東京駅・東京駅周辺の観光ガイド！定番から穴場までおすすめスポット20選

東京の玄関口、東京駅。東京駅は単なる交通拠点ではなく、観光にも魅力的な場所です。

東京駅の構内には、ショッピングやアート、グルメを楽しめる多彩な施設が集結しています。また、周辺には皇居や日本橋・丸の内エリアなど、徒歩でアクセスできる距離に歴史的名所や商業施設が点在しています。

今回、東京駅およびその周辺のおすすめ観光スポットを20選紹介します。

東京駅構内でおすすめの観光スポット7選

（画像引用元：Tokyo Station City）

東京駅 丸の内駅舎

（画像引用元：Tokyo Station City）

「丸の内駅舎」は、東京駅を代表するシンボルとして長年親しまれている駅舎です。丸の内側に位置し、赤レンガ造りの美しい外観が特徴です。

この駅舎は、日本近代建築のパイオニア・辰野金吾によって設計され、1914年に完成しました。1945年の空襲によって大きく損傷しましたが、戦後に一部が修復されました。その後、2007年から2012年にかけて大規模な復元工事により、駅舎は開業当時の姿に忠実に再現されました。現在は国の重要文化財にも指定されており、駅としての機能としてだけではなく、観光スポットとしても高い評価を得ています。

また、夜になると駅舎全体がライトアップされ、その美しさから人気のフォトスポットにもなっています。

東京ステーションギャラリー

（画像引用元：東京ステーションギャラリー）

「東京ステーションギャラリー」は、「丸の内駅舎」内にある美術館で、「駅を単なる通過点ではなく薫り高い文化の場として提供する」という願いを込めて、1988年に建てられました。駅舎の赤レンガ造りを生かした展示空間が魅力で、現代美術や鉄道、建築に関する多彩な展覧会が開催されています。

2012年の駅舎復元工事に伴い、リニューアルされ、より広く快適な施設になりました。展示室の壁には、東京駅建設当時のレンガや鉄骨がそのまま残されており、建築自体も鑑賞できる点がユニークです。駅直結というアクセスの良さもあり、東京観光の際、気軽に立ち寄りたい美術館です。ミュージアムショップも併設されており。鉄道に関するオリジナルグッズや美術書を購入できます。

東京ラーメンストリート

（画像引用元：東京ラーメンストリート）

東京駅一番街地下1階にある「東京ラーメンストリート」は、東京を代表する有名ラーメン店が集結するフードエリアです。

2009年に「東京で真っ先に食べたいお店」というコンセプトのもと、4店舗でオープン。その後、「1週間通っても飽きない」をテーマに、新しいジャンルのラーメンを加え、8店舗でリニューアルオープンしました。

ここでは、定番メニューからラーメンストリート限定メニューまで、こだわり抜いた自慢の味を楽しめます。ラーメンファンにとっては、様々なスタイルのラーメンを一度に味わえる魅力的なスポットです。

東京キャラクターストリート

（画像引用元：東京キャラクターストリート）

「東京キャラクターストリート」は、東京駅一番街地下1階に位置するショッピングエリアで、人気キャラクターショップが集結しています。このストリートには、ポケモンやリラックマ、プリキュアなどのキャラクターグッズが豊富に取り揃えられており、キャラクラーファンにとってはたまらない空間が広がっています！

また、テレビ局のオフィシャルショップもあり、子どもだけでなく、幅広いファン層に応えるラインナップを誇ります。

期間限定のキャラクターショップやイベントも随時開催されるため、何度でも訪れても楽しめるスポットです。

東京グルメゾン

（画像引用元：東京グルメゾン）

東京駅八重洲地下街に位置する「東京グルメゾン」は、様々なジャンルの飲食店が集まるエリアです。和食、洋食、中華など、バラエティ豊かな料理を楽しめるお店が揃っています。

八重洲北口からすぐの交通アクセスも魅力で、普段使いから接待に適した高級店まで、多様なシーンに対応できるお店が揃っています。

観光客や忙しいビジネスマンにも便利なスポットで、東京駅で飲食店を探すならまず訪れるべき場所です。

にっぽん、グルメ街道

（画像引用元：にっぽん、グルメ街道）

東京駅八重洲地下街にある「にっぽん、グルメ街道」は、日本各地の郷土料理が楽しめるエリアです。北は北海道、南は九州までの名店が集結し、香川の讃岐うどんや博多の明太もつ鍋など、様々な地域の郷土料理を味わえます。

