海外旅行の利用におすすめのeSIMを比較して紹介!使い方や事前に必要な設定も解説
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海外旅行の必需品とも言えるeSIMは日本の会社のものから海外の大手まで多種多様です。「自分のiphoneで使用できるの?」「切り替え方法は複雑なの?」など初めて使用するときには不安な事も沢山ありますよね。
他にも身近なアジア圏の旅行なのか、長期滞在となりやすいヨーロッパへの旅行なのか旅行先によってもeSIMのオススメは変わってきます。
オススメ会社とともに、eSIMのメリットデメリット・よくある疑問についてお伝えします。
目次
海外旅行におすすめのeSIM8選
海外旅行の必需品であるeSIMは、日本の会社のものや海外のものまで多種多様です。また目的地や使用期間・使用ギガ数によって料金も異なります。
おすすめのeSIMの中から、自分の旅行予定と照らし合わせてぴったりなものを見つけましょう。
SkySim
SkySim(スカイシム)は、株式会社FREEDiVEという日本の会社が提供している海外専用のeSIMサービスです。eSIMに対応したスマートフォンを持っていれば、オンラインでダウンロード購入することが出来ます。そして購入後はすぐにデータを使用する事ができるのでとても便利です。
またSkysimの最大の魅力は料金のやすさにあります。例えば20代を中心に旅行者の多い韓国での利用の場合、3泊4日で3200円という安さで利用できます。
海外旅行自体にお金をかけたいので、データ通信などの費用はなるべく安く済ませたいという方におすすめのeSIMです。そして日本の会社のeSIMなので困り事があった時のサポートも安心です。
対応エリア数 | 90カ国150エリア |
料金プラン | 380円~(500mb/1日プラン) |
音声通話 | 未対応 |
データ追加購入 | なし |
サポート | メール:10:00~19:00(平日のみ) |
eSIM-san
eSIM-sanは日本企業のeSIMで、プリペイド式となっているので高額請求にならず安心して使用することが出来るのが特徴です。台湾や韓国などアジア圏での利用が特に安いのも嬉しいポイントとなっています。
また購入に関してもクレジットカードやコンビニ決済で支払いが出来るので、欲しい時にすぐテータ使用が可能です。対応国数は90カ国と少し少なめですが、海外旅行でよく利用される国はほとんど対応されているので安心して使用する事ができます。
eSIM-sanは数時間〜1週間といった比較的短めの旅行に適したプランがあり、短時間の利用を予定している方にオススメのeSIMです。
対応国数 | 90カ国 |
料金プラン | 445円~(1GB/1日プラン) |
音声通話 | 非対応 |
データ追加購入 | 可能 |
サポート | 24時間LINEサポート |
World eSIM
World eSIMは、2012年からグローバルWi-Fiに携わっている会社で、それまでの蓄積したサービス技術やノウハウを活かして2021年にWorld eSIMを開始しています。提供する株式会社ビジョンは、2015年に東証プライムに上場を果たしている為安心して利用できます。
24時間オンラインで購入が可能なので、急に必要になった時にもすぐに利用する事ができるのは嬉しいですね。またテザリング機能にも対応している為、無制限プランにしておけばパソコンでサクサク動画をみたりテレビ電話も可能になります。
180カ国以上の対応国があるので、マイナーな場所への海外旅行でも安心して利用出来るのも嬉しいポイントです。
対応国数 | 180カ国 |
料金プラン | 814円~(500mb/3日) |
音声通話 | 非対応 |
データ追加購入 | 可能 |
サポート | 6:00~18:00(日本語) |
KKday|SKテレコム回線 eSIM
韓国旅行にいくなら是非利用してもらいたいのが、KKday|SKテレコム回線eSIMです。韓国全域でインターネットを快適に利用することができます。
SKテレコム社のeSIM最大の特徴は、010から始まる韓国の電話番号付きプランが選択出来ることです。音声通話だけでなくショートメッセージも送ることができるのでちょっとした連絡を取る時にとても便利です。
電話番号付きのプランにした場合は韓国の空港で手続きが必要になりますが、simカードの差し替えなどの手間がないので手軽に利用する事が出来ます。
対応国数 | 韓国 |
料金プラン | 2012円~(音声通話可能プラン) |
音声通話 | 有り |
データ追加購入 | 可能 |
