学生の海外旅行・留学におすすめのクレジットカード8選!選び方や利用時の注意点について解説
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これから海外へ旅行に行ったり、留学の予定がある学生の方は、クレジットカードの選び方に迷っている方が多いのではないでしょうか。
特に初めてクレジットカードを作る学生なら、そもそもクレジットカードを使うこと自体を不安に思っているかもしれません。
そこで今回は海外旅行・留学時におすすめできるクレジットカードの種類やそれぞれの特徴、海外でクレジットカードを使うメリットや注意点などについて、詳しく解説していきます。
目次
学生の海外旅行・留学におすすめのクレジットカード7選
まずは海外旅行・留学を行う学生におすすめできる7つのクレジットカードについて、それぞれの特徴やメリットを挙げながら詳しく解説していきます。
カードごとの性能やサービス内容、補償の違いにも注意してみてください。
キャッシュバック還元が嬉しい!「学生専用ライフカード」は留学にも便利
発行会社 | ライフカード株式会社 |
ブランド | JCB・VISA・Mastercard |
年会費 | 無料 |
申し込み条件 | 満18歳以上25歳以下 |
ポイント還元率 | 0.3%~0.6% |
家族カード発行 | ✕ |
ETCカード発行 | ◯ |
電子マネー | iD |
旅行傷害保険 | 海外:最大2,000万円 |
詳細 | 公式サイト |
ライフカード株式会社が発行する「学生専用ライフカード」は、文字通り学生向けのクレジットカードです。カードを申し込めるのは、満18歳以上25歳以下という制限があります。
学校を卒業していなくても、進学予定がある学生なら申し込むことができます。具体的には進学する証拠を提出できる学生なら、卒業年の1月移行に申込みが可能。ネット申込時には、進学先となる学校名と卒業予定日時を入力する必要があります。
注意点としては、学生専用ライフカードと他のライフカードを重複して発行することはできません。そのため大学生の方は、他のライフカードおよび他社の学生向けクレジットカードと比べ検討してから申し込むことをおすすめします。
学生専用ライフカードのメリット
このカードが海外旅行・留学をする学生におすすめできる理由は次の3つです。
- 海外利用時の3%分がキャッシュバックされる
- 学校を卒業しても年会費は無料
- ナンバーレスでセキュリティが確保される
学生専用ライフカードは海外で利用した場合、総額の3%がキャッシュバックで還元されます。留学生活や旅行中の食事や買い物においても常にキャッシュバック対象となるため、特に予算を抑えたい学生にとっては嬉しい魅力です。
年会費は利用中だけでなく学校を卒業しても無料なので、ランニングコストを気にせずに長く利用できます。ただし最短発行日が最短2営業日なので、少なくとも海外渡航日の一週間前から申し込んでおくことのがおすすめです。
海外手数料が安くて保険も充実の「エポスカード」
発行会社 | 株式会社エポスカード |
ブランド | VISA |
年会費 | 無料 |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
ポイント還元率 | 0.5% |
家族カード発行 | ✕ |
ETCカード発行 | ◯ |
電子マネー | Apple Pay・Google Pay |
旅行傷害保険 | 海外:最高3,000万円 |
詳細 | 公式サイト |
エポスカードは年会費無料で、国際ブランドはVISAです。世界中の店舗やオンラインで使いやすく、学生でも満18歳以上(高校生を除く)なら申し込めます。
海外旅行傷害保険は最高3,000万円で、所定の利用条件を満たすと補償を受けられます。家族カードはありませんが、ETCカードは発行できます。
ポイント還元率は0.5%で、優待店の活用やアプリでの支払い管理と合わせてムダなく貯められます。Apple PayやGoogle Payに登録でき、現地での少額決済もスマホでスムーズに支払えます。
海外ショッピングには為替手数料がかかるため、キャッシュレスと現金の使い分けを意識すると安心です。
エポスカードのメリット
- 海外旅行傷害保険に「キャッシュレス・メディカルサービス」が付帯し、現地での医療費を立て替えずに治療を受けられる
- 海外でのキャッシング機能が充実しており、空港やコンビニにあるVisaやPLUS対応ATMで現地通貨をすぐ引き出せる
