北陸地方の道の駅特集!今週末のドライブで行きたくなるおすすめ6選!
最近よく耳にすることも増えた「道の駅」。テレビで特集が組まれることも多く気になっている人も増えたのではないでしょうか。
全国にある道の駅ですが、それぞれの地方自治体が運営してることから、地域性が出ていることが話題になっている理由です。
ただ休憩できるスポットではなく、それぞれに個性あふれる魅力があることを知っていましたか?
今回は北陸地方特集!日本海の海鮮や景色を満喫できる、おすすめの道の駅を厳選しました。
目次
道の駅とは
そもそも道の駅とは、一言で言うと「休息機能・情報発信機能・地域の連携機能の3つを兼揃えた施設」となります。
24時間利用可能なトイレやベビーコーナーを備えており快適にくつろげて、地域の歴史・文化・観光情報の展開や朝市での名産販売を行っており、まち同士が連携して地域作りに取り組める、そんな施設となっています。
駅という文字がついていますが、由来は馴染みのある電車が停まる駅ではなく、昔は道沿いの宿場が宿駅と呼ばれていたことにあります。
50年ほど前、長距離ドライバーや女性・高齢のドライバーが増加していく中で、高速道路のサービスエリア・パーキングエリアのように、一般道路にもドライバーが休憩するための施設が必要というニーズをうけ誕生しました。
そのため、高速道路のサービスエリアを道の駅として登録する場合は、一般道からのアクセスが可能になっている必要があります。
設置者はその地域の自治体になるので、サービスエリアよりも地域性が反映されていたりと、高い自由度で運営されています。
また、似たような単語で「ドライブイン」もありますが、そちらは民間事業者によって行われている、自動車に乗ったまま入れる商業施設を指します。
道の駅の「ななめうえ」な楽しみ方
1993年に最初の道の駅が登録されて以降、現在は1200駅以上登録されています。
最近ではそのユニークさから、道中に休憩で立ち寄るついでに見ていくのではなく、道の駅を目的にしたお出かけをする人も多いのだとか。
小学校をリノベーションして教室を泊まれるようにした道の駅(千葉県)や、小さい遊園地が敷地にある道の駅(兵庫県)、本格的な露天風呂が楽しめる道の駅(長野県)など全国各地の道の駅で意外な楽しみ方が発見できます。
北陸地方でおすすめの道の駅【ななめうえトラベルがセレクト】
2024年に新幹線が福井県まで開通し、注目されている北陸地方に旅行しようと思ってる方も多いのではないでしょうか。今回は、北陸地方でぜひ訪れてほしい道の駅を6個厳選しました。
道の駅「神林(穂波の里)」
まず、新潟県村上市にある道の駅「神林」。周りは県の名産、コシヒカリを育てる田園になっており、のどかな風景が広がります。
施設内には、地域の物産や農家の方が毎日納品する新鮮な野菜などを販売している「穂波の里物産館(とれたて野菜市かみはやし)」、地元の食材を使用した和風レストラン「穂菜味亭」があります。
お土産でおすすめなのは、新潟県土産で有名な笹団子。「とれたて野菜市かみはやし」では、隣接する農産加工所「ゆりの会」で作られたものを販売しています。使用するヨモギは新物のため、香りが良いのが特徴です。
変わり種が好きな方は、テンペまんじゅう(テンペ:インドネシア発祥の発酵食品)や豆腐寄せ(崩した豆腐を寒天で固めた郷土料理)など、初めて目にするであろう商品も置いてありますのでチェックしてみてください。
基本情報
住所 | 〒959-3423 新潟県村上市九日市809 |
アクセス | 日本海東北自動車道神林岩船港ICから5分 |
駐車場 | 普通車64台、身障者用1台、大型車10台 |
営業時間 | 月〜日:8:15-17:00 |
公式HP | 村上市公式HP |
道の駅「千枚田ポケットパーク」
引用:道の駅公式HP
2番目に紹介するのは、石川県輪島市にある「道の駅千枚田ポケットパーク」。千枚田というのは、輪島市の観光名所である「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」という棚田が由来となっています。日本海に向かう急斜面に作られている棚田で、田の枚数は1004枚となっています。
海が近いこともあり、名物には海鮮が使われているものが多くあります。地元高校生が考案したフグの唐揚げや、スープにトビウオを使用したうどん、内蔵(ゴロ)を含んだ一夜干しのイカを焼いて具材に入れたおにぎりなど、海の幸を楽しむことができますよ。
2024年9月現在は地震の影響を受け臨時休業となっていますが、再開されたら復興支援も兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか。
基本情報
住所 | 〒928-0256 石川県輪島市白米町ハ99-5 |
アクセス | のと三井ICから約20分 |
駐車場 | 自家用車51台、バス5台 |
営業時間 | 8:30-17:30 |
公式HP | https://senmaida-monogatari.com/ |
道の駅「能登食祭市場」
引用;北陸道の駅
3番目に紹介するのは、石川県七尾市にある「道の駅 能登食祭市場」。敷地内には5つの施設が入っている、大きな道の駅になります。
第一におすすめしたいのが、海の幸を満喫できる生鮮市場。持ち込み可能な浜焼きコーナーもあります。館内の魚屋さんで好きな海鮮を好きなだけ購入し、その場で焼いて食べるので美味しいこと間違いなしです。
