日本一の「茶の都」で飲んで学ぶ”ななめうえ”のお茶の魅力|ふじのくに茶の都ミュージアム

2024.08.29 mika

ふじのくに茶の都ミュージアムは、日本一の生産量や流通量を誇る「茶の都」静岡県のお茶の文化の拠点として誕生した、全国でも珍しいお茶専門の博物館です。

日本や静岡のお茶の産業、文化、歴史、民俗に加えて世界の喫茶文化を実物の資料や映像でわかりやすく紹介しています。

本格的なお茶室では抹茶と和菓子を召し上がることができ、ご希望があれば自分で抹茶を点てることもできます。

また、ミュージアムショップが併設されていて、ジェラートパフェを食べたり、お買い物を楽しんでいただくことができます。

静岡県の主幹作物であるお茶を振興する施設として静岡県が運営しており、本県茶業が繁栄し続けられるよう県内や県外、海外のお客様にお茶の魅力を伝えています。今回はふじのくに茶の都ミュージアムの石川さんに魅力のインタビューを伺いました。

ふじのくに茶の都ミュージアムの魅力と展望

施設の概要・想いを教えてください

ーふじのくに茶の都ミュージアムについて教えてください。

はい、ふじのくに茶の都ミュージアムは、日本一の生産量と流通量を誇る「茶の都」静岡県の茶文化の拠点として誕生した、お茶専門の博物館です。

日本や静岡のお茶の産業、文化、歴史、民俗に加え、世界の喫茶文化を実物の資料や映像でわかりやすく紹介しています。

本格的なお茶室では抹茶と和菓子を楽しむことができ、自分で抹茶を点てる体験も可能です。

併設されたミュージアムショップでは、ジェラートパフェを楽しんだり、お買い物を楽しむことができます。

静岡県が運営するこの施設は、静岡県の茶業が繁栄し続けるよう、県内外や海外のお客様にお茶の魅力を伝えることを使命としています。

ふじのくに茶の都ミュージアムのイチオシ事業

ー施設で特に力を入れている事業やイベントについて教えてください。

ふじのくに茶の都ミュージアムでは、毎年新茶シーズンに「新茶フェア」を開催しています。

茶畑の中で新茶を摘む「茶摘み体験」や、新茶フェア限定の新茶を楽しめるさまざまな体験が用意されています。

私たちがおすすめする、”ななめうえ”の見どころ

ーこのふじのくに茶の都ミュージアムの見どころについて教えてください。

はい、ふじのくに茶の都ミュージアムの見所は全部で3つあります。

1つ目は世界のお茶茶葉ギャラリーです。世界各国から集められた60種類の茶葉を実際に触ったり、香りを嗅いだりすることができます。

2つ目は、茶室「縦目楼」です。江戸時代の大名茶人、小堀遠州が手掛けた茶室を復元し、茶道体験を提供しています。抹茶と和菓子を楽しみながら、自分でお茶を点てることもできます。

最後は牧之原大茶園展望テラスです。茶園面積約5,000haの広大な茶畑「牧之原台地」を一望でき、粟ケ岳に見える茶文字も迫力満点です。

晴天時のテラスでは、牧之原ティーテラス体験(ワイングラスタイプ・有料)を実施しており、ボトリングティーの冷茶をお楽しみいただけます。

私たちがおすすめする、この街全体の魅力

ー静岡県島田市の魅力は何ですか?

ふじのくに茶の都ミュージアムが位置する静岡県島田市は、全国でも有数の茶産地であり、茶畑に囲まれた自然豊かな街です。

日本庭園からは茶畑、大井川、市街地、遠くには富士山を望むことができ、四季折々の美しい風景を楽しめます。

地元の人々はお茶への関心が高く、特産品であるお茶に誇りを持っています。自然豊かなこの街で、地元自慢のお茶を楽しんでいただけます。

今後の展望/どんな施設でありたいか

ー今後の展望や目指している施設像について教えてください。

静岡県の茶業振興に寄与する施設として、お茶の歴史や文化、茶畑の風景、美味しいお茶とお茶グルメを通じて、お茶の魅力を丸ごと体感していただける施設を目指しています。

充実した展示や体験メニューを通して、多くのお客様にお茶の魅力を伝え、ふじのくに茶の都ミュージアムを訪れた方が一人でも多くお茶のファンになってくださることを期待しています。

「静岡県といえばお茶、お茶といえばふじのくに茶の都ミュージアム」となるよう、今後も努力してまいります。

ー石川さん、ありがとうございました!

基本情報

アクセス・営業時間

所在地:静岡県島田市金谷富士見町3053-2

アクセス

JR金谷駅からバスで約5分

JR静岡駅から車で約50分

営業時間

9:00〜17:00(最終入館は16:30)

※茶室は、9:30~16:00(入室は15:30)

休館日:火曜日(祝日の場合は翌日休館)、年末年始

公式サイト

詳しい施設概要は公式サイトをご確認ください。

https://tea-museum.jp/

日本一の茶の都、ふじのくに茶の都ミュージアムで、日本のお茶文化を深く理解し、美しい茶畑の風景を楽しみながら、

美味しいお茶をいただく心豊かなひとときをお過ごしください。

この記事を書いた人

mika

旅行・観光業界に3年間勤め、web業界に転職の経歴あり。趣味は旅行・温泉・グルメで、直近5年間で47都道府県全制覇しました!現地に足を運んだ筆者ならではの視点で「ななめうえ」の旅先を紹介していきます。