海外旅行におすすめの最強クレジットカード比較!保険・手数料などからランキングで紹介

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2024.11.13
海外旅行 クレジットカード

海外旅行で使うクレジットカード選びを迷っている方は多いでしょう。国内で使っているクレジットカードをそのまま使っても良いですが、日本と海外では使える店舗や使い勝手に差が出ます。

海外だからこそ活きてくる利便性やサービス、ポイント制度や特典の違い、補償やサポートについても考慮したうえで決める必要があります。

そこで今回は、海外旅行におすすめできるクレジットカードや選び方のポイント、海外でクレジットカードを使う際の注意点やクレジットカードを作れない場合の代替手段について、詳しく解説していきます。

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海外旅行の際はクレジットカードの利用がおすすめの理由

まずは海外旅行の際に、なぜ決済手段としてクレジットカードがおすすめできるのか、4つの理由をそれぞれ解説していきます。

現金への両替・支払い時の手間が省ける

海外で買い物をするためには、ドル(米国)やウォン(韓国)など、現地で使われている通貨が必要です。現金で支払う場合は口座に入っている日本円を、それらの現地通貨に両替機で「両替」する手間が発生します。また、両替するたびに手数料が発生します。

しかしクレジットカード払いなら決済するために両替する必要はありません。海外へ行くたびにATMや両替機を探す必要もなくなるため、支払いにかかわる手間が大きく省けます。

海外旅行保険が適用される(自動付帯・利用付帯)

多くのクレジットカードには「海外旅行傷害保険」という、旅先で怪我をした際の治療費や救援費用、携行品が破損したり盗難に遭った際の修理・再購入費用を補償してくれる保険が付帯されています。

現金払いで同じ補償を受けたい場合は別途保険に加入する必要があるため、その分余計な費用がかかります。その点でクレジットカード付帯の海外旅行保険はお得です。

注意点として、海外旅行傷害保険には「自動付帯」と「利用付帯」があり、それぞれ次のように補償条件が異なります。

  • 自動付帯:カードを持っているだけで補償対象になる、手続きの必要なし
  • 利用付帯:カードで費用を払った場合のみ補償対象になる

カード付帯の海外旅行傷害保険が利用付帯の場合、航空機やバス・タクシー等の利用料金を必ずクレジットカードで支払う必要があります。これには出国前に支払いが必要なツアー代金等も含まれます。

その他、カード会社ごとに異なる条件を設けている場合もあるため「自動付帯の方が良い」と思われるかもしれません。

しかし実際は利用付帯の方が補償金額が高かったり、補償範囲が広いケースが多いです。特にメインでクレジットカードを使う方はデメリットが小さいため、カードごとの補償内容も比較しながら比較検討すべきです。

キャッシングサービスで現金が引き出せる

海外キャッシングに対応したクレジットカードを持っていれば、海外で「現金しか使えない店舗」で支払いをしたいときに、現地のATMから現地通貨が引き出せます。キャッシュレスの比率が低い国へ行く場合は、特に重要な機能です。

対応カードなら銀行を探したり両替所へ行く必要はなく、空港やコンビニに設置されているATMから利用できます。対応ATM及びクレジットカードには「PLUS」または「Cirrus」のマークがあるため分かりやすいです。

ポイントが貯まってお得

クレジットカードは利用金額に応じてポイントが貯まります。カードによっては、海外で利用した場合にポイント還元率が上がったり、キャッシュバックの対象になることもあります。

海外旅行では普段の生活よりも多額のお金を使うことになるため、「どのポイントを貯めたいのか」はクレジットカードを選ぶうえで重要な要素です。通常還元率だけでなく、還元率が上がる条件や店舗・サービスにも注目して比較しましょう。

【比較8選】海外旅行で使える最強クレジットカードランキング

次は海外旅行で利用するのにおすすめできる8つのクレジットカードについて、海外利用時のポイントも含めて紹介していきます。

エポスカード

エポスカード

年会費 永年無料
申込条件 高校生を除く日本国内在住の満18歳以上
国際ブランド VISA
ポイント還元率 エポスポイント:0.5%
(対象店の利用でポイント5倍 )
マイル交換先 JAL:1ポイント=0.5マイル
ANA:1ポイント=0.5マイル
付帯保険 海外旅行傷害保険:最高3,000万円
空港ラウンジ利用

