マイお箸やスタンプが作れる!「あづみの木箸Fab factory」のななめうえな楽しみ方!

2024.08.20

あづみの木箸・あづみ野遊印は、1996年に安曇野のりんごの木をアップサイクルしたキーホルダー作成から生まれました。1996年から2008年までは上高地五千尺ホテル売店でりんごの木のはんこを販売していました。

あるとき、(有)えぞ彫工芸社の初代社長・川口桂一郎さんがキーホルダーを印鑑にすることを思いついたことから今の活動につながったのです。

その(有)えぞ彫工芸社を取材させていただき、(有)えぞ彫工芸社があづみの木箸Fab factoryであづみの木箸・あづみ野遊印を制作する想いや見どころなどを、店長の川口純江さんにご紹介いただきました。

あづみの木箸・あづみ野遊印とは?

画像引用元:あづみの木箸・あづみ野遊印公式Facebook

「先代の社長川口桂一郎氏が、1997年に(有)えぞ彫り工芸社を設立しました。それ以降、「本来燃やされ、廃棄されてしまう地元りんごの木」を再生利用し「エコはんこ」を作成し続けています。そうした、環境配慮とモノづくりを両立創生しているのが、「あづみ野遊印」なのです。

「りんごの木のはんこ」は、2000年に実用新案を登録。2022年には、長野県SDGs推進企業にも登録されています。現在ではSDGsといわれておりますが、あづみの木箸・あづみ野遊印では、自然の恵みを最後まで無駄にしないモノづくりを28年前から実践していたのです。

あづみの木箸・あづみ野遊印に寄せる想い

あづみの木箸・あづみ野遊印に寄せる想い

画像引用元:あづみの木箸・あづみ野遊印公式Facebook

安曇野象徴の常念岳が見える林の中に工房・あづみの木箸Fab factoryがあります。黄色い外壁の丸屋根の家に作られた工房です。工房内は、木材の香りが充満しているのも魅力。

心落ち着く空間でものづくりに集中すると、心も体もリフレッシュできます。私たちの主軸の事業は、安曇野のりんごの木を再生加工したはんこや土産物など、地元の木材を使ったエコなものづくりです。

現在社長で職人の川口伊知郎は、ものづくりにはげみながら「安曇野に来られたお客さまに、ゆっくりとした時間を提供できないか?」を考え「生活に密着したものを作っていただくのはどうか」とのアイデアから生まれたのが、毎日使う箸を作っていただく体験でした。

まずは職人の川口と店長の私で、箸の軸の考案から着手しました。

(有)えぞ彫工芸社が注力しているイベント

(有)えぞ彫工芸社が注力している事業・イベント

画像引用元:あづみの木箸・あづみ野遊印公式サイト

  • マイ箸手作り体験:あづみの木箸Fab factoryで自分だけのオリジナル箸を作成することでSDGs体験ができます。2012年7月20日に箸作り体験を始め、2024年1月までに12,000人以上の人との箸作りの実績を積み重ねてきました。
  • 超すべり止め加工の箸:あづみの木箸の箸には、職人・川口さんが考案した肉球模様の滑り止め加工が施されています。麺類を食べる際に特に効果的だと好評です。
  • 再塗装サービス:制作した木箸は国産本漆で再塗装を行い、長く使っていただけるようサポートしています。
  • 地元の木材を使用:地産地消のため、安曇野のりんごの木など、地元の木材を再生加工してエシカルな商品を提供しています。

また、(有)えぞ彫工芸社はあづみの木箸Fab factoryにおいて箸作りやスタンプ作りをを楽しめるだけではなく、出張体験なども不定期に催しています。

2020年に始まったレーザー彫刻加工体験では、自分で用意したイラストをオリジナルのコースターやトートバックなどのアイテムにできるため、人気が上がり続けています。

私たちがおすすめするあづみの木箸・あづみ野遊印の魅力

私たちがおすすめするあづみの木箸・あづみ野遊印の見どころ

画像引用元:あづみの木箸・あづみ野遊印公式Facebook

  • マイ箸手作り体験
  • レーザー彫刻加工体験
  • 山サクラ材で表札作り

マイ箸手作り体験では、国産の木材を使ってカンナで削る本格箸作り体験ができます。

レーザー彫刻加工体験は「夏休みの自由研究にぴったり」というキャッチフレーズ通り、子供たちがオリジナルキーホルダーやトートバッグなど、他では手に入らないオリジナルグッズを制作し、夏休みの思い出を作っていけるということでも人気のイベントです。

山サクラ材を使った表札作りでは、工房でパソコンを使って自分でデザインを作成して工房が加工する流れです。
どの体験でも、大人も子供も障がいのある方もモノづくりの楽しさを味わえます。

私たちがおすすめする「安曇野」の魅力

私たちがおすすめする安曇野全体の魅力

画像引用元:あづみの木箸・あづみ野遊印公式Facebook

とにかく空気、水、光がとても綺麗なので、野菜もくだものもおいしいですし、景色も抜群です。田んぼと畑がつづく山の景色を見ていただくのが一番です。

安曇野の自然のエネルギーを充電しながら行うモノづくりは、集中とリラックスで心と体が元気になること間違いありません。安積野で作ったものを毎日使うと、作ったときの風景や思い出がよみがえり、日々リフレッシュして生活できます。

あづみの木箸Fab factoryはどんな場所でありたいか

あづみの木箸Fab factoryはどんな施設でありたいか

画像引用元:あづみの木箸・あづみ野遊印公式FaceBook

大量生産の現代に手作りしてモノづくりをすることは大変ですが、手作りの大切さを発信していきたいです。

先日地元の小学生があづみの木箸Fab factoryにきてりんごの木をアップサイクルする様子や、手作りの箸を作る工程などを学んでいきました。

食物や木工品など手作りには、必ずその背景があり手間暇かけてやっていること…などを伝えていきたいです。環境に優しいモノづくりの様子を夏休みの自由研究にしてもらえれば…と思い新しい体験も考えています。

あづみの木箸・あづみ野遊印の基本情報

あづみの木箸・あづみ野遊印の基本情報

画像引用元:あづみの木箸・あづみ野遊印公式Facebook

アクセス

  • あづみの木箸・あづみ野遊印・ (有)えぞ彫工芸社:〒399-8102 長野県安曇野市三郷温5094-1
  • 現地地図(Googlemap)

営業時間

  • 平日:11時~16時
  • 土日祝日:9時半~16時
  • 木曜日:定休

体験は要予約です。出張体験等で不定期にお休みする時がありますので、行く前に電話でご確認ください。

お問い合わせ

まとめ

現在、デパートの催事場などでりんごの木の遊印彫りが行われていますが、これは(有)えぞ彫工芸社が考案したものが原点です。

あづみの木箸・あづみ野遊印には、先代・川口桂一郎さんから2代目の職人・川口伊知郎さんと店長・川口純江さんが受け継いだ想いと技術が込められているのです。

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