- 旅行・留学中のサポート体制が充実しており、学生でも安心して海外に滞在できる
エポスカードの大きなメリットの一つが、海外での医療サポートです。サービスはいくつかありますが、特に注目できるのが海外旅行傷害保険の中で提供されるキャッシュレス・メディカルサービスです。
また、海外でのキャッシング機能も充実しています。空港やコンビニにあるVisaやPLUS対応のATMで現地通貨を引き出せますし、期日前返済を利用すれば利息を最小限に抑えて返済額を減らせます。
通常、こうした充実した海外保険やサービスには高額な年会費がかかりますが、エポスカードならこれらを無料で利用できます。つまり旅行・留学を行う学生はエポスカードを使えば、コストを抑えて留学や旅行中の安全を確保できるのです。
ANAマイルを貯めるなら「ANAカード(学生専用)」
発行会社 | 株式会社ジェーシービー 三井住友カード |
ブランド | JCB・VISA・Mastercard |
年会費 | 初年度無料 ※2年目移行 2,200円 |
申し込み条件 | 18歳以上の学生(高校生は除く) |
ポイント還元率 | 0.5%~3.0% |
家族カード発行 | ✕ |
ETCカード発行 | ✕ |
電子マネー | Apple Pay・Google Pay |
旅行傷害保険 | 海外:最高1,000万円 国内:最高1,000万円 |
詳細 | 公式サイト |
ANA(全日本空輸)とJCB・三井住友カードが提携して発行するのが「ANAカード」です。ANAカードはいくつかの種類がありますが、そのうちの一つ学生カードは18歳以上の学生が申し込めるものです。
当カードではANAマイレージに移行できるポイントが、200円につき1ポイント付与されます。また最高1,000万円補償される旅行傷害保険が国内・海外ともに付帯されており、これも年会費が無料のクレジットカードとしては珍しいです。
ANAカード(学生専用)のメリット
このカードが海外旅行・留学をする学生におすすめできる理由は次の3つです。
- ANAマイルが貯まりやすい
- 提携のショップで優待が受けられる
- 学生は在学中なら年会費が無料
ANAカードのメリットの多くは、一般向けのANAカードと共通しています。たとえば搭乗のたびに通常のフライトマイルに加え、ボーナスマイルが貯まります。もちろん通常時もポイントが貯まり、ANAマイレージに移行することでマイルに交換できます。
またANA FESTAやANAショッピングA-styleを利用すると5%割引が適用されたり、国内・国際線の両方で10%割引が受けられる特典があります。さらに、学生なら年会費が無料になるため、費用を抑えられます。
「JCBカードW」はポイント還元率の高さが魅力
発行会社 | 株式会社ジェーシービー |
ブランド | JCB |
年会費 | 無料 |
申し込み条件 | 満18歳以上39歳以下 |
ポイント還元率 | 1.0%~10.5%※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合 |
家族カード発行 | ◯ |
ETCカード発行 | ◯ |
電子マネー | QUICPay |
旅行傷害保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
詳細 | 公式サイト |
【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
株式会社ジェーシービーが発行する「JCBカードW」は年会費が無料なので、予算が限られる学生にもおすすめできます。
ポイント還元率は常に2倍と、無料カードの中でも水準が高く、日々の買い物だけでなく海外での利用でもポイントを効率的に貯められます。
JCBカードWのメリット
このカードが海外旅行・留学をする学生におすすめできる理由は次の3つです。
- 海外利用時もポイント還元率が高くなる
- ナンバーレスにより盗み見リスクが軽減できる
- 紛失・盗難等のトラブル時に補償を受けられる
日本で人気が高いAmazonやスターバックスなど、特定の店舗・オンラインショップを利用すると還元率が大きく上がります。
安全面に関しては、カード番号やセキュリティコードが表面に記載されていないナンバーレス仕様を採用しているため、海外旅行・海外留学中の不正利用リスクを大幅に減らせます。
さらに、JCBカードWで旅行・留学中の決済を行うと、携行品損害補償として最大100万円の補償対象になります。