株式会社エポスカードが発行する「エポスカード」のおすすめポイントは、次の3つです。

  • 海外キャッシングに対応
  • 24時間いつでも日本語でサポート
  • 現金がなくても現地で治療を受けられる

エポスカードは「マルイ」店舗をよく利用する人専用のクレジットカードと思われがちですが、実は海外旅行者にとってうれしい機能・サービスが充実しています。

VISAブランドで発行されるエポスカードは海外キャッシングに対応しており、「PLUS」マークがあるATMから現地通貨を引き出せます。現地通貨を引き出す際にかかる手数料は次のとおりです。

  • 1万円以下の場合:110円
  • 1万円を超える場合:220円

その他に年率「18.0%」のキャッシング利率と為替手数料がかかります。負担を少しでも軽減したい場合は、まとまった金額を一度に引き出したり、繰り上げ返済することをおすすめします。

エポスカードのもう一つの大きな特徴が「サポートの充実さ」です。当カード利用者は24時間にわたっていつでも日本語でサポートを受けられるほか、海外旅行傷害保険に含まれる「キャッシュレス・メディカルサービス」により、海外で現金がなくても治療を受けられます。

医療行為は三井住友海上火災保険と連携する医療機関で受ける必要があり、事前連絡も必須です。しかしパスポートや保険証券を提示するだけで対応してもらえるので、旅の不安を大いに軽減します。

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JCBカードW

jcbカードw

年会費 無料
審査・発行時間 最短5分で即日発行
還元率 1.0%~10.5%
電子マネー QUICPay
ブランド JCB
付帯保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
家族カード 年会費無料
ETCカード 年会費無料
海外キャッシング対応

株式会社ジェーシービーが発行する年会費無料の「JCBカードW」は、18歳から39歳のみが加入できるクレジットカードです。当カードのおすすめポイントは、次の3つです。

  • 海外キャッシングに対応
  • 各国にある特別なラウンジを利用できる
  • 旅行に有用な優待・特典が豊富

JCBカードは海外キャッシングに対応しており、あらかじめキャッシング利用可能枠を設定しておけば、「Cirrus」マークのあるATMで現地通貨が引き出せるようになります。所定の利息が発生しますが、ATM利用手数料は発生しません。

さらにカード会員は「JCBプラザ ラウンジ」という、通常の空港ラウンジよりも質の高いサービスが提供されるラウンジを利用できます。たとえば海外でも日本語で観光予約等が行えますし、荷物預かりやWi-Fi、マッサージ機やレンタル傘といったサービスも提供されます。

その他の特典としては、海外にもあるセブンイレブンやスターバックス等の店舗を利用すると、ポイント還元率が上がります。また最高2,000万円補償される海外旅行傷害保険や、持ち物の破損・盗難時に補償が受けられるショッピングガード保険も、海外旅行をフルサポートします。

三井住友カード(NL)

三井住友カードN-L

年会費 無料
審査・発行時間 最短即日
還元率 0.5%~7.0%
電子マネー iD
ブランド VISA・Mastercard
付帯保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
家族カード 年会費無料
ETCカード 年会費初年度無料
次年度以降550円/年
前年に利用があれば年会費無料
海外キャッシング対応

▼三井住友カード(NL)注釈

※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。

三井住友カード株式会社が発行する「三井住友カード(NL)」は、VISA・Mastercardの2ブランドに対応した年会費無料のクレジットカードです。このカードのおすすめできるポイントは次の3つです。

  • 「PLUS」と「Cirrus」両方の海外キャッシングに対応
  • 24時間の日本語サポートが可能
  • 学生なら追加でポイントがもらえる

三井住友カード(NL)はVISA・Mastercardどちらのブランドでも発行が可能なため、海外のATMで「PLUS」および「Cirrus」どちらが記載されていても利用できます。

この汎用性が必要な場合は、申し込み時に2ブランド両方申し込めば2枚同時発行が可能です。またすでにVISA・Mastercardどちらかのブランドで三井住友カード(NL)を持っている人でも、新たに2枚目として別のカードを追加発行できます。

また三井住友カード(NL)は24時間のサポートに対応しており、海外でカードを紛失したり盗難被害に遭った場合は、すぐに専用サポートデスクに連絡して利用停止手続きを行うことができます。くわえてウェブサービスの「Vpass」やチャットサポートも、旅行時の不安解決に役立ちます。

当カードの会員が学生であれば、特定の支払いを行った際にポイントが加算される「学生ポイント」の対象になります。たとえば海外でQRコード決済をした場合は最大で「2.5%」、サブスクリプションの支払いをした場合は最大で「9.5%」が加算されて還元されます。

