地元の特産物が堪能できるグルメも充実!東北地方でおすすめの道の駅を紹介

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2024.09.04
東北 道の駅

旅行中の立ち寄り場所やドライブの目的地として手軽に利用できる道の駅は、今では単なる食事やお土産の場を超えて、多様なアクティビティを楽しめるレジャースポットへと進化しています。

東北地方にある道の駅を6ヶ所、紹介します。地域特有の美味しい料理が堪能できるだけでなく、子ども連れにぴったりの体験型施設も充実しているでしょう。

家族や恋人、あるいは一人での旅にぴったりの目的地として、ぜひ訪れてください。

道の駅とは

画像引用元:十和田湖国立公園協会

道の駅は、「高速道路のサービスエリアの感覚を一般道にも」という利用者の要望を背景に、1993年(平成5年)に当時の建設省によって始められました。

自治体と道路管理者が協力して作り、国土交通省の認可を受けることで正式に「道の駅」として登録されますが、現在では全国で1,200を超える道の駅が登録され、賑わいを見せています。

引用元:内閣府

道の駅は、利用者に以下のような3つの機能を提供しています。

  • 休憩機能・・24時間無料で使用可能なトイレや駐車場が完備されている
  • 情報提供機能・・道路や観光、緊急医療に関する情報を提供している
  • 地域連携機能・・観光やレクリエーション、地域文化の振興をテーマに、地域との交流促進を担っている

さらに、「道の駅連絡会」と呼ばれる組織が、道の駅間での交流や情報交換を実施し、施設としてのサービスや品質向上に努めています。

それぞれの道の駅では、地域の特色を活かした文化や情報発信、イベントの開催を通じて、訪れる人々に楽しい時間を提供しています。
具体的には、以下の5通りの楽しみを体験できるでしょう。

道中の疲れを癒す

最近では、ユニークな施設やサービスで訪れる人々の興味を引く「道の駅」が増えています。

特に、長野県富士見町を通る国道20号に位置する「信州蔦木宿」は、利用者が立ち寄るたびにくつろぐことができる日帰り温泉が併設されており、旅の途中での疲れを効果的に和らげると評判です。観光目的の方はもちろんのこと、長距離を運転するドライバーにとっても、このような施設は心身をリフレッシュするために最適な場所となっています。

話題のネタを見つける

福岡県大任町を走る県道52号線沿いに位置する「道の駅 おおとう桜街道」には、通常の24時間利用可能なトイレとは別に、1億円もの費用を投じて建設された贅沢な「優美トイレ」が設置されています。

この豪華トイレは多くのテレビ番組で取り上げられ、全国でその知名度が高まりました。一度訪れて、そのユニークなトイレを実際に見てみるのも、話の種として楽しいかもしれません。

記念入場きっぷを収集する

全国各地の道の駅のうち、約半分の施設では「記念入場きっぷ」が手に入ります。

このきっぷには駅名と訪問日が記されており、まるでスタンプラリーのようにコレクションする楽しみがあります。そのため、遠くからこのきっぷを集めるために訪れる人も少なくないようです。旅の目的としてドライブコースに加えるのも一興でしょう。

キャンプ場を利用する

道の駅とキャンプが関係ないと感じる方もいるかもしれませんが、実際には、道の駅にキャンプ場が併設されている場所が全国に点在しています。そして、その数はけっして少なくありません。

たとえば、茨城県にある城里町の国道123号沿いの「道の駅 かつら」では、駐車場に隣接した那珂川の河川敷をオートキャンプ場として利用することができます。ここではバーベキューを楽しんだり、那珂川での釣りに興じたりすることができます。また、近くには温泉もあり、日帰りでも宿泊でも充実した時間を過ごせるでしょう。自然と触れ合いながらアウトドア体験を楽しめるのが、道の駅の魅力なのです。

