【2025年】インド旅行の費用ガイド!宿泊日数ごとの費用や内訳、節約する方法も解説!
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世界人口ランキング1位の国として知られるインド。異国情緒あふれるインドには美しい宮殿や数千年の歴史を誇る遺跡など、数多くの観光地があります。
日本人が選ぶ旅行先として近年人気が急上昇のインドですが、旅費がどれくらいかかるのか気になるところです。物価の安いイメージがあるインドですが、実際のところどうなのでしょうか。
インド旅行にかかる費用の目安を紹介するとともに、行くべき時期や注意点にも触れています。心配事や疑問は全てここで捨ててインド旅行を楽しみましょう。
目次
インドの基本情報
文化や食事、物価が日本とは異なるため、事前準備が大切です。まずはじめに、インドの基本情報を頭に入れておくのが大切です。
インドに対する知識をつけて旅をより良いものにしましょう。
物価は日本に比べて比較的安め
インドの物価は日本に比べて非常に安いです。しかし、都市部や観光地では、インドの中ではかなり高い料金設定になっています。日本の物価と比べてもあまり変わらないかむしろ高いこともあるので注意が必要です。
観光客というだけで料金が上乗せされてる場合もありますので、交渉や事前リサーチが旅を楽しむカギになってきます。インドでは、ルピーという通貨が使われていて、現在は1ルピー/1.70円となっています。(2025年5月1日現在)
インドにもチップを渡す習慣がありますが、欧米ほど強くはなく、あくまで感謝の気持ちとして渡すのが一般的です。チップの相場は、平均で合計額の5〜10%と言われています。
ランチ | 500円前後 |
ディナー | 1,500~2,000円 |
ミネラルウォーター | 50円前後 |
ビール(中瓶) | 350円前後 |
ラーメン | 700~1,500円 |
インドへのフライト時間は約10時間〜
日本からインドへのフライト時間は直行便で大体10時間ほどです。その中で一番早くインドへ到着する方法は、成田空港からデリー空港までANAで行く方法です。これで9〜9.5時間でインドへ行くことができます。
また乗り継ぎ便を利用して行く場合、12〜16時間かかります。乗り継ぎ場所としては、韓国(ソウル)やタイ(バンコク)、マレーシア(クアラルンプール)が人気です。
ANA | 直行便 |
JAL | 直行便 |
エア・インディア | 直行便 |
タイ国際空港 | バンコクで乗り継ぎ |
大韓航空 | ソウルで乗り継ぎ |
エミレーツ航空 | ドバイで乗り継ぎ |
日本との時差は3時間30分
日本とインドの時差は3時間30分で、インドの方が日本より遅れています。つまり、日本が15:00の時、インドは11:30ということです。
インドは、標準時を1つだけ採用していて、国内で時差が生まれないのが特徴です。国土が非常に広いにも関わらず時差が設けられていないのは、非常に珍しいケースです。
また、インドにはサマータイムが設けられていません。以前日本にも設けられていたサマータイムですが、現在は日本・インドともに年間を通じて時間は変わりません。そのため、時差は常に3時間30分です。
インドへ訪れる際、早朝便や深夜便を利用する方が多いため、現地到着後あまり時差を感じにくいという声をよく耳にします。ただ、スケジュール管理をしやすくするためにも、移動後は現地の標準時に合わせておくと良いでしょう。
※サマータイムとは:日照時間が長くなる夏の期間、時計の時刻を1時間早めること。
ベストシーズンは11月〜3月
インドのベストシーズンは、一般的に11〜3月とされています。年間を通して比較的暑い時期の多いインドですが、夏には最高気温が45℃に達することもあります。そのため、冬の時期が一番過ごしやすく人気なのです。
特に空港のあるデリーなどの北インドや内陸部では、日中は暖かく夜は涼しいといった過ごしやすい気候になります。また南インドでは、海でのアクティビティや自然が大人気の季節で、観光客で賑わっています。
学生にとって卒業旅行のシーズンでもある冬は、インドを楽しむのに最適な季節です。物価も安く、学生にとって思い出に残る旅になること間違いないでしょう。
インド旅行でかかる費用
海外旅行で一番気になるのが費用面です。特に学生にとっては、どれだけ節約できるかが大事になってきます。
インド旅行にかかる費用はどのくらいなのでしょう。
2泊3日
