飛鳥時代から受け継がれる信州の古刹「大法寺」のななめうえな魅力!

2024.07.30 nishihara

日本最古のしゃちほこに、国宝指定の見返りの塔。この寺院の歴史はなんと、西暦600年ごろの飛鳥時代から始まっており、由緒ある日本の姿を見て回ることができるのです!

大法寺をご紹介!

大法寺は、飛鳥時代に開山された信州でも最も古い寺院のひとつです。藤原鎌足の子である定慧上人によって開かれ、藤原家ゆかりの寺としても知られています。

大法寺の想い

境内には国宝に指定されている見返りの塔があり、その高い建築技術と美しさから多くの人々に親しまれています。また、平安時代から信仰される十一面観音菩薩を祀る観音堂や、日本最古のしゃちほこが祀られる厨子もあります。

四季折々の自然と共に語り継がれる古刹として、地域の宝として大切にされています。

大法寺が注力しているイベントとは?

大法寺では毎年4月21日に大般若経会が奉修されます。この行事では大般若経600巻を転読し、十一面観音菩薩が御開帳されます。信州の厄除け開運の寺として多くの人々が訪れ、一年の安泰を祈願します。

また、青木村郷土美術館では写経体験が行われ、来訪者が古式ゆかしい文化に触れる機会を提供しています。境内や周辺の環境整備も積極的に行い、四季折々の花々を楽しめるよう取り組んでいます。

私たちがおすすめする、大法寺の見どころ

国宝に指定された「見返りの塔」

建築の完成度の高さから「見返りの塔」と称され、その美しさは奈良や京都の建築にも匹敵します。

圧巻の「観音堂」

十一面観音菩薩が祀られ、平安時代からの重要文化財が多く安置されています。

日本最古の「しゃちほこ」

日本最古のしゃちほこが祀られる厨子があり、その歴史を感じることができます。これらの文化財は、古刹大法寺の重要な見どころであり、訪れる価値があります。

私たちがおすすめする「小村」の魅力

大法寺がある小村は、豊かな自然に囲まれた場所です。東山道が通る地として、奈良時代から文化が栄えた歴史を持ちます。また、江戸時代には百姓一揆の舞台となり、義民の里としての歴史も重んじられています。

田沢温泉や沓掛温泉など、信州を代表する温泉地もあり、訪れる人々に癒しを提供しています。地元の特産品である松茸やタチアカネそばも評判です。

大法寺はどのような場所であり続けるか

大法寺は、その豊かな自然と貴重な歴史遺産を活かし、さらに多くの人々に訪れてもらうことを目指しています。境内の環境整備を進め、四季折々の花々が楽しめる場所としてさらに整備を進めています。

また、地域の文化や歴史を伝える施設として、青木村郷土美術館の活用や文化財の保護と展示を行っています。これからも地域の宝である大法寺を守り、未来に繋げていくための努力を続けています。

基本情報

施設情報

  • 名称:大法寺(だいほうじ)
  • 住所:〒389-0111長野県小県郡青木村当郷2052
  • 電話番号:0268-49-2256
  • メール:office@daihoujitemple.com
  • 公式サイト:大法寺公式サイト

アクセス・営業時間

アクセス

  • JR上田駅からバスでお越しの場合:千曲バス青木線⑮(上田駅お城口バス停1番)にて当郷バス停下車・当郷バス停より徒歩15分
  • 別所温泉駅からタクシーでお越しの場合上田交通別所線にて別所温泉駅に移動。別所温泉駅よりタクシーで15分。
  • JR松本駅からタクシーでお越しの場合:ぽっかぽか号(要予約)にて別所温泉に移動。別所温泉よりタクシーで15分。

営業時間

  • 営業時間:夏期(4月~10月)9時~17時・冬期(11月~3月)9時~16時

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