モルディブの旅行費用は全部でいくら必要?現地でかかる費用を完全ガイド🇲🇻

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2024.10.28
モルディブ 費用

モルディブはインドの南にある1192島が集まった共和国です。1192島のうち111島がリゾート島となっており、基本的には1島に1つのリゾートが建設されています。

モルディブの特徴とも言える青い海に浮かぶ白い砂浜は、旅の特別感を演出してくれるので、大切なハネムーンにもおすすめです。水上コテージで、日本では味わえない非日常感を満喫して、体の底からリラックスしましょう。

モルディブへ旅行する際に気になるのが費用ではないでしょうか。航空券や時期、宿泊する日数、リゾートの種類などによって費用は大きく変わります。できる限り安い料金で旅するためにも、モルディブ旅行の平均費用を見ていきましょう。

モルディブ旅行にかかる総額費用はどのくらい?

あまりお金をかけずにモルディブ旅行を楽しみたいと思っている方にとって、気になるのは総額費用でしょう。モルディブ旅行のベースは主に3泊〜4泊となっています。出発の時期や航空券の種類、リゾートの種類などによっても変わりますが、まずは大まかな平均値から見ていきます。

3泊5日でかかるモルディブ旅行の費用

3泊5日でモルディブを旅行する際の費用相場は、1人あたり約340,000円〜です。

モルディブ旅行には3泊5日〜プランがあり、費用を抑えたい方におすすめの日程です。モルディブで過ごす時間が限られるため、移動に時間を取られないようマレ国際空港からより近いリゾートを選びましょう。短い期間でもモルディブを満喫できます。

費用相場よりも料金を抑えたい場合は、オフシーズンを狙うことで飛行機代を安く済ませられます。食事代は、オールインクルーシブのホテルならかかる費用を減らせるかもしれません。

モルディブは日本よりも物価が高いため、滞在にお金がかかります。オールインクルーシブでないホテルに宿泊する場合は、食事代を多めに見積もっておくとよいでしょう。

飛行機代 約120,000円~
ホテル代 約150,000円~
食事代 約50,000円~
アクティビティ代 約10,000円~
交通費 約3,000円~
通信費 約5,000円~

4泊6日でかかるモルディブ旅行の費用

4泊6日でモルディブを旅行する際の費用相場は、1人あたり約420,000円〜です。

余裕を持ってモルディブで過ごしたい場合には、4泊6日の日程をおすすめします。比較的余裕を持って過ごせるので、大切なハネムーンにもぴったりでしょう。家族旅行や仲の良い女友だちと行く女子旅でも、1週間近く過ごすことでより仲が深まるに違いありません。

費用相場よりも料金を抑えたい場合は、オフシーズンに旅行して飛行機代を安く済ませるほか、比較的リーズナブルなリゾートを選ぶのがよいでしょう。

高級リゾートのイメージが強いモルディブですが、お得な価格で宿泊できるホテルも多数あります。3泊する場合と比べて日程に余裕があるので、マレ国際空港から距離のあるリゾートを選ぶことも視野に入れてみてください。

飛行機代 約120,000円~
ホテル代 約200,000円~
食事代 約70,000円~
アクティビティ代 約15,000円~
交通費 約4,000円~
通信費 約6,000円~

モルディブ旅行に必要な費用一覧

引用元:JTB(コンスタンス ハラヴェリ モルディブで楽しむモルディブ)

モルディブ旅行の費用を見積もる際には、どの項目にどのくらいの費用が必要なのかを見ておきましょう。

モルディブでは航空券やホテル代のほかに、ジェットスキーやシュノーケリングなどのアクティビティや現地でかかる交通費、通信費などが必要です。

特に、現地で必要な費用は両替するなどして事前に用意しておかなくてはいけません。当日慌てないためにも、旅行前にかならずチェックしておきましょう。

航空券

モルディブから日本までは直行便がなく、アジアや中東地域で乗り継ぎをして、マレ国際空港まで13〜14時間ほどかかります。最低でも1回は乗り継ぎの必要があり、利用する便によってはフライトが長くなる場合もあるでしょう。