サポート | 平日(10:00~18:00) 週末(8:00~20:00) 日本語対応あり |
トリファ(trifa)
トリファは、日本人向けに作られたeSIMのサービスです。シンプルでわかりやすい為、eSIMになれていない方でも簡単に使いこなすことができます。
トリファのeSIMはプリペイド式のため使いすぎ抑制にもなり便利です。また、利用はトリファのアプリから申請するだけで最短3分で手続きが完了。
事前に申し込みをしておく必要もないので、使いたい時にすぐ使えるのはとても頼もしいですね。そして対応国はなんと200カ国以上。海外旅行として行く機会のある国が、ほとんど網羅されているので一度の海外旅行で国を何箇所か回ると言う人にも心強いeSIMです。
また、使い方がわからなくなった場合にも、24時間日本語サポートが対応してくれる為現地で困ったときにも安心して利用する事ができます。
対応国数 | 200 |
料金プラン | 830円~(1GB/7日間) |
音声通話 | なし |
データ追加購入 | あり |
サポート | 24時間日本語サポート |
airalo|LG U+
airaloは世界で初めて販売されたeSIMストアで、オンラインでの販売は世界中から信頼されています。ホームページも日本語対応しているので、使い方や料金についてもわかりやすいです。
Web上での手続きも可能ですが、専用のスマートフォン向けアプリもあるので事前にインストールしておけば使用したい時にすぐ使えるので便利です。対応国も200国以上あり、様々な場所への海外旅行をサポートしてくれますよ。
サイトでの料金表示がドル表記でなので為替レートに左右されてしまいます。購入の際は料金をよく確認する事をおすすめします。また、データ量の追加や延長は出来ないのであらかじめ使用するデータ量を計算して購入するか、不安な方は予備として多めのプランで契約することをおすすめします。
対応国数 | 204カ国 |
料金プラン | 650円~(1GB/4日間) |
音声通話 | なし |
データ追加購入 | 付加 |
サポート | チャットサポートあり(翻訳機能) |
旅ともモバイル
旅ともモバイルは、国際電話会社のTELINKが運営するeSIMサービスです。国際電話会社なので、高品質で安定した通信が期待できます。
旅ともモバイルの嬉しい特徴は、周遊プランがある事です。このプランは複数カ国で使える為国を移動するときに新しく申し込む必要がなく、現地通信会社に自動で切り替わる優れものです。
そして旅ともモバイルは、データを超過しても追加購入はできませんが、そのまま低速で利用可能です。低速になるので不便さは感じるかもしれませんが、追加購入による予定外の出費を抑えられるのは海外旅行では嬉しいですね。
ちなみに海外旅行先が韓国の場合は、データ無制限プランもあるので低速になる心配もなく利用できます。
対応国数 | 150カ国 |
料金プラン | 341円~(500mb/1日) |
音声通話 | なし |
データ追加購入 | 不可 |
サポート | 公式サイト問い合わせフォームのみ |
Simify(シミファイ)
Simifyはオーストラリアの会社が提供しているeSIMです。現在95の国と地域に対応しています。
ホームページは日本語翻訳されておりところどころ読みづらい部分もありますが、基本的な説明はしっかりと理解することができます。特徴は1GBから100GBまたは、無制限のデータオプションがあることです。またプランは購入後90日間有効なので、事前に準備しておきたい人にも安心です。
そしてSimifyは音声通話に対応しているのも大きなポイントです。通話料などは通常より高くなる可能性がありますが、通話機能が使えるのは緊急時などの事を考えるととても嬉しいポイントです。
対応国数 | 95カ国 |
料金プラン | 2990円~(100GB/90日) |
音声通話 | あり |
データ追加購入 | なし |
サポート | 登録後マイページから可能(翻訳機能で可能) |
海外旅行先で役立つeSIMの特徴
海外旅行先で必須アイテムとなりつつあるeSIMは、一体どのようなものなのでしょうか。またSIMとeSIMの違いについても、詳しくお伝えします。
eSIMの基本情報
eSIM(イ―シム)は、EmbeddedSIMの略語で、スマートフォン本体に組み込まれたSIMカードの事を指します。契約者の情報や回線情報をスマホのICチップに直接書き込むことで利用可能となっています。
海外での普及を受けて総務省も日本での使用を推進し、2021年9月にドコモが提供を開始しました。その後各携帯会社もぞくぞくと提供開始され日本での利用率も格段に上昇しています。2025年1月日本で現在販売されているスマートフォンはほとんどがeSIMになっています。
