学生の海外旅行におすすめのクレジットカードはどれ?選び方や利用時の注意点について解説

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2024.10.22

これから海外へ旅行に行ったり、留学の予定がある学生の方は、クレジットカードの選び方に迷っている方が多いのではないでしょうか。

特に初めてクレジットカードを作る学生なら、そもそも「クレジットカードを使う」ということ自体に不安を持っているかもしれません。

そこで今回は海外旅行・留学時におすすめできるクレジットカードの種類やそれぞれの特徴、海外でクレジットカードを使うメリットや注意点などについて、詳しく解説していきます。

海外旅行・留学をする学生におすすめのクレジットカード7選

まずは海外旅行・留学を行う学生におすすめできる7つのクレジットカードについて、それぞれの特徴やメリットを挙げながら詳しく解説していきます。

カードごとの性能やサービス内容、補償の違いにも注意してみてください。

JCBカードW

クレジットカード 券面 JCBカードW

発行会社 株式会社ジェーシービー
ブランド JCB
年会費 無料
申し込み条件 満18歳以上39歳以下
ポイント還元率 1.0%~10.5%
家族カード発行
ETCカード発行
電子マネー QUICPay
旅行傷害保険 海外:最高2,000万円

株式会社ジェーシービーが発行する「JCBカードW」は年会費が無料なので、予算が限られる学生にもおすすめできます。

ポイント還元率は「常に2倍」と無料カードの中でも水準が高く、日々の買い物だけでなく海外での利用でもポイントを効率的に貯められます。

JCBカードWのメリット

このカードが海外旅行・留学をする学生におすすめできる理由は次の3つです。

  • 海外利用時もポイント還元率が高くなる
  • ナンバーレスにより盗み見リスクが軽減できる
  • 紛失・盗難等のトラブル時に補償を受けられる

日本で人気が高いAmazonやスターバックスなど、特定の店舗・オンラインショップを利用すると還元率が大きく上がります。また、学生が日常的な買い物をするだけで多くのポイントを獲得できるというメリットもあります。

安全面に関しては、カード番号やセキュリティコードが表面に記載されていないナンバーレス仕様を採用しているため、海外旅行・海外留学中の不正利用リスクが大幅に軽減されます。また電話によるトラブルサポート体制も用意されています。

さらに、JCBカードWで旅行・留学中の決済を行うと「最大2,000万円」の補償対象になります。これは経験が浅く、予期せぬ盗難・紛失トラブルに遭遇しやすい学生にとっては重要な機能です。

結論として、JCBカードWは安全性が高く、コストを抑えながらポイントも効率的に貯められるため、海外旅行・留学を行う学生のニーズに合致した特徴を備えているおすすめのカードです。

\最短5分で即時発行できる/

学生専用ライフカード

クレジットカード 券面

発行会社 ライフカード株式会社
ブランド JCB・VISA・Mastercard
年会費 無料
申し込み条件 満18歳以上25歳以下
ポイント還元率 0.3%~0.6%
家族カード発行
ETCカード発行
電子マネー iD
旅行傷害保険 海外:最大2,000万円

ライフカード株式会社が発行する「学生専用ライフカード」は、文字通り学生向けのクレジットカードです。カードを申し込める人の年齢制限に関して「満18歳以上25歳以下」という制限があります。

学校を卒業していなくても、進学予定がある学生なら申し込むことが可能です。具体的には進学する証拠を提出できる学生なら、卒業年の1月移行に申込みが可能になります。ネット申込時には、進学先となる学校名と卒業予定日時を入力する必要があります。

注意点としては、学生専用ライフカードと他のライフカードを重複して発行することはできません。そのため大学生の方は、他のライフカードおよび他社の学生向けクレジットカードと比較考慮してから申し込むことをおすすめします。

学生専用ライフカードのメリット

このカードが海外旅行・留学をする学生におすすめできる理由は次の3つです。

  • 海外利用時の3%分がキャッシュバックされる
  • 学校を卒業しても年会費は無料
  • ナンバーレスでセキュリティが確保される

学生専用ライフカードは海外で利用した場合、総額の3%がキャッシュバックで還元されます。留学生活や旅行中の食事や買い物においても常にキャッシュバック対象となるため、特に予算が限られている学生にとっては非常に有用です。

年会費は利用中だけでなく学校を卒業しても無料なので、ランニングコストを気にせずに長期利用が可能です。ただし最短発行日が最短2営業日なので、少なくとも海外渡航日の一週間前から申し込んでおくことをおすすめします。

