1899年創業の伝統ある龍名館で高品質なおもてなしを受ける旅

画像提供元:ホテル龍名館東京
目次
- introduction
- 事業内容や理念について教えてください
- 「おもてなしであふれるホテル・レストラン」をミッションに掲げていますが、サステナブルな観光やエコツーリズムの観点から、どのような取り組みを行っていますか?
- ホテル事業において、環境負荷を軽減するための具体的な施策(省エネ設備、アメニティ削減、リサイクルなど)があれば教えてください。
- レストラン事業では、地元の食材を活用する取り組みやフードロスを減らすための工夫などをされていますか?
- サステナブルなホテル運営を実現するために、従業員の教育や研修、社内での環境意識向上のための取り組みはありますか?
- 「ななめうえトラベル」は「10年後も記憶に残る ‘ななめうえ’な旅行体験」をコンセプトとしています。龍名館ならではのユニークな取り組みや、お客様に特に体験してほしいサービスがあれば教えてください。
- 今後10年、20年先を見据えたSDGsやサステナブルな観光に関するビジョンがあれば教えてください。
- まとめ
- 基本情報
introduction
1899年創業の龍名館は、これまで受け継いだ「伝統」と「人の力」で体現する高品質なおもてなしであふれるホテル・レストランです。企業理念である「働く人たちが自慢でき、誇りを持てるビジネス」「自主自立の店舗運営」「地域に根を張ったビジネス」の考えものもと、おもてなしの心でくつろぎを提供し続けています。
さらに、国内初、ホテル・レストラン業界におけるSBT認定取得や2023年1月には使用電力の再エネ100%化宣言を表明し、共に行動を示していくイニシアチブ「再エネ100宣言 RE Action」に参加するなど、持続可能な環境づくりにも努めています。
本日は、おもてなしであふれるホテル・レストランの経営、そして全社員が一丸となって環境に配慮した事業運営と社会貢献を行っている、株式会社龍名館 専務取締役の濱田裕章さんへ取材させていただきます。
事業内容や理念について教えてください
画像提供元:ホテル龍名館お茶の水本店
龍名館は1899年(明治32年)、東京・日本橋室町で江戸時代から営業していた名倉屋旅館の分店として、東京・神田区駿河台南甲賀町(現・東京都千代田区神田駿河台)の地に創業しました。
2025年現在は、ホテル事業として「ホテル龍名館お茶の水本店」「ホテル龍名館東京」「ホテル1899東京」、レストラン事業として「花ごよみ東京」「レストラン1899お茶の水」「チャヤ1899東京」の6つの事業所に加え、不動産事業を展開しています。企業理念として「働く人たちが自慢でき、誇りを持てるビジネス」、「自主自立の店舗運営」「地域に根を張ったビジネス」を掲げており、これまで受け継いだ「伝統」と「人の力」で体現する高品質なおもてなしを、お客様一人ひとりにご提供しています。
「おもてなしであふれるホテル・レストラン」をミッションに掲げていますが、サステナブルな観光やエコツーリズムの観点から、どのような取り組みを行っていますか?
画像提供元:ホテル龍名館東京
ホテル業は装置産業の側面があります。そのなかで私たちは主にカーボンニュートラルに取り組んでおり、2023年度の再生使用可能エネルギー比率は29.9%でした。基準年である2021年度と比較すると、GHG排出量を4.4%削減することに成功しています。
2023年に使用電力の再エネ100%化宣言を表明し、共に行動を示していくイニシアチブ「再エネ100宣言 RE Action」に参加、また同年に2030年までの温暖化ガス削減目標を策定し、国際機関「SBTイニシアチブ」から認定を取得しました。「SBTイニシアチブ」は、国内のホテル・レストラン業態では初めての取得事例です。
ホテル事業において、環境負荷を軽減するための具体的な施策(省エネ設備、アメニティ削減、リサイクルなど)があれば教えてください。
画像提供元:ホテル龍名館お茶の水本店
プラスチック資源循環促進法に沿ったプラスチックアメニティの削減、そして再生使用可能エネルギーの利用促進を行っています。また法人契約企業に対しては、宿泊時の電力を100%再生使用可能エネルギーにすることをお約束しています。私たちホテルは、出張に伴い発生する温室効果ガス排出を対象とするScope3のカテゴリー6に該当。出張の多い企業様と共に、サプライヤーの立場として、持続可能な社会実現に向けて取り組んでいます。また、社員がリーダーとなり、社内プロジェクトとしてサステナブル経営を推進していく中で、関係団体とも連携をとりながら、どのような活動ができるか日々協議しています。
レストラン事業では、地元の食材を活用する取り組みやフードロスを減らすための工夫などをされていますか?
