ベトナムにあるリゾート地おすすめ7選！子連れやカップル、女子旅など場面別で紹介！

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「ベトナムのリゾートってどこがいいの？」「費用はどれくらい？」「観光も楽しめる？」

そんなお悩みをお持ちではありませんか？本記事では、初めてのベトナム旅行でも安心してリゾートを満喫できるよう、情報をぎゅっと詰め込んでお届けします。

実際に現地の観光情報や旅行経験をもとに執筆しているので、信頼性も抜群。ガイドブックには載っていないリアルな視点から、あなたにぴったりのベトナムリゾートを見つけるお手伝いをします。

この記事を読み終える頃には、あなたの理想のリゾート旅行プランが明確になり、「今すぐ行きたい！」とワクワクしているはずです。

ベトナムでおすすめの7つのリゾート地

近年注目を集めているアジアのリゾート地の中でも、ベトナムは多彩な魅力で旅行者を惹きつけています。青く透き通った海と白砂のビーチ、美しい自然、歴史的な街並み、そしてゆったりとした時間が流れる島々。

高級リゾートで贅沢なひとときを過ごしたい方から、素朴な風景の中で癒されたい方まで、さまざまなニーズに応えてくれるのがベトナムのリゾートです。

今回は、そんなベトナムの中でも特に人気の高い7つのリゾート地──ダナン、ニャチャン、フーコック島、ホイアン、ランコー、クイニョン、コンダオ島──を厳選し、それぞれの特色や楽しみ方を詳しくご紹介します。

旅の目的に合わせて、理想のリゾートを見つけてください。

リゾート地	観光の楽しみ方
ダナン	・美しいビーチでのリラックス ・バーナーヒルズで絶景観賞 ・ホイアン旧市街の観光
ニャチャン	・透明度の高いビーチ ・アイランドホッピング ・泥温泉スパ体験
フーコック島	・自然豊かなビーチ散策 ・ナイトマーケット ・ビーチリゾートでの滞在
ホイアン	・ランタンが灯る旧市街 ・歴史的建造物巡り ・ローカルグルメ堪能
ランコー	・静かな海辺での滞在 ・ラグーンでの自然体験 ・地元のシーフード料理
タイニョン	・手つかずのビーチ ・歴史ある塔や遺跡巡り ・ベトナム中部の郷土料理体験
コンダオ諸島	・秘境感あふれる自然 ・ウミガメの産卵観察 ・シュノーケリングやダイビング

美しいビーチと街歩きが楽しめる『ダナン』

ダナンはベトナム中部に位置する人気のリゾート都市で、美しいビーチと都市機能が共存する魅力あふれるエリアです。世界有数の美しさを誇るミーケービーチでは、海水浴やサーフィンなどのマリンアクティビティが楽しめます。

市内には幻想的なライトアップで知られる「ドラゴンブリッジ」や、神秘的な洞窟が広がる五行山など、見どころが多数。さらに、車で30分ほどの距離には世界遺産ホイアンやバーナーヒルズといった観光地もあり、滞在拠点としても最適です。

リゾートホテルやカフェも充実しており、カップルやファミリー旅行にもぴったりの都市です。

ダナンの必見観光スポット3選

1. バーナーヒルズ（Ba Na Hills）

出典：KKday Blog

標高約1,500mに位置する山岳テーマパークで、涼しい気候と壮大な景色が魅力です。巨大な手が支える「ゴールデンブリッジ」はフォトスポットとして有名で、幻想的な雰囲気が楽しめます。

「フレンチヴィレッジ」では中世フランスの街並みを再現し、「ファンタジーパーク」では室内アトラクションや3Dシアターなど家族連れにもおすすめです。世界最長級のケーブルカーもあり、空中からの眺望も必見です。

園内にはベトナム料理や洋食が味わえるレストランも豊富にあります。

住所	An Son Village, Hoa Ninh Commune, Hoa Vang District, Da Nang, Vietnam
アクセス方法	ダナン市内から車で約45分
営業時間	7:00～22:00（ケーブルカーは8:00～）
料金（参考）	大人：950,000VND（約5,320円）子ども：750,000VND（約4,210円）
休み	なし

2. 五行山（マーブルマウンテン）

出典：Poste

五行山は金・木・水・火・土の五元素にちなんだ5つの山から構成されており、特に「水山」には洞窟寺院や石像、展望台があります。険しい階段を登れば、ダナン市内や海岸線を一望でき、朝夕の風景は絶景です。

仏教の修行地としても知られ、神秘的なエネルギーを感じられるパワースポットです。洞窟内には仏像が多数安置され、ひんやりとした空気に包まれた神聖な空間が広がります。土産物店や石細工の工房も付近にあり、観光後の立ち寄りにも最適です。

