タイ旅行に使えるおすすめのクレジットカード6選🇹🇭国際ブランドやクレカ事情など解説【2025最新】

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2025.02.16
タイクレジットカード

日本人にも人気の旅行先、タイ。旅行の際にはクレジットカードが便利ですが、実際には利用できる場所と利用できない場所があるのをご存じでしょうか。

タイに旅行する際は、クレジットカードと現金どちらも持っていくことをおすすめします。

今回は、タイでのキャッシュレス普及率や、使えるクレジットカードの国際ブランドなど、タイのクレジットカード事情について詳しく解説します。

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目次

タイのクレジットカード・キャッシュレス事情

古都アユタヤなどの世界遺産となっている遺跡や美しいエメラルド寺院、自然豊かな数々のビーチリゾートなど、旅行先として大人気のタイ。

海外への旅行には欠かせないクレジットカードですが、タイでは店舗によってはクレジットカードが使えず、通貨(バーツ)での支払いが必要にあることもあります。そのため、タイ滞在中は小額紙幣や硬貨を用意しておくと便利です。

両替は空港や市内の両替所で簡単にでき、必要に応じて少しずつ行うのがおすすめです。タイのクレジットカード事情について解説します。

主要な観光地はカード決済が主流

まず、タイの観光地では、ホテルやレストラン、土産物店やデパートなど多くの施設でクレジットカードが利用できます。

一方、観光地でもマーケットや屋台では現金しか使えず、観光客向けでない小さな店舗でもカード払いに対応していないお店もあります。

また、地方では、カード決済に対応していない店舗がほとんどです。

加えて、バス、トゥクトゥクなど交通機関の支払いやチップはカード払いができないため、観光地だけを訪れる場合でも現金を用意しておく必要があります。

国際ブランドはVISAかMasterCard

海外でクレジットカードを利用する場合は、どの国際ブランドのカードを選ぶかが重要です。カード払いができても、その店舗で利用できない国際ブランドもあります。

タイでは、クレジットカードの国際ブランドの世界シェアの1、2を争うVISAかMasterCardのどちらかであればまず利用できるところがほとんどです。

また、クレジットカードは、利用可能額の超過や盗難など不測のトラブルに備えて2枚以上持つのが安全です。

その場合も国際ブランドが違うカードを組み合わせれば、より利便性が高まるでしょう。

現金しか使えない場所もあるので注意

タイでは近年キャッシュレス化が進んでいますが、まだ現金が主流の場面も多く存在します。特に地元の小規模店舗や屋台、市場などではクレジットカードが使えないことがほとんどです。

また、公共交通機関の多くや、タクシー、トゥクトゥクなどの乗り物でも現金支払いが一般的です。さらに、チップの習慣があるタイでは、ホテルのポーターやレストランでのサービスに対して現金でチップを渡す必要があります。

観光地や都市部を離れると、クレジットカード対応店舗が減少する傾向にあるため、地方へ足を延ばす際は特に注意が必要です。

海外旅行 クレジットカード

タイでクレジットカードが使える場所・使えない場所

タイでクレジットカードが使える場所・使えない場所

クレジットカードが普及しつつあるタイですが、まだまだクレジットカードが使えない場所もあります。

旅行中に困らないよう、使える場所と使えない場所についてまとめました。

使える場所

  • ホテルやリゾートなどの宿泊施設
  • 観光客向けのレストランやデパート
  • 一部の鉄道(SRTレッドライン・MRT)

基本的に、タイの都市部や観光地にある宿泊施設や店舗ではクレジットカードが利用できます。

鉄道では、バンコク中心部と北部を結ぶSRTレッドラインでVISA・Mastercard・JCBが、また、バンコク中心部の地下鉄MRTではVISA・Mastercardのタッチ決済が可能となっています。