eSIMは物理的なカードの差し替え作業が不要なので、オンラインでの契約や新規開通の手続きが可能になった事で乗り換えなどの作業が簡単になりました。
SIMカードとeSIMの違い
eSIMとSIMカードの基本的役割は、スマートフォン利用に必要な情報を書き込む事です。しかしSIMカードは物理的なので、携帯電話会社を変更する場合には、SIMカードごと変更しなければなりません。
一方eSIMではデータを書き換えるだけで変更でき、SIMカードに比べて手軽に手続きが行えます。
項目 | SIM | eSIM |
カード | あり | なし |
乗り換え | SIMごと交換 | データの書き換え |
手続き | 交換作業が必要 | オンラインで完結 |
eSIMのメリット
日本では2021年から普及し、まだ聞き慣れない方も多いeSIM。基本的な機能については上記でご説明しましたが、実際に使用するメリットはどの様なものがあるのでしょうか。
現地でSIMカード購入不要の便利さ
自分のスマートフォンをeSIMで契約していると、海外旅行の時にとても役に立ちます。これまでは、海外でのデータ通信はレンタルWiFiや海外用の機種をレンタルしSIMを新たに購入しなくては使用できませんでした。
しかしeSIMが取り扱い開始となった事により、事前にネット上で契約することでデータ通信が利用可能になりました。現地についてから入国審査や荷物の確認など慌ただしいなかで、SIMカードを購入したりちいさなSIMを入れ替えるのはとても大変です。
その為海外旅行にとってeSIMは必需品アイテムとなりました。
多国間移動に対応
eSIMは通常8個のプロファイル(通信プラン)をインストールすることが可能です。その為一度の海外旅行で複数の国を回るといった時にも対応できるのがポイントです。
毎回削除する必要はありませんが、国を変えるたびに、使い終わったeSIMを無効にして新しく使用するeSIMを有効にする必要があります。その手間時間がもったいないと感じる方は、多国間移動プランのあるeSIMもあるのでそちらを選択すると便利です。
また、お手持ちの機種がiPhone 13シリーズ以降発売のものであれば、eSIMを同時に2つ有効化できる「デュアルeSIM」が使用可能となっています。電話やSNSの受信は日本で使う通常のeSIMを使用して、データ通信は現地対応の旅行用eSIMを使用するなどの使い分けも可能です。
多国間移動の海外旅行も気になることがすぐにスマートフォンで調べられるのはとても心強いですね。
データ通信が安定する
海外旅行でeSIMを利用することで、通信障害などを気にせずに安定してデータ通信を利用することができます。しかし通信電波は契約する会社によって異なってきますので、契約の際には品質が約束されている会社を選ぶようにしましょう。
またせっかくeSIMを契約しても、想像より沢山データを利用してしまいギガ数が足りなくなってしまう事も、海外旅行ではよくあります。データ無制限でもやすいプランを提供している会社は増えてきているので、自分にあったeSIMを見つけて安定したデータ通信を利用しましょう。
荷物が軽減する
eSIMが普及する前の、海外旅行でのデータ通信の利用の仕方は主に4通りありました。契約中の通信会社のデータローミングを利用、Wi-Fiルーターをレンタル、海外SIM渡航先のフリーWi-Fiを利用する、SIMカードを購入する、等です。
しかしこれらの方法では荷物が増えてしまったり、海外旅行前の手間が増えたりと負担も大きかったのが現状です。レンタルWiFiは電子機器なので取り扱いにも気を使いますし、重たいので旅行の荷物になります。
eSIMが導入されてからは、データ通信のみで契約が完了するので余計な荷物が増える心配もなくなりました。海外旅行は行くまでの荷物はもちろんのこと、帰りはお土産などで出発前よりも荷物が増えて帰ってきますよね。
少しでも荷物の量を減らしてその分思い出を持ち帰る為にもeSIMを活用しましょう。
eSIMのデメリット
海外旅行のお供として人気eSIMには、使用する際に少し作業が必要になります。慣れないうちはその作業に手こずってしまう事も。eSIMを使用する際のデメリットはどんなものがあるのでしょうか。
自分で手続きをする必要がある
まず海外旅行でeSIMを使用するためには自分でどこの会社を使用するのか選び手続きをしなくてはいけません。eSIMを取り扱う会社は年々増加しており、日本だけでなく海外の会社も多数あります。
その為どの会社が自分の旅行に適しているのか、料金は適切なのか等しっかり見極めて契約しましょう。契約後はサイトの指示に従って料金の支払いを済ませれば、すぐにeSIMを使用できる会社がほとんどです。