飛行機代を安く済ませたいのなら、格安航空会社(LCC)がおすすめです。ローシーズンなら70,000円〜、ハイシーズンなら200,000円〜、航空券を予約できるでしょう。しかし格安航空会社(LCC)だと乗り継ぎ時間が長い場合や預け荷物が有料の場合もあるので、旅行の仕方によって航空券の種類を選択してください。

日本航空(JAL)などのフルサービスキャリアを選ぶ場合は、格安航空会社と比較すると航空券が割高です。ただし機内サービスが充実しているほか、預け荷物は無料になるなどのメリットや魅力があります。

ローシーズン ハイシーズン
LLC 約70,000円~ 約200,000円~
フルサービスキャリア 約120,000円~ 約300,000円~

ホテル代

モルディブと聞いて、多くの人が思い浮かべるリゾート感溢れる高級ホテルや水上コテージだけではなく、スタンダードランクのホテルやゲストハウスも複数あります。

スタンダードランクのホテルやゲストハウスに宿泊する場合、注意したいのが現地での飲食代やアクティビティ代です。日本よりも物価が高いモルディブでは、飲食代やアクティビティ代にかかる料金が高くなる傾向にあります。

オールインクルーシブのホテルなら飲食代がホテル代に含まれているので、現地でかかる費用を抑えられるでしょう。

また1島に1リゾートを基本とするモルディブでは、マレ国際空港から水上飛行機やスピードボードで移動するのがメジャーです。送迎にかかる費用が別途必要なのかどうかも注意しながらホテル選びをしてみてください。

<ホテルのグレード>

スタンダード 約25,000円~
スーペリア 約45,000円~
デラックス 約70,000円~
ラグジュアリー 約100,000円~

オールインクルーシブとは

オールインクルーシブとは、リゾートに滞在している期間中の朝・昼・夜の飲食代がホテル代に含まれていることです。

ホテルによってはアクティビティ代も含まれるので、モルディブでジェットスキーやシュノーケリングなどのアクティビティを楽しみたいと考えている方は、宿泊予定のホテルがオールインクルーシブなのかどうかは注目したいポイントでしょう。

オールインクルーシブのホテルは一見費用が高く感じられますが、滞在中の飲食代やアクティビティ代などがかからない分、結果的にお得になる可能性があります。3食しっかり食べる方で滞在費用をお得に済ませたいのなら、オールインクルーシブのホテルを選ぶのが正解です。

食事代

モルディブ旅行で必要な食事代は、オールインクルーシブのホテルかそうでないかで異なります。

オールインクルーシブのホテルならば、滞在期間中の朝・昼・夜の飲食代がホテル代に含まれているため、一切かかりません。しかしオールインクルーシブのホテルでない場合には朝・昼・夜の飲食代が必要なため、1泊あたり5,000〜10,000円見積もる必要があります。

ホテルによっては「朝食のみ」「朝&夕食」が食事代として含まれている場合もあるので、その場合には一食分として3,000円〜5,000円を見積もりましょう。

モルディブでは、宿泊している島以外の場所へ出掛けるために、水上飛行機やスピードボードなどに乗らなくてはいけません。気軽に移動できないことを考えると、食事付きのホテルが安心です。

モルディブには現地でよく食べられている人気メニューがいくつかあります。滞在中に1度は食べておきたい代表的なメニューをご紹介しますので、宿泊しているホテルで食べられるかをぜひ確認してください。

<モルディブグルメの代表格>

ガルディア カツオを塩ゆでしたスープ。ご飯と一緒に食べるのが一般的。
ロシ 小麦や水から作られた薄いパン。カレーやシチューに添えられている。
マスフニ 魚と削りたてのココナッツで作られている朝ごはんの代表格。
マスリハ カツオやマグロなどの魚が使われているココナッツカレー。「マス」は魚を、「リハ」はカレーを意味している。

アクティビティ代

モルディブで外せないのがアクティビティでしょう。「1日滞在すれば島のことをすべて覚えられる」ほどの大きさの島も多くあるため、滞在する島の観光地を巡ると言うよりはマリンスポーツを楽しむ方が大半です。