広大な土地を持つ国インドですが、2泊3日の旅行でも十分にインドを楽しむことができます。早朝便でインドへ渡り、初日からデリーの歴史建築を巡ったりなど、首都デリーとその近郊に観光場所を絞ることで効率的に旅行を楽しむことができます。
時間に限りはありますが、事前にプランを立てておくことで、インドの歴史や文化のエッセンスを楽しむことができます。
2泊3日の場合 | ハイシーズン | ローシーズン |
飛行機代 | 100,000円 | 70,000円 |
ホテル代 | 20,000円 | 12,000円 |
食事代 | 4,500円 | 4,500円 |
合計 | 124,500円 | 86,500円 |
3泊4日
インドで3泊4日あれば、ゴールデントライアングルと呼ばれる北インド(デリー・アグラ・チャイプール)を巡ることができます。インド初心者にとってまず訪れるべきスポットを巡ることができるコースなので、3泊で周れるのは非常に魅力的です。
費用面も1泊分のホテル代と食事代が加算される程度なので、せっかくなら3泊してゴールデントライアングルを巡るのがおすすめです。
3泊4日の場合 | ハイシーズン | ローシーズン |
飛行機代 | 100,000円 | 70,000円 |
ホテル代 | 32,500円 | 20,000円 |
食事代 | 6,000円 | 6,000円 |
合計 | 138,500円 | 96,000円 |
6泊7日
インドを楽しむのに一番のおすすめが6泊7日の1週間旅行です。ゴールデントライアングルごとに宿泊できたり、ビーチリゾートへ出かけたりと、ゆっくりとインドを楽しむことができます。
北インドから南インドまで、インドの全てを味わうことができ、精神的な癒しを得ることができます。
6泊7日の場合 | ハイシーズン | ローシーズン |
飛行機代 | 100,000円 | 70,000円 |
ホテル代 | 60,000円 | 40,000円 |
食事代 | 10,000円 | 10,000円 |
合計 | 170,000円 | 120,000円 |
インド旅行で必要になる費用内訳
旅行には様々なところにお金がかかってきます。さらに、これまで国内旅行ではかかってこなかった通信費やビザ申請費用まで出費先は多岐に渡ります。
インド旅行に必要な費用の内訳はどのようになっているのでしょうか。
航空券
ハイシーズン | ローシーズン | |
ANA | 100,000円 | 70,000円 |
JAL | 110,000円 | 75.000円 |
エア・インディア | 90,000円 | 60,000円 |
インドへの直行便が就航している3社の中では、エア・インディアが安価でした。3社とも同じような価格帯ですが、ハイシーズンとローシーズンでは約1.5倍ほどの差が生まれます。
もちろん快適な旅を楽しむにはハイシーズンの方が良いですが、ローシーズンであれば、浮いたお金を現地での食費などに充てることができます。ローシーズンの中でも、冬前の閑散期である9〜10月は比較的過ごしやすいのでおすすめです。
また、ホテル代とセットになっているお得なプランもあるので、活用するのも大事です。旅行は楽しむことが大前提ですが、いかにお得に楽しめるかというところも醍醐味なのでたくさん調べてみましょう。
現地での交通費
次に、現地で交通費がいくらかかるのか見てみましょう。インドは非常に広大な土地を持った国なので、公共交通機関などを使って移動することが数多くあることでしょう。
インド国内の一番のメインは、インディアン・レイルウェイと呼ばれる鉄道です。国内全土を網羅しており、長距離移動に最適です。公式サイトやアプリから予約ができるのも魅力で、等級によっては非常に安価で乗車することができます。
しかし、日本に比べて遅延が多く、特に下のクラスでは治安や衛生面にも注意が必要です。
都市間移動や山岳地帯へは長距離バスを使うと良いでしょう。鉄道よりも予約が簡単かつ柔軟で、非常に便利です。寝台バスやエアコン付きもあるため、比較的快適に利用することができるでしょう。
インドでは、Uberタクシーでの配車も可能です。海外で一番怖いのが料金のぼったくりですが、Uberタクシーだと料金が最初にわかるので安心です。しかし、田舎では使えないことがあるので注意が必要です。
また、リキシャと呼ばれる三輪タクシーが現地では多く走っています。短距離の移動に便利なのですが、料金の交渉が必要かつ観光客料金に注意が必要です。
インディアン・レイルウェイ(鉄道) | 50〜100kmあたり 90〜2,700円 |
