アクティビティや体験イベントも!グルメだけじゃない魅力万歳の「関東地方の道の駅」5選

2024.09.18 john

ドライブの楽しさのひとつに「道の駅」への寄り道を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。これらの施設では、美しい景色を満喫したり、地元の新鮮な食材を使ったレストランで特別な食事を楽しんだりすることができます。

また、地元の農産物や海産物、新鮮な果物、さらにはその地域ならではの工芸品なども手に入れることができますね。目的地に向かう途中、思わず長居してしまうことも少なくありません。全国には単なる立ち寄りスポット以上の価値を持つ「道の駅」が多数存在しています。

今回は、旅行を一層楽しくする関東地方のおすすめの道の駅を紹介します。お出かけの際の参考にしてください。

道の駅とは

画像引用元:箱根全山

道の駅は、「高速道路のサービスエリアの感覚を一般道にも」という利用者の要望を背景に、1993年(平成5年)に当時の建設省によって始められました。

自治体と道路管理者が協力して作り、国土交通省の認可を受けることで正式に「道の駅」として登録されますが、現在では全国で1,200を超える道の駅が登録され、賑わいを見せています。
引用元:内閣府

道の駅は、利用者に以下のような3つの機能を提供しています。

  • 休憩機能・・24時間無料で使用可能なトイレや駐車場が完備されている
  • 情報提供機能・・道路や観光、緊急医療に関する情報を提供している
  • 地域連携機能・・観光やレクリエーション、地域文化の振興をテーマに、地域との交流促進を担っている

さらに、「道の駅連絡会」と呼ばれる組織が、道の駅間での交流や情報交換を実施し、施設としてのサービスや品質向上に努めています。

それぞれの道の駅では、地域の特色を活かした文化や情報発信、イベントの開催を通じて、訪れる人々に楽しい時間を提供しています。

具体的には、以下の5通りの楽しみを体験できるでしょう。

道中の疲れを癒す

最近では、旅行者や地元の人々の興味を引くユニークな施設が増えている道の駅が、多くの人々の旅の楽しみとなっています。

特に注目されるのは、長野県富士見町を走る国道20号に位置する「信州蔦木宿」です。この道の駅には、日帰り温泉が併設されており、訪れる人々が心身共にリフレッシュできる場を提供していますよ。

道の駅は、観光を楽しむ方はもちろん、長距離を車で移動するドライバーにとっても、旅の中盤で疲れを癒す絶好のスポットとして人気があります。温泉の暖かな湯船に浸かることで、疲れた体が元気を取り戻し、再び旅路を楽しむ活力を得ることができるでしょう。

話題のネタを見つける

福岡県大任町の県道52号線沿いにある「道の駅 おおとう桜街道」もまた、多くの人々を引き寄せています。この道の駅は、通常の利用可能なトイレに加え、1億円を費やして造られた豪華な「優美トイレ」が話題となっています。

この特別なトイレはテレビ番組などでも取り上げられ、全国的にその存在が知られるようになりました。訪問者はこの贅沢なトイレを一目見ようと訪れ、その豪華さを目の当たりにすることで思わず話のネタになること間違いありません。ユニークな体験を求める旅の一環として、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

記念入場きっぷを収集する

道の駅を訪れる楽しみの一つとして、「記念入場きっぷ」の収集があります。全国の道の駅の約半分がこのきっぷを提供しており、駅名と訪問日が記されています。スタンプラリーのように各地を回り、これらのきっぷを集めることで、その旅路の記憶を形に残すことができます。

この記念入場きっぷを目的に、道の駅を巡る旅を計画するのも一つの楽しみです。きっぷを集める旅は、その土地ならではの景観や出会いを楽しむ良い機会にもなるでしょう。

キャンプ場を利用する

多くの人は道の駅というと休憩施設をイメージするかもしれませんが、実は併設されたキャンプ場でアウトドアを楽しめるスポットも数多く存在します。茨城県の国道123号沿いにある「道の駅 かつら」では、駐車場に隣接する那珂川の河川敷をオートキャンプ場として利用できます。

バーベキューを楽しんだり、川での釣りを楽しんだりと、自然の中で心休まる時間を満喫できます。さらに、近くには温泉施設もあるため、日帰りでも宿泊でも心行くまで自然と触れ合うことができるでしょう。アウトドアと温泉の両方を楽しめるのが、道の駅の隠れた魅力なのです。

道の駅めぐりをする

観光地やテーマパークには入場料がかかることが多いですが、その点道の駅は無料で立ち寄れるため、費用対効果が高く注目を集めています。立ち寄り場所としてだけでなく、その地域の特産品や地元の食材を活かした食事も楽しめるため、旅の目的地として含める価値があるでしょう。