くわえて三井住友カード(NL)はセキュリティ性の高いナンバーレスカードであり、海外で発生しやすい「カード番号の盗み見」や「スキミング」といった被害を防止できるため、旅行・留学中の安心感が確保されます。

\海外利用時3%がキャッシュバック/

三井住友カード(NL)

三井住友カードN L

発行会社 三井住友カード株式会社
ブランド VISA・Mastercard
年会費 永年無料
申し込み条件 満18歳以上(高校生を除く)
ポイント還元率 0.5%~7.0%
家族カード発行
ETCカード発行
電子マネー iD・QUICPay(Google Pay・Apple Pay)
旅行傷害保険 海外:最高2,000万円

三井住友カード株式会社が発行する「三井住友カード(NL)」は、VISAとMastercardブランドの両方に対応した、年会費永年無料のクレジットカードです。当カードはナンバーレスなだけでなく、アプリと連携することで口座と併せた資産管理が簡単にできます。

無料でありながら最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯されていますが、他の保険に無料で切り替えることもできます。たとえば動産総合保険(スマホ保険)、弁護士保険、個人賠償責任補償などが用意されています。

三井住友カード(NL)のメリット

このカードが海外旅行・留学をする学生におすすめできる理由は次の3つです。

  • 海外利用時も「学生ポイント」が獲得できる
  • 海外で現地通貨によるキャッシングが可能
  • 現地でも日本語のサポートが受けられる

三井住友カード(NL)は「学生ポイント」という制度があり、特定の決済を行うとポイント還元率が上がり、さらに分割手数料が全額ポイント還元されます。具体的には、次のレートで還元されます。

  • サブスクリプションの支払い:最大+9.5%還元
  • 携帯電話料金:最大+1.5%還元
  • QRコード決済:最大+2.5%還元

サブスクリプションに関しては、海外で利用できる「Amazon.co.jp」や「DAZN」など、海外利用が可能な携帯キャリアの支払いも体操も対象となるため、効率的にポイントが貯まります。海外でも意識せずにポイントが貯められるのは大きなメリットといえます。

また三井住友カード(NL)は海外キャッシュサービスに対応しています。これにより空港やコンビニに設置してある提携ATMから、いつでも海外通貨を引き出すことができます。

海外でトラブルに遭った際は「VJデスク」に頼ることができます。これはクレジットカードの問い合わせをするためのサービスではなく、海外でも現地の情報やレストラン予約に関するサポートを受けられるサービスです。

JALカードNavi

jalカードnavi

発行会社 株式会社JALカード
ブランド JCB・VISA・Mastercard
年会費 無料
申し込み条件 学生(18歳以上30歳未満)
ポイント還元率 1.0%~2.0%
家族カード発行
ETCカード発行
電子マネー Apple Pay・Google Pay
旅行傷害保険 海外:最高2,000万円

次は株式会社JALカードが発行する「JALカードNavi」を紹介します。こちらは18歳から30歳という年齢制限がある学生向けカードであり、大学生以上が申し込み可能です。

JALカードNaviのメリット

このカードが海外旅行・留学をする学生におすすめできる理由は次の3つです。

  • 搭乗時にマイルが貯まる(ボーナスマイル)
  • 買い物でマイルが貯まる(ショッピングマイル)
  • 在学期間中はマイル有効期限が無期限

JALカードnaviは、学生の旅行好きな方に特に適したクレジットカードです。その理由は「マイル獲得が非常に効率的」だという点です。日常の買い物で100円ごとに1マイルが貯まり、JALの提携店では2倍のマイルが付与されます。

さらに、JALの飛行機を利用すると、通常のマイルに加えて10%のボーナスマイルがもらえます。つまり、普段の生活からフライトまで、あらゆる場面でマイルを効率よく集められるのです。

学生にとって最大の魅力は、少ないマイル数で航空券と交換できる点です。一般的な交換レートの半分以下で国内外の航空券を入手できるため、貯めたマイルの価値が大幅に高まります。

  • 国内線:基本マイル数の50%で交換できる
  • 国際線:通常より少ないマイル数で特典航空券に交換できる

また、在学中は年会費が無料です。マイルにも有効期限がないので、長期的な視点で旅行計画を立てられます。例えば、学生生活を通じてマイルを貯め、卒業旅行に使うといった使い方も可能です。

その他、語学検定に合格したら500マイル、卒業後にJALカードNaviから自動的に普通カードへの切替時に2,000マイルが付与されます。

このようにJALカードnaviは、コストを抑えながらマイルを効果的に活用し、留学や旅行を楽しみたい学生に最適なカードです。日常生活から旅行まで、学生のライフスタイルに合わせてマイルを貯め、それを最大限に活用できる点が大きな特徴です。