三菱UFJニコス

三菱UFJカード ニコス

年会費 永年無料
審査・発行時間 最短翌営業日
還元率 0.4%~5.5%
電子マネー QUICPay(Apple Pay)
ブランド VISA・Mastercard・JCB・AMEX
付帯保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
家族カード発行
ETCカード発行
海外キャッシング対応

三菱UFJニコスは複数のカードを発行しており、その中で最もスタンダードで選びやすいのが年会費永年無料の「三菱UFJカード」です。当カードには次のようなおすすめポイントがあります。

  • 最多4ブランドでの発行に対応しているため汎用性が高い
  • 現地のスタッフが「ハローデスク」で日本語対応
  • 海外旅行傷害保険・ショッピング保険がセットで付帯

三菱UFJカードは最多4ブランド(JCB・VISA・Mastercard・American Express)での発行に対応しています。2枚目発行時に年会費が安くなる「デュアルスタイル」は一般カードの対象外(新規発行も2024年10月で終了)ですが、複数枚発行は可能です。

もちろん海外キャッシングにも対応しているため、異なるブランドで複数枚持っていれば「PLUS」か「Cirrus」のどちらでもATMが使えますし、海外の店舗によって使えるカードブランドが異なる場合でも対応できます。

またサポート面も充実しています。三菱UFJカード会員は、海外の主要都市に設置されている「ハローデスク」を利用することで、現地でも日本語での情報提供を受けられます。レストランや観光ツアーの手配、トラブルの対応方法を問い合わせることもできます。

補償に関しては、最大2,000万円が補償される海外旅行傷害保険が付帯されています。またショッピング保険では物品の購入日から90日間であれば、自己負担額3,000円で最大100万円の補償が受けられます。

アメリカン・エキスプレス・カード

アメックスカード 券面 クレカ

年会費 13,200円(月額1,100円)
お申し込み対象 20歳以上(学生を除く)で安定継続収入のある方
発行ブランド アメリカンエキスプレス
保険 <旅行傷害保険>
海外:最高5,000万円
国内:最高5,000万円
海外キャッシング 不可
還元率 0.5%

AmericanExpress社が発行する「アメリカン・エキスプレス・カード」は、同社が発行するアメックスカードの中で最もスタンダードなクレジットカードです。当カードには次のような特徴があります。

  • 独自のトラベルデスクが海外旅行をフルサポート
  • 空港から自宅までの手荷物宅配に無料対応
  • 旅行傷害保険の補償金額が高い

ステータスカードとして知られるアメリカン・エキスプレス・カードは、独自の「アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク」という、航空券やレンタカー、ホテルの予約をオンラインで容易に行えるサービスを提供しています。

トラベルデスクから予約すれば通常時よりも多い100円あたり2ポイントが貯まりますし、家族カードも付与対象になります。また貯めたポイントを、別の旅行代金の支払いに充当することも可能です。

海外旅行者にとっては、カード会員限定の「手荷物無料宅配サービス」も役に立つでしょう。これは出国・帰国時に利用できるサービスであり、スーツケース1個までなら自宅から空港まで、または空港から自宅まで無料で配送してくれます。

くわえて最大5,000万円補償され、海外だけでなく国内旅行も補償対象となる旅行傷害保険も魅力的です。年会費無料ではないものの、海外旅行に向けて充実したサービス・補償を受けたい方にはおすすめの1枚です。

学生専用ライフカード

クレジットカード 券面

発行会社 ライフカード株式会社
ブランド JCB・VISA・Mastercard
年会費 無料
申し込み条件 満18歳以上25歳以下
ポイント還元率 0.3%~0.6%
家族カード発行
ETCカード発行
電子マネー iD
旅行傷害保険 海外:最大2,000万円

ライフカード株式会社が発行する「学生専用ライフカード」は、その名の通り18歳から25歳までの、在学中の学生のみが発行できるクレジットカードです。当カードのおすすめポイントは次のとおりです。

  • 海外でショッピング利用するとキャッシュバックの対象になる
  • 入会から一定期間はポイント還元率が高くなる
  • 海外旅行傷害保険や日本語サポートも充実

学生専用ライフカードは、事前エントリーしてから海外の実店舗で利用すると、利用総額の3%を、年間最大10万円までキャッシュバックで受け取ることができます。そのため旅行で長期滞在する方、留学生などはメリットが大きいです。

ポイントに関しては他にも付与されるタイミングがあり、入会初年度はポイント付与率が1.5倍、誕生月に関しては3倍になります。また「L-Mall」というショッピングサイトを利用すれば、最大25倍にまで上がります。