住所	81 Huyen Tran Cong Chua St., Ngu Hanh Son, Da Nang City
アクセス方法	ダナン市内から車で約30分
営業時間	7:00～17:00
料金（参考）	大人：40,000VND（約230円）子ども（7歳以上）：10,000VND（約60円）
休み	なし

3. ドラゴンブリッジ（ロン橋）

出典：ベトログ

ダナンのシンボル的存在である全長666mの橋は、龍が海に向かって進むような形状が特徴です。週末の夜には、21時から龍の口から炎と水が吹き出すショーが行われ、夜景と共に幻想的な雰囲気が楽しめます。

夜の散歩や撮影スポットとしても人気で、カップルや家族連れにもおすすめです。川沿いには屋台やカフェが並び、ローカルグルメを味わいながらショーを楽しめます。近隣には観覧車やナイトマーケットもあり、夜の観光ルートに最適です。

住所	Nguyen Van Linh St., Hai Chau District, Da Nang, Vietnam
アクセス方法	ダナン市内中心部から徒歩圏内
営業時間	終日（ショーは週末21:00～約10分間）
料金（参考）	無料
休み	なし

ダナンへのアクセス方法

日本からダナンへは直行便またはハノイ・ホーチミン経由が一般的です。成田や関西空港から直行便が出ており、所要時間は約5〜6時間。

ダナン国際空港から市内中心部へはタクシーや配車アプリで約15分とアクセスも良好です。国内移動なら鉄道や高速バスも利用できます。

ダナンのベストシーズン

ダナンの観光ベストシーズンは乾季にあたる2月〜8月。晴天が多く海も穏やかなため、ビーチリゾートを満喫できます。

日中は30℃を超えることもあり、半袖やリゾートワンピースなどの軽装が基本。日差しが強いため、帽子やサングラス、日焼け止めも欠かせません。

ダナンの治安

ダナンはベトナムの中でも比較的治安が安定しており、観光エリアは警備も整っているので、夜間も安心して散策が可能です。

ただし、スリや置き引きなどの軽犯罪は一定数あるため、スマホや財布などの貴重品は常に身につけておくことが大切です。

エメラルドの海と歴史が彩る楽園『ニャチャン』

ニャチャンはベトナム中南部に位置する屈指のビーチリゾートで、透明度の高い海と白砂のビーチが魅力の観光地です。「ベトナムのリヴィエラ」とも称され、年間を通じて多くの観光客が訪れます。

市内には8世紀建立のポーナガル塔や泥温泉で有名なタップバースパなど、リラックスと文化を両立できるスポットも多数あるほか、大型テーマパーク「ヴィンパールランド」は、家族連れにも大人気です。

ニャチャンのおすすめ観光スポット

1. ヴィンパールランド（Vinpearl Land）

出典：ベトナムナビ

ニャチャン沖のホンチェ島にある大型テーマパークで、全長3,320メートルの世界最長級の海上ケーブルカーでアクセスします。園内にはウォーターパークや水族館、遊園地に加え、サファリゾーンや劇場、ショッピングエリアも完備。

迫力あるアトラクションの数々は子どもから大人まで楽しめ、夜には噴水ショーやイルミネーションも実施されています。宿泊施設も併設されており、リゾートとしても人気。家族連れやカップルにとっては1日中遊び尽くせるエンタメ施設です。

住所	Hon Tre Island, Vinh Nguyen Ward, Nha Trang City, Khánh Hòa, Vietnam
アクセス方法	市内からケーブルカーで約15分
営業時間	8:30～21:00
料金（参考）	大人：600,000VND（約3,500円）
休み	なし

2. ポーナガル塔（Po Nagar Cham Towers）

出典：ベトナム王

8〜13世紀にかけて建てられたチャンパ王国のヒンドゥー教寺院群で、ベトナム中南部に点在するチャンパ遺跡の中でも特に保存状態が良好なことで知られます。塔の外壁や柱には精緻なレリーフが彫刻されており、歴史的・美術的価値が高い文化遺産です。

現在でも地元住民による信仰の対象であり、特に女神ポーナガルを祀る主塔では線香を手向ける参拝者の姿が見られます。丘の上に建つため、ニャチャン市内と海を一望できる絶景スポットでもあります。

住所	2 Thang 4 St., Vinh Phuoc, Nha Trang, Vietnam
アクセス方法	市内中心部からタクシーで約10分
営業時間	6:00～18:00
料金（参考）	30,000VND（約180円）
休み	なし