使えない場所

  • マーケット・屋台
  • バス・タクシー・トゥクトゥクなど
  • チップの支払い

対照的に、地元の人向けの小さな店舗や市場やほとんどの交通機関では、基本的にクレジットカードに対応していません。

また、タイでもチップの習慣があり、現金で支払う必要があるため、現金も準備しておく必要があります。

タイ旅行で使えるおすすめのクレジットカード6選

ここでは、タイで決済をするのにおすすめなクレジットカードをご紹介します。

いずれも、普段の買い物から海外旅行まで幅広くメリットのあるカードとなっているので、ライフスタイルに合わせて選びましょう。

海外旅行傷害保険の自動付帯の「エポスカード」

エポスカード

年会費 無料
審査・発行時間 最短当日
還元率 0.5%
電子マネー Visa タッチ・Apple Pay・Google Pay・Suica など
ブランド VISA
付帯保険 海外旅行傷害保険:最高3,000万円
家族カード発行 ✕(ゴールドカードはアリ)
ETCカード発行 ◯(無料)
海外キャッシング対応

株式会社エポスカードが発行する「エポスカード」は、年会費無料のクレジットカードの中でも特にハイレベルの機能があり、旅行好きの方なら一枚は持っていて欲しいカードです。

その理由の1つが、最高3,000万円まで補償される海外旅行傷害保険の自動付帯。無料のクレジットカードでも旅行傷害保険が付帯されているのは多いですが、最大3,000万円補償というのは珍しく、さらに自動付帯なので旅行代金の支払いをエポスカードでしていなくても保証を受けることができます。

さらに、タイにはエポスカードの優待情報ページ「エポトクプラザ」の加入店があり、優待で割引が適用されることもあります。

申し込みの最短当日に丸井のデパートで受け取れるので、急いでいる方でも安心です。

\年会費無料なのに優待・特典が豊富!/

PayPayステップで還元率アップする「PayPayカード」

paypayカード

年会費 永年無料
審査・発行時間 最短5分
還元率 1.0%~5.0%
電子マネー PayPay
ブランド VISA・Mastercard・JCB
付帯保険 ✕(ゴールドカードはアリ)
家族カード発行
ETCカード発行
海外キャッシング対応 ✕(ゴールドカードはアリ)
  • PayPayカードの登録で、チャージ不要でPayPayが利用できる
  • PayPayクレジットの支払いで、最大ポイント1.5%ポイント還元
  • Yahoo!ショッピング・LOHACOの支払いで毎日最大7%の高還元率
  • PayPayステップの条件達成で、還元率は最大1.5%までアップ

PayPayカードは、PayPayアプリとの連携でさらに魅力が増えるクレジットカードで、還元率は1.0%です。ポイントアップ制度のPayPayステップで、

  • 月のPayPay払いまたはPayPayカードで200円以上の支払い30回以上
  • 月の支払い金額10万円以上

という2つの条件を満たすと1.5%にアップします。

また、ソフトバンク・ワイモバイルの料金支払いで最大1.5%、Yahoo!ショッピングやLOHACOで利用すれば毎日5%還元など、PayPayのヘビーユーザーであれば持っておきたい1枚となっています。

PayPayは直接タイでは使えませんが、Apple PayやGoogle Payに登録することでタイでもキャッシュレス決済がスムーズにできるようになります。

\最短5分発行!PayPay利用で高還元!/

ナンバーレスでセキュリティ万全の「三井住友カード(NL)」

三井住友カードN L

年会費 無料
審査・発行時間 最短即日
還元率 0.5%~7.0%
電子マネー iD
ブランド VISA・Mastercard
付帯保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
家族カード発行
ETCカード発行
海外キャッシング対応

三井住友カード(NL)注釈

※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。

  • ナンバーレスのため、セキュリティ面でも安心
  • 学生ポイントあり、AmazonやHuluなどサブスクが10%ポイント還元、大学生協ポイント2倍
  • 年間税込100万円の利用でゴールドカードにアップグレードのチャンス

三井住友カード(NL)は、コンビニや飲食店での利用で還元率は最大7%にもなり、さらにユニバーサルスタジオジャパンでのタッチ決済でも7%のうえ、学生ポイントもあり、若い世代にはうれしい高い還元率のカードとなっています。

Vポイントは汎用性が高く、Vマネーにチャージして支払いに充てられるほか、JRキューポイントやWAONポイントにも交換可能。さらに500ポイントでANA250マイルに交換可能のため、毎日の買い物でのポイントで海外旅行分のマイルを貯めることもできます!