ANAカード(学生専用)

ana 学生

発行会社 株式会社ジェーシービー
三井住友カード
ブランド JCB・VISA・Mastercard
年会費 初年度無料
※2年目移行 2,200円
申し込み条件 18歳以上の学生(高校生は除く)
ポイント還元率 0.5%~3.0%
家族カード発行
ETCカード発行
電子マネー Apple Pay・Google Pay
旅行傷害保険 海外:最高1,000万円
国内:最高1,000万円

ANA(全日本空輸)とJCB・三井住友カードが提携して発行するのが「ANAカード」です。ANAカードはいくつかの種類がありますが、そのうちの一つ「学生カード」は18歳以上の学生が申し込めるものです。

当カードではANAマイレージに移行できるポイントが、200円につき1ポイント付与されます。また最高1,000万円補償される旅行傷害保険が国内・海外ともに付帯されており、これも年会費が無料のクレジットカードとしては珍しいです。

ANAカード(学生専用)のメリット

このカードが海外旅行・留学をする学生におすすめできる理由は次の3つです。

  • ANAマイルが貯まりやすい
  • 提携のショップで優待が受けられる
  • 学生は在学中なら年会費が無料

ANAカードのメリットの多くは、一般向けのANAカードと共通しています。たとえば搭乗のたびに通常のフライトマイルにくわえ、ボーナスマイルが貯まります。もちろん通常時もポイントが貯まり、ANAマイレージに移行することでマイルに交換できます。

また「ANA FESTA」や「ANAショッピングA-style」を利用すると5%割引が適用されたり、国内・国際線の両方で10%割引が受けられる特典があります。くわえて、学生なら年会費が無料になるため、経済的負担を軽減できます。

エポスカード

エポスカード

発行会社 株式会社エポスカード
ブランド VISA
年会費 無料
申し込み条件 満18歳以上(高校生を除く)
ポイント還元率 0.5%
家族カード発行
ETCカード発行
電子マネー Apple Pay・Google Pay
旅行傷害保険 海外:最高3,000万円

株式会社エポスカードが発行する「エポスカード」はマルイで買い物する人向けのクレジットカードとして知られています。文字通りマルイ利用時の特典が多いですが、実際は海外旅行・留学で役立つ機能も提供されています。

エポスカードのメリット

このカードが海外旅行・留学をする学生におすすめできる理由は次の3つです。

  • 海外で現金がなくても治療が受けられる
  • 海外キャッシングで現金が調達できる
  • 海外サポートが無料で受けられる

エポスカードの大きな特徴の一つが、海外での医療サポートです。サービスはいくつかありますが、特に注目できるのが海外旅行傷害保険の中で提供される「キャッシュレス・メディカルサービス」です。

これにより海外の病院で治療を受ける際、その場で治療費を支払えなくても治療が受けられます。よって、海外でトラブルに遭いやすい学生の不安が大幅に軽減されます。

また、海外でのキャッシング機能も充実しています。空港やコンビニにある「Visa」や「PLUS」対応のATMで現地通貨を引き出せますし、期日前返済を利用すれば利息を最小限に抑えて返済額を減らせます。

通常、こうした充実した海外保険やサービスには高額な年会費がかかりますが、エポスカードならこれらを無料で利用できます。つまり旅行・留学を行う学生はエポスカードを使えば、低コストで留学や旅行中の安全を確保できるのです。

エポスカードは海外での緊急時対応と経済的な利点を両立できるため、学生の海外生活をより安全にしてくれます!

\年会費無料なのに豪華な補償と特典あり!/

三菱UFJカードニコス

三菱UFJカード ニコス

発行会社 三菱UFJニコス株式会社
ブランド JCB・VISA・Mastercard
年会費 無料
申し込み条件 18歳以上(高校生を除く)
ポイント還元率 0.4%~5.5%
家族カード発行
ETCカード発行
電子マネー Apple Pay・QUICPay
旅行傷害保険 海外:最高2,000万円

三菱UFJニコス株式会社が発行する「三菱UFJカード」は、特定のコンビニや飲食店で高還元を受けられるクレジットカードです。当カードは「楽Pay」という登録型リボを提供しており、指定金額内なら手数料なしで分割払いに似た支払い方が可能です。

三菱UFJカードのメリット

このカードが海外旅行・留学をする学生におすすめできる理由は次の3つです。

  • 保険で海外滞在時の病気や怪我が補償される
  • 他のカードと同時加入でポイント付与率が高くなる
  • 海外利用でポイント付与率が2倍になる

三菱UFJニコスカードには充実した海外旅行傷害保険が付帯されています。最大2,000万円まで補償されるため、学生の海外滞在中に起きやすい不測の事態にも対応できます。