SIMロック解除が必要
海外旅行でeSIMを使用するためには、現在自分が使用しているeSIMのSIMロック解除が必要になります。聞き慣れない言葉のため、難しそうに聞こえますが解除自体はとても簡単です。
しかし一度SIMロック解除を行うと、SIMロックがかかった状態に戻すことは出来ません。機種本体にネットワーク利用制限がある場合や利用料金を滞納している場合にはSIMロック解除が出来ないので、解除をする際には事前に確認する事をおすすめします。
SIMロックの解除方法
SIMロックの解除方法は、購入した携帯会社の店頭・アプリ・電話・webで手続きが可能です。店頭の場合は、ショップにSIMロック解除するスマートフォンを持参して手続きを行います。
ショップは予約制のところが多いので事前に予約をとっておくとスムーズに解除することが出来ます。会社によっては手数料が発生する事もあるので注意してください。
アプリやWeb上での場合は、契約中の携帯会社のサイトや専用アプリから行います。その際に携帯電話の識別番号や、ネットワーク暗証番号が必要になるので必ず確認してから手続きを始めることをおすすめします。
電話での解除の場合は、大手携帯会社の中で2025年1月現在対応しているのはドコモのみとなっています。また電話は混み合うことが多いため、午前中や問い合わせ開始すぐに連絡することをおすすめします。
自分のスマホがeSIMの対応機種か確認する方法
自分が今使用しているスマートフォンが、eSIM対応の機種なのか気になりますよね。どうやって調べればいいのか、iPhoneとAndroidそれぞれの方法をまとめました。
iPhoneでの確認方法
iPhoneの対応機種かどうかの確認方法は大きく3つあります。
1つ目は「設定アプリで確認する方法」です。
設定アプリを開き、「一般」をタップ。一般の中の「情報」をタップ。下にスクロールして「EID」という項目があるかどうか確認する。
EIDとは、eSIMの固有識別番号のことです。この項目が表示されるということは、使用しているiPhoneがeSIM対応という事がわかります。
2つ目は「電話アプリで確認する」です。
電話アプリを開く。ダイヤル画面で「*#06#」と入力する。eSIM対応機種であれば、EIDとが表示されます。
3つ目は「iPhone公式サイトで確認する方法」です。お使いの携帯端末の型式を調べてみましょう。iPhoneは2018年に発売されたiPhone XR/XSシリーズ以降の全機種でeSIMの利用ができます。
そのため現在iPhoneを使用している方のほとんどがeSIM対応機種であることがわかりますね。昔の機種を大事に使用している方は上記の方法で確認することをおすすめします。
Androidでの確認方法
Androidでの確認方法は機種によってそれぞれ方法が異なります。共通して利用できる確認方法は「電話アプリで確認する」方法です。
電話アプリを開く。ダイヤル画面で「*#06#」と入力する。eSIM対応機種であれば、EIDとが表示されます。
その他、Androidを代表する2機種の端末での確認方法をお伝えします。
Google Pixel 端末の場合
設定アプリから、「ネットワークとインターネット」をタップ。SIM の横にある + をタップ。「モバイルネットワークに接続」ページに「代わりに SIM をダウンロードしますか?」オプションがある場合は、eSIM対応機種です。
Samsung Galaxy 端末の場合
設定アプリを開き、「接続」をタップ。「SIM カードマネージャー」をタップ。eSIM を追加を利用できる場合は、eSIM 対応機種です。
Androidは2021年頃から発売された機種が順次eSIM対応となっていますが、未だに未対応の機種もあるので必ず確認しておきましょう。
おすすめのeSIMの選び方
海外旅行の準備として事前にeSIMを準備するうえで、どこの会社やどんなプランにしたら良いのか迷ってしまいます。具体的にどのようなポイントを重視したら良いのか、選び方のポイントをまとめました。
目的地や旅行期間に応じたプランで選ぶ
まず、目的地や旅行期間によって選ぶプランが異なってきます。ヨーロッパへの旅行の場合、複数の国をまたぐ周遊旅行を選択される方が多いと思います。
その場合、8〜10日間程の旅行期間となります。一方日本から近いアジア圏への旅行の場合は長くても3〜4日、韓国旅行の場合は1泊2日で行く方も多くいます。eSIMのプランには、数時間のプランから30日間・長いものだと90日間使用可能なものもあるので、自分の海外旅行にあったプランを探しましょう。
データ量と通信速度で選ぶ