また、タイにもセブン-イレブンがあり、「Vポイントアッププログラム」を活用することでタイのセブン-イレブンでのお買い物もお得になります!

\Visaだからどの国でも使える最強カード/

誕生月はポイント3倍!「ライフカード」

クレジットカード 券面

年会費 無料
審査・発行時間 最短3営業日
還元率 0.3%~0.6%
電子マネー Apple Pay ・ Google Pay
ブランド VISA・Mastercard・JCB
付帯保険
家族カード発行
ETCカード発行
海外キャッシング対応
  • 年会費が無料
  • 初年度のポイント還元率が1.5倍
  • 誕生月にポイントが3倍
  • ポイントの有効期限は5年

ライフカードは、アイフルの子会社「ライフカード株式会社」が発行しているクレジットカード。入会後1年間は無条件にポイント還元率が1.5倍となります。1年経過後も誕生日月にポイントが3倍になるので、誕生日月にまとめて利用するとポイントが貯まります。

また、ポイントアップモール「L-Mall」を経由してお買い物をするとポイント還元率が最大25倍となり、通常以上のポイントが貯まりかなりお得です。

さらに、タイ・バンコクにはライフカード会員をサポートする海外アシスタンスサービス「LIFE DESK」があり、海外旅行時の案内や予約などを行ってくれます。旅行時のサポートをしてくれるため、海外旅行では心強いサービスです。

ベーシックなライフカードには、旅行傷害保険の付帯がないため注意!保険を付けるためには、「旅行傷害保険付きライフカード」を発行する必要があります。

\海外のアシスタントサービスが評判!/

最短20分で発行できる「ACマスターカード」

年会費 永年無料
審査・発行時間 最短即日
還元率 0.25%
※キャッシュバック
電子マネー
ブランド Mastercard
付帯保険
家族カード発行
ETCカード発行
海外キャッシング対応
  • 審査は最短20分で即日カード発行が可能!
  • リボ払い専用のクレジットカードだから審査の不安も少ない
  • バーチャルカードも発行可能

ACマスターカードは三菱UFJフィナンシャルグループが親会社のアコムが発行するクレジットカードです。

国際ブランドはMasterCardなので、タイでも普及率が高く、クレジットカードが使える場所であれば問題なく利用できます!

ACマスターカードは即日発行に対応しているクレジットカードであるため、申し込みをしてから最短20分で審査結果が通知されます。

また、バーチャルカードであれば自宅にいながらアプリを利用して受け取ることができますし、リアルカードを発行したい場合にはアコムの自動契約機でその日のうちに受け取り可能です。

\最短20分で即日発行できる/

「ツアーデスク」からの申込みで割引される!「三菱UFJカード ニコス」

三菱UFJカード ニコス

年会費 永年無料
審査・発行時間 最短翌営業日※Mastercard®とVisaのみ
還元率 0.5%~15%※1ポイント5円相当の商品に交換した場合。※最大15%ポイント還元には上限など各種条件がございます。
電子マネー スマホ決済 Apple Pay・QUICPay※Mastercard®とVisaのみ
ブランド VISA・Mastercard®・JCB・American Express®
付帯保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
家族カード発行
ETCカード発行
海外キャッシング対応
  • 会員限定『ツアーデスク』で海外・国内のツアーがいつでも最大5%割引
  • コンビニや対象店舗で最大15%還元※
    ※1ポイント5円相当の商品に交換した場合。※最大15%ポイント還元には上限など各種条件がございます。
  • ポイント名人.com経由のショッピングでボーナスポイント

三菱UFJカード ニコスは、国際ブランドがタイでもよく使われているVISA・Mastercard®や、JCB・American Express®から選べます。業界最高水準のセキュリティで海外旅行でも安心です。

また、会員限定サービス『ツアーデスク』のツアー料金の割引、海外ホテルやレストランの予約もできるほか、海外旅行傷害保険が利用付帯のため、海外旅行での心強い味方となってくれます。

タイに居ながら直接問い合わせができる「東京海上日動海外総合サポートデスク」もあり、LINEの無料通話を使って問い合わせることも可能。トラブルがあった時に手軽に相談できる安心感があります。