道の駅めぐりをする

観光地やテーマパークは入場料が必要なことが多いですが、その点、道の駅は無料で立ち寄れるため、コストパフォーマンスが高い観光地として注目されています。道の駅は単なる立ち寄り場所にとどまらず、地域の特産品や地元の食材を活かした食事が楽しめるところも多く、目的地としてドライブプランに組み込む価値があるのです。

事前にユニークなサービスで評判の道の駅を見つけて訪れるのも楽しいですし、その場の気分でふらりと道の駅をめぐってみるのも新たな発見があっておすすめでしょう。

道の駅の「ななめうえ」な楽しみ方

従来のように食堂や土産物屋、休憩室のあるオーソドックスな道の駅のほかにも、様々な体験や観光ができる道の駅が急増中。もはや、道の駅は旅の中継地点ではなく、目的地といっても過言ではないでしょう。

この記事では、そんな全国各地のちょっと珍しい”ユニーク”な体験ができる道の駅をご紹介。あまりのユニーク具合に、あなたもきっと道の駅ドライブに出かけてみたくなるはず。

東北地方でおすすめの道の駅【ななめうえトラベルがセレクト】

画像引用元:弘前公園

ななめうえトラベルがセレクトした東北地方でおすすめの道の駅を6つ紹介します。

道の駅「ふくしま」

画像引用元:ふくしま

東北中央自動車道に面した福島大笹生インターチェンジのすぐ側に位置する道の駅「ふくしま」は、2022年4月に開業しました。一般的な道の駅によく見られる飲食店や地元産品の直売所のほかに、全天候型の遊び場やペット連れに嬉しいドッグランが用意されていますよ。

その中の人気レストラン「あづまキッチン」では、地元福島の豊かな食材をふんだんに取り入れた料理を楽しむことができます。メニューには、福島県産の「うつくしまエゴマ豚スタミナ豚丼」や、「伊達鶏わっぱ飯とミニ稲庭風うどん」をはじめ、福島のそば粉を使用した「ざるそば」、そして「牛すじカレープレート」などが並び、旬の食材を使った季節限定メニューも用意されているんですよ。

店内は明るく開放的で、大きな窓からは美しい吾妻連峰を一望できるほか、小上がりや一人でも利用しやすいカウンター席もあり、訪れる人々が思い思いにリラックスできる空間が広がっています。

道の駅「ふくしま」の基本情報

住所 福島県福島市大笹生字月崎1-1
電話番号 024-572-4588
料金・営業時間・休業日など 午前9時~午後6時
・あづまキッチン:午前11時~午後4時(LO午後3時)
・フードコート:午前10時30分~午後6時(LO午後5時30分)
・テイクアウトショップ「FRUIT FACTORY yukiusagi」:午前10時~午後6時(LO午後5時30分)
アクセス 東北中央自動車道福島大笹生IC出口からすぐ
ウェブサイト https://m-fukushima.com/

道の駅「おおゆ」

画像引用元:おおゆ

道の駅「おおゆ」は、秋田県で32番目に開設された道の駅で、2018年4月にオープンしました。国際的に活躍する建築家である隈研吾氏の手によって設計され、800年以上の歴史を持つ温泉地・大湯の豊かな自然景観と調和しています。

その魅力の一つとして、100%源泉かけ流しの無料足湯があり、長旅で疲れた体を癒してくれますよ。

さらに、施設内には地元の特産品である日本短角種の「かづの牛」を手軽に堪能できるカフェがあり、訪れる人々の舌を楽しませます。また、館内には地元や市外から選りすぐったお土産品を取り揃えたショップがあり、ここでしか手に入らない商品も多く、訪問客を魅了するでしょう。

道の駅「おおゆ」の基本情報

住所 秋田県鹿角市十和田大湯字中谷地19
電話番号 0186-22-4184
料金・営業時間・休業日など ショップ9:00~18:00、カフェ10:00~16:00(テイクアウト10:00~16:00)
 ※時間を変更する場合がありますので、HP等でご確認ください。
アクセス 東北自動車道十和田ICより車で約15分
ウェブサイト https://yunoeki-oyu.jp/