よく楽しまれているマリンスポーツの例として、シュノーケリング、ダイビングなどがあげられます。人気のエクスカーションには、ほかのリゾートを巡る「アイランドホッピング」、遊覧飛行、マレ観光などがあるでしょう。

アクティビティの内容によって費用は大きく異なるため、5,000円〜30,000円を見積もっておくと安心です。リゾートによっては楽しめないアクティビティもあるので、モルディブで何をしたいのかを明確にしておくと、プランを立てやすいでしょう。

  • アイランドホッピング
  • 遊覧飛行
  • サンセットクルーズ
  • シュノーケリング・ダイビング・パラセイリング
  • カヌー・水上スキー・バナナボート など

現地での交通費

モルディブ旅行で滞在する島の多くは、1島30分程度で回れるため、島内で交通費がかかることはほとんどありません。現地でかかる交通費は0円と考えてよいでしょう。

注意したいのが、マレ国際空港から宿泊予定のリゾートまでの移動にかかる費用です。1島に1リゾートが基本のモルディブでは、マレ国際空港から「水上飛行機」「スピードボード」「国内線」を使って移動しなくてはいけません。送迎費用はホテル代に含まれているケースとそうでないケースがあります。

3つの移動方法のなかで一番リーズナブルなのはスピードボードです。ただしマレ国際空港からの距離が近い場合や中程度ならばスピードボードが使えますが、長距離の場合は水上飛行機や国内線を使って移動しなくてはいけません。

旅行の費用を安く済ませたい場合は、送迎費用がどのくらい必要なのか、かならずチェックしておきたいポイントです。

スピードボード 約20,000円~ ・リーズナブル
・飛行機の到着時間に合わせて発着してもらいやすい
水上飛行機 約70,000円~ ・日中運航している
・水上飛行機から絶景が見られる
国内線 約50,000円~ ・夜間も飛行可能
・長距離移動できる

お土産代

旅の思い出や友だち・家族へのプレゼントとしてお土産を購入する方も多いでしょう。モルディブ旅行の計画を立てる際には、お土産代も見積もっておきます。何をどの程度購入するのかによっても異なりますが、約10,000円〜用意しておくと安心です。ただしモルディブは日本よりも物価が高いため、あまりにも低く見積もりすぎると予算オーバーする可能性があります。

モルディブには日本にあるようなショッピングモールがなく、お土産を購入するのならホテルや空港、首都のマレです。各リゾートでしか購入できないオリジナルグッズを展開しているホテルもあるので、特別感のあるお土産を購入したい人にぴったりでしょう。

モルディブで人気のお土産はモルディブフィッシュ、料理用のスパイス、紅茶、雑貨などです。特にモルディブフィッシュはモルディブの特産品であり、日本のかつお節と似た食材です。日本に帰ってからもモルディブらしいメニューを楽しみたいという方におすすめです。

モルディブフィッシュ モルディブのかつお節。モルディブの特産品
料理用のスパイス カレーパウダー など
紅茶 隣国のスリランカ産の紅茶が多い
雑貨 隣国のスリランカで人気のブランド「BAREFOOT」のぬいぐるみやバッグ、貝やサンゴをあしらったフォトフレームが人気

通信費

海外旅行へ行く際に、モバイル型のWi-Fiルーターをレンタルする方は多いでしょう。Wi-Fiルーターをレンタルする際に必要な大まかな費用は、1日あたり1,000円〜1,500円程度です。6日滞在する場合では、単純計算で6,000円〜9,000円程かかるため、負担に感じる人もいるかもしれません。

モバイル型のWi-Fiルーターをレンタルする方法以外に、現地のSIMカードを購入する方法もあります。現地のSIMカードを使えば、1週間の滞在ならばデータ無制限の使い放題で1,000円程度に通信料を抑えられるでしょう。ただしスマートフォンにSIMカードを差し替えなくてはいけないため、英語に不慣れだと戸惑うかもしれません。