3. タップバーホットスプリングセンター（Thap Ba Hot Spring Center）

出典：フォートラベル

天然の泥温泉を中心としたスパ施設で、観光やアクティビティの合間に心と体を癒すのに最適な場所です。ミネラル豊富な泥風呂に浸かることで、肌の調子を整え、美容・健康効果が期待できます。

また、大浴場やジャグジー、水圧マッサージ、温水プールなど設備も充実しており、子ども連れでも楽しめます。個室風呂や屋外の泥パックエリアもあり、プライベートな時間を過ごすことも可能です。

地元の人々にも親しまれる癒しのスポットとして知られています。

住所	15 Ngoc Son, Ngoc Hiep, Nha Trang, Vietnam
アクセス方法	市内からタクシーで約15分
営業時間	8:00～20:00
料金（参考）	100,000VND（約590円）～
休み	なし

ニャチャンへのアクセス方法

日本からニャチャンへは、直行便はないためホーチミンまたはハノイで国内線に乗り継ぐのが一般的です。

最寄りはカムラン国際空港で、市内までは車で約40分。空港からはタクシーや配車アプリが便利で、リゾートエリアまでもスムーズに移動できます。

ニャチャンのベストシーズン

ニャチャンのベストシーズンは乾季の3月〜8月。特に5月以降は晴天が続き、海の透明度も高くなります。

気温は30℃前後で湿度は比較的低く、半袖や薄手のワンピースが快適。日差しが強いため、帽子・UVカットアイテムの準備をおすすめします。

ニャチャンの治安

ニャチャンは観光地として整備されており、比較的安全なエリアです。ビーチ周辺やナイトマーケットも賑わっており、女性や子連れでも安心して歩けます。

ただし、観光客を狙ったスリや詐欺には注意が必要で、貴重品の管理は徹底しましょう。

真珠の島で極上の癒しを『フーコック島』

フーコック島はベトナム南部に位置する国内最大の島で、エメラルドグリーンの海と白砂のビーチが広がる人気リゾート地です。

近年は高級リゾートホテルやカジノ、テーマパークの開発が進みつつも、島の約70％が自然保護区に指定されており、手つかずの自然が残っています。

透明度の高い海ではダイビングやシュノーケリングが楽しめ、特に「スターフィッシュ・ビーチ」ではヒトデと一緒に記念撮影も可能です。

世界最長の海上ケーブルカーや、水族館を備えた「ヴィンワンダーズ」などアクティビティも豊富にあり、リラックスも冒険も楽しめる、今注目のリゾートアイランドです。

フーコック島のおすすめ観光スポット

1. ヴィンワンダーズ・フーコック（VinWonders Phu Quoc）

出典：kkday

アジア最大級のテーマパークとして知られ、広大な敷地内にはウォーターパーク、絶叫系ライド、室内アトラクション、アニメーションの世界を再現したエリアなどがあり、あらゆる年齢層が楽しめます。特に水上ジェットコースターや巨大な滑り台は迫力満点です。

ショーイベントやキャラクターグリーティングも充実しており、子ども連れのファミリーにも好評。周辺にはホテルやショッピング施設も併設されているため、リゾート滞在型の観光にも最適です。

住所	Ganh Dau, Phu Quoc, Kien Giang, Vietnam
アクセス方法	フーコック国際空港から車で約45分
営業時間	9:00～21:00
料金（参考）	大人：880,000VND（約5,200円)
休み	なし

2. ホントム・ケーブルカー（Hon Thom Cable Car）

出典：やじり鳥

世界最長の海上ケーブルカーとしてギネスにも登録されたホントム・ケーブルカーは、フーコック島本島とホントム島を結び、全長は約7.9km。およそ15分の空中散歩では、エメラルドグリーンの海や点在する小島、漁村の風景を一望できます。

特に晴天時には遮るもののない絶景が広がり、写真撮影にもぴったり。到着先のホントム島にはウォーターパークやビーチリゾートもあり、日帰りでも1日中楽しめるスポットとして人気です。

住所	An Thoi, Phu Quoc, Kien Giang, Vietnam
アクセス方法	アントイ港からケーブルカーで約15分
営業時間	8:00～18:00
料金（参考）	大人：300,000VND（約1,800円）
休み	なし

3. スターフィッシュ・ビーチ（Starfish Beach）

出典：Tripadvisor

フーコック島の北部に位置するスターフィッシュ・ビーチは、その名の通り赤くて可愛らしいヒトデが水辺に生息しており、訪れる人々に感動を与えています。白く柔らかい砂浜と透き通った浅瀬が広がり、まさに南国の楽園といえる景観が楽しめます。