また、一風変わった名前の施設としてモントレーホールがあります。七尾市の姉妹都市である、アメリカのモントレー市から友好の印として命名されています。窓からは七尾湾の開放的な景色を望むことができ、またミニコンサートなどの音楽イベントが開催されてることもあるようです。
こちらも2024年9月現在、地震の影響で曜日・時間限定で仮営業となっています。行く前に最新情報をお確かめください。
基本情報
住所 | 〒926-0041 石川県七尾市府中町員外13-1 |
アクセス | JR七尾駅から徒歩10分 のと里山海道・田鶴浜I.Cから車で18分 |
駐車場 | 自家用車199台、大型車15台 |
営業時間 | 店舗により異なる |
公式HP | http://www.shokusai.co.jp/ |
道の駅「蓮如の里あわら」
引用:蓮如の里あわら
4番目に紹介するのは、福井県あわら市にある「蓮如の里あわら」。2023年の4月にオープンしたばかりの新しい施設で、あわら市初の道の駅となります。蓮如というのは、衰えた浄土真宗を再び繁栄させたとされている人物の名前で、このあわら市を布教の拠点としていたそうです。
福井名物であるおろしそば・ソースカツ丼はもちろん、平日限定のプリン&フルーツアラモード、休日限定のフルーツパフェなどを食べることができます。
また、レンタサイクルの受付もしており、海・湖・山が揃う自然豊かなこの地を自転車で駆け抜けるのも面白いかもしれません。
近くには、日本唯一となる蓮如をテーマにした博物館もあります。そちらではオホーツク地方のクリオネと流氷を見ることができたり、京都で人気の団子屋さんであるイクスカフェが北陸初出店していたりと、見どころ満載なのでぜひ一緒に立ち寄ってみてください。
基本情報
住所 | 〒922-0679 福井県あわら市吉崎1丁目801 |
アクセス | JR「芦原温泉駅」、「加賀温泉駅」から車で15分 |
駐車場 | 普通車123台、ハートフル3台、大型車8台 |
営業時間 | 売店:9:00~18:00 お食事処:9:00~16:30(ランチメニューは10:30~15:00まで) |
公式HP | https://rennyo-awara.com/ |
道の駅「若狭おばま」
引用:ふくいドットコム
最後に、福井県小浜市にある「道の駅 若狭おばま」を紹介します。こちらも小浜市初の道の駅で、3施設入っています。
まず、物販コーナーで注目すべきは若狭塗箸です。小浜市は塗箸の生産量が日本一なんです。種類豊富なお箸から、自分にぴったりの1膳を選ぶのは特別な思い出になりますよ。
食事を楽しみたい方には、レストラン「和久里のごはんや おくどさん」がおすすめ。おくどさんとは、ご飯を炊くかまどを意味する言葉だそうです。主食は海鮮がメインになっています。WIFI完備・一部席にはコンセントも用意されているので、出張時に空いた時間ができた時にも利用しやすい環境になっています。
そして、テイクアウトしたい時には「小浜pocket」にて、ピタパンに地元で人気の鯖の醤油干しの竜田揚げやソースカツが入ったサンドが販売されています。色とりどりの野菜も加わってオシャレな見た目になっており、ソフトクリームやスムージーも売っています。
基本情報
住所 | 〒917-0024 福井県小浜市和久里24-45-2 |
アクセス | JR小浜駅から車で約5分 舞鶴若狭自動車道小浜ICから車で約1分 |
駐車場 | 普通車151台、身障者用6台、大型車7台 |
営業時間 | 9:00-18:00 |
公式HP | https://michinoeki-obama.jp/ |
道の駅「恐竜渓谷かつやま」
画像引用元:恐竜渓谷かつやま
福井県勝山市は化石が見つかる地域として知られており、世界的に有名な「福井県立恐竜博物館」があります。この博物館から車でわずか10分の距離に、令和2年6月に開業した道の駅「恐竜渓谷かつやま」があるんです。自然と触れ合えるスペースとして、水路や噴水を備えた親水エリアが広がり、恐竜のモニュメントやすべり台も楽しめますよ。
この施設にはカフェレストランがあり、地域の特産品やユニークなお土産が揃っています。特に、クリーミーな「水ようかんソフトクリーム」は黒糖とこし餡の組み合わせが絶品で、訪問者に人気です。また、恐竜をモチーフにした「ラプトルバーガー」もユニークな一品として注目されています。「スーベニアショップ」では、地元の農産物や恐竜関連の商品、オリジナルグッズが豊富に取り揃えられており、訪れる価値があります。家族での楽しいひとときを過ごすにはぴったりのスポットですね。
基本情報
住所 | 福井県勝山市荒土町松ヶ崎1-17 |
アクセス | 中部縦貫自動車道勝山IC下車後、市内方面へ車で約1分 |
駐車場 | 大型11台 普通車88台 合計99台 |
営業時間 | ショップ/9:00~17:00(時期によって変動あり) レストラン/11:00~15:00(時期によって変動あり) |
公式HP | https://katsuyama-navi.jp/michieki/ |
まとめ
今回は北陸地方に限定し、今話題の道の駅スポットを紹介しました。それぞれ個性豊かな魅力がありますよね。
日本海ならではの景色や海の幸など、ここでしか体験できない貴重な思い出を作ることができますので、ぜひ旅行に行くときは参考にしてみてください。