補償・サポートに関しては、最大2,000万円補償される海外旅行傷害保険が付帯されています。また「LIFE DESK」から現地で天気や交通機関にかかわる日本語サポートを受けられる点や、貴重品の紛失・盗難トラブル発生時の対応を支援してくれるエマージェンシーサービスも、海外旅行・留学における安心・安全を確保します。

ANA JCBカード

ANA_JCB

年会費 初年度:無料
次年度以降:2,200円(税込)
家族カード:次年度以降1,100円(税込)
申込条件 18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある人
(学生不可)
国際ブランド JCB
ポイント還元率 OkiDokiポイント:1,000円=1ポイント
0.1%
マイル交換先 ANA
・通常:1ポイント=3マイル
※マイル自動移行コース
・5マイルコース(無料):1ポイント=5マイル
・10マイルコース(年間税込5,500円):1ポイント=10マイル
付帯保険 旅行傷害保険
・海外:最高1,000万円
・国内航空:1,000万円
(自動付帯)
・ショッピング補償:年間100万円まで
空港ラウンジ利用

ANA(全日本空輸)とJCB(株式会社ジェーシービー)が提携して発行するのが「ANA JCBカード」です。当カードには次のようなおすすめポイントがあります。

  • 買い物をするだけでマイルが貯まる
  • さまざまな優待サービスを受けられる
  • 国内航空傷害保険が付帯

多くの海外旅行者にとってANA JCBカードが魅力的なのは、国内・海外問わずクレジットカード決済するだけで「ANAマイル」が貯まるからです。レートは1,000円ごとに1ポイントで、1ポイントは10マイルに交換できます。

マイルが貯まるのは買い物だけではありません。たとえば新しく会員になったら1,000マイルがもらえますし、条件を満たすことで約1.8万マイル相当のポイントがもらえます。普段何気なくカード払いするだけでマイルが貯まるのは、旅行者にとって大きなメリットです。

もう一つの特徴として、ANA JCBカードには「国内航空傷害保険」が付帯されています。これは海外旅行傷害保険とは別の保険であり、主に航空機に乗っている最中に発生したトラブルによるケガや後遺障害・死亡に対して最大1,000万円の補償が行われます。もちろん発生しないことが一番ですが、万が一に備えたい方にとっては重要な補償となるでしょう。

楽天カード

楽天カード

最後に紹介するのは楽天が発行する「楽天カード」です。すでに2,000万人以上の利用者、3,000万枚以上の発行実績があるカードですが、海外のおすすめポイントをピックアップすると次の3点が挙げられます。

  • 4つのブランド発行に対応
  • ブランドごとに異なる優待内容を用意
  • 海外旅行に向けて一時的に利用可能枠を上げられる

楽天カードはJCB・VISA・Mastercard・American Expressブランドでの発行と、海外キャッシングにも対応しているため、空港やコンビニに設置されたATMで現地通貨が引き出せます。

ブランドごとに異なる特典が用意されているのも特徴です。たとえばJCBブランドを選ぶと「JCBプラザ」が利用できます。レストランや観光地の予約をしたり、オプショナルツアーに参加することもできます。

また楽天カードなら、海外旅行に向けて一時的に利用可能枠を増やすことができます。会員ページからの申し込みと審査が必要ですが、3か月間にわたって通常より高い枠を利用できるため、短~中期間程度の海外旅行者にとって有用です。

楽天といえば「楽天ポイント」ですが、楽天カードは海外利用でもポイントが貯まります。通常還元率は1%、楽天グループ店舗でなくても付与されます。貯めた楽天ポイントは「ANAマイレージクラブ」会員ならマイルに交換できるため、旅行者におすすめです。

海外旅行で利用するクレジットカードの選ぶ際のコツ・ポイント

次は海外旅行で利用するクレジットカードを選ぶコツやポイントについて、重要な3つの点をそれぞれ解説していきます。

国際ブランドで選ぶ

クレジットカードで作れる主要ブランドは以下の4つです。

  • JCB
  • VISA
  • Mastercard
  • American Express

このうち加盟店が多く、海外旅行に向いているのはVISA・Mastercardの2つです。海外旅行での汎用性や利便性を重視するなら、基本的に「カード決済が可能な店ならどこでも使える」その2ブランドで選びましょう。

加盟店の多さで比較した場合はAmerican Express・JCBと続きますが、国内旅行が中心の方はJCBブランドでもカードが使えなくて困ることはほとんどなく、さらにJCB特有の特典も受けられるためおすすめです。