効率的にポイントを貯めるなら「三井住友カード(NL)」
発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
ブランド | VISA・Mastercard |
年会費 | 永年無料 |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
ポイント還元率 | 0.5%~7.0% |
家族カード発行 | ◯ |
ETCカード発行 | ◯ |
電子マネー | iD・QUICPay(Google Pay・Apple Pay) |
旅行傷害保険 | 海外:最高2,000万円 |
詳細 | 公式サイト |
三井住友カード株式会社が発行する「三井住友カード(NL)」は、VISAとMastercardブランドの両方に対応した、年会費永年無料のクレジットカードです。ナンバーレスなだけでなく、アプリと連携することで口座と併せた資産管理が簡単にできます。
無料でありながら最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯されていますが、他の保険に無料で切り替えることもできます。たとえば動産総合保険(スマホ保険)、弁護士保険、個人賠償責任補償などが用意されています。
三井住友カード(NL)のメリット
このカードが海外旅行・留学をする学生におすすめできる理由は次の3つです。
- 海外利用時も学生ポイントが獲得できる
- 海外で現地通貨によるキャッシングが可能
- 現地でも日本語のサポートが受けられる
三井住友カード(NL)は学生ポイントという制度があり、特定の決済を行うとポイント還元率が上がり、さらに分割手数料が全額ポイント還元されます。具体的には、次のレートで還元されます。
- サブスクリプションの支払い:最大+9.5%還元
- 携帯電話料金:最大+1.5%還元
- QRコード決済:最大+2.5%還元
サブスクリプションに関しては、海外で利用できるAmazon.co.jpやDAZNなど、海外利用が可能な携帯キャリアの支払いも対象となるため、効率的にポイントが貯まります。海外でも意識せずにポイントが貯められるのは大きなメリットといえます。
また三井住友カード(NL)は海外キャッシュサービスに対応。空港やコンビニに設置してある提携ATMから、いつでも海外通貨を引き出せます。
海外でトラブルに遭った際はVJデスクに頼ることができます。これはクレジットカードの問い合わせをするためのサービスではなく、海外でも現地の情報やレストラン予約に関するサポートを受けられるサービスです。
チャージ不要でPayPayを利用するなら「PayPayカード」
発行会社 | PayPayカード株式会社 |
ブランド | JCB・VISA・Mastercard |
年会費 | 無料 |
申し込み条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
ポイント還元率 | 1.00%~5.00% |
家族カード発行 | ◯ |
ETCカード発行 | ◯ 550円(税込) |
電子マネー | Apple Pay、Google Pay |
旅行傷害保険 | ✕ |
詳細 | 公式サイト |
PayPayカードは、PayPayカード株式会社が発行するクレジットカードです。クレジットカードとしての機能に加え、PayPayと連携することで、キャッシュレス決済をより便利に利用できる点が大きな特徴です。
PayPayカードのメリット
このカードが海外旅行・留学をする学生におすすめできる理由は次の3つです。
- ポイントが貯まりやすい
- 海外での利用範囲が広い国際ブランドを選べる
- 海外でも利用できるキャッシング機能
PayPayカードは、海外旅行や留学を計画している学生にとって魅力的なカードです。まず、カード利用200円につき1%のPayPayポイントが付与され、オンラインショップでは、Yahoo!ショッピングやLOHACOでの利用でポイント還元率が最大5.0%になるるため、留学中の日常的な買い物や帰国後の利用にも便利です。
また、国際ブランドは、JCB・VISA・Mastercardから、旅行や留学で行く場所で利用しやすい国際ブランドを選べます。さらに、PayPayカードは海外でのキャッシングが可能です。海外のATMで現地通貨を引き出すことができるため、急に現金が必要になっても対応できます。
「ビューカード スタンダード」なら空港アクセスまでポイント高還元、保険も条件付きで付帯