タイ旅行でクレジットカードを使うメリット

タイ旅行でクレジットカードを使うと、どのようなメリットがあるのでしょうか。

タイでカード払いをするメリットを5つ解説します。

両替する手間・手数料を節約できる

円を現地通貨に変える際の手数料などで現金が減ってしまうということも対策できたり、両替の手間も節約できます。

絶対に欠かせない安全面で言えば、タイでは、多額の現金を持ち歩かずにクレジットカードのみで決済が可能ということです。

タイの都市部は比較的治安がいいものの、スリや置き引きなどの被害はよくあり、多くの現金を持ち歩くことはおすすめできません。

クレジットカードであれば、盗まれたり紛失の場合にもカードをとめればよく、最悪の場合不正利用をされたとしても、届け出をすることで補償を受けることができます。

ただし、カードをとめた場合はそのあとで出てきたとしても利用できないため、カードは複数持つことをおすすめします。

安全性お得を両立してくれるのが、クレジットカードを使う一番のメリットです。

ホテルのデポジットの支払いに使える

海外の多くの国では、踏み倒しや備品の盗難の被害を防ぐため、チェックインの際にデポジット(保証金)を求められます。

これはあくまで保証金なので、チェックアウトの際に全額戻ってきますが、一旦は預ける必要があります。

デポジットのパターンには主に3つあります。

  • 現金での預け入れ
  • クレジットカードの提示して、情報のみ確認する
  • クレジットカードで実際にデポジット金額の請求をかけ、チェックアウト時にキャンセル

タイの場合、デポジットの請求額は1,000~3,000バーツほどで、ホテルのグレードによって変わってきます。

デポジットのためにと大きな額の現金を持ち歩くことは安全上良いこととは言えないため、クレジットカードを利用することをおすすめします。

海外旅行傷害保険を利用できる

健康な人であっても、海外旅行中には思わぬ病気になったり、事故でケガをする可能性もあります。特に海外では、救急搬送された場合の搬送費も高額で、治療費と併せると数十万の支払いになることもあります。

そんな時、海外旅行傷害保険に加入していれば、下記のような補償を受けることができます。

  • 病気・ケガの治療費
  • 後遺障害・死亡時の保険金
  • 賠償責任保険金
  • 携行品の損害
  • 救援者費用

海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードであれば、わざわざ海外旅行のために加入しなくても補償を受けられるため、安心です。

海外キャッシングが利用できる

タイでは、クレジットカードの利用できない店舗やチップの支払いのために現金を用意する必要があります。

しかし、タイの治安は日本と比べて悪いので、多額の現金を持ち歩くことはおすすめしません。

そのため、現金の調達におすすめなのが、クレジットカードの海外キャッシングです。ATMで現金をおろすことができるうえ、両替手数料を抑えることができます。

ただし、海外キャッシングに対応していない国際ブランドがあることと、出発前にキャッシング枠の設定が必要なことを忘れないようにしましょう。

カードによっては空港ラウンジサービスを利用できる

また、持っているクレジットカードによっては、空港ラウンジサービスを利用できます。

空港ラウンジを利用する場合は、ラウンジの入口でカードと搭乗券を提示するだけでOKです。

ゆったりとした座席やフリードリンク、無料Wi-Fiなどのサービスを受け、搭乗までの時間をリラックスして過ごせるでしょう。

空港ラウンジの種類は3つあります。

カード会社のラウンジ ゴールドカード、プラチナカード所持者など
航空会社のラウンジ 当該航空会社のビジネスクラス以上の搭乗券を持つ人
提携カードなどで利用できる場合も
プライオリティパスラウンジ 会員
プライオリティパス付きカード所持者

