海外出張に必要な持ち物は?持って行けばよかったと後悔しないチェックリスト付きで紹介

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2025.03.27

海外出張では重要な持ち物が多く、忘れずにスーツケースやバッグに詰めることが大切です。そこで、機内に持ち込みと預け荷物に分け、持っていくべき荷物をリストアップしました。特に機内持ち込みできる物は制限があるので、注意が必要です。

さらに忘れてはならない仕事関連の持ち物、もっていけばよかった便利なグッズ、女性ならではの持ち物についてもリストアップしました。持ち物の一覧表を作成し、確認しながら準備をすると忘れ物を防げるでしょう

海外出張で【機内持ち込み】する持ち物

機内持ち込みの荷物はサイズや重量が制限されているので、厳選して重要なものだけを持ち込むようにしましょう

パスポートやクレジットカード、現金などの貴重品、スマホやパソコンなど破損したら困る精密機器などを機内持ち込みにします。

パスポート・航空券・身分証明書

パスポートや航空券は搭乗手続きや入国審査の際に必要になります。預け荷物に入れず、必ず機内持ち込み用のバッグに入れましょう。パスポートは世界共通の身分証明書で、海外では提示を求められることが多くあります。

紛失や盗難に備えてコピーを撮ったりスマホで顔写真のページを撮影したりしておくといいでしょう。さらに、運転免許証やマイナンバーカードなど顔写真付きの身分証明書を用意しておくと安心です。

身分証明書はパスポートを紛失した際、帰国の手続きに必要となります。

海外旅行保険証券

海外旅行保険証券とは、保険会社から発行される証書のことです。保険証が手元になくても、保険の加入が証明できれば補償を受けることができますが、慣れない国でトラブルが起こると慌ててしまうので、常にバッグに入れておくのがおすすめです。

また、事前に補償内容を確認し、証券番号や保険会社の連絡先、サポートデスクなどの電話番号などを控えておくことも大切です。保険のハンドブックがあれば携帯するようにするといいでしょう。

ホテルの予約確認書

ホテルの予約確認書とは、予約内容を確認するための書類で、英語では「コンファメーション・レター(confirmation letter)」や「バウチャー(voucher)」といい、宿泊日数や人数などが記載されています。

予約確認書がなくてもチェックインできますが、予約確認書を提示するとスムーズにチェックインできます。また、万が一、予約が取れていなかったなどのトラブルがあった場合、予約確認書を見せると同等の部屋を用意してもらうことができます。

クレジットカード

預け荷物には貴重品を入れないのが原則で、クレジットカードは必ず機内持ち込みするようにしてください。預け荷物には盗難やロストバゲージのリスクがあり、クレジットカードを預け荷物に入れておくと紛失する危険性があります。

クレジットカードが手元にないと、出張先での行動に制限が起こります。また、近年はどの国でもキャッシュレス化が進んでおり、クレジットカードは必須です。キャッシングサービスを利用すれば現地通貨へ両替する手間も省けます。

現地通貨・日本円

近年はクレジットカードやデビットカード決済が普及している国が多いのですが、少額の現金は必要です。キャッシュレス決済に対応していない店もあり、国によってはチップや交通費など現金が必要になる場合があります。

現金は事前に現地通貨に両替しておくのがおすすめですが、両替所によって手数料が異なるため、手数料の安い両替を確認しておくといいでしょう。また非常時や帰国時に備えて、日本円も用意しておくのがおすすめです。

スマホ・充電器

スマホは機内モードに設定すると機内でも使用できるため、受信済みのメールを閲覧したり、音楽プレイヤー機能で音楽を楽しんだりすることができます。また、機内Wi-Fiサービスを利用できる国際線も多く、フライトの時間を活用して仕事をすることも可能です。

コンセント式の充電器は機内持ち込みができますが、モバイルバッテリーは持ち込みに制限があるので気を付けてください。一般に容量が160Wh以下で、一人あたり2個までとなっています。

パソコン

パソコンやタブレットは機内持ち込み、預け荷物どちらでもできますが、精密機器なので、機内持ち込みにするのがおすすめです。預け荷物に入れると、破損や情報漏洩の恐れがあります。

航空機によっては機内でWi-Fiサービスを利用できるので、事前に調べておくといいでしょう。また、飛行機の種類やクラスによっては、座席に電源がないことがあるので、注意が必要です