発行会社 | 株式会社ビューカード |
ブランド | JCB・VISA・Mastercard |
年会費 | 524円(税込) |
申し込み条件 | 日本国内在住の満18歳以上で電話連絡が取れる方 |
ポイント還元率 | モバイルSuicaへのチャージ1.5%、モバイルSuica定期券と新幹線eチケットは合計5%還元(条件あり) |
家族カード発行 | 〇 |
ETCカード発行 | 〇 |
電子マネー | Apple Pay・Google ウォレットに登録してSuicaへチャージ可 |
旅行傷害保険 | 海外:最高500万円、傷害治療50万円、疾病治療50万円、賠償責任3,000万円 |
詳細 | 公式サイト |
ビューカード スタンダードは、通学や旅行前の移動でポイントを貯めやすい1枚です。モバイルSuicaへのチャージは1.5%還元になり、普段の乗車準備でも無駄なくポイントが積み上がります。
モバイルSuica定期券やえきねっとの新幹線eチケットをチケットレスで利用すると合計5%まで伸ばせるため、帰省や国内移動が多い学生とも相性が良いでしょう。
オートチャージにも対応し、改札で残額不足に焦らずに済みます。
旅行傷害保険は利用付帯で、所定の旅行代金などをカードで支払うと補償が有効になります。海外は死亡後遺障害最高500万円、傷害治療50万円、疾病治療50万円、賠償責任3,000万円が上限です。
ビューカード スタンダードのメリット
- Suica・新幹線利用で高還元:モバイルSuicaチャージ1.5%、モバイルSuica定期券や新幹線eチケットのチケットレス乗車で合計5%まで伸ばせ、通学や帰省でポイントが貯まりやすい
- 空港までの移動も効率化:Suicaのオートチャージが使えて改札で止まりにくく、出国前の移動がスムーズになる
- 旅行保険を備えられる:航空券や旅行商品をカード決済すれば海外旅行傷害保険が有効になり、学生の短期渡航でも最低限の備えを持てる
- スマホ完結で使いやすい:Apple Pay/Google ウォレットに登録して、スマホからSuicaへチャージできる
学生が海外旅行・留学で使うクレジットカードの選び方
次は学生が海外旅行・留学で使うカードの選び方について、4つのポイントを解説していきます。
海外旅行保険が利用付帯か自動付帯か
海外旅行傷害保険が利用付帯か自動付帯かを確認することは、特に海外へ初めて行く学生の安全や保護を確保するうえで重要です。
海外旅行傷害保険が自動付帯の場合は、支払条件等の条件がなく、たとえクレジットカードを利用していない支払いでも、常に保護された状態が確保されます。
一方利用付帯の場合はクレジットカードでの決済が必須という条件があるものの、補償内容が充実していたり、適用範囲をより詳細にカスタマイズできる可能性があります。
どちらを選択するかは、学生の旅行スタイルや留学期間、個人のニーズに応じて慎重に判断すべきです。
海外キャッシングを利用できるか
海外キャッシングとは、クレジットカードから現地の通貨を引き落としできる機能です。
特に現金がメインの支払い方法の国に旅行する場合や、緊急時の出費に備える必要がある場合は、海外で現地通貨を引き出せる機能は不可欠です。
ただしクレジットカードを選ぶ際は利用可否だけでなく、海外キャッシング利用時の金利や手数料、利用限度額等にも注意を払いながら比べることをおすすめします。
渡航先に応じて国際ブランドの普及率を重視する
スムーズな決済と幅広い利用シーンを確保するために、渡航先に応じて国際ブランドの普及率は非常に重要です。
国により特定のブランドの加盟店が少ないことがあります。
たとえば台湾ではJCBやVISA、Mastercardは問題なく使えるものの、アメリカン・エキスプレスのカードは使える店が少ないです。
ブランドによっては、特定の国やホテル・高級店舗で優遇されることもあります。複数の国を訪れる予定がある場合は汎用性の高さを優先するのはもちろん、複数のカードを持っていると安心です。
学生限定の特典があるか
学生限定の特典があるクレジットカードは、学生の経済的な負担を軽減するのはもちろん、学生ならではの特典を受けられることが多いです。
たとえば学生に対する年会費の免除や割引、留学生向けのポイント・マイルの交換レート優遇、学生に特化した保険サービスなど、学生のライフスタイルに合わせた特典を提供するカードがあります。
- 海外旅行傷害保険が最高2,000万円ついてくる!
- 卒業しても継続して使える!
- 海外利用時は3%のキャッシュバックあり!