長距離バス | 100〜200kmあたり 180〜1,080円 |
Uberタクシー | 初乗り 180〜230円 |
リキシャ | 初乗り 36〜180円(要交渉) |
食事代
旅行で大切になってくるのが、現地で何を食べるかということです。インド料理といえば、みんな大好きカレーですよね。他にもカレーのようにスパイスを使った料理がインドには多く存在します。
比較的安価な料金でインド料理を楽しむことができますが、食事する場所によって料金が変わってくるというのが事実としてあります。
やはり物価の安いインド、大衆食堂ではランチ1食あたり180円から食べることができます。ディナーでも高くて500円ほどで食べることができるので、インド旅行での食費はかなり抑えることができます。
しかし、せっかくの旅行なのでたまには良いものも食べたいですよね。高級レストランでのランチは大体2,500円ほど、ディナーで4,000円ほどで楽しめます。日本に比べて、この値段で高級レストランを楽しめるなら、1日くらいは贅沢な日があっても良いですよね。
ランチ | ディナー | |
大衆食堂(ローカル) | 180~360円 | 270~540円 |
中級レストラン | 540~1,080円 | 720~1,440円 |
高級レストラン | 1,440~3,600円 | 2,160~5,400円 |
ホテル代
旅行する際のホテル探しも楽しいポイントです。一人旅をする方やバックパッカーの方におすすめなのが、ドミトリー式のホステルや小規模ゲストハウスの利用です。この場合、都市部であっても1泊あたり1,000円ほどで宿泊することができます。
清潔さが必須条件の方は中級ホテルがおすすめです。1泊あたり4,000円ほどで泊まることができ、エアコンやテレビなど一般的なものは完備され、都市部にも近い、と魅力満載です。また、Agodaなどの予約サイトを利用すればもっと安く泊まることができます。
高級志向の方や安心安全を求める方は、JWマリオットのような外資系の高級ホテルに宿泊することをおすすめします。1泊あたり20,000円と高額ではありますが、スタッフサービスやセキュリティ、施設の質といったところは全て一級品です。レストランやスパの充実というところも高級ホテルの魅力です。
通信費
通信手段 | 料金目安(1週間〜28日) | データ容量 | 利用条件 | 購入可能場所 |
プリペイドSIM(Jio) | 約700円 | 1.5〜2GB/日(高速) | パスポート・ビザ・証明写真 | 空港・携帯ショップ |
プリペイドSIM(Airtel) | 約900円 | 2GB/日(高速) | パスポート・ビザ・証明写真 | 空港・市内のショップ |
プリペイドSIM(Vi) | 約750円 | 1〜1.5GB/日(高速) | パスポート・ビザ・証明写真 | 都市部の携帯ショップ |
ポケットWi-Fi(日本レンタル) | 約6,000円 | 500MB〜1GB/日(高速) | 事前に日本での予約・受取 | 日本国内 |
インドの通信費は、安価かつ高パフォーマンスということで有名です。Wi-Fi環境は都市部を中心に整っており、旅行者向けのSIMカードも空港へ到着後すぐに購入することができます。
表にまとめた通信手段は全て最大でも1日2GBまでなので注意が必要です。つい移動時間の間にYouTubeなどを見てしまうとすぐに超えてしまうので、友達とたわいもない会話をする時間に使いましょう。
ビザ申請費用
インドへの入国にはビザが必要になってきます。ビザにはいくつか種類があり、目的や日数によって選ぶことができます。
その中でも近年人気が高いe-Visa(電子ビザ)を紹介します。オンラインで申請し、メールで届く申請書を印刷して持参するだけで、スムーズに空港到着時に入国することができます。
観光ビザの取得が以前よりもハードルが下がりましたが、入国時、パスポートの有効期限残存が6ヶ月ないと入国できないので注意が必要です。
ビザの種類 | 滞在可能日数 | 有効期間 | 料金 | 備考 |
e-Tourist Visa(30日) | 最大30日 | 発行日から30日以内 | 約3,000円 | 1回のみ入国可能 |
e-Tourist Visa(1年) | 1回最長90日 | 1年間有効 | 約5,000円 | 複数回入国可能 |
e-Tourist Visa(5年) | 1回最長90日 | 5年間有効 | 約7,000円 | 長期滞在者向け |
インドの費用を安くするコツ!