道の駅「ひろさき サンフェスタいしかわ」

画像引用元:ひろさき サンフェスタいしかわ

弘前市はその美しいお城や桜の名所、さらにりんごの生産で知られる魅力的な街です。この地域の訪問者にぜひ立ち寄っていただきたいのが、東北自動車道の大鰐弘前インターチェンジから近くにある道の駅「ひろさき サンフェスタいしかわ」です。

国道7号線沿いにあるこの施設では、地元産のりんごやさまざまな農産加工品など、品質の高い新鮮な農産物が評判を呼んでいるんですよ。

ここでは、弘前市やその周辺で大切に育まれた野菜や果物、そしてそれらを使用した加工食品が数多く並んでいます。りんごの品揃えが特徴で、年間を通じて約30種類のりんごが提供されています。

ここでしか手に入らない素朴な味わいのりんごもあり、訪れた人々にとって特別な体験となることでしょう。

道の駅「ひろさき サンフェスタいしかわ」の基本情報

住所 〒036-8124 青森県弘前市大字石川字泉田62-1
電話番号 0172-92-3366
料金・営業時間・休業日など 9:00~18:00(4月~10月)
9:00~17:30(11月~3月)
※月末日は15:00まで
休業日:12月31日~1月3日、8月13日午後
アクセス 東北自動車道「大鰐弘前インターチェンジ」を降りて弘前市内方面に向かい 車で5分
※弘前城・弘前公園はここから車で約30分となります。
ウェブサイト https://michinoeki-hirosaki.jp/

道の駅 寒河江チェリーランド

画像引用元:寒河江チェリーランド

山形県寒河江市にある「寒河江チェリーランド」は、その名の通り、さくらんぼをテーマにした道の駅です。ここでは、山形県が誇るブランド米「つや姫」を使った手作りアイスや、さくらんぼなどの地元産フルーツを使用した様々なアイスが人気を集めています。お米を使ったアイスというのは、少し珍しいですよね。

さらに、ユニークなピンク色の建物「さくらんぼ会館」では、寒河江市のさくらんぼ栽培の歴史について知識を深めることができます。この施設の中には、トルコ共和国のギレスン市との姉妹都市関係から生まれた「トルコ館」もあります。ここでは、トルコの伝統工芸品の展示を見たり、香り高いトルココーヒーを味わったりすることができ、異国情緒を楽しむことができるんですよ。

道の駅「寒河江チェリーランド」の基本情報

住所 〒990-0523 山形県寒河江市大字八鍬字川原919-6
電話番号 0237-86-1818
料金・営業時間・休業日など 営業時間:4月1日~10月31日 9:00~18:00
営業時間:11月1日~3月31日 9:00~17:00 無休
休業:12月31日~1月1日
アクセス JR左沢線寒河江駅からタクシーで10分
ウェブサイト https://www.cherryland.co.jp/

道の駅「やまだ おいすた」

画像引用元:やまだ おいすた

2023年7月に「道の駅やまだ」が新たにオープンしました。場所は三陸沿岸道路の山田IC近くにあります。

地元の新鮮な農林水産物を取り揃えた直売所や特産品の販売が行われているほか、地域の味を楽しめるレストランや飲食エリアも設けられているんですよ。

また、子どもたちが楽しく遊べる「かきくけ公園」や観光案内所もあり、旅行者への情報提供に役立つ大型デジタルサイネージも備えられており、観光と物産の魅力を発信しています。

道の駅「やまだ おいすた」の基本情報

住所 岩手県下閉伊郡山田町山田5-66-1
電話番号 0193-65-6631
料金・営業時間・休業日など 9:00~18:00
※水産部門は水曜日お休みです
飲食レストランうみっぷく / 11:00~ラストオーダー16:30
(券売機テイクアウトメニューは9:00~ラストオーダー16:30です)
アクセス 三陸沿岸道路・山田ICから車で約1分
広い駐車場あり
ウェブサイト https://yamada-oisuta.jp/

