日本を代表する「アパグループ」のナナメウエな魅力と今後の展望をインタビュー

2024.11.20
アパグループ

ビジネスホテルであるアパホテルをはじめ、多数の宿泊施設や不動産を保有する大企業「アパグループ」。

日本全国にあるアパホテルに宿泊したことがある人も多いのではないでしょうか?

今回は、アパグループの創設に至る歴史や、現在どのような事業に力を入れているのかについて取材させていただきました!

アパグループ創設の歴史

引用:アパグループ

アパグループの創業は1971年4月、不動産開発会社としてスタートしました。スタート当初は注文住宅事業を主に行っていましたが、その後は宅地造成・建売住宅事業さらにはマンションの建築・販売事業と順調に事業を増やします。

そして1984年に現在のメイン事業となっているホテル事業へと参入を果たしました。当時は税率が高かったことから税金対策としてホテル事業に参入し、マンションの譲渡益とホテルの償却赤字を損益通算しながら資産を増やし、事業を拡大させ続けてきた歴史があります。

ホテル事業参入直後から、ホテルチェーンを作ることを目的としており、第一号ホテル開業と同時にキャッシュバック付会員システムを導入、このシステムはヘビーユーザーを中心に大変好評で、アパホテルの累積会員数は現在2,000万人を突破しています。

2024年11月20日現在、893ホテル・128,604室を有するネットワーク数No.1のホテルチェーンとして、日本最大規模まで上り詰めました。(建築・設計中・海外・FC・アパ直参画ホテル含む)

アパグループが現在注力している事業とは?

引用:アパグループ

アパホテルでは現在、リゾートスタイルのホテルを増やすことに力を注いでいます。2024年2月22日、新ブランド「アパホテルステイ」の名を冠した「アパホテルステイ<富山>」をグランドオープンさせました。

アパホテル&リゾーツ初のオールインクルーシブサービスで、ホテルには富山県内最大級のサウナ施設を導入しています。サウナやマッサージ・ウェルカムドリンク・スナック・アルコール(一部有料あり)、そして地元富山県産の食材を使った朝食ビュッフェなどを追加料金無しで利用可能と、非常に充実したサービスが魅力です!

引用:アパグループ

また、2024年夏にはアパリゾート上越妙高にインフィニィティプール&バレルサウナ、アパホテル&リゾート<札幌>にも屋内プールとバレルサウナ、そしてレストラン・バーを新設しました。

上記2施設にプールが新設されたことで、アパホテル&リゾートブランドが運営している全13施設にプールが併設、ブランドの差別化を図っています。

2024年12月2日にはなんば駅前に西日本最大客室数を誇る超高層タワー型ホテル「アパホテル&リゾート<大阪なんば駅前タワー>」が開業予定です。最上階には展望プールを附設、大浴場・サウナ・露天風呂・2つのレストラン・カフェ&バー・さらにはコンビニやエステ、フィットネスジムと館内設備は非常に充実しており、滞在そのものを楽しめる「アーバンリゾート」として大阪なんばエリアの新たなランドマークとなるホテルを目指しています。

巨大なホテルが開業することで雇用も創出され、地域活性化に繋がるはずです。

アパグループのこだわりや魅力を紹介

引用:アパグループ

新都市型ホテル

アパホテルではスペースを売るのではなく、満足を売るホテルを目指しており、高品質・高機能・環境対応型を基本理念とする新都市型ホテルを展開しています。新しいホテルを建設するたびに1つの改善点を設け、枕元に調光機能などを集約した「おやすみスイッチ」など利用者のニーズにあった設備やサービスをいち早く導入して常に進化しています。

キャッシュバック付き会員システム

1984年開業の第一号ホテルからホテルチェーンを作ることを目指し、第一号ホテル開業と同時にキャッシュバック付会員システムを導入しています。アパポイント5,000ポイントごとに現金5,000円がキャッシュバックされるこのシステムは、多くのビジネスパーソンから大好評です。

その結果、累積ホテル会員数は2,000万人を突破しました。

「アパトリプルワンシステム」

「1秒チェックイン」「1秒チェックアウト」「1ステップ予約」の「アパトリプルワンシステム」は利用者を待たせないことで満足度を高めるとともに、少ない人員で効率よく運営を実施できる圧倒的な利便性を誇るサービスです。2017年にリリースした公式アプリ「アパアプリ」は500万ダウンロードを突破、国内ホテルチェーンの公式アプリとしては断トツのダウンロード数となっています。

アパグループ名物「アパ社長カレー」

引用:アパグループ

アパホテルのグッズで最も有名なのが「アパ社長カレー」です。試食・研究を重ねて、味にこだわりを持ち、隠し味にとんかつソースを加えるなど本格派ビーフカレーとなっているのが、話題性を超えた高い評価につながっているのでしょう。

他のPB商品については客室内に設置されているものも多く、実際に使用した上で購入できる点がヒットの秘密です。

アパホテル独自のおすすめシステムを紹介

引用:アパグループ

アパホテルでは近年、隣り合うシングルルーム同士を必要に応じて繋げられる「S-Sコネクトツインルーム」を西日本エリアを中心に展開しています。2部屋のシングルルームをつなげて利用することで2つのベッド・2つの大型テレビ・2つのバス・2つのトイレを備える部屋となり、友達や家族と同じ空間で宿泊を楽しみつつ、入浴や就寝時など状況に応じて内鍵をかけることで、それぞれプライベートな空間を確保できます。

近年オープンしているアパホテルにはS-Sコネクトツインルームを採用しているホテルも多く、女子旅やグループ旅行、家族旅行で利用したお客様にとても好評です。

アパグループの今後の展望

引用:アパグループ

今後の展望について、「Best for the Guest お客様に最高のおもてなしを」という基本理念を変えることなく、これからも運営を続けていくとおっしゃっていたアパグループ。

歩み入る人にやすらぎを、去りゆく人に幸せを感じていただくことを最重要視し、たとえ一夜であっても泊まって良かった、また一度泊まりたいと素直に思ってもらえるような場所になることが、アパホテルの原点となることでしょう。

アパグループは日本一のホテルグループであるのにも関わらず、更なる進化を遂げるためにさまざまな取組みをしていることが、今回の取材で分かりました。

アパホテルにはビジネスホテルといったイメージが強いですが、ラグジュアリー性が高いタイプのホテルも展開しています。

宿泊場所というだけではなく、アパホテルはホテルそのものに滞在する目的でも楽しめる場所です。

アパグループの会社概要

  • 会社名:アパグループ
  • 電話番号:非公開
  • 公式サイト:アパグループ
  • 事業内容:都市開発(マンション・ホテル・テナント・アーバンリゾート)事業、総合建設(企画・設計・建設)事業、総合不動産(開発・売買・仲介・賃貸・鑑定)事業、ホテル・チェーン.レストラン・チェーン、レジャー産業運営事業、不動産証券化事業、総合ビル管理事業、月刊誌「アップルタウン」創刊

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