リチウム電池やリチウムイオン電池が内蔵・装着された電子機器は、持ち込みに制限があります。

海外出張で【預け荷物】へ入れる持ち物

預け荷物のサイズや重量の制限は、利用する航空会社やクラスによって異なります

制限を超えると超過料金がかかるので、制限内に収めるようにするのがおすすめです。預け荷物には着替えや洗面道具、身だしなみ用品などを入れます。

スーツ・着替えの洋服

海外出張の場合、スーツを着て飛行機に乗るか、預け荷物に入れるか悩むことがあります

着いてすぐ仕事をする場合は、スーツを着たまま飛行機に乗ったほうが便利ですが、長時間のフライトや仕事を始めるまで時間がある場合は、普段着のほうが機内でリラックスできます。

ネクタイやワイシャツ、革靴などは機内持ち込みにすると重量が増えるので、預け荷物に入れるのがおすすめです。同様に着替えの洋服や普段着も、預け荷物にするといいでしょう。

洗面用具

機内に洗面用具を持ち込む場合、液体類は容量に制限があり、ジッパー付きの透明な袋に入れる必要があります。制限の対象となる液体は、ローションやオイル、洗顔フォーム、歯磨き粉、整髪ジェルなど多岐にわたります。

そのため、機内持ち込みにする洗面用具は必要最小限にし、あとは預け荷物に入れましょう。また海外のシャンプーやスキンケアグッズは、香りが強かったり肌に合わなかったりするので、使い慣れた物を持って行くのがおすすめです。

折り畳み傘

折り畳み傘は機内持ち込みでも預け荷物でも、どちらでも可能です。しかし、機内で使うものではないので、預け荷物に入れてしまったほうが楽かもしれません。雨の多い国や地域を訪れる場合は、折り畳み傘を持って行くと安心です。

コンパクトに畳めるタイプなら、バッグの中に入れておいてもあまり邪魔になりません。海外では軽い折り畳み傘を見つけるのは難しいので、なるべく日本から持参したほうがいいでしょう。

身だしなみ用品

身だしなみ用品には、ヘアブラシ、爪切り、消臭剤、シェーバー、メイクアップ用品など様々なものがあります。歯ブラシ、メイク落とし、洗顔料、必要があればコンタクトレンズ用品やメガネの予備も用意するといいでしょう。

海外のホテルではアメニティが揃っていないことがあるので、海外出張の際は、必要な身だしなみ用品を持って行くのがおすすめです。ただし、100mLを超える液体は機内持ち込みができないので、預け荷物の中に入れます。

医薬品

海外出張では環境の変化から体調を崩すことがありますが、慣れない海外で薬を入手するのは困難です。必要な常備薬に加え、風邪薬、頭痛薬、胃腸薬、下痢止め、目薬などがあると安心です

市販薬は、持ち込みの許可は不要ですが、必要以上に大量に持ち込まないようにしましょう。薬の成分がわかるよう、パッケージごと持ち込むのがおすすめです

処方せん医薬品は、薬によっては医師の診断書などの書類が必要な場合があるので、事前に確認するといいでしょう。

ドライヤー

海外では、一定のグレードのホテルであればドライヤーが備わっていますが、風力が弱すぎたり、温風が熱すぎたりする場合があります。

海外出張にドライヤーやヘアーアイロンを持って行く場合は、必ず海外対応もので、コンパクトで軽量、速乾性の高いものを選ぶのがおすすめです

ドライヤーやヘアーアイロン機内持ち込みでも預け荷物にでもできますが、預け荷物にする場合は破損しないようタオルなどに包むのがおすすめです。

手土産

海外出張で訪問先のクライアントやスタッフに手土産を用意する場合は、預け荷物に入れるといいでしょう。国によっては持ち込み禁止の物や、宗教上食べられない食品などがあるので、事前にリサーチすることが大切です。

特にアルコール類や肉類はチェックが必要です。また、和菓子や日本の工芸品などあまり馴染みのない物は敬遠されることがあります。一般にクッキーやチョコレートなど馴染みのあるお菓子を手土産にすると、喜ばれるでしょう。

海外出張で必要になる【仕事関連】の持ち物

海外出張では、旅行と異なり仕事関連の持ち物があります。

ロストバゲージに備え、名刺や資料など大切な持ち物は機内持ち込みにするのがおすすめです。念のため、USBメモリーにデータをバックアップしておくと安心です。

名刺

名刺は、海外出張では忘れてはならない必須アイテムです。ロストバゲージに備え、名刺や必要な書類は機内持ち込みにするのがおすすめです。

英語や現地の言語に合わせた名刺を準備し、日数や会う予定の人数などを考えたうえで、多めに名刺を用意するようにしましょう

名刺を持ち歩く際は、曲がったり折れたりしないよう名刺入れを使い、イベントや会議などに参加する場合は、名刺を大量に収納できる名刺入れを用意すると便利です。

筆記用具・領収書保管用のファイル

筆記用具は様々なシーンで使うため、多めに用意するのがおすすめです。ボールペンのほか、シャープペンシルや消しゴム、赤ペン、手帳やノートがあると役立ちます。機内で使うことも考え、手荷物に入れておくといいでしょう。