シュノーケリングや足元を濡らす程度の散策も人気で、インスタ映えする写真スポットとしても注目されています。周辺にはローカルレストランも多く、新鮮なシーフードを味わうことができます。

住所	Rach Vem, Phu Quoc, Kien Giang, Vietnam
アクセス方法	フーコック市内から車で約40分
営業時間	終日開放
料金（参考）	無料
休み	なし

フーコック島へのアクセス方法

日本からフーコック島へは直行便がないため、ホーチミンやハノイなどで国内線に乗り継ぐ必要があります。

最寄りのフーコック国際空港まではホーチミンから約1時間で、空港から市内中心部や主要リゾートまではタクシーやホテル送迎で約30〜40分です。

フーコック島のベストシーズン

フーコック島のベストシーズンは乾季の11月〜4月。湿度が低く、晴れの日が続くためマリンアクティビティに最適です。

日中は30℃近くまで上がることが多く、半袖やサンダルで快適に過ごせますが、紫外線が強いので日焼け対策は万全に。

フーコック島の治安

フーコック島は比較的治安の良い観光地として知られており、観光客が安心して滞在できる環境が整っています。

ホテルやビーチ周辺ではトラブルも少なめですが、混雑する市場やナイトマーケットではスリに注意し、手荷物の管理を徹底しましょう。

ランタンが灯す幻想の古都『ホイアン』

ホイアンはベトナム中部にある歴史と情緒があふれる世界遺産の古都です。17〜19世紀にかけて国際貿易港として栄え、日本、中国、ヨーロッパの文化が融合した街並みが今も美しく残っています。

とくに夕暮れから夜にかけては、ランタンの柔らかな灯りに包まれ、幻想的な雰囲気が街を彩ります。

「来遠橋（日本橋）」や「トゥボン川の灯篭流し」などの名所に加え、伝統工芸やオーダーメイドの服作り体験も人気で、　観光だけでなく、落ち着いたカフェや洗練されたホテルも点在しており、のんびりと滞在を楽しむ旅にも最適なエリアです。

ホイアンのおすすめ観光スポット

1. 来遠橋（日本橋）

出典：世界遺産マニア

来遠橋は、16世紀末にホイアンに居住していた日本人によって建設された屋根付きの木造橋で、「日本橋」とも呼ばれています。橋の中央には小さな祠があり、海の守り神を祀っています。

ベトナム紙幣にも描かれたことがあり、その歴史的価値と美しい意匠からホイアン旧市街のシンボル的存在です。世界遺産にも登録されており、多くの観光客が橋の上から旧市街を眺めたり、記念撮影を楽しんだりしています。

周辺には伝統的な家屋やショップが立ち並び、散策にぴったりのエリアです。

住所	186 Tran Phu, Minh An, Hoi An
アクセス方法	ホイアン旧市街内
営業時間	終日開放
料金（参考）	無料（寺院部分は有料）
休み	なし

2. トゥボン川の灯篭流し

出典：YOSTABI favicon よすたび

トゥボン川では、夕暮れとともに色とりどりのランタンが灯され、幻想的な光景が街を包みます。小舟に乗って灯篭を流す体験ができ、願いを込めて灯すそのひとときは、旅行者にとって特別な思い出になります。

旧市街のライトアップと相まって、川沿いはロマンチックな雰囲気に包まれます。旧暦の満月の夜には「ランタン祭り」が開催され、さらに華やかな演出が行われることも。

ナイトマーケットとセットで訪れる人も多く、ホイアンの夜の観光には欠かせない名物スポットです。

住所	トゥボン川沿い
アクセス方法	ホイアン旧市街から徒歩圏内
営業時間	夕方～夜
料金（参考）	ボート：150,000VND～
休み	なし

3. ホイアン・ナイトマーケット

出典：KKday Blog

ホイアン・ナイトマーケットは、アンホイ島で毎晩開催される人気のマーケットで、ホイアン名物のカラフルなランタンをはじめ、地元工芸品やアクセサリー、衣類、ストリートフードが並びます。観光客に人気のバインミーや揚げ春巻き、チェー（ベトナム風ぜんざい）などが手軽に楽しめ、食べ歩きにも最適です。

特にランタン屋台が立ち並ぶエリアは写真映えするスポットとして有名で、SNSでもよく紹介されています。賑やかな雰囲気の中、地元の文化に触れながら夜のホイアンを満喫できます。

住所	Nguyen Hoang, Minh An, Hoi An
アクセス方法	ホイアン旧市街から徒歩圏内
営業時間	16:30～22:00
料金（参考）	入場無料
休み	なし