海外旅行に行くときに考えることとして、頭の大部分を占めるのが、どれだけ安くいけるかだと思われます。
いくら物価が安いとしても、飛行機代など固定でかかってしまうものをどうすれば安くできるのか、考えてみましょう。
旅行の時期を見極める
旅行の時期を見極めるのは、費用を抑えたい方にとってとても大切になってきます。一般的に人が集まるハイシーズンには料金が高くなり、閑散期のローシーズンには下がります。
インドの場合、11〜3月がハイシーズンです。この時期のインドは気候がかなり過ごしやすく人気なので飛行機代も高くなってしまいます。反対にそれ以外の4〜10月はローシーズンとして飛行機代も安めに設定されています。
インドの夏は非常に暑く外で過ごすのは危険なくらいなので、ローシーズンにインドへ行こうと思っている方は、冬前の9〜10月がおすすめです。気候も過ごしやすくなってきだしたタイミングで、観光客もまだあまり多くない時期です。インド旅行を安く楽しむのに最適なタイミングと言えるでしょう。
飛行機の乗り継ぎを利用・できるだけ早い予約
旅費の大半が航空券に消えてしまう海外旅行ですが、航空会社や予約時期などによって大きく異なります。アジアを経由してインドへ向かう方法だと、往復5万円〜で行くことができます。
特に、ハノイ経由のベトナム航空やマレーシア経由のエアアジアなどは格安な上にサービスの質も良いとされており、非常に人気です。また、航空券の予約時期も非常に重要で、搭乗予定日の2〜3ヶ月前が最も安くなる傾向があります。
格安で海外旅行をしようと考えている方は、できるだけ早い飛行機の予約をお勧めします。
インドの費用に関するよくある質問
インド旅行に対するよくある質問をまとめてみました。
インドで女性が気をつけることは?
インドでは、あまり肌の露出が多くない服装で行きましょう。現地では伝統的な服装が好まれているため、肌の露出が多いと誤解を生んでしまったり、視線を集めやすくなったりします。
長袖シャツやスカーフの着用がおすすめです。また、インドは都市によって治安の差が激しいです。
特に「イヴ・ティージング」と呼ばれる女性に対する嫌がらせが横行している地域もあるので、夜間に一人で出歩いたりしないようにしましょう。周囲に人がいる明るい時間に行動するように心がけることが、トラブルを避ける秘訣です。
インドへ行くとお腹を壊しますか?
インドへ行った観光客の大半がお腹を下している事実があります。これは、飲食物に含まれる現地特有の細菌や衛生状態に身体が慣れていないからです。
また日本人の場合、慣れていないスパイスを食べるだけでもお腹を壊す人が多いようです。旅行初日から張り切っていっぱいご飯を食べてしまうと、必ずと言って良いほどお腹を壊すので、はじめは少量から現地のものに慣れていきましょう。
インドでの主な決算方法は?
インド国内では、現金とクレジットカードの他に、UPIというQRコード決済が普及しています。しかし、まだまだ現金文化のため、地方や屋台などのローカルな店舗では現金のみとなっています。
また、インド国内で使えるクレジットカードは主にVISAとMasterの2種類のため、American Expressなどの他のブランドに対応している場所は少なめとなっています。インドへ旅行に行く際は、少し多めに現金を持っていくと安心できるでしょう。
インドのいいところは?
インドには、タージ・マハルなどの世界遺産が非常に豊富です。また、ヒンドゥー教や仏教、イスラム教など多宗教の文化が共存しており、文化と歴史の奥深さを感じることができます。
物価も安く、学生が比較的手頃に行くことができる国です。時期も11〜3月がベストシーズンなので、卒業旅行にぴったりです。
南インドでは、水上ボート体験など楽しいアクティビティも満載!かと思えば砂漠があったりと、とてもひとつの国とは思えない豊かさがあります。良い意味でも悪い意味でも一筋縄ではいかない国インドですが、人生を見つめ直すのに良い機会になることでしょう。
まとめ
インド旅行を悔いなく楽しむためにも、費用面は気になるところですよね。お得に楽しく楽しめるインドプランを考えるのも旅行の楽しみのひとつです。
費用面を上手に調節して、自分に合ったスタイルで充実した旅を楽しみましょう。
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