訪れる人には安らぎを、去り行く人には幸せを「普賢寺」で感じる慈悲と共感の教え!
お写真引用:普賢寺
今回は東京都府中市にある「普賢寺」さんに取材させて頂きました!
府中市の静かな住宅街に位置する「普賢寺」は、都会の喧騒から離れ、心をリフレッシュしたい方にぴったりの隠れ家です。寺院では、日常生活の中で忘れがちな「無」の感覚や深い呼吸を取り戻せる、穏やかな空間が広がっています。
そんな特別な心の安らぎを体験出来る「普賢寺」の魅力をご紹介します。
目次
「普賢寺」の想い
お写真引用:普賢寺
「普賢寺」が最も大切にしていることは「参詣者の心が豊かになること」です。寺院には立派な伽藍も広い境内も、文化財としての宝物も御座いません。
しかし、「普賢寺」に足を踏み入れると、六根(眼、耳、鼻、舌、身、意)が清まるような場所として精進しております。
現代のめまぐるしい生活の中で、私たちは時折、一時的な満足感や幸福感を味わうことはありますが、心が本当に豊かになる場所や時間は減ってきているように感じます。
「苔や紅葉の鮮やかさに触れて時間を忘れるひととき…」
「お香の香りで昔の記憶がよみがえるような瞬間…」
「お堂に入って心を調えるやすらぎの時間…」
境内に入れば感性の蓋が少しずつ開かれていくような寺であり、心にある大切な種が静かに芽吹いていく場所、そして皆様にとって安心して立ち寄られる居場所でありたい。
訪れるすべての方々にとって、ここがそんな心の平穏を見つけるための特別な寺であることを目指しております。
「普賢寺」で注力しているイベントとは?
お写真引用:普賢寺
「普賢寺」では、訪れる人々の心を深く癒す特別な行事として、「不動護摩」という儀式を定期的に開催しております。この護摩は、古来インドを発祥とする儀式で、供物を火に投げ入れて祈願をする修法の一種です。
長い歴史の中で、日本仏教の一部として大切にされてきたこの儀式は、まさに「人類が紡いだ結晶儀礼の宝物」と言えるでしょう。
この「不動護摩」の儀式は、毎月28日の13時~と15時~行われ、どなたでも自由に参加できます。参加者は、火の燃え上がる様子や祈願の言葉を聞きながら、自らの心の浄化を体感できます。
忙しい日常から離れ、心の静けさを取り戻すための大切な時間を、この特別な儀式を通じて、「普賢寺」の伝統と歴史をぜひ味わってみてください。
私たちがおすすめする「普賢寺」の見どころ!
お写真引用:普賢寺
「普賢寺」の魅力は、歴史的な佇まいだけではありません。ここでは訪れる人々が心身とともにリフレッシュできるいくつかのユニークなアクティビティも体験出来ます。今回は、その中でも特におすすめの見どころをご紹介します。
心を解きほぐす「寺カフェ」
お写真引用:普賢寺
毎週月曜日、水曜日、木曜日、金曜日の10:00〜17:00に「寺カフェ」がオープンしています。このカフェでは、静かな空間の中でゆったりとした時間を過ごせる、庭の美しい景色を眺めながら、お茶や軽食を楽しむひとときは、都会の喧騒を忘れさせ、心を穏やかにしてくれるでしょう。友人や家族と語り合ったり、ひとりで読書に没頭したり、心のままに過ごせるのが魅力です。
心と体を整える「寺ヨガ」
毎週火曜日の10時から「寺ヨガ」が開催されています。静寂な境内で行うヨガは、都会のスタジオでは味わえない特別な体験です。新鮮な空気を感じながら、心と体を一つにする時間を持つことで、日常のストレスから解放されます。初心者の方も気軽に参加できるので、ヨガに興味がある方はぜひ一度体験してみてください。
私たちがおすすめするこの街の魅力
お写真引用:普賢寺
「普賢寺」の周辺には、四季折々の自然を感じながらのんびりと過ごせる、素敵なスポットがたくさんあります。
「普賢寺」は、広大な敷地を誇る「都営多磨霊園」(128万平米)の東側に隣接しています。大正12年に公園墓地として開設されたこの霊園は、新渡戸稲造や山本五十六、岡本太郎、三島由紀夫などの多くの歴史的偉人が眠っており、多くの方が園内を散策しながらお参りに訪れる場所となっております。