ホイアンへのアクセス方法

ホイアンへはダナン国際空港からのアクセスが一般的です。日本からはダナンまで直行便またはホーチミン・ハノイ経由で到着後、車で約40分。

空港からホイアンまではタクシーやホテルの送迎車、乗合バスなどを利用できます。

ホイアンのベストシーズン

ホイアンの観光に適した季節は、乾季の2月〜8月です。日差しが強く気温も30℃近くまで上がるため、通気性の良い服装が最適です。

特に3〜5月は湿度も低く、快適に街歩きができます。

ホイアンの治安

ホイアンは観光客が多く訪れるエリアですが、全体的に落ち着いた雰囲気で治安も良好です。夜は気温も低く、涼しくなり、ランタン散策も安心して楽しめます。

ただし、混雑時のスリや高額請求を避けるため、財布の管理や物価の確認は常に意識して行動するのがベストです。

山と海が織りなす絶景の隠れ家『ランコー』

ランコーはベトナム中部、フエとダナンの間に位置する静かなビーチリゾートで、手つかずの自然と穏やかな海が広がる隠れ家的な存在です。

白砂のビーチとラグーンが織りなす風景はまさに絶景で、人混みを避けてのんびり過ごしたい方に最適な場所です。

周辺には干潟が広がる「ラップアンラグーン」や、多様な生態系を有する「バクマ国立公園」、さらに山と海の絶景が楽しめる「ハイヴァン峠」などの観光スポットも点在しています。

高級リゾートから地元の食堂まで揃っており、静けさの中にベトナムらしさを感じる滞在が叶います。都市の喧騒を離れ、自然と向き合う旅にぴったりのリゾート地です。

ランコーのおすすめ観光スポット

1. ラップアンラグーン（Lap An Lagoon）

出典：Tripadvisor

ランコーの代表的な景観スポットであるラップアンラグーンは、山々に囲まれた塩水と淡水が混ざる広大な潟湖です。特に干潮時には、水面がまるで鏡のように空や山を映し出し、幻想的な風景が広がります。

撮影スポットとしても人気で、早朝や夕暮れ時には多くの観光客がカメラを構えます。周辺には牡蠣や貝類の養殖場が点在し、地元のレストランでは採れたての新鮮なシーフードを堪能できます。

静けさに包まれた自然の中での食事体験も魅力のひとつです。

住所	Phu Loc District, Thua Thien Hue Province, Vietnam
アクセス方法	ランコー中心部から車で約10分
営業時間	終日開放
料金（参考）	無料
休み	なし

2. バクマ国立公園（Bach Ma National Park）

出典：Tripadvisor

フエとランコーの間に位置するバクマ国立公園は、豊かな生態系と美しい自然景観を有する人気の自然保護区です。ジャングルのような密林には希少な鳥類や植物が多く生息しており、バードウォッチングやトレッキングに最適です。

園内には五段の滝（Five Lakes）やドイクィー滝（Do Quyen Waterfall）といった名所もあり、滝壺で涼を取ることもできます。山頂の展望台からはランコー湾や南シナ海を見渡せ、ベトナム中部屈指のパノラマが広がります。

住所	Phu Loc District, Thua Thien Hue Province, Vietnam
アクセス方法	ランコーから車で約1時間
営業時間	7:30～16:00
料金（参考）	大人：60,000VND（約350円）
休み	なし

3. ハイヴァン峠（Hai Van Pass）

出典：Danang.Style

「雲の峠」とも呼ばれるハイヴァン峠は、ダナンとフエを結ぶ絶景ルートとして知られ、特にランコー側の展望が見事です。標高は約500mと高く、眼下に広がるランコー湾や山々の眺めは息をのむ美しさです。

頂上付近には旧フランス軍の要塞跡が残されており、歴史好きにも見どころがあります。バイクや車でのツーリングルートとしても人気が高く、途中にはフォトスポットや小さなカフェも点在しています。

晴れた日には南シナ海まで見渡せる絶好のロケーションです。

住所	Between Da Nang and Hue, Vietnam
アクセス方法	ランコーから車で約30分
営業時間	終日開放
料金（参考）	無料
休み	なし

