、クリスマスを愛する多くの人から愛され続けている広尾サンタランドさん。

全世界にはノルウェー・オスロ市が認定したサンタランドがあるのですが、日本では、北海道広尾郡広尾町が最初にして現状では国内唯一のサンタランドです！

当記事では、広尾町役場商工観光係とサンタランド係を兼任されている芝本さんに取材させていただき、広尾サンタランドさんの歴史や想い、見どころなどを紹介します。

広尾サンタランドの歴史

（画像引用元：広尾サンタランド公式サイト）

広尾サンタランドが誕生したのは1984年11月。広尾サンタランドは、今年2024年11月で認定40周年、節目の年を迎えます。

1980年にオープンした広尾海洋水族科学館が、同年9月にノルウェー・ベルゲン市にあるノルウェー国立ベルゲン水族館と姉妹提携を結んだのが出発点でした。

1984年11月にはノルウェー国外で初のサンタランドとして認定され、世界で初めて認定書が贈られました。1996年にはサンタランドの活動拠点であるフログン市と友好交流提携調印式が行われています。

広尾サンタランドへの想い

（画像引用元：広尾サンタランド公式サイト）

1980年に始まったノルウェーとの国際交流の中で、ノルウェーの首都オスロ市がノルウェー・サンタランドとして、世界中の子どもたちから送られてくるサンタクロース宛の手紙に対して返事のクリスマスカードを送っているのに注目。これを日本の子どもたちに伝えたいと考え、広尾町をサンタランドにする取り組みを開始しました。

その後、1984年11月ノルウェー・オスロ市より広尾サンタランドの認定を受けます。サンタランドの基本理念である「愛と平和、感謝と奉仕」を大切にしながら、広尾町らしい魅力、夢、ロマンあふれるまちを実現したいという想いで町づくりを進めているのです。

広尾サンタランドで注力している事業・イベント

（画像引用元：広尾サンタランド公式サイト）

広尾サンタランドは、訪れる人達を喜ばせる事業・イベントに力を注いでいます。その中でも特に力を入れているイベントを見ていきましょう。

広尾サンタランドツリー点灯式・広尾サンタランドイルミネーション

（画像引用元：広尾サンタランド公式サイト）

広尾サンタランドの目玉イベントでもあるサンタツリー点灯式は、広尾サンタランドの聖地である大丸山森林公園で、毎年10月第4土曜日（2024年は10月26日）に開催しています。

園内の街路樹などに設置される約15万級のイルミネーションと約1万個のウッドランタンが点灯の合図とともに灯り、幻想的な光に包まれてクリスマスムード一色に。小学生以下の子どもたちには一足早いクリスマスプレゼントが贈られます。最後は花火の打ち上げが行われ、天も地も華やかなクリスマスムードに包まれるのです。

点灯式の模様は広尾サンタランドの公式YouTubeチャンネルでも生配信されます。イルミネーションの点灯は年明け1月3日までの午後4時から午後10時まで続きます。

広尾サンタカード事業

（画像引用元：広尾サンタランド公式サイト）

ノルウェーサンタランドが行っているクリスマスカード発送の取組にならって、1985年からは広尾サンタランドからクリスマスカードの発送を開始し、これまでに約222万通を届けてきました。

広尾サンタランドのカードには、郵送やインターネットを通して全国からたくさんの申込があるのです。

「サンタの家」でも年中受付をしており、毎年変わるイラストでオリジナルメッセージを添えることができます。

申込金の一部を活用し、クリスマスを親と一緒に過ごせない子どもたちへクリスマスカードやプレゼントを贈る「子どもの夢を応援するプロジェクト」も実施中。

カードを贈る相手がいなくても参加でき、全国の児童養護施設から事務局が選んで届けています。

私たちがおすすめする広尾サンタランドの見どころ

（画像引用元：広尾サンタランド公式サイト）

広尾サンタランドスタッフがおすすめしている広尾サンタランドの見どころを紹介します。

広尾サンタランドイルミネーション

（画像引用元：広尾サンタランド公式サイト）

点灯式が行われた後、約15万級のイルミネーションと約1万個のウッドランタンが灯り、幻想的な光に包まれます。「サンタの家」へと続くウッドランタンのトンネルが見どころの一つ。温かみのある木の光がロマンチックに輝きます。