海外旅行中にどれだけ自分がデータを利用するのか、事前にわかっているとプランも見つけやすいですよね。動画の視聴などは行わず、Webでの検索やLINEの連絡を取り合うだけであれば1日500MBあれば十分足ります。
インターネットのページ表示 | 2000回以上 |
地図アプリ | 1時間 |
LINE | 7000通 |
30分 |
こちらはあくまでも目安で、使用状況や電波状況・契約会社によっては少なくなったり多くなる事もあります。旅行先でもこれよりも多くインターネットを使用する可能性があれば1GBなどの大容量プランもあるので普段の自分のデータ通信料を確認してみる事をおすすめします。
また国や地域によっては通信速度が遅いことがあるので、事前に現地の通信環境を調べておくと安心です
料金で選ぶ
eSIMの料金は会社毎に異なります。韓国などのアジア圏でeSIMを利用する場合は、1日あたり1000円以下で購入できる事が多いです。
ヨーロッパ地域などは長期間滞在になることが多い為基本料金も高めに設定されています。データを気にせず沢山スマートフォンを活用した旅にしたい方は、データ‐無制限のプランがお得になるので何社か見積もって検討してみましょう。
また、ヨーロッパなどでは現地に到着してから切り替えのタイミングを選べるものにすると少しでもデータ量の節約になるので、購入時に必ずチェックしておきましょう。
日本語に対応しているものを選ぶ
「使おうとしたけど繋がらない」「電波が入らなくて使い物にならい」など、現地についてから不具合が発生することもあります。そんな時のeSIMの会社のサポート体制はどこまで整っているのかが重要になります。
日本の企業が提供しているeSIMであれば、対応も日本語なので安心です。海外のeSIMでも日本語サポート対応の会社は沢山ありますが、自動翻訳での対応の場合はうまく伝わらない場面もでてくるので注意が必要です。
eSIMの設定方法
実際にeSIMを使用する際、まずは契約したい会社のサイトから申し込みを完了させます。専用のアプリがある会社も多いので確認してみましょう。
契約後はeSIMをインストールしますが、インストール方法は会社により異なりますが大きく3つに分かれます。QRコードを使ってインストール、アクティベーションコードを入力してインストール、モバイルアプリから直接インストール。
この中でも現在あるeSIMのほとんどが、QRコードを読み取りインストールする方法を取っています。そしてトラベルeSIMの場合、インストールのリトライはできないことが多いので、一度でインストールを成功させるように気をつけてください。
iPhoneの場合
iPhoneの場合は以下の設定方法で利用することが出来ます。
- step1QRコードを読み取る
- step2eSIM をアクティベートする
- step3設定からeSIM を確認する
iPhoneを利用している方は設定を開いて、モバイル通信を選択しましょう。次に「eSIMを追加」を選択します。
「eSIMを追加」をタップすると、QRコードを読み取りが選択できるため読み取りしましょう。
アクティベート後に設定アプリを開き、モバイル通信をタップすると「SIM」というセクションに物理SIMとインストールされているeSIMの一覧が表示されていれば設定完了です。
アクティベートは一般的にeSIM発行元の通信会社によって処理されますが、会社によっては数分〜数十分以上かかる事があります。しかしそこで中断してしまうとインストールのリトライは出来ないため必ず待つようにしましょう。
Androidの場合
Androidの場合もiPhoneと殆ど変わらない手順で設定を行います。
- step1QRコードを読み取る
- step2eSIMをダウンロードする(画面上にボタンが表示される)
- step3ダウンロードしたeSIMをモバイル通信に設定する
設定を開いて、「ネットワークとインターネット」を選択します。
次に「モバイルネットワークをタップ」し、SIMをダウンロードしましょう。
QRコードを読み取れるため、読み込みを完了させ、有効化を選択します。
インストールした海外eSIMはSIM画面の「ダウンロード型SIM」という項目に表示されます。ここに購入したeSIMの番号が表示されていれば設定は完了です。
Androidの場合は機種によって手順に違いがある事がありますので、自分の使っている機種の取り扱い説明を確認してみましょう。
海外でeSIMを切り替える方法
いよいよeSIMを契約し、海外旅行先に到着したら海外eSIMへの切り替えです。eSIMの切り替えは、データを少しでも保持するために現地についてから現地の空港WiFiなどを利用して行う事がおすすめです。
