韓国旅行に必要な費用相場は?2泊3日・3泊4日など滞在日数別に紹介【2025年最新】

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2025.01.14
韓国旅行 費用

日本から近い韓国には、グルメや観光など見どころがたくさんあります。

高校生や大学生などの学生からも人気があり、日々多くの人が訪れている王道の旅行先。韓国旅行を計画する際に気になるのは、旅行に必要な費用でしょう。韓国旅行で必要な費用は、旅行日程やホテルのグレード、航空券代などによって大きく変わります。

まずは大まかな目安について知り、そのうえで宿泊先や航空券を選べば、低予算でもスムーズに旅行の計画を立てられます。「はじめて韓国旅行をする」「低予算で旅行したい」という方は、下調べを万全にして、充実した韓国旅行を楽しんでください。

韓国旅行で必要な平均費用

韓国旅行 費用

韓国旅行の平均費用は、旅行日程によって大きく異なります。日本から近い韓国は1泊2日でも気軽に楽しめる旅行先のひとつです。1泊2日、2泊3日、3泊4日、1週間滞在する場合の平均費用について見ていきましょう。

1泊2日 2泊3日 3泊4日 1週間
航空券
(エコノミークラス)
約35,000円~ 約35,000円~ 約35,000円~ 約35,000円~
交通費 約2,000円~ 約3,000円~ 約4,000円~ 約7,000円~
ホテル代 約8,000円~ 約16,000円~ 約24,000円~ 約48,000円~
食事代 約5,000円~ 約10,000円~ 約15,000円~ 約30,000円~
合計 約50,000円~ 約64,000円~ 約78,000円~ 約120,000円~

1泊2日は5~6万円が相場

日本から近い場所にある韓国は、週末旅行でも楽しめます。

1泊2日の場合、エコノミークラスに乗車した場合の航空券は約35,000円〜、現地で必要な交通費は約2,000円〜です。スタンダードクラスのホテルに宿泊する場合だと、宿泊代は約8,000円になるでしょう。食事代は1食1,000〜2,000円ほど見積もっておくと安心です。これらの費用をすべて合わせると、1人あたり約45,000円〜になります。

2人で韓国旅行する場合は金額が倍に、4人の家族旅行を計画している場合は金額を4倍にして計算すると、おおよその費用が見えてきます。

ただしホテルのグレードをあげたり、年末年始やゴールデンウィーク、お盆期間などの繁忙期に旅行を計画していたりする場合は、平均費用よりもさらに料金が高くなるので注意してください。

1人あたり
航空券
(エコノミークラス)
約35,000円~
交通費 約2,000円~
ホテル代 約8,000円~
食事代 約5,000円~
合計 約50,000円~

2泊3日は64,000円~が相場

2泊3日なら、韓国にある名所やグルメスポットをゆっくりと見て回れるでしょう。

1泊2日の場合と比較したいのが、交通費とホテル代、食事代です。滞在日数が増えれば増えるほど必要な費用は増えていくので、忘れずに予算に組み込みましょう。

1人で韓国旅行する場合の航空券代は約35,000円〜、現地で必要な交通費は約3,000円〜です。ホテル代は約16,000円〜、食事代は3日分で約10,000円〜を見積もっておきましょう。

これらの費用をすべて合わせると、1人あたり約59,000円〜になります。2人の場合は約118,000円〜、4人の場合は約236,000円〜の計算です。

1人あたり
航空券
(エコノミークラス)
約35,000円~
交通費 約3,000円~
ホテル代 約16,000円~
食事代 約10,000円~
合計 約64,000円~

3泊4日は78,000円~が相場

3泊4日の韓国旅行では、平均費用がさらに増加します。エコノミークラスに乗車した場合の航空券は約35,000円〜、現地で必要な交通費は約4,000円〜です。

スタンダードクラスのホテルに宿泊する場合だと、宿泊代は約24,000円になるでしょう。

食事代は1食1,000〜2,000円を見積もり、約15,000円〜確保しておきます。これらの費用をすべて合わせると、1人あたり約73,000円〜の計算です。2人なら約146,000円〜、4人なら約292,000円を見積もっておくと安心でしょう。

費用を抑えたいのなら格安航空会社を利用したり、ホテルのランクを抑えたりすると、旅費の節約ができます。

1人あたり
航空券
(エコノミークラス)
約35,000円~
交通費 約4,000円~
ホテル代 約24,000円~
食事代 約15,000円~
合計 約78,000円~