新規入会者向けの特典もメリットの一つです。別の三菱UFJカードと同時に入会すると、入会後3ヶ月間はポイント還元率が3倍になります。また海外利用時は、ポイント付与率が「1,000円につき2ポイント」になります。

そのため旅行費用や学費など大きな支出があると、通常よりも多くのポイントを獲得できます。貯まったポイントは商品交換やキャッシュバック等に活用できるため、結果的に経済負担を軽減することにつながります。

これらの特徴から、三菱UFJニコスカードは海外での安全性確保と経済的メリットを両立させているカードだといえます。

学生が海外旅行・留学で使うカードの選び方

次は学生が海外旅行・留学で使うカードの選び方について、4つのポイントを解説していきます。

海外旅行保険が利用付帯か自動付帯か

海外旅行傷害保険が利用付帯か自動付帯かを確認することは、特に海外へ初めて行く学生の安全や保護を確保するうえで重要です。

海外旅行傷害保険が自動付帯の場合は、支払条件等の条件がなく、たとえクレジットカードを利用していない支払いを行っても、常に保護された状態が確保されます。

一方利用付帯の場合はクレジットカードでの決済が必須という条件があるものの、補償内容が充実していたり、適用範囲をより詳細にカスタマイズできる可能性があります。

どちらを選択するかは、学生の旅行スタイルや留学期間、個人のニーズに応じて慎重に判断すべきです。

海外キャッシングを利用できるか

海外キャッシングとは、クレジットカードから現地の通過を引き落としできる機能です。

特に現金がメインの支払い方法の国に旅行する場合や、緊急時の出費に備える必要がある場合は、海外で現地通貨を引き出せる機能は不可欠です。

ただしクレジットカードを選ぶ際は利用可否だけでなく、海外キャッシング利用時の金利や手数料、利用限度額等にも注意を払いながら比較することをおすすめします。

渡航先に応じて国際ブランドの普及率を重視する

スムーズな決済と幅広い利用機会を確保するために、渡航先に応じて国際ブランドの普及率は非常に重要です。

国により特定のブランドの加盟店が少ないことがあります。

たとえば台湾ではJCBやVISA、Mastercardは問題なく使えるものの、アメリカン・エキスプレスのカードは使える店が少ないです。

ブランドによっては、特定の国やホテル・高級店舗で優遇されることもあります。複数の国を訪れる予定がある場合は汎用性の高さを優先するのはもちろん、複数のカードを持っていると安心です。

学生限定の特典があるか

学生限定の特典があるクレジットカードは、学生の経済的な負担を軽減するのはもちろん、学生ならではの特典を受けられることが多いです。

たとえば学生に対する年会費の免除や割引、留学生向けのポイント・マイルの交換レート優遇、学生に特化した保険サービスなど、学生のライフスタイルに合わせた特典を提供するカードがあります。

海外旅行・留学で学生がクレジットカードを使うメリット

次は学生が海外旅行・留学でクレジットカードを使う4つのメリットについて、それぞれ解説していきます。

海外滞在における安全性が上がる

海外には日本における常識が通用しない国が数多くあります、治安が悪い国では現金を持ち運ぶことがリスクになります。しかしクレジットカードを利用するなら、少なくとも現金を盗まれるリスクがなくなるため、安全性を確保できます。

万が一クレジットカードを盗まれた場合も、現金と異なり利用停止手続きを取れば良いためリスクは軽減されます。より高いセキュリティを求めたいなら、券面にカード番号やセキュリティコードが記載されていないナンバーレスカードを選びましょう。

手数料を節約できる

海外でクレジットカードを利用すれば、日本円を現地通貨に両替する際に発生する両替手数料を節約できます。取引時に発生する外国取引手数料に関してもカードごとに異なるため、割合が低いものを選べば総支払額が下げられます。

トラブル時にサポートを受けられる

今回紹介したクレジットカードにもありましたが、海外利用時に特別なサポートが受けられるものがあります。たとえばフライトが遅延してホテルを探す必要が生じたり、荷物を紛失した場合などに役立ちます。

サポート体制に関しては、サポート時間の長さや海外でも日本語で対応してくれるかどうか、という点などに注目できるでしょう。

クレジットヒストリーを作れる

海外旅行・留学を行う学生は多くの場合、学生向けクレジットカードが初めて作るカードとなります。親元にいながらコンスタントにカード決済するのが難しくても、海外利用ならカード決済がメインとなるので、クレジットヒストリーが構築できます。