事前に特徴的なサービスや施設を持つ道の駅を調べて訪れるのも一興ですし、旅の途中で気まぐれに立ち寄ってみるのも新たな発見につながるかもしれません。そんな道の駅巡りが、旅行者にとって新しい冒険をもたらします。

道の駅の「ななめうえ」な楽しみ方

最近では、食堂や土産物店、休憩エリアがある従来の道の駅に加え、豊富な体験や観光が楽しめるユニークな道の駅が続々と登場しています。もはや、道の駅は単なる休息の場ではなく、それ自体が旅の目的地として注目されているんですよ。

この記事では、日本全国で楽しめる、思わず訪れてみたくなる個性的な道の駅を特集します。その独特の魅力を知れば、あなたもきっと道の駅巡りのドライブに心惹かれることでしょう。

関東エリアでユニークな道の駅を探しているなら、千葉県安房郡鋸南町に位置する「道の駅 保田小学校」が一押しです。この施設は、かつての「保田小学校」をリノベーションし、新たに都市との交流をテーマとした場として生まれ変わりました。

注意を引くのは、地域特産の食材が味わえるレストランや、新鮮な野菜が手に入る産直市場です。また、昔の教室や体育館は、今やショップや市場、そして宿泊施設へと様変わりを遂げています。

関東地方でおすすめの道の駅【ななめうえトラベルがセレクト】

画像引用元:皇居外苑

ななめうえトラベルがセレクトした中国地方でおすすめの道の駅を5つ紹介します。

道の駅「うつのみや ろまんちっく村」

画像引用元:うつのみや ろまんちっく村

うつのみや ろまんちっく村は、市が100周年を迎えるにあたり、1996年9月に開園した施設。その後、2012年9月には、市内初の「道の駅」として再びオープンし、市内外から多くの人々が訪れる人気のスポットです。

広大な46ヘクタールの敷地内には、多彩な魅力を持つ施設が数多くあります。「あおぞら館」では、新鮮な地元産の農産物や特産品を購入でき、「麦の楽園」では地域の食材を駆使した料理や自家製の地ビールを満喫できるのが魅力です。

また、ガラス張りの「ローズハット」には熱帯植物が植えられ、さまざまなイベントが開催されています。「ヴィラ・デ・アグリ」では、園内で湧き出る温泉や屋内プールを楽しみつつ、10室の客室に宿泊することも可能ですよ。

さらに、この村では年間を通じて、さつきアンド花フェア、農林業祭、そして華やかな花火イリュージョンといった楽しいイベントが豊富に行われ、訪れる人々を魅了しています。

道の駅「うつのみや ろまんちっく村」の基本情報

住所 宇都宮市新里町丙254
電話番号 028-665-8800
料金・営業時間・休業日など あおぞら館:午前8時30分から午後6時
レストラン施設:午前10時から午後6時(一部午後9時まで)
温浴等施設:午前10時から午後9時
・定休日 第2火曜日
アクセス ・電車・バスでJR宇都宮駅西口8番ホームより「ろまんちっく村」行き関東バスで約40分
・車で東北自動車道宇都宮インターチェンジより国道293号線を鹿沼方面へ約5分
ウェブサイト https://www.romanticmura.com/

道の駅「ふるさと交流センターつむじ」

画像引用元:ふるさと交流センターつむじ

吾妻郡中之条町大字中之条町に位置する道の駅「ふるさと交流センターつむじ」は、国道353号線沿いに立地する多機能施設です。この施設では、地元の特産物をふんだんに使用した料理やスイーツが楽しめる「tsumuji カフェ」、さらに自家焙煎のコーヒーも味わえますよ。

また、地元の伝統工芸品が並ぶ「tsumuji ショップ」では、買い物が楽しめます。施設内には四万温泉の足湯があり、訪れる人々に癒しのひとときを提供。さらに、郷土芸能などの多様なイベントが開催される広場を中心に、ジェラートやベーカリーをはじめとするさまざまな飲食店や雑貨店が集まり、訪れる人たちの目と舌を楽しませるでしょう。

道の駅「ふるさと交流センターつむじ」の基本情報

住所 群馬県吾妻郡中之条町中之条町938
電話番号 0279263751
料金・営業時間・休業日など 10:00-19:00   (直営の施設以外の営業時間は店舗ごとに異なる)
休業日:木
アクセス ・自動車の場合
関越自動車道「渋川伊香保IC」で降りて、約45分。「中之条町役場」を目安に進む。
・電車の場合
JR吾妻線「中之条駅」下車、約1キロ。(徒歩約15分)
・バスの場合
路線バス「四万温泉行き」に3分乗り、バス停「博物館前」下車すぐ。(運賃150円)
ウェブサイト https://tsu-mu-ji.com/