観光や出張など、さまざまなシーンで利用できるのも魅力です。気軽に全国の味を楽しめるため、日本全国の食文化に触れたい方におすすめの場所です。

東京ステーションホテル

（画像引用元：東京ステーションホテル）

「東京ステーションホテル」は、東京駅「丸の内駅舎」内にあるラグジュアリーホテル。駅舎の赤レンガを活かした外観と、ヨーロピアンクラシックを基調とした内装が特徴です。東京駅開業後の1年後の1915年にオープンし、100年以上の長い歴史の中で、多くの著名人や文豪に愛されてきました。

2007年からの駅駅舎修復に伴い、ホテルも改装され、2012年に再オープンしました。開業当時の優雅さを残しつつ、現代の快適さを備えた宿泊施設として生まれ変わりました。

150の客室は、駅舎ドームを望む部屋やメゾネットルームなど多彩で、レストランやスパも充実しています。

東京駅周辺の観光スポット13選

皇居外苑

（画像引用元：皇居外苑）

日本を代表する公園「皇居外苑」は、東京都千代田区に位置し、二重橋前駅および日比谷駅から徒歩2分の場所にあります。かつて江戸城の一部であり、16世紀末に徳川家康が築城して以来、日本の政治や文化の中心として重要な役割を果たしてきました。ここには、「二重橋」や「桜田門」といった歴史的名所もあり、一度は訪れたい観光地です。

広大な緑地と堀に囲まれたこのエリアは、一般開放されており、都会の喧騒の中で自然と触れ合える貴重なオアシスです。

帝国劇場

（画像引用元：帝国劇場）

「帝国劇場」は東京駅から徒歩7分の場所に位置し、日本演劇界の殿堂として広く知られている洋式劇場です。

1911年に日本初の本格的な洋式劇場として開場以来、多くの名作を上演してきました。特に「レ・ミゼラブル」といったミュージカルが有名です。

館内は色鮮やかなステンドグラスやアート作品で彩られており、“東洋一の劇場”と称されるその舞台機構と内装は一見の価値があります。なお、2025年2月には建て替えのため休館し、新たな劇場へと生まれ変わる予定です。

ポリスミュージアム（警察博物館）

（画像引用元：ポリスミュージアム）

東京駅八重洲南口から徒歩10分ほどの場所に位置する「ポリスミュージアム」は、警察の活動を紹介する体験型の博物館です。

6階建ての館内では、日本の警察の歴史や役割について学べる展示や、交番体験、指紋採取疑似体験など警察官の仕事を疑似体験できるブースもあります。

特に人気なのが「おまわりさんなりきり体験」で、警察官や白バイ隊員の制服を着て記念撮影ができます。その際、実際にパトカーや白バイに乗車もできます。

子供たちが楽しく学べる工夫が随所に施されており、家族連れにもおすすめの施設です。

三菱一号館美術館

（画像引用元：三菱一号館美術館）

「三菱一号館美術館」は、東京・丸の内に位置する美術館です。美術館は、ジョサイア・コンドルが設計した「三菱一号館」を可能な限り復元したもので、2010年に「三菱一号館美術館」として生まれ変わりました。

JR東京駅から徒歩5分の便利な立地にあり、19世紀後半から20世紀前半の近代美術を主題とする企画展を年3回開催しています。

現在は、設備入替および建物メンテナンスのため、2024年秋まで全館休館中です。再開の情報に関しては、ホームページをご確認ください。

日本橋

（画像引用元：日本橋）

「日本橋」は、日本橋川に架かる美しいアーチ橋で、青銅製の「麒麟像」が中央の柱に設置されています。この橋は、重要文化財にも登録されており、日本の道路網の起点とされています。日本橋の創架は、徳川家康が幕府を開いた1603年と伝えられ、翌年には幕府直轄の主要な五つの陸上交通路の起点として定められました。その後、火事や老朽化により日本橋は何度も架け替えられ、現在の石造りの二連アーチ橋は1911年に完成しました。

中国神話に由来する「麒麟像」は、独特の姿から写真スポットとしても人気を集めています。

KITTE丸の内

（画像引用元：KITTE 丸の内）

「KITTE 丸の内」は、東京駅直結の商業施設で、2013年に旧東京中央郵便局の跡地に誕生しました。

建築家・隈研吾氏が手掛けた内装デザインが特徴で、地下1階から地上6階までのフロアには約70店舗のショップやレストランが揃っています。3階のファッションフロアや5階のレストラン街など、各階にテーマが設けられています。4階には1931年の郵便局長室を再現した空間があり、6階の屋上庭園「KITTEガーデン」からは東京駅を一望できます。

大丸東京店

（画像引用元：大丸東京店）

「大丸東京店」は、東京駅八重洲北口直結の都内最大級のデパートです。地上13階建ての各階には、東京土産やファッション、アウトドア製品など多彩な専門店が揃っています。地下1階と地上1階には、国内屈指の和洋菓子ブランドが集結し、東京土産を買うのに最適なスポットです。

