大阪西心斎橋の猫カフェ「Cat tail」の魅力をたっぷり紹介！

2024.09.19 kuroo

今回は大阪西心斎橋にある「Cat tail」さんを訪れました。

大阪を代表する活気ある街にありながら、お店に一歩足を踏み入れると癒しの空間に包まれており、外の喧騒とは全く異なる時間の流れを体感できます。

猫好きならば必ず満足できる場所なので、この記事を読んで気になった人は是非とも足を運んで見て欲しいです。

Cat tailの概要

引用：Cat tail

Cat tailはどのようなコンセプトで運営している猫カフェか、さらにどういったきっかけで猫カフェをオープンさせるにいたったのかを解説します。

猫カフェの発祥は1998年、台湾からだと言われています。その後日本でも猫カフェがオープンし、今では日本全国数えきれないほどの猫カフェが営業しています。

営業している猫カフェのうち、大部分は飼い主のいない保護猫のための活動の一環として運営。お店で寄付を募ったり、運営の傍らお店の猫を引き取ってくれる里親と出会うきっかけを作ったりしています。

今回紹介するCat tailは保護猫活動や、里親募集のための猫カフェではありません。純粋に訪れたお客さんが猫と触れあい、心癒されて笑顔で帰ってもらうことを目的として運営している猫カフェです。

Cat tailをオープンさせるきっかけとなったのはドッグカフェの隆盛でした。その当時はちょうどドッグカフェがブームとなって全国に広まっている時期。「ドッグカフェが流行っているのに何故キャットカフェがないのだろう」と疑問に感じていたそうです。

そして調査した結果、大阪には2店舗あり、そのうち1店舗は繁盛していることがわかりました。猫カフェには需要があることを確信し、2006年8月に奈良県は生駒市にお店を開業します。

その後、紆余曲折あってお店の移転を決意、2014年に大阪西心斎橋へと移転し再オープン、そして2019年に源内の場所へ再移転して現在に至ります。

引用：Cat tail

Cat tailは、お客様とネコたちのフレンドリーな関係を構築し、お客様が猫たちとのコミュニケーションを通じて心癒されることを追求。Cat tailのネコたちはとても人懐っこいですが、なかでもお客様のひざにネコが乗る「ネコのお膝乗り」は多くのお客様に大変喜ばれています。

猫たちが膝に乗ったときのなんとも言えない癒やしと喜びを体験してもらえるように、日々猫たちを観察しながら、自然と膝乗り行動を取ってくれるよう試行錯誤を繰り返しています。

コロナ禍以降感染症に関する配慮が必要となったため、それまで実施していた飲食の提供を完全停止。ドリンク付きのセットメニューだったのを猫のおやつ付きのメニューに変更、飲み放題のウォーターサーバーを設置しました。

また、別料金ですぐに提供できる紙パックのドリンク類も提供しています。飲食提供を無くしたことにより、スタッフは猫たちの飼育管理やお客様へのサービスに集中できるようになりました。

Cat tailでは毎年「カフェニャンズ写真大会」「カフェニャンズ人気総選挙」といった独自のイベントを実施しており、大変好評です。また、バレンタインデーとホワイトデーにはオリジナルのカフェニャンズチロルチョコをプレゼントしているほか、周年記念でも記念品をプレゼントしています。

引用：Cat tail

Cat tailはフレンドリーで個性的な猫たちとの触れ合いによって、癒やしを体感できる猫カフェです。猫たちは自由気ままなので、休憩室で休んでいたり、猫棚の上で寝ていたりすることも。基本的には好奇心旺盛で、お客様にフレンドリーな感情を持っています。

猫の気持ちに寄り添ったコミュニケーションを心がければ、撫でても逃げることなく気持ちよさそうな顔をして擦り寄ってきてくれますよ！

生駒で営業をしていることから徐々にお膝乗りをする猫が増えていき、西心斎橋に移転した時に猫たち全員が膝乗りをするようになったばかりのときは「おひざ乗り猫カフェ」として、一時話題になりました。

Cat tailは営業開始して15年以上であるため、初期メンバーの猫たちは虹の橋を渡り、現在は2代目猫たちが中心です。先輩猫たちのおひざ乗りをしっかりと受け継いでおり、以前と変わらない癒やしを体感できます。

Cat tailがある西心斎橋は通称「アメリカ村」と呼ばれている場所です。アメリカ村はアメカジファッションと古着の町と言われており、現在でも大小多くのアパレルショップがあります。

一昔前は「治安が悪い場所」として認識されていた西心斎橋。しかし、防犯カメラの設置・落書き防止措置など町内会が工夫を施した結果、当店の女性スタッフも閉店後普通に読みとを歩けるほど安全な町となりました。

海外からの訪問客が多い道頓堀や心斎橋商店街とは異なり、まだインバウンド需要はそれほど大きくはありません。しかし、インスタ映えするカフェ、海外の人に大人気の老舗オムライス店、良質な料理を提供する隠れ家的名店などがあり、知る人ぞ知るお店が多くあるとても魅力ある町です。

所在地	〒542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目7-25 竹内ビル2Ｆ
営業時間	11:00～20:15（LO 19:00）
定休日	不定期
お車でお越しの場合	公共交通機関でのアクセスをおすすめします
電車でお越しの場合	地下鉄御堂筋線「心斎橋」「難波」徒歩5分、地下鉄四ツ橋線「四ツ橋」徒歩5分
駐車場	なし
地図	Googleマップ