ランコーへのアクセス方法

ランコーへはダナン国際空港またはフエ空港からアクセス可能です。ダナンからは車で約1時間半、フエからは約1時間の距離にあります。

空港からはタクシーや車のチャーターが便利で、ハイヴァン峠を越えるルートは絶景が楽しめるドライブコースとしても人気です。

ランコーのベストシーズン

ランコーの観光に最適な時期は3月～8月の乾季。晴天が多く、海も穏やかでビーチレジャーにぴったりです。

日中は30℃前後まで気温が上がるため、通気性の良い服装、夜間は比較的涼しく、軽めの羽織りがあると便利です。

ランコーの治安

ランコーは観光地としては静かで、治安も良好な地域です。人通りが少なく落ち着いた雰囲気の中で安心して滞在できます。

ただし、夜は街灯が少ないエリアもあるため、買い物などは明るいうちに済ませておくことをおすすめします。

手つかずの自然と歴史が息づく海辺の街『クイニョン』

クイニョンはベトナム中南部のビンディン省に位置する、まだ観光地化が進みすぎていない穴場のビーチリゾートです。

透き通る海と手つかずの自然が広がる「キーコー・ビーチ」や、岩場と海が織りなす絶景スポット「エオ・ジオ」など、雄大な自然景観が魅力です。

静かで落ち着いた雰囲気の中、地元の漁村やチャンパ王国時代の遺跡にも触れられ、文化体験も豊富にあります。観光客が比較的少ないため、混雑を避けてゆっくり過ごしたい人に最適な滞在先です。

近年はリゾートホテルも増えつつあり、今後さらに注目されること間違いなしの“次世代リゾート”として注目されています。

クイニョンのおすすめ観光スポット

1. キーコー・ビーチ（Ky Co Beach）

出典：ベトナム王

「ベトナムのモルディブ」とも称されるキーコー・ビーチは、クイニョンを代表するリゾートスポットです。透き通るような海と白い砂浜が美しく、リゾート気分を満喫できます。

ジェットスキーやバナナボート、シュノーケリングなどマリンアクティビティも充実しており、ファミリーやカップルにも人気です。周辺には地元のシーフードレストランがあり、新鮮な魚介料理を海を眺めながら楽しむこともできます。

アクセスにはボートや車を利用し、道中も観光の一部として楽しめます。

住所	Phuong Mai Peninsula, Quy Nhon, Binh Dinh, Vietnam
アクセス方法	クイニョン市内から車で約45分
営業時間	7:00～17:00
料金（参考）	大人：100,000VND（約600円）
休み	なし

2. エオ・ジオ（Eo Gio）

出典：Tripadvisor

「風の通り道」という意味を持つエオ・ジオは、岩場と青い海がつくる迫力ある景観が魅力です。遊歩道が整備されており、絶景を眺めながらの散策が楽しめます。

朝日や夕暮れ時には空と海が美しいグラデーションを見せ、写真映えするスポットとしても人気があります。また、運が良ければ野生のカニやトカゲなどの生き物とも出会える自然豊かな場所です。

市街地から車で約30分とアクセスもよく、日帰り観光にもおすすめです。

住所	Nhon Ly Commune, Quy Nhon, Binh Dinh, Vietnam
アクセス方法	クイニョン市内から車で約30分
営業時間	6:00～18:00
料金（参考）	大人：25,000VND（約150円）
休み	なし

3. ホン・コー島（Hon Kho Island）

出典：Tripadvisor

クイニョン沖に浮かぶホン・コー島は、観光客が少なく手つかずの自然が残る穴場スポットです。特にシュノーケリングではカラフルなサンゴ礁や熱帯魚を間近で観察でき、ダイバーにも人気があります。

島内ではカヤックやSUPなどのウォーターアクティビティも楽しめ、のんびりとした時間を過ごせます。ローカルの漁村体験や海辺でのシーフードバーベキューなど、現地ならではの体験も充実。

クイニョン中心部から船で気軽にアクセスできます。

住所	Nhon Hai Commune, Quy Nhon, Binh Dinh, Vietnam
アクセス方法	クイニョン市内からボートで約20分
営業時間	終日開放
料金（参考）	ボート代：200,000VND（約1,200円）
休み	なし

クイニョンへのアクセス方法

日本からクイニョンへは直行便がなく、ホーチミンやハノイでの乗り継ぎが一般的です。

最寄りのフーカット空港（Phu Cat Airport）から市内中心部までは車で約40分で、空港からはタクシーや配車アプリが利用でき、利便性も高いエリアです。

クイニョンのベストシーズン

クイニョンの観光に適した時期は乾季の3月〜9月で、特に4〜6月は天候も安定し、ビーチアクティビティにぴったりです。

気温は30℃前後まで上がるため、軽装や水着、通気性の良い服が最適です。また、日差しが強いため、日焼け対策も欠かせません。

クイニョンの治安

クイニョンは観光地としては比較的落ち着いた雰囲気で、治安も良好な地域です。トラブルは少ないものの、地元市場や混雑する場所ではスリに注意が必要です。

夜間の移動はタクシー利用を推奨し、貴重品の管理にも気を配りましょう。

手つかずの自然と歴史が息づく『コンダオ島』

コンダオ島は、ベトナム南部の沖合に浮かぶ16の島々からなる群島で、「ベトナム最後の楽園」とも呼ばれる秘境リゾートです。島の約8割が国立自然公園に指定されており、ウミガメの産卵地としても知られ、豊かな海洋生態系が守られています。