また、「普賢寺」の周辺には、「野川公園」や「武蔵野公園」、「武蔵野の森公園」といった自然豊かな公園が点在しています。これらの公園は、四季折々の美しい風景を楽しめる場所で、都会の喧騒を忘れてリフレッシュするには最適です。
散策やピクニック、写真撮影など、家族連れや友人とのんびりとした時間を過ごすのにぴったりなスポットです。
さらにこの街には、「東京外国語大学」や「ICU(国際基督教大学)」、「アメリカンスクール」などの教育機関が集まり、学びの場としても注目を集めています。また、「深大寺」などの歴史的な寺院もあり、閑静で緑豊かな地として四季折々の自然を身近に感じられる、恵まれた環境にあります。
「普賢寺」の今後の展望
お写真引用:普賢寺
「訪れる人には安らぎを、去り行く人には幸せを」
寺の名前にもなっている普賢菩薩はお釈迦様の慈悲の象徴とされ、本尊である不動明王は、内に慈悲心を宿しながらも、外に憤怒を表す尊格です。「普賢寺」はその「慈悲」を拠り所とし、550年以上の歴史を重ねてきました。
慈悲とはサンスクリット語で「ミトラ」、「マイトリー」と言い、その原義は「友」を意味します。「普賢寺」は、どんな方にとっても友好的で、慈しみの心を温められる場を提供できるフレンドリーなお寺を目指しています。
機会や行事、法要を通じて、訪れる方々にとって「友」としての存在でありたいと考えています。
私自身、お寺や学校や企業や社会で、多種多様な分野で沢山の方々とご縁があって今があります。人は見た目や考え方が異なるかもしれませんが、「心は通ずるものだ」と信じております。
だからこそお越しくださる皆様と国籍、民族、宗教、人種、文化を問わず、互いを敬い合い、「友」になる場所として、これからも皆様をお迎えしていきたいと思っております。そして、共に喜び、共に悲しみ、共に人生を味わえる存在でありたいと思っております。
皆さまのご来山と結縁を、心よりお待ち申し上げます。
基本情報
- 寺院名:髙龍山明王院 普賢寺(こうりゅうざん みょうおういんふげんじ)
- URL:普賢寺
- 住所:〒183-0004・東京都府中市紅葉丘2-26-4
- TEL:042-369-2278
- FAX:042-336-2610
- 参拝可能時間:9:00 ~ 17:00
アクセス
バスでお越しの場合
- ①:京王線「東府中駅」より府中コミュニティバス(ちゅうバス)で「多摩町ルート多摩町方面行き」乗車、「霊園東通り南」バス停下車 徒歩0分。
- ②:京王線「多磨霊園駅」「調布駅」より「多磨霊園方面行き」乗車、「霊園表門」バス停下車 徒歩8分。
電車でお越しの場合
- 電車でお越しの場合西武多摩川線「多磨駅」下車(JR中央武蔵境駅乗換え)徒歩8分※多磨霊園沿い通りの門からお入り下さい
お車でお越しの場合
- 中央道 「調布インター」より9分
- 中央道「府中スマートインター」より9分
- 駐車場:寺院専用駐車場(隣接)11台<詳細>:公式サイト
アクティビティ
寺カフェ
- 営業日:毎週月曜日、水曜日、木曜日、金曜日:10:00 〜 17:00
- 定休日:火曜日、土曜日、日曜日
- 公式サイト:カフェテラス普賢寺
寺ヨガ
- 開催日:毎週火曜日 10:00 ~ 11:00(ヨガ1時間後の後ご住職によるお話15分)
- 公式サイト:テラヨガ
「普賢寺」のまとめ
お写真引用:普賢寺
「普賢寺」は、忙しい日常から少し離れて心を整えたい方にぴったりの場所です。静寂に包まれた境内で、歴史ある護摩祈願や寺ヨガを体験し、心の安らぎを感じてみませんか?普賢菩薩や不動明王の教えに触れることで、きっと新たな発見や気づきがあるはずです。
歴史が自然と織りなすこの地で、自分自身と向き合う特別な時間を過ごしてみてください。お待ちしています!