クレジットカードによって利用できる空港ラウンジは変わり、同伴者の扱いも違うため、会員規約などで確認してみるとよいでしょう。

海外旅行 クレジットカード

タイ旅行でクレジットカードを使うときの注意点

便利なクレジットカードですが、タイ旅行で利用するときの注意点が3つあります。

これらのポイントを押さえれば、安全で快適にタイでの時間を楽しむことができるはずです。

銀行や駅など、人通りの多い場所のATMを利用する

タイで海外キャッシングを利用する場合は、人目の届きにくい場所にあるATMではなく、銀行や駅など、人通りの多い場所に設置されているATMを使いましょう。

人気のない場所のATMでは、クレジットカード情報を盗むためのスキミング装置などが仕掛けられている可能性があるからです。

利用の前に、カードの取り込み口などに不審な機械が設置されていないか確認してから利用しましょう。

また、タイのATMでは、現金が先に出てきてからカードが返却される仕組みとなっているため、現金の取り出し後、うっかりカードを忘れないように注意する必要があります。

多額請求・盗難に注意

タイでクレジットカード払いを行った時は、利用伝票の金額を必ず確認しましょう。

知らないうちに金額が水増しされ、多額の請求の被害に遭うといった被害が報告されています。

また、タイは比較的治安がいいと言われていますが、スリや置き引きなどの被害が多いため、クレジットカードの盗難にも注意しなければなりません。

盗難に遭った場合は、届け出をすれば被害額は補償されるケースがほとんどですが、被害を大きくしないためにもすぐにカードを止める必要があります。

当然、その後カードは利用できなくなり、クレジットカードが1枚だけだと旅行中の支払いに困ってしまいます。

そのため、タイへの旅行の際はクレジットカードを複数枚持っていきましょう。万が一のトラブルで1枚が使えなくなっても、他のカードで支払いをすることができます。

紛失や盗難などトラブルの際はすぐにカード会社と警察に連絡する

スリに遭いクレジットカードで盗まれた、不正利用をされていたなど、クレジットカードのトラブルが起こったときには、すぐにカード会社と現地の警察に連絡しましょう。

まずカード会社に電話して、すぐにクレジットカードを止めてもらわなければいけません。

その後、被害に遭った地域の管轄の警察署に行って、盗難証明書を発行してもらう必要があります。

不測の事態に備え、あらかじめカード会社の連絡先をメモしておくのがおすすめです。

スマホに登録しておけばすぐに連絡できるので、出発前に登録しておくとよいでしょう。

海外旅行 クレジットカード

タイの観光地ではチップの支払いが一般的

タイの観光地ではチップの支払いが一般的

日本ではなじみのないチップの習慣ですが、タイではチップの支払いをするのが一般的です。

チップは、良いサービスをしてもらったことに対する感謝の気持ちのため、チップを渡さないというのはマナーの良いことではなく、またホテルなどではその後の対応が悪くなる場合もあります。

チップは総額の10%が相場

タイでのチップは、利用代金の10%ほどが相場です。

たとえば、家族でレストランで食事をした場合、食事代金が1,500バーツだとしたら、目安は150バーツということになります。

基本的に現金で渡すのが主流ですので、少額のお札をある程度用意しておきましょう。

両替をするよりも海外キャッシングの方が両替手数料を抑えることができるので、海外キャッシングで用意することをおすすめします。

チップを支払う必要がある場所

チップを支払う必要のある場所、必要なシチュエーションと金額の目安をまとめました。

場所 チップを支払う場面 目安金額
タクシー 端数はチップとして代金を支払う 荷物を持ってもらったなどの場合は20バーツ
ホテル ・荷物を運んでもらった時
・ベッドメイキングをしてもらった時
・ルームサービスを利用した時
ホテルの格によって20~100バーツ
レストラン 代金にサービス料が含まれていない場合 総額の10%
ツアー 基本的には料金込みのため、支払う必要なし ガイドに感謝を表したい場合には個人的に100バーツ渡す
マッサージ 応対してくれたスタッフに渡す 50~100バーツ
マッサージに満足した場合は高めに
ゴルフ ついてくれたキャディに渡す 400~500バーツ
打ちっぱなしの応対スタッフなら20~50バーツ
カラオケ 女性スタッフに渡す 100~500バーツ
カラオケのママなら330バーツ~

チップはさりげなく渡すのがスマートです。その場で財布を開くのではなく、あらかじめポケットに用意しておき、笑顔で渡しましょう。

コツをつかんでチップを渡せば、よりよいサービスを受けることができ、快適にタイでの時間を過ごすことができるでしょう。

タイでクレジットカードを使用するときによくある質問

タイでクレジットカードを使用するときによくある質問

最後に、タイでクレジットカードを使用する場合ついてよく頂く質問をまとめました。

タイでおすすめのクレジットカードは何ですか?