すでにVISA・Mastercardどちらかのカードを持っている方がサブ用途でJCBカードを作っておくのも良いでしょう。American Expressに関してはカードのステータス性や信頼性を重視する方、海外の高級ホテルをよく利用する方などにおすすめできます。

利用手数料の低さで選ぶ

国内で発行したクレジットカードを海外で使う(外貨で払う)際は、海外決済手数料(海外事務処理手数料)というコストが発生します。

海外決済手数料はカードごとに割合が異なるため、できるだけ手数料が低いカードを選びたいと思われるかもしれません。主要カードにおける海外事務手数料の一例は、次のとおりです。

  • 三井住友カード(VISA・Mastercard):3.63%
  • 楽天カード(JCB・VISA・Mastercard・American Express):2.20%
  • JCBカード(JCB):1.60%

基本的にはどのカードも上記の割合の範囲内に収まっており、同カードでブランドごとに異なる手数料が設定されていることもほぼありません。

しかしカードによる「2%」の差は小さくなく、決済を1回行うたびに必ず発生するコストのため、カード選びの判断基準に取り入れるのは懸命です。

補償内容の厚さで選ぶ

クレジットカードに付帯されている旅行保険は、カードごとに補償金額や補償範囲、補償条件等が異なります。たとえば多くの年会費無料のクレジットカードは最初から海外旅行傷害保険が付帯していますが、カードによって1,000万〜2,000万円と差があります。

公式ページにはたいてい最大補償金額が掲載されていますが、実は内訳も異なります。一例として、同じ最大補償2,000万円のクレジットカードで、それぞれの補償内容を比較してみましょう。

補償の内訳 三井住友カード(最高金額) 楽天カード(最高金額)
傷害死亡・後遺障害 2,000万円 2,000万円
傷害治療 50万円 200万円
疾病治療 50万円 200万円
賠償責任 2,000万円 2,000万円
携行品損害 15万円
※自己負担3,000円
20万円
※自己負担3,000円
救援者費用 100万円 200万円

三井住友カード(一般)と楽天カードはそれぞれ年会費無料でありながら最大2,000万円の補償が受けられるためおすすめですが、上記のとおり傷害・疾病・携行品への補償と救援者費用の最大金額が異なります。

海外でクレジットカードを安心して利用するために海外旅行傷害保険の補償内容を重視したい方は、このように内訳まで細かく確認・比較することをおすすめします。

海外旅行でクレジットカード利用は危ない?リスクへの対策方法

次は海外旅行でクレジットカードを使う際に注意すべき、3つのリスクへの対策方法を解説していきます。

スキミング被害に遭わないように目を離さない

海外旅行でクレジットカードを使う場合は、カード番号やセキュリティコードを盗取される「スキミング」の被害に遭わないように注意しましょう。具体的には次のような対策が求められます。

  • ナンバーレスカードを使う
  • 会計時にクレジットカードを手渡ししない(タッチ決済を使う)
  • RFID(近距離通信)をブロックできるカードケースに入れて持ち歩く
  • 可能ならタッチ決済に対応したスマートフォンを持ち歩く
  • 不正利用発覚時の連絡先を事前に確認しておく

主なポイントとしては、現在主流になっているナンバーレスカードやスマホ含むタッチ決済の使用、物理的なスキミング被害を防ぐケースの使用等が自己防衛手段となります。

また身に覚えのない決済があったときにすぐ対応できるように、決済利用時にスマートフォンへ通知が行くように設定を見直しましょう。同時に不正利用が発覚した際の連絡手段や、ユーザー自身が実施できる利用停止手段についても確認しておくべきです。

一時的に利用限度額を引き上げる

海外旅行におけるクレジットカード使用のリスクはセキュリティ面だけではありません。その一つが「予想を超える出費によりカードの利用枠がゼロになる」というリスクです。

当然ながら利用枠を使い切ったカードは返済するまで使い物にならないため、クレジットカードを1枚しか持っていない方は現地での支払いができなくなる、という問題に直面します。

そこで役に立つのが、今回紹介した「楽天カード」のように一時的に利用枠を引き上げられる機能です。基本的には事前に申し込み・審査が必要ですが、これにより金銭的・精神的にも余裕のある海外旅行を楽しむことができます。

国際ブランドの複数持ちがおすすめ

これはセキュリティ・利用可能枠とも関係する点ですが、カードは1枚だけでなく、異なるブランドで2枚作ることをおすすめします。

なぜなら店舗によって「VISAしか使えない」「Mastercardしか使えない」といったケースが発生しても対応できますし、還元率が高いカードをサブ運用にして効率的にポイントを貯める、という選択肢も生まれるからです。

基本的に海外で使うなら「VISA・Mastercard」または「VISA・JCB」の組み合わせをおすすめします。これにより汎用性・利便性とポイントの貯めやすさを両立できます。

海外旅行でクレジットカードを利用する際によくある質問

最後に、海外旅行でクレジットカードを利用する際によくある3つの質問に回答していきます。

海外利用は手数料がかかる?