海外旅行・留学で学生がクレジットカードを使うメリット
次は学生が海外旅行・留学でクレジットカードを使う4つのメリットについて、それぞれ解説していきます。
海外滞在における安全性が上がる
海外には日本における常識が通用しない国が数多くあります、治安が悪い国では現金を持ち運ぶことがリスクになります。しかしクレジットカードを利用するなら、少なくとも現金を盗まれるリスクがなくなるため、安全性を確保できます。
万が一クレジットカードを盗まれた場合も、現金と異なり利用停止手続きを取れば良いためリスクは軽減されます。より高いセキュリティを求めたいなら、券面にカード番号やセキュリティコードが記載されていないナンバーレスカードを選びましょう。
両替の手数料と手間が省ける
海外でクレジットカードを利用すれば、日本円を現地通貨に両替する際に発生する両替手数料を節約できます。取引時に発生する外国取引手数料に関してもカードごとに異なるため、割合が低いものを選べば総支払額が下げられます。
空港や銀行での両替は、通常1回につき数百円から数千円の手数料がかかります。例えば、10万円を米ドルに両替する場合、手数料として3,000円程度かかることもあります。
一方、クレジットカードを利用すれば、海外利用時に1.6%〜2.5%程度の海外事務手数料が発生しますが、この手数料は両替手数料よりも低いことが多く、例えば、10万円の買い物をする場合、海外事務手数料は1,600円〜2,500円程度で済みます。
さらに、ATMでの現地通貨引き出しも可能なため、必要最小限の現金だけを用意すれば十分です。
トラブル時にサポートを受けられる
今回紹介したクレジットカードにもありましたが、海外利用時に特別なサポートが受けられるものがあります。たとえばフライトが遅延してホテルを探す必要が生じたり、荷物を紛失した場合などに役立ちます。
サポート体制に関しては、サポート時間の長さや海外でも日本語で対応してくれるかどうか、という点などに注目できるでしょう。
海外旅行保険を使える
クレジットカードのメリットの一つとして、海外旅行保険が付帯していることが挙げられます。海外では医療費が高額になりがちで、全額自己負担となるため、旅行保険は必須です。そのため、多くのクレジットカードは、ケガや病気の治療費、賠償責任、携行品の損害などを補償する海外旅行保険を付帯していることが多いです。
特に学生向けのカードでは、「自動付帯」タイプの保険が付いているものがあり、この場合、カードを所有しているだけで保険が適用されます。
しかし、長期の留学には注意が必要です。クレジットカード付帯の海外旅行保険は、補償限度額が低く、補償期間が短い(最長3カ月や90日間など)ことがあります。また、医療費の立て替えが必要な場合もあるため、長期留学の場合は専門の留学保険を検討することをおすすめします。
クレジットヒストリーを作れる
海外旅行・留学を行う学生は多くの場合、学生向けクレジットカードが初めて作るカードとなります。親元にいながらコンスタントにカード決済するのが難しくても、海外利用ならカード決済がメインとなるので、クレジットヒストリーが構築できます。
年齢が若いうちにクレジットヒストリーを構築しておけば、将来的に利用限度額が増えて高額な決済や分割払いができるようになったり、ローンの審査に通りやすくなります。
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海外旅行・留学で学生がクレジットカードを使う際の注意点
次は学生が海外旅行・留学でクレジットカードを使う場合に注意するべき3つの点について、それぞれ解説していきます。
使いすぎのリスクがある
基本的にクレジットカードは限度額範囲内なら自由に使えるため、自分の支払い能力を超えて使いすぎてしまうというリスクがあります。これは学生だけでなく大人にもあるリスクですが、金銭的な知識や経験が浅い学生は特に陥りやすいリスクです。
海外滞在時の使いすぎを防ぎたいなら、利用制限をかけたり、クレジットカードの代わりにデビットカードを使うという方法があります。デビットカードは口座にある分しか決済できないため、支払い能力以上に決済してしまうリスクを回避できます。
支払いが遅れると信用が下がる
クレジットカードは支払いが遅れると、信用情報に傷が付いて限度額が下がったり、クレジットカードが利用できなくなったりします。たとえ学生でも例外なく、支払いに遅れないように注意するべきです。
信用情報とはCICといった信用情報機関に記録されている情報であり、クレジットカード会社やローン会社が審査時に参照します。事故情報が記録されているとリスクが高い顧客だと判断され、信用審査に落ちやすくなります。
不正利用や詐欺被害に遭う可能性がある