タイ旅行でおすすめのクレジットカードは、次の5枚です。

いずれも還元率が高く、海外旅行保険が利用付帯していたり、ツアー代金の割引を受けられるなどの特典のあるカードもあります。

クレジットカードの国際ブランドも重要ですので、対応店舗の多いVISAやMastercardを選ぶとよいでしょう。

タイでは現金とクレジットカードどちらを使うべき?

タイの都市部はクレジットカードが普及しており、ホテルなどの宿泊施設やレストランなどでは問題なく使えるところが多いですが、地元の小さな店舗やマーケット、観光地から離れた地域では、現金しか受け付けていない場合が多いです。

また、チップの支払いにも現金が必要です。

そのため、基本的にはクレジットカードの決済をし、カードが使えない場合にそなえて現金を少額用意する方が安全上好ましいでしょう。

タイで海外キャッシングをする時のやり方は?

タイでは、一部のATMで海外キャッシングを利用して現金の引き出しが可能です。

事前に自分のクレジットカードやデビットカードが海外キャッシングに対応しているか確認しましょう。 特に、VISAやMastercardのカードであれば多くのATMでご利用いただけます

また、海外ATMでは暗証番号(PIN)が必要になるため事前に確認し、忘れた場合は再設定しておきます。4桁のPINが一般的です。

海外キャッシングには、ATM手数料・カード会社のキャッシング手数料・利息が発生することがあります。

タイでJCBは使える?

タイでJCBカードは利用できます。ただし、VISAやMastercardに比べて対応店舗が少なく大型ショッピングモール、高級ホテル、日本食レストラン、百貨店、免税店などでは使用できますが、ローカル市場や屋台、小規模な飲食店、タクシーなどでは使えないことが多いです。

タイ旅行の際にはJCBカードだけではなくVISAやMastercardのカードも併用すると安心です。

タイで日本人はクレジットカードを作れる?

タイに住んでいる日本人であれば以下の条件を満たせばクレジットカードを作ることができます。

  • 長期ビザを持っていること(就労)
  • タイ国内での収入があること(給与証明)
  • タイの銀行口座を開設していること(給与入金等要求)

銀行によって審査基準は多少異なりますが、カシコン銀行やバンコク銀行、SCB(サイアム商業銀行)などの銀行であれば外国人向けにクレジットカードを発行しています

クレジットカードのタッチ決済は使える?

タイではタッチ決済が使えるところもあり、一部ではVisaタッチ・Mastercardコンタクトレスなどのタッチ決済が利用できます。

セブン-イレブンやスーパー・マクドナルド・スターバックスのほか、地下鉄などで対応しているところもありますが、一部のローカル店では対応していないお店もあるので注意しましょう。

タイでクレジットカードの不正利用を防ぐ方法はある?

タイで不正利用などのトラブルを防ぐためにはいくつかの方法があります。

支払いのためにでクレジットカードを店員にカードを渡すときは、目の前で決済してもらえるかどうかを注意して見ておきましょう。

スキミング防止のために、暗証番号の入力を他人に見られないようにしましょう。ATMはなるべく銀行や駅など人通りの多い場所に設置されているATMを使うこともひとつの方法です。

クレジットカードの海外利用手数料は?

クレジットカードを海外で利用する際には、国際ブランドのレートとカード会社の手数料が合計された手数料がかかります。手数料の目安は、VISAやMastercardの場合で約1.6〜2.2%、JCBであれば約1.6%です。

DCC(日本円決済)を選ぶと、さらに別途で手数料が上乗せされるので注意しましょう。

まとめ

今回は、タイのクレジットカード事情を紹介しました。

タイでも観光地はクレジットカードが利用できるところが多いですが、小さな店舗やバスやトゥクトゥク、マーケットなど現金しか受け付けていない場所もあります。

また、チップを支払うためにも現金は必要なので、海外キャッシングを利用するなどしてある程度の現金は用意しておきましょう。

不正利用や盗難の被害に遭わないようポイントをおさえ、タイへの旅行を楽しみましょう。

海外旅行 クレジットカード

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