特に「バイカン島」では、保護ツアーでウミガメの産卵や放流を見学することができ、自然体験に最適です。

さらに、フランス植民地時代の政治犯収容所跡「コンダオ刑務所」など歴史的施設も多く、静けさの中に重みある歴史が息づいています。観光地化が進みすぎていないため、静寂と自然を求める大人のリゾートとして注目されています。

コンダオ諸島のおすすめ観光スポット

1. ダムチャウビーチ（Dam Trau Beach）

出典：ベトナム生活・観光情報ナビ

コンダオ島随一の美しさを誇るダムチャウビーチは、白い砂浜と透き通るエメラルドグリーンの海が魅力の楽園です。空港から車で10分ほどとアクセスも良く、観光客が比較的少ないため静かに過ごせます。

周囲には木陰もあり、ハンモックに揺られながら読書や昼寝を楽しむこともできます。近くにはビーチバーやローカルの飲食店もあり、新鮮なシーフード料理を楽しむのにも最適です。

夕暮れ時には空が赤く染まり、ロマンチックな雰囲気に包まれます。

住所	Dam Trau Beach, Con Dao, Vietnam
アクセス方法	コンダオ空港から車で約10分
営業時間	終日開放
料金（参考）	無料
休み	なし

2. バイカン島（Bay Canh Island）

出典：klook

バイカン島は、豊かな自然が残る保護区で、ウミガメの産卵地として世界的にも知られています。特に6〜8月のシーズンには、夜間にウミガメが砂浜に上陸し、卵を産む姿を観察するエコツアーが人気です。

訪問はガイド付きの許可制ツアーに限られており、自然環境を守りながら観光が行われています。島にはマングローブ林やサンゴ礁も広がり、シュノーケリングやバードウォッチングなど多彩なアクティビティも楽しめます。

住所	Bay Canh Island, Con Dao, Vietnam
アクセス方法	ツアーでのみアクセス可能
営業時間	ツアーにより異なる
料金（参考）	一人当たり約13,600円
休み	なし

3. コンダオ刑務所（Con Dao Prison）

出典：Tripadvisor

コンダオ刑務所は、19世紀末にフランス植民地政府が建設した政治犯収容所で、ベトナム戦争時代にも多くの活動家が収監されていました。「虎の檻」と呼ばれる鉄格子の天井付き独房では、過酷な監禁状態が再現されており、当時の悲惨な状況を肌で感じることができます。

現在は歴史博物館として整備され、監獄や展示パネルを通して独立運動の歴史や犠牲者の足跡を知る貴重な学びの場となっています。

住所	Con Dao Prison, Con Dao, Vietnam
アクセス方法	市内中心部から徒歩圏内
営業時間	7:30～11:00、13:30～17:00
料金（参考）	大人：40,000VND（約240円）
休み	なし

コンダオ諸島へのアクセス方法

コンダオ島へは、ホーチミンやカントーから国内線を利用するのが一般的で、定期フェリー便もありますが、天候の影響を受けやすいため航空機利用が安心です。

コンダオ諸島のベストシーズン

コンダオ島の観光に適した時期は乾季の3月〜9月で、中でも5〜7月は海が穏やかで、ウミガメの産卵も見られるベストタイミングです。

日差しが強いため、薄手の長袖や帽子、サングラスを持参することをおすすめします。ビーチやトレッキング用に動きやすい服装を選びましょう。

コンダオ諸島の治安

コンダオ島は観光地としては比較的安全で、落ち着いた雰囲気が漂います。人通りは少ないですが、地元住民も親切で治安に不安はあまり感じられません。

ただし、自然の多いエリアでは転倒や滑落などに注意が必要です。

ベトナムのリゾートはビーチ以外にも！おすすめの観光

ベトナムのリゾートでは、ビーチ以外にもグルメ、ショッピング、高級ステイなど多彩な楽しみ方があります。 

旅の満足度を高める体験をご紹介します。

新鮮な海の幸を味わう

出典：ベトナムナビ

ベトナムのリゾート地では、毎朝水揚げされる新鮮な魚介を使ったシーフード料理が人気です。

ニャチャンやフーコック島などの港町では、ローカル市場やシーフードレストランで、エビ、カニ、ハマグリ、イカなどをその場で調理してくれる店舗が多数あります。

特に炭火焼きや蒸し料理は素材の旨みを活かしており、日本人の口にもよく合います。リゾート気分を味わいながら、地元ならではの海の幸を心ゆくまで堪能しましょう。

ナイトマーケットを堪能する

出典：タビスパ

ベトナムの多くのリゾート地では、夕方になるとナイトマーケットが活気づきます。色とりどりのランタンが灯るホイアン旧市街や、地元グルメが豊富なフーコック島のナイトマーケットなど、エリアごとに特色があります。