通信費を抑えたい場合には、無料で使えるWi-Fiを活用する方法もあります。デメリットとして「不特定多数の人が使用するため、セキュリティ面での不安を感じる」「無料で使えるWi-Fiスポットを探す手間がかかる」があげられるので、どの方法が一番自分に合っているのかよく検討してください。

<かかる費用>

モバイル型Wi-Fiルーターのレンタル 1日あたり1,000円〜1,500円程度
現地のSIMカードを購入 1週間で1,000円程度
無料のWi-Fiスポット 無料

海外保険費用

海外旅行をする際には、万が一の事態に備えて、海外保険の加入は済ませておきたいところです。海外保険費用は滞在日数によって異なります。1日あたり1,000〜1,500円が目安であり、3泊5日なら5,000円、4泊6日なら6,000円程度必要でしょう。加入する保険によって補償内容が異なるので、契約前によく確認してください。

クレジットカードを保有している人は、クレジットカードに付帯している海外保険を使用できます。ゴールドカードやプラチナカードなら、海外旅行保険を補償するオプションがついているので、旅行前に確認しておきましょう。

海外保険の加入は任意ですが、怪我や病気に備えておくことで、旅行中の心配事が減ります。モルディブ旅行の費用を抑えたい方も、海外保険の加入は検討しましょう。

<海外保険費用の目安>

3泊5日 約5,000円~
4泊6日 約6,000円~

モルディブ旅行の費用を抑えて観光するポイント

少しでも旅行にかかる費用を抑えたいという方は、モルディブ旅行をお得に済ませるポイントを押さえておきましょう。

高級リゾートでのバカンスがイメージされるモルディブ旅行は、多額の費用がかかる印象がありますが、リーズナブルな価格で旅行を楽しむことも十分可能です。

低予算でもモルディブ旅行を楽しむために、お得に観光するポイントを見ておきましょう。

オフシーズンを狙う

モルディブ旅行の費用を抑えたい場合は、5〜10月のオフシーズンが狙い目です。モルディブのベストシーズンは1~4月であり、4月頃が最も暑くなります。一方、オフシーズンは5〜10月です。この時期は降水量が増えて、雨季に突入します。なかでも5月と10月は降水量が多く、海が荒れる日もあるので、場合によってはマリンスポーツを楽しめなくなるでしょう。

基本的にモルディブは一年中常夏で、Tシャツで過ごせる日ばかりです。しかしオフシーズンは雨に降られる確率が高くなるため、料金が安く設定されるケースが多いのです。費用を抑えたいのなら、5〜10月に旅行することをおすすめします。

費用が高くなる時期 1~4月(ベストシーズン)、お盆休み、年末年始、ゴールデンウイーク
費用を抑えられる時期 お盆休み、年末年始、ゴールデンウイーク以外の5〜10月(オフシーズン)

航空券の節約術

航空券を節約すれば、費用を大幅に抑えられるでしょう。格安航空会社(LCC)を利用し、オフシーズンである5〜10月に旅行すれば、航空券代を往復で70,000円程度に費用を抑えられる可能性があります。

仮に日本航空(JAL)などのフルサービスキャリアを利用してハイシーズンに旅行する場合、往復で300,000円以上かかることも珍しくありません。費用を節約するためには、旅行の時期とローコストキャリアの選択が鍵になるでしょう。

宿泊費の節約術

リゾートへのこだわりポイントをできる限り減らすことで、モルディブ旅行にかかる宿泊費を抑えられます。モルディブには高級リゾートだけでなく、リーズナブルな価格で宿泊できるホテルも数多くあります。

ホテルのランクを「ラグジュアリー」から「デラックス」へ、「スーペリア」から「スタンダード」へ落とすことで数万円の差が生まれるでしょう。

また、モルディブのリゾートらしい「プール付きのヴィラ」「水上コテージ」「一棟独立型」「バスタブから海が見える」「コテージから階段で海へ降りられる」これらの条件を諦めたり、緩めたりすることで、宿泊費を節約できます。

