まるで本物!?株式会社食品サンプル製作体験カフェの環境に優しい持続可能な取り組み

株式会社食品サンプル製作体験カフェ 広報ご担当者様インタビュー

introduction

画像引用元：株式会社食品サンプル製作体験カフェ公式Facebook

本物そっくりの食品サンプルを作る体験ができる 「株式会社食品サンプル製作体験カフェ」。レストランのショーケースで目にする食品サンプルは、日本独自の文化のひとつですが、それを自分の手で作れるとなると、ワクワクしませんか？

食品サンプル製作体験カフェでは、SDGsの視点を大切にし、環境負荷の少ない店舗運営 にも力を入れています。そのひとつが、キャッシュレス決済の推進です。JCBのホワイトペーパーによると、現金決済に比べてキャッシュレス決済の方が 1取引あたりのCO2排出量が約半分 というデータがあるそうです。このデータをもとに、「株式会社食品サンプル製作体験カフェ」では、積極的にキャッシュレスを導入し、環境にやさしいお店作りを目指しています。

今回は、株式会社食品サンプル製作体験カフェの広報担当の方に、環境への取り組みやお店の魅力についてお話を伺いました。

画像引用元：株式会社食品サンプル製作体験カフェ公式Facebook

株式会社食品サンプル製作体験カフェの事業内容や理念について教えてください。

画像提供元：株式会社食品サンプル製作体験カフェ

広報担当の方：

「食品サンプル製作体験カフェ」は、日本の伝統技術である食品サンプル作りを気軽に体験できるカフェです。私たちは、訪れるお客様にリアルで美しい食品サンプルを自分の手で作る楽しさを提供し、日本の職人技や文化の魅力を発信することを目指しています。

また、「作る楽しさを通じて、驚きと感動を届けること」を大切にしており、お子様や初心者の方でも安心して楽しめるよう、スタッフが丁寧に指導しながら特別な思い出づくりをサポートしています。

国籍や年齢、性別を問わず、どなたでも楽しめる体験づくりに日々取り組んでおりますので、日本の伝統文化に触れながら、オリジナルの食品サンプルを作る感動を、ぜひ体験してみてください。

食品サンプル製作体験カフェのコンセプトと、エコツーリズムやSDGsを意識した取り組みについて教えてください。

画像引用元：株式会社食品サンプル製作体験カフェ

広報担当の方：

私たちは、「日本の伝統技術を楽しく学び、作る喜びを味わう」をコンセプトに運営しています。食品サンプル製作を通じて、職人の技や文化の一端に触れながら、お客様自身が手を動かして作品を作ることの達成感や驚きを感じていただきたいと考えています。国籍や年齢、性別を問わず、どなたでも楽しめるよう、スタッフは丁寧でわかりやすいレクチャーを心がけています。

また、食品サンプル製作の楽しさを知ってもらうことが、食品サンプルという日本文化の保全につながるとも考えています。近年、お店の前に食品サンプルを並べる飲食店が減少していると感じることがあります。もちろん、ディスプレイに料理の写真を使うのも良い方法ですが、立体感のある食品サンプルだからこそ伝えられる料理の魅力や、視覚的に食欲を刺激する力もあるのではないかと思っています。

デジタル化が進む時代ですが、食品サンプルという”モノ”づくりの文化を後世に伝えていくことも大切だと考えています。

環境負荷を減らすためにどのような取り組みをされていますか？

画像引用元：株式会社食品サンプル製作体験カフェ

広報担当の方：

食品サンプル製作体験カフェでは、環境に配慮し、持続可能な社会づくりに貢献するために、さまざまな取り組みを行っています。

廃棄物の削減
体験で使用する食品サンプルの素材は、廃棄が出ないように慎重に準備し、材料の無駄を最小限に抑えるよう努めています。また、体験で使用する道具や容器についても、再利用できるものは極力再利用し、使い捨てを減らす工夫をしています。