1週間は120,000円~が相場

韓国にある観光スポットやグルメを余すことなく満喫したいのなら、1週間の旅行日程をおすすめします。エコノミークラスに乗車した場合の航空券は約35,000円〜、現地で必要な交通費は約7,000円〜です。

スタンダードクラスのホテルに宿泊する場合、宿泊代は約48,000円と見積もっておきます。食事代は1食1,000〜2,000円として、約30,000円〜用意しましょう。

これらの費用をすべて合わせると、1人あたり約115,000円〜です。2人なら約230,000円〜、4人なら約460,000円と費用はさらに増えていきます。平均費用は航空券やホテルのグレード、旅行するシーズンによって大きく上下します。

費用を抑えたいのなら、航空券やホテルのグレードを下げたり、オフシーズンに旅行を計画するとよいでしょう。

1人あたり
航空券
(エコノミークラス)
約35,000円~
交通費 約7,000円~
ホテル代 約48,000円~
食事代 約30,000円~
合計 約120,000円~

韓国旅行で必要な費用内訳

韓国旅行 費用

韓国旅行で必要な費用を知るためにも、項目ごとに詳しく目安額を見ていきましょう。

航空券代

ハイシーズン ローシーズン
LCC(格安航空会社) 約50,000円~ 約20,000円~35,000円
フルサービスキャリア 約100,000円~ 約40,000円~

できる限り低予算で韓国旅行をしたいという方に、注目してほしいのが航空券代です。

比較的低料金なのがLCC(格安航空会社)でしょう。一方で、多少割高なのがサービスの行き届いたJALやANAなどのフルサービスキャリアです。まずは、どちらを利用するのか決めておきましょう。

航空会社によって約20,000円〜差が出るので、費用を抑えたい方は、ぜひ検討したいポイントです。ただしLCC(格安航空会社)の場合は、預け荷物や機内食など一部サービスが有料になる場合があるので、注意してください。

また旅行するシーズンによっても航空券代は変わります。年末年始やゴールデンウィーク、お盆期間などの繁忙期に旅行する場合、LCC(格安航空会社)だとしても航空券代が高額になる可能性があるでしょう。

交通費

地下鉄 初乗り料金:1,500ウォン(約170円)
空港鉄道 仁川空港~ソウル市内:5,050ウォン〜11,000ウォン(約570円〜1,240円)
バス 1,200ウォン〜3,000ウォン(約140円〜340円)
タクシー 初乗り2kmまで:4,800ウォン(約540円)
以降131mもしくは30秒ごとに100ウォン(約12円)加算

韓国でのおもな移動手段は地下鉄やバス、タクシーです。交通手段によって交通費に差が生まれるので、旅行前に計画を立てておきましょう。

韓国で公共交通機関を利用する場合は、交通系ICカード「T-moneyカード」を手に入れておくと便利です。たとえば地下鉄の初乗り料金は1,500ウォン(約170円)ですが、T-moneyカードを使うと1,400ウォン(約160円)とお得になります。

T-moneyカードは韓国の空港や地下鉄の駅構内にある自動販売機、コンビニエンスストアなどで購入可能です。

ホテル代

スタンダード 約8,000円~
スーペリア 約30,000円~
ラグジュアリー 約60,000円~

韓国には、お得に泊まれるスタンダードランクの宿からラグジュアリーホテルまでさまざまあります。どのグレードのホテルに宿泊するのかによって費用が大きく変わるので、予算に応じて選択してください。

たとえばスタンダードなら2名1室で約6,000円~、スーペリアなら約10,000円~、ラグジュアリーなら約30,000円~ほどでしょう。また泊まるシーズンや高層階、朝食付きなどの諸条件によってもホテル代は上下します。

宿泊先を決める場合は、ある程度予算を決めておくと、旅行の計画を立てやすくなります。

食事代

現地のグルメを楽しむのも韓国旅行の醍醐味です。外食なら1食当たり約2,000円〜5,000円、屋台料理をテイクアウトするのなら1食あたり約1,000円〜3,000円が目安の金額です。

サムギョプサルや参鶏湯などの韓国グルメも、リーズナブルなお店を選べば、日本で外食するのと同程度で済みます。費用を抑えつつも韓国らしいグルメを楽しみたいのなら、屋台飯をテイクアウトするとよいでしょう。

食べるものによっても異なりますが、屋台飯なら約1,000〜3,000ウォン(約107円〜321円)程度が値段の相場であり、外食するよりも低料金で済みます。

ツアー代

オプショナルツアーを組めば、世界遺産を巡ったり、公共交通機関では行きづらいスポットまで足を伸ばせます。たとえばソウル市内を観光する場合、半日なら1人あたり約7,000円〜を見積もっておきましょう。