海外でクレジットカードを使う際、先ほど解説した「1〜3%」程度の「海外決済手数料」にくわえて「ダイナミック・カレンシー・コンバージョン(DCC)」が発生することがあります。

DCCは加盟店や業者側が独自に決定できる割合であり、支払い総額が増えるため注意が必要です。

たとえば100ドル(1ドルあたり150円)の商品を現地通貨で支払う場合、支払い額は15,000円になります。しかしDCCの為替レートが「1ドルあたり155円」であれば支払い額は15,500円となり、通常よりも500円多く支払わなければなりません。

特に有名な観光スポット周辺にある店舗やホテル、ブランドショップや免税店では注意が必要です。DCCによる加算を避けたいなら支払い方法を確認し、日本円ではなく可能な限り現地通貨で支払うようにしましょう。

利用できる上限を超えそうな時はどうすればいい?

海外で利用上限を超えそうな場合は「利用上限を引き上げる」か「別のカードに切り替える」のが有効な手段です。ただし利用上限の引き上げは審査に時間がかかるため、基本的にはメインのカードとは異なるブランドで、渡航前に2枚目のカードを作っておくことをおすすめします。

不正利用やトラブルが起こった場合はどこに連絡する?

第三者によるクレジットカードの不正利用が発覚した際は、カード会社ごとに決められた専用ダイヤルへ連絡するか、専用アプリから即時利用停止手続きを行いましょう。

カード会社へ連絡する場合は、通常のサポートデスクと緊急時のサポートデスクが異なることが多いため注意が必要です。専用アプリから利用停止手続きが可能な場合は、問題が解決して利用を復活する際の方法・条件についても事前に確認しておきましょう。

クレジットカードを作れない学生はどうすればいい?

18歳以下の未成年の学生はクレジットカードが作れませんが、デビットカードを作ることはできます。

デビットカードとは銀行が発行するVISA・Mastercard等のブランドで発行されるカードであり、クレジットカードと同様の加盟店での決済に使えます。もちろんキャッシュカード機能もあるため、海外で現地通貨を引き出すことができます。

デビットカードとクレジットカードの違いは、決済時に口座から利用分が「即時引き落とし」になる点です。そのためクレジットカードのような分割払い・リボ払いは利用できませんが、使いすぎを防止できるというメリットもあります。

ソニー銀行デビットカードがおすすめ

ソニー銀行

年会費 無料
ブランド VISA
対象年齢 15歳以上
現地通貨引き出し 対応
ATM手数料無料回数(1ヶ月) 4回
保険・補償 ショッピング保険:最大50万円

不正利用補償

タッチ決済 Google Pay・Garmin Pay・Fitbit Pay

これから海外留学用にデビットカードを作りたい、と考えている学生の方にはソニー銀行デビットカードがおすすめです。このカードのメリットは次の3つです。

  • 外貨預金ができる
  • アプリから為替レートの確認が可能
  • トラブル・不正利用に対応できる保険と補償が付帯

ソニー銀行のデビットカードは、日本円だけでなく海外通貨での預金とリアルタイム取引に対応しています。専用アプリから為替レートを確認でき取引画面への以降もスムーズなため、長期滞在する留学生でも資金移動・交換に困ることはありません。

デビットカードは「Google Pay」等に登録してスマホやスマートウォッチでの決済が可能なので、カードを持ち運ばなくてもショッピングが可能です。

さらに50万円のショッピング保険や、30日前まで遡れる不正利用補償も付帯されています。トークン内蔵や自己防御機能によるセキュリティの確保も万全なので、カードを使い慣れていない留学生でも、海外でも安心してカード決済を使えます。

まとめ

海外旅行で使うクレジットカード選びは、そのまま旅の快適性や安全性に直結するため、慎重に選ぶ必要があります。

今後海外旅行や留学を予定している方は、新規または2枚目で海外用のクレジットカードを作ることを検討してみくださいね。

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