侘び寂び醸す鼠漆喰の古民家のホテル「みなも」のナナメウエな魅力を紹介!

2024.09.30

本日は福岡県うきは市にある、みなもさんに取材させて頂きました!

福岡県の筑後吉井地区には歴史ある町並みが保存されている場所があり、そこに佇む古民家宿「みなも」さんがあります。この宿は、100年以上の歴史を持つ建物を生かしてリノベーションされた、魅力的な滞在先です。

まず、「碓井邸」には受付があり、4つの個性的な客室が揃っています。また、一軒家のプライベート空間「堀江邸」もあり、さらに、市の指定文化財である「鏡田屋敷」の蔵を改装した「鏡田蔵」も一棟貸しの客室としてお楽しみいただけますよ。

全3棟6室から構成されるこの古民家宿は、滞在者に特別な体験を提供するでしょう。プライベートサウナを備えた部屋や宿泊者専用のバーがある部屋で、どこか懐かしい風景や地域の暮らしに触れることができます。うきはの独特の雰囲気に包まれ、心休まるひとときをお過ごしください。

みなもをご紹介

白壁土蔵造りの建物が立ち並ぶ「筑後吉井重要伝統的建造物群保存地区」。 江戸時代から残る貴重な家屋の中にも空き家が多く、その利活用が課題となっていました。 地域のために活かしてほしいという声があがったことから、まちづくりの一環として運営しているのが、3棟6室からなる分散型古民家宿「みなも」です。

うきは市には、良質で豊富な地下水と、九州一の大河・筑後川の水の力を活かしてきた歴史があります。 2つの水の力に支えられてきたこの土地の営みに浸る滞在を提供しています。

みなもで注力している事業・イベント

 

お客様の滞在がみなもだけで完結するのではなく、うきは市の様々な場所へ足を運んでいただけるよう工夫と案内をしています。そのような目的もあり、みなもでは夕食を提供しておりませんが、周辺飲食店と連携した夕食プランを用意しているほか、フルーツ狩りなどの体験プランもあります。

また地域の人たちとのつながりを大切にし、地域の行事に参加したり、地域の人たちに参加していただけるようなイベントも充実。BAR営業や講座、ワークショップなどの企画も開催されています。

私たちがおすすめするみなもの見どころ

 

私たちがおすすめするみなもの見どころを3つ紹介します。

「水に浸る」碓井邸104客室

画像引用元:みなも

みなもでは「水に浸る」をコンセプトにした碓井邸104の客室にのみプライベートのサウナ室を併設しています。セルフロウリュのサウナ室では、うきは市で在来茶を生産されているお茶農家である楠森堂さんのほうじ茶を使用。香ばしいお茶の香りとともにサウナを楽しんでいただけます。

また石造りの広い水風呂では、うきはの地下水をかけ流しで用意されており、やわらかい水の心地よさが好評です。露天風呂とインフィニティチェアを備えた整いスペースで整った後は、ジンジャーシロップと炭酸水の特製サウナドリンクで喉を潤していただけます。

食べる

画像引用元:みなも

朝食では、うきは市の豊かな地元食材を提供。野菜や果物はもちろん、地元で育てられた米、麦、大豆、卵、牛乳、お茶、酢、味噌など、いろいろな食材を堪能できます。

生産者の愛情と土地の恵みが詰まったこれらの食材を活かした、うきはの地元料理で、一日のスタートを迎えましょう。

どこか懐かしい風景

画像引用元:みなも

どこか懐かしさを覚える風景と新しく生まれる営みを味わえる場所、それがうきはです。この地には、心身がリフレッシュできる広大な森林や清らかなせせらぎがあります。ここで体験できるのは、人と自然が調和する山々の美しい風景です。

また、古き良き時代を今に伝える歴史的な白壁の町並みや、職人技が光る食材など、地域の文化と暮らしの息吹を感じることができる場面が広がっています。

これらの景色や文化には、それぞれが大切な意味を持ち、この地の営みの一部を形成しています。

地域の文化と暮らしを見て、触れて、味わうことで、過去から現在、そして未来へと続く人々の生活に思いを馳せる貴重な時間を過ごせるのが魅力。それは、この地に根付く人々の歴史や文化、そして未来への希望に触れるひとときです。

私たちがおすすめするみなもの魅力

画像引用元:みなも

整いスペースは坪庭のある露天となっており、温・冷のお好みでご利用いただける露天風呂となっていまして、インフィニティチェアも備えております。完全個室ですので、他の利用者や時間を気にせず贅沢なひとときを過ごしていただけます。また、整いスペースは、碓井邸104のサウナ室に設置されております。

みなもが受け継ぎたいもの

みなもがあるうきは市は、江戸時代に有馬藩の城下町久留米と日田天領を結ぶ豊後街道の宿場町として栄えた場所です。現在でも福岡から大分へ抜ける道中のアクセスの良い拠点として、また旅の疲れを癒す場所としてお客様にお越しいただいています。

有名な観光地ではないけれど、昔ながらの街並みと営みに触れてゆっくりと過ごせるのが一番の魅力です。デジタルデトックスやリトリートを目的に、当施設の客室にはあえて時計やテレビを置いておりません。

心の赴くままにサウナで整い、大切な人と語らい、リラックスしたひとときを過ごしていただきたいと思っています。

みなもの基本情報

画像引用元:みなも

住所 〒839-1321 福岡県うきは市吉井町1302
電話番号 0943-76-9882
営業時間 IN 15:00~18:30
OUT 11:00
休日 不定休
料金 大人2人 55,340円~
アクセス 福岡市内から車で約60分。大分自動車道朝倉IC、杷木ICより車で約15分。
駐車場 宿泊者無料 5台屋外
ウェブサイト https://itonami-ukiha.jp/stay/
備考 サウナ室は碓井邸104にご宿泊のお客様が優先ですが、宿泊予約のない日に限り、日帰りでもご利用いただいております。毎週木曜日の午前9時頃に、みなもホームページの予約サイトにて、翌日から1週間分の日帰り利用のご予約受け付けを開始しております。
日帰り利用は午前10時~と午後2時~の1日2回、利用時間は90分、120分、150分からお選びいただけます。定員は2名です。

みなものまとめ

画像引用元:みなも

福岡県の南部にあるうきは市は、筑後川と耳納連山に挟まれた豊かな自然と水源を誇る地。この地の一角にある伝統的な白壁の土蔵造りの町並みが広がるエリアには、歴史的な魅力を持つ「みなも」があります。

かつて交通の要所として栄えた筑後吉井には、その時代の風景を残す建築物が数多く残っており、それらを現代に蘇らせた6室限定のホテルが誕生しました。

古き良き時代の面影を残すみなもには、多彩な歴史的背景を持つ建物が利用されています。江戸時代には菜種油と櫨蝋(はぜろう)の生産で繁栄した地主の旧邸宅、さらには明治期の診療所の家として建てられた家屋、役人のための官舎としてうきは市の文化財にも指定されている蔵など、各宿泊棟でそれぞれの建物が持つ独自の歴史を感じ取ることができますよ。

「みなも」では、単なる宿泊に留まらず、町全体をホテルとして捉えた体験ができるのが最大の魅力です。滞在中は地元の店で食事をしたり、買い物を楽しんだりすることで、一時的な住人のような気分を味わうことができます。

町全体に溶け込んで過ごすことで、うきは市の本当の魅力を堪能できるのです。

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