画像提供元:ホテル龍名館東京
龍名館では、“地産地消”にこだわったメニューの開発を行っています。和食レストラン「花ごよみ東京」では東京産食材を積極的にメニューへ取り入れており、地元の新鮮な食材の提供を推進する取り組みが認められ、東京都の食の安全安心・地産地消拡大事業である「とうきょう特産食材使用店」として登録されました。
レストランでは『プラスチック資源循環促進法』に則り、木製やバイオプラスチック製のカトラリーを使用し、使い捨て(ワンウェイ)カトラリーの使用量削減にも貢献しています。
サステナブルなホテル運営を実現するために、従業員の教育や研修、社内での環境意識向上のための取り組みはありますか?
画像提供元:ホテル龍名館東京
サステナブル経営の実現を目指すため、社員によるプロジェクト活動を2022年からスタートさせました。ホテル・レストランとしての取り組み、社内の環境意識向上のための活動を行っています。プロジェクトへの参加や活動成果を通して、社内での環境意識向上を図っています。
「ななめうえトラベル」は「10年後も記憶に残る ‘ななめうえ’な旅行体験」をコンセプトとしています。龍名館ならではのユニークな取り組みや、お客様に特に体験してほしいサービスがあれば教えてください。
画像提供元:ホテル龍名館東京
龍名館の強みは人です。従業員一人ひとりが主体性と責任感を持ち、これまで受け継いだ「伝統」と「人の力」で体現する高品質なサービスを提供しています。
お客様の感情をくみ取り、心に響くおもてなしを提供する人の力を、お客様にぜひ体験していただきたいです。
今後10年、20年先を見据えたSDGsやサステナブルな観光に関するビジョンがあれば教えてください。
画像提供元:ホテル1899東京
龍名館は、創業から120年を越えました。常に次の100年を意識した経営を行っており、自社利益の追求だけでなく、環境と文化の両面から、持続可能な観光の実現を目指しています。今後の具体的な目標は、カーボンニュートラル経営の推進です。再生使用可能エネルギーの利用促進や建物の省エネ化を進めていきます。
また、日本茶をコンセプトにした料飲ブランドでは、地域資源を積極的に活用し、地域とともに成長することを目指していきます。
最終的には、サステナブルな観光体験を提供し、訪れるお客様が環境への意識を高めるキッカケとなる場を創出したいです。
まとめ
画像提供元:ホテル龍名館東京
龍名館は、創業から120余年経過しました。国内外から高い評価を得て広く知られている、龍名館がけん引する環境・食の安全への取り組みは、全社員が一丸となって行っているからこそ成し遂げられるものでしょう。
龍名館がこれまで受け継いだ「伝統」と「人の力」で体現する高品質なおもてなしを、ぜひ味わってみてください。本日は、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
基本情報
社名 | 株式会社龍名館 |
所在地 | 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台三丁目4番地3 |
連絡先 | 03-3253-2330 |
代表者 | 代表取締役会長 浜田 章男 代表取締役社長 浜田 敏男 |
公式サイト | https://www.ryumeikan.co.jp/ |
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