日本にいながら、世界中の絵画を楽しめる「大塚美術館」のななめうえな魅力を紹介!
本日は徳島県にあり、国内外の名画を陶板を使って展示している「大塚国際美術館」さんを取材させていただきました。
その膨大な展示数は見るものを圧倒させ、美術好きならば1日滞在しても飽きることはないでしょう。
また、大塚国際美術館がある徳島県鳴門市は同施設以外にも魅力的な観光スポットが盛り沢山です!
徳島県を訪れた際は、ぜひ鳴門市にも足を運んでみてくださいね。
※当記事で使用している写真は大塚国際美術館の展示作品を撮影したものです
大塚国際美術館とは?
大塚国際美術館は、徳島県鳴門市の鳴門公園内にある美術館です。
陶板で作成された複製画を中心に展示しており、延床面積は3万平方メートル近くある開館当初は日本一の敷地面積を誇る美術館として、1998年(平成10年)に設立されました。
現在は国立新美術館にその地位を譲って入るものの、日本屈指の広さであることは代わりありません。
その美しさから、徳島新聞社と徳島観光協会が選定する「とくしま88景」にも選定されています。
大塚国際美術館で実施中のイベントを紹介
大塚国際美術館では美術館をより楽しんでもらえるように、さまざまなイベントを実施しています。
現在特に大きな話題を集めているイベントが、「本気(マジ)の没入3本立て!#アートコスプレフェス2024」。衣装や小物を身に着けて、名画に扮した背景を使って写真を撮影することで、まるで自分が名画の一部になったかのような体験ができるイベントとなっています!
衣装や小物は美術館側が用意してくれているので、手ぶらで訪問しても大丈夫ですし無料で参加できるのはとても魅力的です!
このイベントは11月4日までの期間限定となっているので、気になる人は早めに大塚国際美術館を訪れてくださいね。
私達がおすすめする大塚国際美術館の魅力
- 世界中の名画を鑑賞できるだけではなく、記念撮影も可能!
- 古代遺跡・礼拝堂など立体的に再現した空間もある
大塚国際美術館最大の魅力は、やはり世界各国の名画をひとつの美術館で楽しめるという点ではないでしょうか。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」や「最後の晩餐」、ゴッホの「ひまわり」など、美術の知識がまったくない人でも一度は見たことがあるような世界中の名画がいたるところで展示されています。
もちろんこれらは複製ではあるものの、陶板で複製されたこれらの絵画は本物とは異なる味もあり、ただのレプリカとは大きく異なる雰囲気を楽しめます。
また、美術館では絵画を撮影することを禁止している美術館が多いですが、大塚美術館では写真撮影を許可していて、展示している絵画の前で記念撮影することも可能ですよ!
展示している作品数は1,000点を超え、鑑賞ルートは実に4キロメートルもあるので、一度訪れればきっと満たされた気持ちで美術館を後にすることとなるでしょう。
また、展示している空間にもこだわっており、礼拝堂の壁画を展示している空間は実際に礼拝堂で鑑賞しているかのような空間演出がなされています。
ほかにも古代。中世・近代など、年代ごとに展示室の空間を変えており、部屋の雰囲気を楽しめるのも大塚国際美術館の魅力の一つと言えるでしょう。
私達がおすすめする、徳島県鳴門市の魅力
徳島県鳴門市は大塚国際美術館以外にも見どころがたくさんです。
鳴門市の観光スポットでもっとも有名なのは、「鳴門のうず潮」ではないでしょうか。
鳴門市にはうず潮を鑑賞するための専用の船があり、乗船することで大迫力の渦潮を間近で鑑賞できますよ!
ちょっと一休みしたい人におすすめなのが、「駅前足湯 ふろいで~」です。
JR鳴門駅には、なんと誰でも利用できる足湯スペースがあり、お湯は「天然温泉 あたら湯」の源泉を引いているので、癒やし効果は抜群ですよ。
電車で観光した帰りなどに、立ち寄って旅行の疲れをとるには絶好のスポットといえるでしょう。
大塚国際美術館の今後の展望
大塚国際美術館の運営者たちは、今後美術館は訪れてもらう場所としてではなく、外に出ていくことも必要だと考えています。
大塚国際美術館は陶板の絵画を展示している美術館です。
現在展示している作品は大きいため、外部に持ち出すことは困難ですが、今後は持ち運べる小さなサイズの陶板も制作し、学校などへ貸し出すことも計画しています。
陶板を実際に学生に見てもらい、その素晴らしさを体験することで美術や芸術に興味を持ってもらうきっかけになれば、そういった人たちは近い将来大塚国際美術館を実際に訪れたいと考えるようになるでしょう。
まとめ
大塚国際美術館の魅力について紹介しました。
大塚国際美術館は日本国内にいながら世界中の名画を鑑賞できる、徳島県を代表する観光スポットのひとつです。
徳島県出身のアーティストである米津玄師さんが、紅白歌合戦初出場時の舞台としてこの美術館を選んだことがきっかけで多くの人に注目され、国内外から多くの観光客が訪れています。
大塚国際美術館は日本最大級の常設展示スペースを有しており、ゆっくり見学して回ると美術館鑑賞だけで1日が終わってしまうほどです。
かなり歩くことになるので、来場する際は歩きやすい靴で訪れてくださいね。
◎基本情報
- 所在地: 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1
- 開館日: 1998年3月21日
- 営業時間: 9:30〜17:00(入館は16:00まで)
- 公式サイト:https://o-museum.or.jp/