世界遺産を巡る一日ツアーなら約20,000円程度です。

お土産代

韓国旅行の思い出として、お土産代も旅行に必要な費用のなかに含めておきます。

韓国コスメや洋服、韓国フードなどなど、韓国を訪れた際に、購入したいものがたくさんあるのではないでしょうか。

何をどのくらい購入するのかによっても異なりますが、少なくとも約5,000円〜見積もっておくと、現地で欲しいものが見つかったときに、予算を気にせず買い物できるでしょう。

韓国旅行出発前に必要な費用

韓国旅行へ行く前に、パスポートやポケットWi-Fi、海外旅行保険費などの準備が必要です。ここからは、出発前に必要な費用を見ていきます。

パスポート

日本から韓国に入国する際には、パスポートが必要です。

発行手数料は有効期限や年齢によっても異なり、10年間有効なパスポート(18歳以上)は1万6,000円、5年間有効なパスポート(12歳以上)は1万1,000円です。12歳未満は5年間有効なパスポートに6,000円の発行手数料がかかるので、パスポートを取得していない場合は、予算に組み込んでおきましょう。

通信費用

レンタルWi-Fi 1日あたり:1,000円~
SIMカード 3日間:2,000円~
e-SIM 1日あたり:500円~

行きたいお店を検索したり、家族や友だちと連絡を取り合ったりするために、通信費も必要です。

以前から海外旅行で用いられているのが、レンタルWi-Fiです。Web申し込みすれば国内空港で受け取ることも可能で、現地ですぐにネットを使えます。

現地でSIMカードを購入する方法や、近年利用者が増えているSIMカードの抜き差しが不要なe-SIMも便利です。特にe-SIMなら即日利用が可能なほか、通信費用をぐん抑えられます。

e-SIMのサービス会社によって料金や一日に使えるデータ量の上限が異なるので、複数の企業を比較検討することをおすすめします。

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海外旅行保険費

韓国旅行中に病気や怪我、荷物の盗難などのトラブルが発生した際に、加入しておくと安心なのが海外旅行保険です。金銭的な負担に対して補償がされるので、医療機関を受診した場合でも、高額な治療費を請求されずに済むでしょう。

海外旅行保険は保険の種類や年齢、旅行の期間によって値段が異なります。たとえば2泊3日なら成人で1人当たり約870円〜、3泊4日なら約1,080円〜が相場です。また韓国へ入国するためにはK-ETAが必要なので、忘れずに申請しておきましょう。K-ETAの申請費用として10,300ウォン(約1,146円)がかかります。

韓国の基本情報

韓国旅行を充実させるためにも、韓国の基本的な情報について知っておきましょう。

物価は日本とさほど変わらない

韓国の物価は、日本とさほど変わりないと思ってよいでしょう。

たとえばコンビニエンスストアなどでミネラルウォーターを購入する場合、日本ではおよそ110円なのに対して、韓国でも100円ほどで購入できます。外食をする場合も、ファストフード店のハンバーガーやレストランでビビンバを食べたとしても、それほど金額に差はありません。

ホテル代も、リーズナブルな宿を選べば、2名1室で一人当たり8,000円〜と日本とほぼ同程度の価格で宿泊できます。

日本 韓国
ミネラルウォーター 約110円 約100円
缶ビール 約300円 約300円
ハンバーガー(外食) 約500円 約500円
ビビンバ(外食) 約1,100円 約1,300円
地下鉄(初乗り料金) 約180円 約170円

冬の気候に注意

韓国の首都であるソウルでは、冬の寒さは厳しく、乾燥した天候が続きます。特に12月後半から寒くなり、平均気温は-4℃から3℃になるでしょう。

冬のシーズンに旅行を計画している方は、厚手のコートや手袋、マフラーなどの防寒具はもちろんのこと、発熱素材で作られた薄手のインナーを用意しておくと安心です。

費用を抑えて安く韓国旅行に行くコツ

費用を抑えて安く韓国旅行に行くコツ

アルバイト代やお小遣いをやりくりして韓国旅行をする高校生や大学生でも、安心して、できる限り旅行を安く楽しむコツについて見ていきます。

LCCの航空券を予約する

旅費を抑えたいのなら、なるべく安い航空券を予約しましょう。航空券の料金は、LCC(格安航空会社)と、JALやANAのようなフルサービスキャリアとで大きく異なります。