選択できるホテルの数が限られるデメリットもありますが、お財布と相談しながら無理なく旅行するためには、かならず見直したいポイントです。

予算別モルディブ旅行プラン

引用元:HIS(モルディブアイランド7日間)

ここからは、予算に応じたモルディブ旅行のプラン別過ごし方を見ていきましょう。

ハネムーンにも!贅沢な旅行プラン

大切なハネムーンでモルディブへ行くのなら、思い切り贅沢なプランを立ててみませんか。叶えたい希望をできる限り詰め込んだ豪勢な旅にしましょう。

ホテルは水上コテージや一棟独立型のヴィラなど、モルディブらしい高級リゾートがおすすめです。航空券は、サービスが充実した日本航空(JAL)などのフルサービスキャリアがぴったりでしょう。

フルサービスキャリアなら、お土産などで荷物が多くなってしまっても、預け荷物は無料なので安心です。

サンセットドルフィンクルーズやシュノーケリングなどのアクティビティにも参加して、夫婦の思い出をたくさん作りましょう。食事はオールインクルーシブでもよいですが、リゾートによっては水中レストランで食事ができる施設もあります。プランを立てる際には、叶えたい希望をすべて書き出してから決めていきましょう。

家族旅行にもおすすめ!中価格帯の旅行プラン

家族旅行でモルディブへ行く際には、子どもたちとの楽しい思い出をたくさん作るために、アクティビティに重点を置きましょう。

子どもの年齢によって適したアクティビティは異なりますが、アイランドホッピングやマーレ観光なら未就園児でも楽しめます。マリンスポーツができる年齢ならシュノーケリング、ダイビング、パラセイリングをして楽しみましょう。

モルディブへは日本からの直行便がないため、アジアや中東地域で乗り継ぐ必要があり、13〜14時間ほどかかります。機内でできる限り快適に過ごすためにも、サービスが充実した日本航空(JAL)などのフルサービスキャリアがおすすめです。ホテル選びの際には、食事に悩まなくてもよいオールインクルーシブがよいでしょう。

30万円に抑えたい!格安旅行プラン

モルディブ旅行の費用を1人30万円以内に抑えたい場合には、格安の旅行プランを練る必要があります。

航空券を予約する際にはオフシーズンを狙い、格安航空会社(LCC)を利用します。フルサービスキャリアにこだわらなければ、費用を数万〜十数万円減らせる可能性がでてきます。ホテルはモルディブらしい水上コテージなどの高級リゾートにこだわるのではなく、スタンダードランクのホテルも視野に入れてみてください。

オールインクルーシブのホテルなら飲食代が含まれているので現地でかかる費用をぐんと抑えられるはずです。3泊5日の日程にして、滞在日数を減らすのもおすすめの節約術ですので、ぜひ取り入れてみてください。

モルディブ旅行に関する基本情報

引用元:HIS(モルディブアイランド6日間)

モルディブ旅行を計画する前に、基本的な情報を身につけておきましょう。

日本からの移動時間

日本からモルディブまでは13〜14時間ほどかかります。日本からのモルディブまでの直行便はなく、アジアや中東地域で乗り継ぐ必要があります。プランによっては乗り継ぎに時間がかかる場合もあるので、さらに移動時間が長くなる可能性もあるでしょう。

日本との時差

日本とモルディブの時差は4時間です。日本の方が早く時間が進んでおり、たとえば日本が日曜日の15:00なら、モルディブでは日曜日の11:00になります。軽度の時差ボケを引き起こす可能性があるので、倦怠感や眠気を感じるようなら無理せず軽い休憩を取りましょう。

物価は日本よりやや高い

物価は日本よりやや高く、現地のレストランやお土産店では予算を多めに見積もる必要があります。モルディブではルフィヤ(MVR)が使われており、レートは1ルフィヤ(MVR)あたり約9.86円(2024年10月26日現在)です。

たとえば500ミリリットルのミネラルウォーターは約6ルフィヤ(約59円)、レストランでコーヒー1杯を頼むと約70ルフィヤ(約690円)になります。物価は日々変動するので旅行前にかならず確認しておきましょう。