海外出張の旅費精算は、レシートや領収書が必要になります。航空会社の領収書をはじめ、ホテル代、タクシー代、食事代など、レシートや領収書は多く、バッグに入れておくと紛失してしまうこともあります。

そこで、一つにまとめられる保管用のファイルを持っていくと安心です。

変換アダプター

国によってコンセントの形や電圧が異なるので、海外出張中に日本製の電化製品を使う場合は、変圧プラグや変圧器が必要になります

日本の電源プラグはAタイプですが、国や地域によって異なるので、複数の国を訪れる場合は、マルチタイプの変換プラグや変換プラグセットを用意するのがおすすめです。

また日本の電圧は100Vですが、海外では110〜240Vの電圧が一般的です。変圧器を使ったり、海外対応の電化製品を使ったりするようにしましょう。

SIMカード等の通信機器

海外出張でパソコンやスマホを使う場合、SIMカードやWi-Fiルーターを用意します。最近は海外でも使えるスマホが増えていますが、費用を抑えたい場合はSIMカードやWi-Fiルーターが便利です。

SIMカードは現地で購入するほか、家電量販店や通販サイトでも購入できます。海外用のWi-Fiルーターは事前に予約すると、空港のカウンターでの受け取りや指定の住所への宅配ができます。また、空港で契約できるタイプもあるので、事前に調べておくといいでしょう。

USBメモリー

海外出張でパソコンに不具合が生じると、データが消滅してしまったり、取り出せなくなってしまったりします。必要な資料や重要なデータは、USBメモリーに保存しておくのがおすすめです。

また、機密情報漏洩を防ぐためにパスワードを設定するなど、セキュリティ対策も忘れずに行ってください。USBメモリーは、ロストバゲージのリスクがある預け荷物に入れず、機内持ち込みにすると安心です。

モバイルバッテリー

パソコンやスマホのバッテリーが切れてしまうと、仕事に支障が生じます。海外では充電環境が整っていないことがあるので、モバイルバッテリーを持ち歩くと便利です。

特にスマホのバッテリーが切れてしまうと、位置情報も分からなくなるため、万が一に備えて用意しておくのがおすすめです。モバイルバッテリーは預け荷物にできず、機内持ち込みにしなくてはなりません。

航空会社によって機内持ち込みの制限があり、通常、バッテリー容量が100Wh以下のものは個数の制限はありませんが、100Wh~160Whのものは2個までとなっています。

海外出張で【持っていけばよかった】あると便利な持ち物

海外出張で持っていけばよかった持ち物には、機内やホテルで快適に過ごせるグッズがあげられます

アイマスクや耳栓、非常食、洗濯用品などがあると便利です。また、冷房が効きすぎることも多く、寒さ対策が必要です。

アイマスクや耳栓

海外出張の際、アイマスクや耳栓を持って行くと、機内で快適に過ごせます。機内では照明や音が気になって眠れないことが多いのですが、アイマスクや耳栓があると安眠できる場合も少なくありません。

特に長時間のフライトや異なるタイムゾーンへの移動では睡眠の質が大切で、安眠できると疲れを軽減することができます。アイマスクや耳栓は軽いので、機内持ち込みにも便利です。また、使い捨てのホットマスクも人気があります。

エコバック

日本と同様、海外でも買い物袋が有料のお店が増えています。エコバックは折り畳んでコンパクトに収納できるため、持ち運びに便利です。預け荷物の中に入れておくといいでしょう。

エコバックは現地で買ったお土産を入れたり、増えてしまった物を入れたりするのにおすすめです。海外ではおしゃれなデザインのエコバックがたくさん販売されているので、お土産として購入するのもおすすめです。

非常食

長期の海外出張では、体調を崩して食欲がなかったり、日本食が恋しくなったりすることがありますそんな時のために、レトルト食品やカップ麺などを預け荷物に入れておくといいでしょう