フルサービスキャリアはサービスが行き届いている半面で、航空券代が高くなる傾向にあります。LCC(格安航空会社)なら、シーズンによってはフルサービスキャリアのおよそ半分の金額で旅行券を購入できるケースもあるので、旅行を計画する際には、チェックしたいポイントです。

ただしLCC(格安航空会社)では、預け荷物や機内食が有料になるなど、追加料金が発生するケースもあるので、事前の下調べが必要です。

両替は安い場所で行う

日本円をウォンに両替する場合、日本国内ではなく、韓国に入国してからがおすすめです。入国後、街中にある銀行や両替所で両替するのが一番安く済みます。その次にお得なのが空港の銀行で両替する場合です。

いずれも、日本国内で両替するよりも、基本的にレートがよいので、費用を抑えたい場合には、両替する場所を選んでください。

韓国国内では、日本と同じようにさまざまな店でクレジットカードが使えますが、屋台やリーズナブルなお店で飲食するときのために、ウォンも持っておくと安心です。

オフシーズンに行く

12月後半〜2月(ただし年末年始を除く)、6月〜7月のオフシーズンや平日に旅行を計画すれば、航空券やホテル代が安く済むでしょう。

一方、繁忙期は年末年始やゴールデンウィーク、お盆休み、気候のよい3〜5月、9〜11月です。これらの時期は金額が高くなる傾向にあるので、旅費を抑えたい場合は避けましょう。

オフシーズンのなかでも12月後半〜2月は寒さが厳しくなる時期ですが、イルミネーションやクリスマスツリーが街中に飾られるなど、冬のイベントを楽しめるメリットもあります。防寒対策をしっかりとおこない、韓国の冬の景色を楽しんでください。

安いホテルを探す

韓国旅行の費用を抑えたいのなら、安いホテルを探しましょう。たとえばスタンダードランクのホテルなら、2名1室で1人あたり1泊6,000円〜宿泊できることもあり、旅費を大幅に節約できます。

最高級ランクのラグジュアリーホテルに宿泊する場合、1泊30,000円〜かかることも珍しくありません。ホテルのランクをひとつ下げるだけでも、旅費の節約になるでしょう。

韓国旅行に関するよくある質問

韓国旅行を計画する際に、気になることや不安なことがあれば、出発前に解消しておきましょう。

韓国はチップが必要?

韓国にはチップ文化はありません。高級レストランを利用する場合には、サービス料として料金に含まれている場合がほとんどです。タクシーやホテルのサービスにも、チップを渡す必要はありません。

もちろんタクシーの運転手に、おつりの端数を切り上げて、お礼として渡すことはOKです。ただし日本と違って、トランクへの荷物の積み込みやドアの開け閉めは乗客がおこなう場合がほとんどなので、それらのサービスは期待できません。

韓国旅行にはいくらあれば足りる?

2泊3日で韓国旅行をする場合、1人あたり70,000円〜用意しておきましょう。

航空券代が約35,000円~、現地で必要な交通費が約3,000円~、ホテル代が2泊で約16,000円~、食事代が約10,000円~、そのほかにも、レンタルWi-Fiやお土産代を含めると、70,000円は必要です。オプショナルツアーを組んだり、ハイシーズンに旅行したりする場合は、さらに料金が高くなるでしょう。

韓国旅行のベストシーズンはいつ?

韓国旅行のベストシーズンは、年末年始やゴールデンウィーク、お盆休み、気候のよい3〜5月、9〜11月です。これらのシーズンでは、ホテル代や航空券代が高くなる傾向にあるので、旅費を抑えたい方は避けた方がよいでしょう。

一方で、12月後半〜2月(ただし年末年始を除く)、6月〜7月は閑散期にあたり、旅費を抑えたい方にぴったりのシーズンです。また土日祝日を挟まない平日の旅行も、ホテル代や航空券代が安くなるので、低予算で韓国旅行をしたい方におすすめします。

まとめ

日本から近い距離にある韓国は、はじめての海外旅行の行先としても人気のスポットです。旅行日程やホテルのグレード、利用する航空会社を厳選すれば、比較的低予算でも楽しめるため、高校生や大学生などの学生からも人気があります。

「はじめて韓国旅行をする」「低予算で韓国旅行をしたい」という方は、まずは、かかる費用の目安について知りましょう。

そのうえで旅行の計画を立てると、予算をオーバーせずに済むはずです。韓国旅行をお得に楽しむためにも、事前の下調べや準備を万全にしておきましょう。

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ななめうえトラベル編集部

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