お土産や雑貨、衣料品の露店が軒を連ね、ベトナム文化を感じながら散策するのも魅力のひとつです。B級グルメをつまみながら、にぎやかな夜の空気を満喫できる観光スタイルです。

5つ星ホテルでゆっくり滞在を楽しむ

出典：Tripadvisor

ダナンやニャチャン、フーコック島などには、世界的ホテルチェーンをはじめとしたラグジュアリーホテルが数多くあります。プライベートビーチやインフィニティプール、スパやレストランが充実しており、ホテルの中だけでも贅沢な時間が過ごせるでしょう。

特に海に沈む夕日を眺めながらのディナーや、オーシャンビューの客室は非日常感を演出してくれます。観光だけでなく、リゾートならではの「何もしない贅沢」を味わいたい方におすすめです。

ベトナムのリゾートに関するよくある質問

ベトナムのリゾート旅行を計画する際、「どの季節に行くのがベスト？」「費用はどれくらいかかる？」「子連れでも楽しめる？」といった疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

初めての海外旅行や家族旅行となると、事前に知っておきたい情報がたくさんありますよね。

特にベトナムはエリアによって気候が異なるため、訪れるタイミングや旅費の目安、現地での過ごし方についてしっかり把握しておくことが大切です。

この章では、ベトナムのリゾート地に関して寄せられるよくある質問を3つ厳選し、わかりやすく解説していきます。旅行前の不安を解消し、安心して計画を立てられるよう、具体的な目安や現地事情も交えてお伝えします。

ベトナムのリゾート地に行くにはいつがおすすめ？

ベトナムのリゾートを楽しむなら、乾季にあたる11月〜4月がベストシーズンです。この時期は雨が少なく、気温も過ごしやすいため、ビーチリゾートを満喫するには最適です。

特にフーコック島やニャチャンなど南部は年中暖かく、冬の日本からの避寒地としても人気があります。

一方、ダナンやホイアンなど中部エリアは、台風の多い9〜10月を避けるのがポイントです。訪れる際は気候をチェックして、快適に滞在できる時期、服装を選びましょう。

ベトナムのリゾート地に行くのにいくら必要？

ベトナム旅行の費用は、航空券・宿泊・食事・観光を合わせて5〜10万円前後が目安です（3泊4日程度）。LCCなど格安航空を利用すれば、往復3〜5万円程度で航空券を手配でき、現地の物価も日本より安いため、コスパ良く旅行できます。

宿泊は2〜3つ星のホテルで1泊3,000〜6,000円、5つ星ホテルでも1〜2万円程度で泊まれるケースが多く、贅沢なリゾート体験をリーズナブルに楽しめるのが魅力です。

ベトナムのリゾート地に子連れは大変？

ベトナムのリゾート地は子連れ旅行にも適した環境が整っています。

多くのホテルにはファミリールームやキッズ向けプール、ベビーシッターサービスがあり、安心して滞在できます。ニャチャンやフーコック島などには家族連れに人気のビーチや水族館、遊園地もあり、子どもも飽きずに楽しめます。

ただし、ベビーカーでの移動が難しい場所や、衛生面に気をつけたい場面もあるため、事前の準備や現地情報の確認はしっかり行うと安心です。

まとめ

ベトナムには、都市と自然が融合したダナン、活気ある海辺の街ニャチャン、自然保護と開発が調和するフーコック島、幻想的な古都ホイアンなど、個性豊かなリゾート地が点在しています。

さらに、静けさを楽しむランコーやクイニョン、秘境の雰囲気漂うコンダオ島まで、多様な旅のスタイルに応じた選択肢が揃っています。

どのエリアも日本からのアクセスが良好で、短期旅行にも長期滞在でも満足できるプランを柔軟に立てることができます。自然、歴史、文化、癒し──それぞれの魅力を活かしたリゾート体験が、ベトナムだからこそ実現できます。

次の休暇には、自分にぴったりのベトナムリゾートを選び、心からリラックスできる旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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