チップの有無

モルディブにはチップの文化はありません。ただしリゾートのレストランなどでは飲食代に10%のサービス税が加算されます。チップを渡す習慣はありませんが、心のこもった対応をしてもらった際に、お礼として渡す分には問題ありません。

日本からのビザの有無

日本国籍の人がモルディブへ観光目的で入国する場合、30日以内であればビザは必要ありません。申請手続きは不要です。しかし30日を超えるようであればビザが必要なので注意してください。

治安の良さ

モルディブの治安は比較的良好です。しかしなかにはスリや置き引き被害にあう観光客もいるため、貴重品は肌身離さず持ち歩くことをおすすめします。夜間に人通りの少ない道を一人で歩かないようにして、安全に楽しく旅行しましょう。

モルディブ旅行で注意すべきポイント

引用元:HIS(モルディブアイランド6日間)

モルディブへはじめて旅行する際に、気を付けたいポイントがいくつかあります。

街中でお酒はNG

モルディブの街中で飲酒はできません。モルディブはイスラム教の国家であり、アルコールの摂取が禁じられているためです。ただしお酒が飲めないのは街中のことで、リゾートホテル内のレストランなどであればOKです。リゾートホテルはアルコールを販売するための免許を所有しているので、安心して飲酒してください。

露出の高い服装は避けると安心

モルディブの街中では、露出の高い服装で出歩かないようにしましょう。モルディブはイスラム教の国家であり、「ヒジャブ」という衣装を身にまとって過ごしています。街中を散策する場合には、旅行者であっても肌の露出を避けると安心です。

トイレットペーパーはゴミ箱へ

お手洗いでトイレットペーパーを使った際は、トイレに流さず傍に備え付けてあるゴミ箱へ入れてください。日本ではペーパーを流すのが主流のため、ついトイレに流してしまいたくなるものです。リゾート内のトイレなどでは外付けのウォシュレットがついているので、洗い流してからトイレットペーパーを使えば、においを気にせず済むでしょう。

モルディブ旅行でよくある質問

引用元:HIS(モルディブアイランド6日間)

モルディブ旅行を計画する前に、気になるポイントや疑問を解消しておきましょう。

モルディブ旅行の一人当たりの平均予算はいくら?

モルディブへ旅行に行く場合、一人当たりの平均予算は、3泊5日の場合に約340,000円、4泊6日の場合に約420,000円です。ただしモルディブへ出かけるシーズンや利用する航空券、宿泊先によって必要な費用は大きく異なるので、お財布と相談しながらプランを立ててみてください。

家族でのモルディブ旅行費用はどれくらい?

家族でモルディブ旅行を楽しむ場合、夫婦2人なら約700,000円~、夫婦2人・中学生の子ども2人の四人家族なら1,400,000円~の費用が必要です。人数が増えれば増えるほど費用は高くなります。予算を抑えたいのなら格安航空を利用したり、リーズナブルな価格のホテルに宿泊したりするなどして、旅行費用を節約しましょう。

モルディブ旅行は何泊あれば安心?

モルディブ旅行は3泊5日から楽しめます。格安旅行を目指すのなら3泊5日で、モルディブを満喫したいのなら5泊6日や5泊7日にすれば、旅を満喫できるでしょう。5月〜10月の雨季に旅行する際には雨に降られる確率が高くなるので、たとえば1週間程度滞在して余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。

まとめ

モルディブには1島に1つのリゾートが建設されており、大切なハネムーンや家族旅行、女子旅におすすめの行き先です。

モルディブの特徴とも言える青い海に浮かぶ白い砂浜は、旅の特別感を演出してくれます。普段は味わえないゆったりとした時間を過ごして、充実した旅の思い出を作ってください。

モルディブ旅行を計画する際には、お財布と相談しながら無理のないプランを立てましょう。航空券や時期、宿泊する日数、リゾートの種類などによって費用は大きく変わります。まずは叶えたい希望をリストアップしてから、モルディブ旅行のプランを立ててみてください。

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