契約した会社から切り替え方法のアナウンスがありますが海外の会社のものだとわかりにくい事もあります。流れはどこのeSIMを契約してもほとんど同じなので説明していきます。
iPhoneの場合
- step1iPhoneの設定を開く
- step2モバイル通信」をタップ
- step3「eSIMに変更」をタップ
- step4「モバイル通信プランを変更」をタップ
- step5「eSIMに変更」をタップ
設定から「モバイル通信」をタップしましょう。次に「eSIMに変更」を選択します。「eSIMに変更」が表示されない場合、機種がeSIMに対応していない可能性があります。
変更を選択すればアクティベートされ、以前のSIMが無効になるので、十分に検討してからアクティベートすることが大切です。
アクティベートが完了するまで待機し、完了したらSIMカードを取り外し、端末を再起動し完了。
Androidの場合
アンドロイドのeSIMを切り替える手順を解説しますが、機種は会社によって切り替え方法が異なる可能性があるため、注意してください。
本記事では、一般的な切り替え方法を解説します。
- step1「設定」を開く
- step2「ネットワークとインターネット」を選択する
- step3「モバイルネットワーク」を選択する
- step4「追加したいeSIMを追加
- step5QRコードを読み取る
- step6サービスを効率化する
- step7SIMの使用をオンにする
- step8端末を再起動し完了
設定から「ネットワークとインターネット」または「接続」の項目を選択しましょう。
次に「モバイルネットワーク」または「SIMカード」の項目を選択します。
表示されたeSIMの一覧から利用するeSIMを選びましょう。
QRコードを読み取り、SIMの使用をオンにします。
その後、端末を再起動すれば完了です。
海外でeSIMを使う時のよくある質問
海外旅行で、旅行用のeSIMを契約した時に出てくる質問について、多くあげられるものは次のようなものがあります。
eSIMとWi-Fiルーターの併用はできる?
旅行先用のグローバルWiFiルーターとの併用は可能です。普段の日常生活で、WiFiとスマートフォンデータを使い分けているのと同じ感覚で利用できます。
しかし二重契約となるとレンタル金額も高くなってしまうのでデータ量を多めのプランにしてeSIMだけでも快適な通信環境を得ることができますよ。しかし、家族や複数人での利用予定がある場合はポケットWiFiの併用がお得になることもあります。
現地でeSIMが使えなかった時はどうすればいい?
現地で使えなかった場合の原因は、電波の通信範囲外にいる、現地の電波環境が不安定、契約内容の容量を超えてしまっている、などが考えられます。
通信環境のあまり整っていない国への海外旅行の際には、繋がりにくいことが多くあるようです。そのほかにも、現地に付く前から契約したeSIMを設定してしまっており到着前からデータを使っていて現地ではほとんど容量が残っていなかったというパターンもあります。
原因1.2の場合は場所を少し移動する・端末を再起動するなどの対処方法をとり、それでもだめな時には会社のサポートに問い合わせをしましょう。原因3の場合はデータを追加購入するか、翌日までデータ使用を我慢するしかなさそうです。くれぐれも、海外eSIMは現地に到着してから設定するようにしましょう。
eSIMは1日何ギガが目安?
動画の視聴などは行わず、Webでの検索やLINEの連絡を取り合うだけであれば1日500MBあれば十分足ります。
インターネットのページ表示 | 2000回以上 |
地図アプリ | 1時間 |
LINE | 7000通 |
30分 |
こちらはあくまでも目安で、使用状況や電波状況・契約会社によっては少なくなったり多くなる事もあります。
旅行先でもこれよりも多くインターネットを使用する可能性があれば1GBなどの大容量プランもあるので普段の自分のデータ通信料を確認してみる事をおすすめします。
また国や地域によっては通信速度が遅いことがあるので、事前に現地の通信環境を調べておくと安心です
まとめ
海外旅行の必需品eSIMについてお伝えしてきました。旅行先がアジア圏なのか、ヨーロッパやアメリカ方面なのかにもよってオススメのeSIMは変わってきます。
自分が1日でどのくらいデータを利用する予定なのか、滞在日数はどのくらいなのかなど旅行計画にあったプランを探しましょう。自分にあったプランとデータ利用で、海外旅行中もデータ利用を楽しんでください。
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