広尾サンタランドのイルミネーションは恋人の聖地にも認定されており、カップルにもおすすめです。家族で、カップルで、仲の良い友人たちとで、サンタの鐘を鳴らしてみてはいかがでしょうか。

大丸山森林公園

（画像引用元：広尾サンタランド公式サイト）

広尾サンタランドのシンボル地である大丸山森林公園は、サクラやクリスマスローズ、エゾヤマツツジ、カタクリなど、春から秋まで多くの花や緑に彩られます。

公園内には、散策路やサンタの家、サンタの部屋、サンタの鐘、大丸山山頂と山腹に展望台もあり、スポットも充実。展望台からは広尾町市街を中心に大パノラマが展望できます。

展望台は冬期閉鎖されますが、森林公園の冬はイルミネーションが点灯し、より多くの人が訪れてくる美しいところです。

私たちがおすすめする北海道広尾郡広尾町の魅力

（画像引用元：広尾サンタランド公式サイト）

日本で唯一のサンタランドである広尾町は、北海道十勝の最南端にあります。太平洋に面し、海と山という自然環境に恵まれた美しい町です。

豊かな海に育まれた海の幸は抜群で、中でもししゃもや毛蟹、ツブなどの味わいが格別。魚介の宝庫なのです。また、酪農が盛んで、味わい豊かな牛乳や肉や野菜が生産されており、地元住民だけではなく県外からの観光客に愛されています。

広尾町がサンタランドとして認定されてから、今年の11月で40周年。認定されて以来、広尾町のあちこちでサンタのイラストが描かれた看板などを目にすることができるようになりました。また、イルミネーションを点灯する商店や施設などもあり、広尾町を歩くと町全体がサンタランドなのだということがわかります。

広尾サンタランドが受け継ぎたいもの

（画像引用元：広尾サンタランド公式サイト）

本家ノルウェーから学んだサンタランドの基本理念は、「愛と平和 感謝と奉仕」の心を世界に届けること。広尾サンタランドは、「サンタランドとはサンタの世界が持つ愛、ロマン、憧れ、優しさあり、いつまでも誇らしさや思い出が育つ町」という意味でとらえています。

サンタランド認定40周年を契機に、広尾サンタランドのシンボル地である大丸山森林公園の魅力をより一層向上させようと邁進。大勢の方々にご来場いただき、サンタランドで充実したひとときを過ごし素晴らしい思い出を作れるように取り組んでいるのです。また、広尾サンタカード事業についても、多くのお客様に笑顔をお届けできるように努めています。

今後も広尾サンタランドは成長し、50年、100年と継続していく中で、日本国内だけではなく全世界の皆さんに愛されるサンタランドを目指しています。

広尾サンタランドの基本情報

広尾サンタランドのまとめ

（画像引用元：広尾サンタランド公式サイト）

広尾サンタランドは、公式サイト上で広尾サンタランドの考えについて「サンタランドは「サンタの世界が持つ愛、夢、ロマン、憧れ、優しさがあり、いつまでも誇らしさや思い出が育つ町であると共に、それぞれの時代や人、地域によって具体的なイメージが異なる」とつづっています。

その考えに基づき、広尾町らしい魅力と夢と浪漫がある町、幼児から高齢者まで幅広い年齢層の人が参加して愛や優しさや誇りや思い出が育つ町となることを目指して活動中。今後もそうした熱い想いを胸に、多くの人達のかけがえのない思い出作りに力を添えていくことでしょう。

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fuyuhome

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