さらに、地下1階の「お弁当ストリート」では、全長60メートルにわたる50店舗以上が出店し、通年約1,000種類のお弁当やお惣菜を販売しています。洗練されたハイセンスなショップや美味しいレストランが魅力の「大丸東京店」は、東京観光や出張の際に訪れたいスポットです​。

丸の内ブリックスクエア

（画像引用元：丸の内ブリックスクエア）

「丸の内ブリックスクエア」は、2009年に東京・丸の内に開業した複合商業施設です。東京メトロ丸の内線の東京駅から直通でアクセスでき、「丸の内コンフォート」をコンセプトにしています。

地上34階建ての「丸の内パークビルディング」の低層部に位置し、地下1階から地上3階まで、アパレルやコスメ、レストランなど多彩なショップが揃い、合計34店舗が入っています。特に、フランス産の発酵バターを使用した焼き菓子を提供する「エシレ・メゾン デュ ブール」が常に行列ができるほどの人気店です。

また、敷地内には、「一号館広場」が隣接しており、アート作品や草花を眺めながらリラックスできる空間が広がっています。

京橋エドグラン

（画像引用元：京橋エドグラン）

「京橋エドグラン」は、東京駅から徒歩5分の京橋エリアに2016年にオープンした複合商業施設です。「歴史と未来の交差点」というコンセプトのもと、江戸から続く歴史を引き継ぎながら、新しいカルチャーやビジネスが集まる場所を目指しています。

地上32階・地下3階建てのこの施設は、既存の京橋明治屋ビルを生かす形で建設されました。飲食店やインテリアショップなど、計34店舗が出店しており、特に注目されるのは人気パティシエ鎧塚俊彦さんが手掛ける「トシ・ヨロイヅカ　トウキョウ」です。

ポケモンセンタートウキョーDX(ディーエックス) & ポケモンカフェ

（画像引用元：ポケモンセンタートウキョーDX(ディーエックス) & ポケモンカフェ）

「ポケモンセンタートウキョーDX」は、高島屋S.C東館5階にオープンした、ポケモンオフィシャルショップで、店内に入るとポケモンの世界が広がります。

ここでは、ゲームソフトやカードゲームに加え、ここでしか手に入らないオリジナル商品が多数揃っています。

また、ポケモン史上初の常設「ポケモンオフィシャルカフェ」では、ポケモンをモチーフにしたかわいいカフェメニューを楽しめます。

ポケモンカフェは事前予約が必要なので、訪問の際は忘れずに確認してください。

出光美術館

（画像引用元：出光美術館）

「出光美術館」は、出光興産の創業者であり、美術館創設者である出光佐三が、70年の歳月をかけて蒐集した美術品を展示するために1996年に開館した美術館です。

皇居のお濠に面した帝劇ビルの9階に位置し、日本の書画や中国・日本の陶磁器など、東洋古美術を中心に約5,000点のコレクションを誇ります。特に、浮世絵や古典的な書画、陶磁器は高く評価されています。また、定期的に特別展も開催され、さまざまなテーマで展示内容が更新されるため、訪れるたびに新たな発見があります。

行幸通り

（画像引用元：行幸通り）

「行幸通り」は、東京駅丸の内中央口から皇居前内堀通りを結ぶ由緒ある道路で、皇室の公式行事や外国大使の信任状捧呈式に使用されます。

この通りは、季節によって表情を変えるのが特徴で、夏には新緑、秋には鮮やかな紅葉を楽しめます。さらに、東京駅を正面から望む絶好のスポットで、写真スポットとしても人気です。

行幸通りでは季節ごとにグルメフェスタや夜さ来い祭りなど様々なイベントが開催され、訪れる人々を楽しませています。

大手門

（画像引用元：大手門）

「大手門」は、千代田区に位置する皇居の重要な門の一つです。江戸時代、江戸城の正門として機能しており、現在も皇居東御苑の入り口として重要な役割を果たしています。大手門は、堀や石垣に囲まれた美しい景観を持ち、和風の建築様式が特徴です。

皇居の一般公開日には、大手門を通り、皇居内に入ることができるため、重要な観光スポットの一つとなっています。

東京駅・東京駅周辺の観光スポットを満喫しよう

東京駅の構内、そしてその周辺には、立ち寄りたくなる観光スポットが数多く存在します。

今回、定番のスポットから穴場スポットまで20選紹介しました。東京駅を訪れた際には、ぜひ訪れてみてください。

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ななめうえトラベル編集部

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