道の駅「まえばし赤城」

画像引用元:まえばし赤城

群馬県の中央付近に位置し、北部の山岳地帯と平野部をつなぐ「道の駅まえばし赤城」は、2023年3月21日に開業したばかりの施設です。この新しいスポットには、地元の新鮮な農産物を販売する直売所や、リラックスできる温浴施設が整っています。

子供たちが遊べるふわふわドームや愛犬と一緒に楽しめるドッグラン、そしてサイクリストには嬉しいサイクルステーションといった、多彩な設備を備えた観光案内所もあります。

また、前橋市内で評判の食事を楽しむことができるレストランや、ここでしか購入できないユニークなお土産も揃っていますよ。

道の駅「まえばし赤城」の基本情報

住所 〒371-0048 群馬県前橋市田口街36番地
電話番号 027-233-0070
料金・営業時間・休業日など 店舗により異なる
アクセス 上武国道沿い
・関越道 渋川伊香保ICから約10分(東京・練馬ICからは110km、約85分)
・関越道 駒寄スマートICから約10分
ウェブサイト https://maebashi-akagi.jp/

道の駅「川場田園プラザ」

画像引用元:川場田園プラザ

川場田園プラザは、雄大な武尊山の麓に位置し、自然の美しさを満喫しながら一日を過ごせる魅力的なスポットです。ここでは地元の新鮮な食材を購入できるファーマーズマーケットがあり、野菜や果物の他にも、お米、コンニャク、リンゴなどの特産品が豊富に揃っています。

また、地元産の食材を活用した多彩な飲食施設も充実。手作りのハムやヨーグルトを提供する工房、独自の味わいが楽しめる地ビールのレストラン、香ばしい焼き立てのパンが好評のベーカリー、さらには本格的なピザとそばの専門店も設けられています。訪れる人々にとって特別な体験となるのは、ブルーベリー摘みができるという楽しみもあることでしょう。

のんびりとしたひとときをカフェで過ごしたり、日帰り温泉で心身ともにリラックスすることもできます。子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる、まるでひとつの小さな村のような総合施設です。

道の駅「川場田園プラザ」の基本情報

住所 〒378-0111 群馬県利根郡川場村萩室385
電話番号 0278-52-3711
料金・営業時間・休業日など 営業時間:店舗により異なる
定休日:店舗により異なる
アクセス (1)関越自動車道「沼田IC」→川場村、道の駅川場田園プラザ方向へ約10分
(2)JR上越線「沼田駅」から川場循環バスで約30分、田園プラザは「田園プラザ」バス停下車 徒歩1分
ウェブサイト https://denenplaza.co.jp/

道の駅「常総」

画像引用元:常総

圏央道の「常総インターチェンジ」を降りるとすぐ、国道294号沿いに広がる「道の駅 常総」があります。この施設は、常総市の「農業を活かしたまちづくり」を目的としたアグリサイエンスバレー構想の中核となる場所。「食・農・楽のむすびまち」というテーマのもと運営されています。

この地域の特色を活かした「食・農・楽のむすびまち」では、150を超えるオリジナルブランド商品を地元企業との協力で開発。ほとんどがここでしか手に入らない限定商品となっています。

「ぼくとメロンとソフトクリーム。」では、全国一の産出量を誇る茨城県産メロンを使った鮮やかなソフトクリームが人気を集めていますよ。また、「ぼくとメロンとベーカリー。」では、メロンをふんだんに使用した焼きたてパンが楽しめます。

特に、7種類のメロンパンや通常の20倍もの大きさを誇る名物“ぼくのいがいメロンパン”なども揃っていて人気です!

道の駅「常総」の基本情報

住所 茨城県常総市むすびまち1番地
電話番号 0297-38-7570
料金・営業時間・休業日など 9:00~17:00
※食堂/レストランは10:00~16:00 ソフトクリームは9:00~16:00
・年中無休
アクセス ・圏央道 常総IC から約1.5km
・関東鉄道常総線 三妻駅 、南石下駅 より車で約5分
ウェブサイト https://www.michinoeki-joso.com/

まとめ

画像引用元:横浜観光情報

関東地方には、さまざまな魅力を持つ道の駅が点在しています。今回は、その中でも特に注目のスポットとなっている5つの道の駅を紹介しました。

それぞれの道の駅は、訪れる人々を飽きさせない独自の魅力に溢れており、特産品や季節ごとに異なる限定グルメが楽しめるのが特徴です。また、新鮮な農産物や各地の工芸品が並ぶ産直市場では、地元の風土を存分に味わうことができるでしょう。

さらに、これらの道の駅ではアクティビティや体験イベントも豊富に用意されています。地元の伝統的な工芸品作りに挑戦したり、自然を満喫できるアウトドア体験をしたりと、訪れるたびに新しい発見があるでしょう。中には、温泉が併設されているところもあり、旅の疲れを癒すことも可能です。

この記事を書いた人

john