特に日本の食品を販売している店が少ない地域や、日本食レストランが少ない地域などに滞在する場合は、レトルト食品やカップ麺があると気持ちが落ち着きます。アルファ米のごはんセット、レトルトのおかゆ、フリーズドライの味噌汁などが軽くておすすめです。

洗濯用品

長期の海外出張には、洗濯用品を持って行くと便利です。ホテルのバスルームで洗って干すようにすると、持って行く衣類の数を減らすことができます。洗濯用品には、洗濯用洗剤、柔軟剤、洗濯ばさみ、洗濯ロープ、ハンガーなどがあります。

部屋干し用の洗濯用洗剤を使うと、嫌な臭いを抑えることができます。携帯用のコンパクトな洗濯洗剤や軽量の折りたたみハンガー、両端にフックが付いている洗濯ロープなど、便利グッズを用意するといいでしょう。

寒さ対策

冬の寒さが厳しい国へ海外出張に行く場合は、寒さ対策をしっかりと行いましょう。厚手のコートや手袋、靴下、マフラーなどが必要です。外は暑くても建物の中は暖房が効いているので、着脱が簡単にできるものがおすすめです。

また、夏は建物内の冷房が効いていることが多く、ジャケットや薄手のカーディガン、女性はショールなどを用意するといいでしょう。簡単に温度調節ができるものを持って行き、体が冷えすぎるのを避けるようにすることが大切です。

海外出張で【女性ならでは】の持ち物

女性ならではの持ち物には様々なものがありますが、その中から重要な物をリストアップしました

また、リップクリームや虫除けスプレー、防犯グッズなど、女性だけではなく男性にも便利なグッズを取り上げました。

着圧ソックス

着圧ソックスとはふくらはぎに圧力を与え、血行やリンパの流れを促すソックスのことで、足のむくみや冷えなどに効果があります。海外出張では長時間歩いたり座り続けたりすることが多いので、疲れを取るために着圧ソックスを持って行くのもおすすめです。

着圧ソックスは女性用だけではなく、メンズ用もあります。ただし、着圧ソックスは足を強く圧迫するため、正しく着用しないと効果が得られない場合があるので注意してください。

リップクリーム

リップクリームは、唇の乾燥や荒れを防いだり紫外線から唇を守る効果があります機内やホテルは空気が乾燥していることが多く、リップクリームを使うと乾燥を防ぐことができます

ジェル状のリップクリームは機内持ち込みの制限対象ですが、スティック状のリップクリームは対象外です。

リップクリームは女性ならではの持ち物と考えられていますが、メンズ用のリップクリームも多く販売されており、男性も唇の乾燥を防ぎたいときにおすすめです。

虫除けスプレー

女性だけではなく男性も、海外出張の際は虫除け対策が必要です。マラリア、デング熱、ダニ脳炎など、虫を媒体として感染する病気は多く、場合によっては重症化の恐れもあります。

蚊が多く発生する国や地域に海外出張する場合は、肌の露出をできるだけ避け、蚊の少ない時間帯に移動するなどの注意が必要です

肌に付けるタイプの虫除けスプレーは預け荷物に入れることができますが、害虫駆除目的の殺虫剤は機内持ち込み・預け荷物ともできません。

生理用品

女性ならではの持ち物として、生理用品があります。生理用品は海外でも販売されていますが、使い慣れた物を持って行くと安心です

海外の生理用ナプキンはサイズや質感、吸収力が日本製のものと異なることが多く、普段と違うナプキンを使うとストレスになることがあります。多い日用のナプキンや夜用ナプキン、スポーツ用のサニタリー用品も、用意しておくといいでしょう

また心配な人は、鎮痛剤を持って行くようにしてください。

防犯グッズ

海外ではどこに危険が潜んでいるかわかりません。盗難や犯罪の対象として狙われることがあるので、女性だけではなく男性も防犯グッズを用意しておくといいでしょう。防犯ブザーは大きな音を出し、周囲に危険を知らせるグッズです。

キーホルダータイプのものは軽く、カバンに付けることができます。また、南京錠やセキュリティワイヤーは、盗難や置き引き対策に有効です。そのほか、スキミング対策付きのパスポートカバーやカードケース、ロストバゲージ用のAir Tagもおすすめです。

まとめ

海外出張になくてはならないもの、便利なグッズなどをリストアップして紹介しました。特に仕事に必要なデータや資料、名刺、パソコン、スマホなどは、機内持ち込みにするのがおすすめです

必要な持ち物は滞在日数や訪れる国によっても異なるので、忘れ物のないよう、持ち物の一覧を作って確認しながら準備するといいでしょう。

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