福井の名酒「白岳仙」を味わう!「安本酒造」の蔵元が語る酒造りの想いと魅力!

2024.09.19 nishihara

引用元:安本酒造

今回は福井県東郷地区にある「安本酒造」さんに取材させて頂きました!代表取締役の安本 岳史(やすもと たけし)さんのインタビューを元に「安本酒造」さんの魅力をご紹介します。

福井県の美しい自然に囲まれた「安本酒造」は、創業以来、伝統を守りながらも革新を取り入れた酒造りを続ける老舗の酒蔵です。その代表的な銘柄である「白岳仙」は、地元の米と水を使用し、熟練の技術と情熱を注いで醸されています。

訪れる人々に、蔵元ならではの雰囲気を感じられる酒蔵見学や試飲体験も大人気です。今回は、安本酒造有限会社の魅力をご紹介します!

「安本酒造」の歴史

引用元:安本酒造

福井県の豊かな自然と共に歩んできた「安本酒造」は、創業嘉永六年(1853年)から続く歴史ある酒蔵です。江戸時代末期に創業した当時、酒造りは地域の暮らしと密接に結びついていました。「安本酒造」は、その頃から変わらない手法で、日本酒の深い味わいと伝統を守り続けています。

「安本酒造」の歴史は、福井県の地元文化とともにあります。創業時から使われている仕込み水は、蔵内の井戸地下100mから汲み上げられた清らかな水で、ほどよいミネラルを含み、透明感のあるやわらかな味わいで酒造りの重要な素となっています。また、代々伝わる杜氏(とうじ)の技術と情熱が、豊かな香りと深みのある酒を生み出してきました。

手間ひまを惜しまず、一本一本に想いを込めて造る姿勢は、今日でも変わることがありません。

時代とともに変化する消費者のニーズに応え、「安本酒造」は新しい挑戦も積極的に行っています。現代の味覚に合わせた新しい酒の開発や、地元の若手と協力したイベント開催など、地域とともに成長し続けています。

伝統を守りつつも、常に新しい風を取り入れる姿勢が、「安本酒造」の魅力をさらに引き立てています。

「安本酒造」の取り組み

引用元:安本酒造

「安本酒造」は、福井県の歴史ある酒蔵で、登録有形文化財に指定されています。この酒蔵の保全と維持には特に注力しており、伝統的な建物を守りながらも、その中で最高品質の日本酒を醸造し続けることに力を入れています。文化財としての価値を守りながら、訪れる人々にその魅力を伝えています。

「安本酒造」では、代々受け継がれてきた技術とともに、地元の自然資源を活かした酒造りを行っています。これにより、地域の伝統文化を守りながら、新しい世代にもその魅力を伝えることができます。

私たちがおすすめする「安本酒造」とは?

引用元:安本酒造

蔵の見どころは、その古き良き酒蔵の佇まいと伝統的な日本酒の製造過程を垣間見ることができる点です。福井県の澄んだ水と、地元で育てられた米から生まれるお酒は格別です。

「安本酒造」の登録有形文化財に指定された建物自体が一つの大きな見どころです。古い木造の蔵が時を超えてそのまま残っており、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分になります。

木の香りと酒の香りが交わる蔵の中では、職人たちが代々受け継いできた技術と情熱を感じることができます。

また、代表的な銘柄「白岳仙」は、当酒蔵でしか味わえない特別なものです。地元の良質な米と名水を使い、手間ひまかけて醸された日本酒は、ここでしか感じられない味わい深さがあります。特に、蔵元限定の特別なラインナップをご用意しており、一年を通して

お楽しみいただける通年商品をはじめ、その季節にしか蔵出ししない希少な限定酒など、自分の好みにぴったり合う一杯を見つけるのも楽しみの一つです。

さらに、「白岳仙」の中でも「純米大吟醸 濡烏(NUREGARASU)」がフランス人ソムリエによる日本酒コンペンションのKURAMASTER 2024 GOLD MEDAL」にて通算7年連続受賞いたしました。

「純米大吟醸 濡烏」は、白山水脈の清らかな伏流水を仕込水として地下から汲み上げているため、口に含むと雑味がなく、なめらかに喉を通り抜けます。

軽やかでスムーズな飲み心地は食中酒としても最適で、上品で穏やかな香りが広がります。酒蔵の努力とこだわりが詰まった一杯は、特別な贈り物としても人気があります。

私たちがおすすめする東郷地区の魅力

引用元:安本酒造

「安本酒造」がある福井県の東郷地区は、歴史と自然が調和する魅力的な場所で、この地域は古くから米造りが盛んな土地であり、酒造りの文化も深く根付いています。

東郷地区のもう一つの魅力は、戦国時代の大名である朝倉義景公の城跡、「朝倉遺跡」です。この遺跡は、かつて城下町として栄えた場所であり、現在でもその歴史的価値から多くの県内外から多くの観光客が訪れます。

遺跡を歩けば、往時の雰囲気を今に感じることができ、歴史好きにはたまらないスポットです。

美しい自然環境にも恵まれ、田んぼが広がる風景や静かな川の流れなど、都会では味わえない癒しの風景が広がっています。地元の人々とのふれあいや、伝統的な米作りの風景を楽しむことで、心が落ち着くひとときを過ごすことができます。

「安本酒造」は今後どんな場所でありたいか

引用元:安本酒造

「安本酒造」は、これからも地元の豊かな自然と風土を大切にした酒造りを続けながら、その魅力を国内外へ広げていきたいと考えています。

日本国内で培った伝統的な酒造りの技術と、福井の美しい自然から生まれる恵みを世界中に届けることを目指しています。地域に根ざしながらも、国境を越えて多くの人々に「安本酒造」の日本酒を楽しんでもらいたいという思っています。

会社概要

引用元:安本酒造

  • 社名:安本酒造有限会社
  • 創業:嘉永六年(1853年)
  • 代表:代表取締役 安本 岳史
  • 住所:〒910-2167   福井県福井市安原町7-4
  • TEL:0776-41-0011
  • FAX:0776-41-0012 
  • 公式サイト:https://www.hakugakusen.jp

「安本酒造」のまとめ

引用元:安本酒造

「安本酒造」は、福井県の豊かな自然と歴史の中で伝統的な酒造りを守り続けながら、その魅力を国内外へ広げていきたいと願う酒蔵です。訪れる人々には、地元の恵みを感じながら、特別な一杯を楽しんでもらえることでしょう。

古き良き酒蔵の雰囲気と、進化し続ける「安本酒造」の日本酒をぜひ一度味わってみてください!

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