年齢が若いうちにクレジットヒストリーを構築しておけば、将来的に利用限度額が増えて高額な決済や分割払いができるようになったり、ローンの審査に通りやすくなります。

海外旅行・留学で学生がクレジットカードを使う注意点

次は学生が海外旅行・留学でクレジットカードを使う場合に注意するべき3つの点について、それぞれ解説していきます。

使いすぎのリスクがある

基本的にクレジットカードは限度額範囲内なら自由に使えるため、自分の支払い能力を超えて使いすぎてしまうというリスクがあります。これは学生だけでなく大人にもあるリスクですが、金銭的な知識や経験が浅い学生は特に陥りやすいリスクです。

海外滞在時の使いすぎを防ぎたいなら、利用制限をかけたり、クレジットカードの代わりにデビットカードを使うという方法があります。デビットカードは口座にある分しか決済できないため、支払い能力以上に決済してしまうリスクを回避できます。

支払いが遅れると信用が下がる

クレジットカードは支払いが遅れると、信用情報に傷が付いて限度額が下がったり、クレジットカードが利用できなくなったりします。たとえ学生でも例外なく、支払いに遅れないように注意するべきです。

信用情報とは「CIC」といった信用情報機関に記録されている情報であり、クレジットカード会社やローン会社が審査時に参照します。事故情報が記録されているとリスクが高い顧客だと判断され、信用審査に落ちやすくなります。

不正利用や詐欺被害に遭う可能性がある

クレジットカードは常に不正利用や詐欺の被害に遭うリスクがありますが、海外だとさらにそのリスクが高くなります。特に、カード番号の盗み見やスキミングが横行しているエリアでは、クレジットカードの使用自体がリスクになるでしょう。

実店舗だけでなく、オンライン決済時にも不正リスクがあります。海外からアクセスできるショッピングサイト等を利用する際は、そのサイトが信用におけるものか、偽装されたサイト(決済画面)でないか確認する必要があるでしょう。

学生がクレジットカードを使うときによくある質問

最後に、学生が海外旅行・留学でクレジットカードを使う場合に想定される5つの質問について、それぞれ簡潔に回答していきます。

クレジットカードが使えない国はある?

クレジットカードは多くの国においてメインの決済方法ですが、使えない国もあります。たとえばイランやスーダン、北朝鮮など、一部の規制が強い国ではVISAやMastercardブランドのカードが使えなかったり、そもそもカードが使える店が極端に少ないです。

盗難や紛失が発生したらどうすれば良い?

海外でクレジットカードの盗難や紛失に遭った場合は不正利用を防ぐため、すぐにカード会社に連絡して利用停止手続きを取り、地元警察に届け出をしましょう。カードによっては専用アプリから停止手続きできるものもあります。

限度額は海外で変わったりする?

基本的に、クレジットカードの限度額が使用する国によって変動することはありません。ただし海外で不正利用が検知されたり、利用規約に違反する使い方をしているとカード会社から判断され、利用が制限される可能性はあります。

支払い通貨は日本円と現地通貨のどちらが良い?

クレジットカードで日本円と現地通貨のどちらかを選択できる場合、基本的には現地通貨を選んだ方がお得です。なぜなら日本通貨で決済すると「DCC」という手数料が発生するうえ、手数料の割合を店舗側が決められる場合があるからです。

両替手数料も同様ですが、基本的にはクレジットカードの海外事務処理手数料より高くなることは稀であるため、決済時の通貨には注意しましょう。

カードは何枚くらい用意すれば良い?

海外旅行・留学時は、複数のクレジットカードを用意しておくことをおすすめします。なぜなら複数のブランドに対応できますし、1枚紛失してもバックアップのカードを使用できるからです。

ただし持ち運び・保管方法は注意するべきです。2枚とも持ち歩くと盗難時のリスクが高まるため、片方をセキュリティの高いロッカーや金庫に預けるなどの対策を取ることをおすすめします。

まとめ

学生の海外旅行・留学におすすめのクレジットカードには、どれも「海外利用時の明確なメリット・特典がある」という点が共通しています。その中で比較考慮する際は、ポイント還元率やマイル交換のレート、補償内容や海外キャッシングの有無などに注目できるでしょう。

くわえて学生はお金に関する経験や知識が浅いことから、海外利用時にトラブルに遭う可能性が大人よりも高いです。あらかじめ注意点やリスクを知っておき、どのように利用すればリスクマネジメントできるか検証しておくことをおすすめします。

それらの重要な点をおさえておくなら、学生の海外旅行・留学をより良い、充実したものにできます。ぜひ安全・安心を確保したうえで、海外でのクレジットカードライフを楽しみましょう。

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ななめうえトラベル編集部

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