クレジットカードは常に不正利用や詐欺の被害に遭うリスクがありますが、海外だとさらにそのリスクが高くなります。特に、カード番号の盗み見やスキミングが横行しているエリアでは、クレジットカードの使用自体がリスクになるでしょう。
実店舗だけでなく、オンライン決済時にも不正リスクがあります。海外からアクセスできるショッピングサイト等を利用する際は、そのサイトが信用できるかどうか、偽装されたサイト(決済画面)でないか確認する必要があるでしょう。
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学生におけるクレジットカードの限度額
学生のクレジットカード限度額について詳しく見ていきましょう。
限度額は10万円が一般的
学生向けクレジットカードの限度額は、通常10万円からスタートすることが一般的です。これは、改正割賦販売法に基づいて設定されており、学生の支払い能力を考慮しています。収入が全くない場合、5万円の最低限度額となるカードもあります。
海外旅行や留学時には、この限度額内で計画を立てることが重要です。また、限度額を超えないよう、定期的に利用状況をチェックすることをおすすめします。
アップグレードや申請で10万円以上に設定もできる
学生でも、一定の条件を満たせば限度額を10万円以上に増額することが可能です。多くの学生向けカードでは、最大30万円まで限度額を引き上げることができます。
増額を希望する場合は、カード会社に申請を行う必要があります。審査では、アルバイト収入や学業成績、カードの利用履歴などが見られます。
限度額を増額することで、使いすぎてしまうことも考えられるため、支払い能力に見合った利用を心がけましょう。
また、海外旅行や留学時には、複数のカードを利用することで、総合的な利用可能額を増やすといった方法もあります。
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- 最短即日発行できるから今からでも間に合う!
- 入会特典で誰でも2,000円分のポイントがもらえる◎
学生がクレジットカードを使うときによくある質問
最後に、学生が海外旅行・留学でクレジットカードを使う場合に考えられる5つの質問について、それぞれ回答していきます。
クレジットカードが使えない国はある?
クレジットカードは多くの国においてメインの決済方法ですが、使えない国もあります。たとえばイランやスーダン、北朝鮮など、一部の規制が強い国ではVISAやMastercardブランドのカードが使えなかったり、そもそもカードが使える店が極端に少ないです。
盗難や紛失が発生したらどうすれば良い?
海外でクレジットカードの盗難や紛失に遭った場合は不正利用を防ぐため、すぐにカード会社に連絡して利用停止手続きを取り、地元警察に届け出をしましょう。カードによっては専用アプリから停止手続きできるものもあります。
限度額は海外で変わったりする?
基本的に、クレジットカードの限度額が使用する国によって変動することはありません。ただし海外で不正利用が検知されたり、利用規約に違反する使い方をしているとカード会社から判断され、利用が制限される可能性はあります。
支払い通貨は日本円と現地通貨のどちらが良い?
クレジットカードで日本円と現地通貨のどちらかを選択できる場合、基本的には現地通貨を選んだ方がお得です。なぜなら日本通貨で決済するとDCCという手数料が発生するうえ、手数料の割合を店舗側が決められる場合があるからです。
両替手数料も同様ですが、基本的にはクレジットカードの海外事務処理手数料より高くなることは稀であるため、決済時の通貨には注意しましょう。
カードは何枚くらい用意すれば良い?
海外旅行・留学時は、複数のクレジットカードを用意しておくことをおすすめします。なぜなら複数のブランドに対応できますし、1枚紛失してもバックアップのカードを使用できるからです。
ただし持ち運び・保管方法は注意するべきです。2枚とも持ち歩くと盗難時のリスクが高まるため、片方をセキュリティの高いロッカーや金庫に預けるなどの対策を取ることをおすすめします。
まとめ
学生の海外旅行・留学におすすめのクレジットカードには、どれも海外利用時の明確なメリット・特典がある点があります。その中で比較する際は、ポイント還元率やマイル交換のレート、補償内容や海外キャッシングがあるかどうかなどに注目できるでしょう。
加えて学生はお金に関する経験や知識が浅いことから、海外利用時にトラブルに遭う可能性が大人よりも高いです。あらかじめ注意点やリスクを知っておき、どのように利用すればリスクマネジメントできるか検証しておくことをおすすめします。
それらの重要な点をおさえておくなら、学生の海外旅行・留学をより良い、充実したものにできます。ぜひ安全・安心を確保したうえで、海外でのクレジットカードライフを楽しみましょう。
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