デジタル化の推進
予約管理はすべてデジタル化することで紙の使用を削減し、さらに、完全キャッシュレス決済を導入しています。現金決済とキャッシュレス決済のどちらが環境負荷を軽減できるのかについては諸説がありますが、JCB様が公表しているホワイトペーパー「日本における現金およびキャッシュレス決済に関するCO2排出量（カーボンインパクト）の調査結果」によると、現金よりもキャッシュレス決済の方が1取引あたりのCO2排出量が少ないと推定されています。
日本における現金およびキャッシュレス決済に関するCO2排出量（カーボンインパクト）の調査結果

訪日外国人観光客に向けた取り組みなどあれば教えてください。

画像引用元：株式会社食品サンプル製作体験カフェ

広報担当の方：

訪日外国人観光客の方々にも食品サンプル製作を楽しんでいただけるよう、さまざまな取り組みを行っています。

まず、英語での体験ガイドに対応し、スタッフの英語習熟度には個人差がありますが、基本的な体験内容はすべてのスタッフが英語でガイドできるよう準備を進めています。英語に苦手意識を持つスタッフもいますが、海外からお越しのお客様にも食品サンプル作りの楽しさをしっかり伝えられるよう、日々努力しています。

また、公式ウェブサイトの英語対応も整えており、ウェブサイトのボタン1つで英語に切り替えが可能です。近年、Google翻訳やDeepL翻訳などの自動翻訳技術の精度は向上していますが、食品サンプルの専門用語が正しく伝わるよう、英語専用ページを作成しました。

さらに、完全キャッシュレス決済を導入しているため、現金を持たない海外のお客様でも安心してご来店いただけます。

食品サンプル作りの体験を通じて、お客様に驚きや新たな気づきを提供するために工夫していることはありますか？

画像提供元：株式会社食品サンプル製作体験カフェ

広報担当の方：

お客様に「ただ楽しい」だけでなく、「ななめうえ」の驚きや気づきを提供するために、さまざまな工夫をしており、その一つが 食品サンプルと本物の食品を見比べる体験です。

食事付きコースを選んでいただいたお客様には、食品サンプル製作後に、作ったサンプルと同じ料理を実際に召し上がっていただいています。例えば、オムライスの食品サンプルを作った場合、その後、本物のオムライスをご提供しています。

本物と並べて見ることで、食品サンプルの精巧さや奥深さをより実感していただけるのではないかと思っています。

今後の事業展開において、エコツーリズムやSDGsに関連して、新たに挑戦したいことはありますか？

画像引用元：株式会社食品サンプル製作体験カフェ

広報担当の方：

今後さらに食品サンプル文化の魅力を多くの方に知っていただくため、情報発信の強化に取り組みたいと考えています。特に海外では、「食品サンプル」という文化自体の認知度がまだまだ高くないと感じています。私たちにできることは限られていますが、ご来店いただいたお客様だけでなく、当店のホームページを訪れる方にも食品サンプルの面白さを伝えられるよう、情報発信を行なっていきたいと思っています。

また、食品サンプルメーカー様との国際的なイベントへの参加も視野に入れ、提携している食品サンプルメーカー様と協力しながら、持続可能な観光やものづくりに関連する展示会やカンファレンスに参加し、日本の食品サンプル技術を世界に向けて紹介できたらと考えています。

株式会社食品サンプル製作体験カフェ・会社概要

職人技と驚きを体験できる株式会社食品サンプル製作体験カフェのまとめ

画像引用元：株式会社食品サンプル製作体験カフェ

「食品サンプル製作体験カフェ」は、日本の伝統技術である食品サンプル作りを気軽に体験できる場所。見た目そっくりに仕上がる食品サンプルの制作を通じて、職人技の細やかさや奥深さを感じることができ、ただ作るだけではなく、本物の料理と見比べることで、新たな気づきや驚きがあるのも魅力のひとつです。

また、訪日観光客にも楽しんでもらえるよう、英語での体験ガイドや多言語対応の公式サイトを整備。完全キャッシュレス決済を導入するなど、時代に合わせた工夫もされています。

ものづくりの楽しさを体験しながら、日本の職人技のすごさを実感できる「食品サンプル製作体験カフェ」。観光の思い出作りにはもちろん、日常では味わえない驚きや発見が詰まったこの体験を通して、新たな感動を見つけることができることでしょう。

この記事を書いた人

tyinkarbel

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