道の駅「てんのう 天王グリーンランド」

画像引用元:てんのう 天王グリーンランド

秋田県潟上市を通る秋田県道56号沿いにある道の駅「てんのう 天王グリーンランド」は、秋田平野の北端、日本海と八郎湖の間に広がる美しい場所にあります。

この施設の目玉である「天王スカイタワー」は、59.8メートルの高さで市の象徴的な存在となっており、訪れる人々に絶景を提供しています。ここからは男鹿半島の山々や鳥海山の壮麗な姿を望むことができ、日本海に沈む幻想的な夕日も堪能できますよ。

また、道の駅には、家族で楽しめるピクニック広場やバーベキュー場があり、さらに「天王温泉くらら」というリラックスできる温泉施設も完備されています。

親子で楽しむことができる「キラ★館」や、新鮮な地元の食材を販売する「食菜館くらら」など、訪れる人々に多彩な楽しみを提供するでしょう。

車でわずか5分の距離には、夏の遊び場として人気の海水浴場があり、車で10分ほど行くと「アキタパーク美術館」や「東湖八坂神社」といった観光スポットも楽しめます。周辺地域には多くの遊び場があり、一日中楽しむことができますよ。

道の駅「てんのう 天王グリーンランド」の基本情報

住所 〒010-0201 秋田県潟上市天王字江川上谷地109-2
電話番号 018-878-6588
料金・営業時間・休業日など 営業時間:春夏秋 9:00~18:00
営業時間:12月1日~3月31日 9:00~17:00
定休日:12月31日~1月1日
アクセス (1)秋田市内から車で30分
(2)秋田自動車道昭和男鹿半島ICから車で10分
(3)JR上二田駅から徒歩で15分
ウェブサイト https://www.kurara-spa.co.jp/

道の駅 「いわて北三陸」

画像引用元:いわて北三陸

令和5年4月19日に開業した道の駅いわて北三陸は、三陸道久慈地域における重要な拠点として機能しています。この道の駅は久慈市、洋野町、野田村、普代村からの特産品を一堂に集めており、地元の魅力を一目で感じることができます。開場時には161名の生産者が参加し、オープン初日には6,000名以上の人々が訪れて賑わいました。

この地域は、県内でも有名なほうれん草の生産地であり、さらに菌床しいたけややまぶどうの生産が盛んです。産直市場にはこれらの主要農産物の他にも、新鮮なブロッコリーやアスパラガス、いちご、トマトなど多様な園芸作物が販売されています。さらに、加工品のセクションでは、地元産のこだわりパンや、旬のホヤやウニを使った料理、さらにはデザートや菓子類が豊富に揃っており、訪れた人々がその場で地域の味を楽しめるようになっているんです。

道の駅「いわて北三陸」の基本情報

住所 岩手県久慈市夏井町鳥谷第7地割3‐2
電話番号 0194-66-8830
料金・営業時間・休業日など ・営業時間
物販施設、キッズスペース 9:00~19:00
フードコート       10:30~18:30(ラストオーダー 18:00)
休憩施設、トイレ、授乳室・おむつ交換スペースは24時間利用可能
・休館日 1月1日(その他臨時休業する場合あり)
アクセス 【久慈北IC】から車で1分
ウェブサイト https://michinoeki-iks.com/

まとめ

画像引用元:日本三景松島

今回は、東北地方にある道の駅を紹介しました。心と体を癒す温泉でゆったりと過ごし、その土地の魅力を詰め込んだ料理を堪能することで、週末のリフレッシュにぴったりですね。

ドライブ中に立ち寄るスポットとして、道の駅はすっかりお馴染みになりました。そこで楽しめるのは、地元ならではの美味しいグルメだけではありません。疲れた体を癒やす温泉施設もあり、訪れる人々を魅了しています。

次のお休みには、こうした道の駅を訪れて、心からのリラックスを味わってみましょう。

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ななめうえトラベル編集部

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