小江戸・川越でおすすめの食べ歩きグルメ特集！人気の名産品から穴場まで網羅しよう

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都内から気軽に行ける観光地として人気のある埼玉県の川越市。小江戸川越と呼ばれている通り、昔ながらの雰囲気を感じることができるスポットとしてテレビなどで見かけることも多いのではないでしょうか。

エリア自体はコンパクトな川越ですが、街歩きや食べ歩きなど魅力がたくさんあり、食べ歩きにおすすめのグルメやスイーツのお店がたくさん揃っています！

この記事では、川越の食べ歩き人気グルメを中心に、川越の観光スポットやおすすめのモデルコースを幅広く紹介していきます。

情緒あふれる雰囲気！埼玉県・川越市について

引用：小江戸観光協会

埼玉県南西部にある川越市は、埼玉県内で人口が3番目に多い主要都市のひとつであり、全国的にも人気な観光地として知られています。

その魅力はなんといっても、小江戸川越と親しまれている通り昔ながらの町並みにあります。蔵造りの建物を見ながら歩いていると、まるで江戸にタイムスリップしたような不思議な感覚を楽しむことができます。

実際、川越市は歴史ある地域です。戦国時代以前は「河越」という名前であったこの土地は、武蔵国（現在の東京都・埼玉県・神奈川県の一部）の中央に位置しており、軍事上重要な地として認識されていました。

1590年に当時力を持っていた徳川家康が関東に移ると、川越藩（藩：将軍から1万石以上の土地を与えられた大名の領地）が置かれました。藩主には有力な大名が歴任し栄えていきました。

1457年に築かれた川越城は、1639年に藩主となった松平信綱によって改修されて今も歴史的なシンボルとして残っています。

また、首都圏からのアクセスも良いため、思い立ってすぐ行ける気軽さもあります。

観光にベストな最寄駅はJR「川越駅」・東武東上線「川越市駅」・西武新宿線「本川越駅」と3路線あります。主要駅からの乗り換えはなしで、1時間前後で到着することができます。

1日で有名な観光スポットを回ることができる広さで、周遊バスが運行していて、バスのフリークーポンが販売されているのも嬉しいポイントです。

小江戸・川越の食べ歩きにおすすめグルメ15選

川越といえば！特大サイズが嬉しい『小江戸おさつ庵』

引用：小江戸おさつ庵インスタグラム

川越といえばさつまいもスイーツ！川越＝さつまいもというイメージが確立されたのは江戸時代の出来事が理由です。

当時、庶民の食べ物の中で数少ない甘いものであったこと、そして安く手に入ることから焼き芋がブームとなっていました。さつまいもは重くて嵩張るため陸送よりも船便が適していました。川越は江戸と川で結ばれていたため、たくさん出荷することができたこと、そして川越産のさつまいもは質が良く最高級品とされていたため、有名になったと言われています。

その中でも、特大おさつチップがあるこちらのお店は特に人気。まるで花びらのように華やかな見た目で写真映えも抜群。ディップソースは好きなものを選べるため、好みに合わせてアレンジすることができます。

基本情報

住所	〒350-0063 埼玉県川越市幸町15−21
アクセス	最寄駅：本川越駅から徒歩17分
営業時間	月〜金：10:30-16:30 土・日：10:30-17:00
料金	さつまいもチップス：600円
公式IG	小江戸おさつ庵インスタグラム

さつまいもを堪能するなら『川越プリン』

引用：川越プリン

蔵造りの街並みの一角にあるこちらのお店でもさつまいもを使用したデザートが名物です。

食べ歩き商品である「どんだけ〜芋プリン」は、さつまいもダイスカット入りのいもプリン＋モンブランソフト＋芋チップの組み合わせで、さつまいもをふんだんに堪能することができます。これ以外にもソフトクリームや抹茶味・いちごゼリー味・ゆずゼリー味などラインナップがあります。

さらにポイントは味だけでなく見た目にもあります。ロゴは蔵をモチーフにしており、テイクアウト用の蓋の部分は屋根をイメージしたパッケージングになっています。並べると、まるで蔵造りの街並みのように見えます。

通販でも購入可能なので、味が気に入ったらホームページをチェック！

基本情報

住所	〒350-0063 埼玉県川越市幸町1−13
アクセス	最寄駅：本川越駅から徒歩15分
営業時間	月〜日：10:30-17:30
料金	どんだけ〜芋プリン：600円
公式HP	https://www.kawagoe-purin.com/

秘伝のタレがポイント！老舗伝統の味『小川菊』

引用：じゃらんニュース

「おがきく」と読むこちらのお店はうなぎ屋さんです。

実はうなぎも川越の名物であることを知っていたでしょうか。江戸時代、綺麗な河川では天然のうなぎがよくとれていて、海のない川越ではそれを貴重なタンパク源として重宝していたようです。この頃から土用の丑の日にうなぎを食べる習慣があったと言われています。

川越には、江戸時代から代々続く歴史ある名店が何店舗か残っており、小川菊も1807年創業と最古のうなぎ専門店となっています。現在7代目となり、創業当時から秘伝のタレが守られているそう。

行列必至の人気店なので予約は必須。1週間前から予約可能で、平日の夕方は時間指定可能ですがそれ以外の時間は時間指定不可となっています。予約なしの場合、店頭にある自動受付機で整理券の発行が必要となります。

基本情報

住所	〒350-0065 埼玉県川越市仲町3−22
アクセス	最寄駅：本川越駅から徒歩12分
営業時間	木：定休日 月〜水、金〜日：11:00-14:00, 16:30-19:00
料金	うな重：税込3900円
公式HP	https://www.ogakiku.com/

レモンとうどんの特別な掛け合わせが◎！名店『うどんとお酒　土麦』

引用：＃土麦

うどんといえば香川県が有名ですが、川越にも名店が揃っています。

そんな中おすすめしたいのはこちらの土麦（つむぎ）さん。昼はうどん、土曜夜のみ居酒屋になるお店です。

2018年にオープンして以降、名物となっているのは「レモン冷やかけうどん」。すだちのスライスが乗っているのは見かけたことはあっても、レモンのスライスが乗っているのは珍しいのではないでしょうか。特に暑い夏にはぴったりの爽やかなメニューです。

元々オープン当初の限定メニューだったものが、人気が出て定番化したそうです。イタリアン・和食など多ジャンルで修行してきた料理人である店主が、今でも定期的に限定メニューを出しており、インスタグラムでもその様子を見ることができます。

基本情報

住所	〒350-0066 埼玉県川越市連雀町9−1
アクセス	最寄駅：本川越駅から徒歩10分
営業時間	火：定休日 月、水〜日：11:00-15:00 土のみ夜営業あり：17:30-20:30
料金	レモン冷やかけうどん：900円
公式HP	http://udon-tsumugi.com

 SNSでも話題に！写真映えグルメも充実している『縁結び横丁（Hatago  COEDOYA）』

引用：ミセスハンバーガー

宿泊施設のHatago COEDOYAの1階には宿泊者でなくとも自由に入ることができるフードホール、縁結び横丁があります。

6店舗オープンしており、中でも一際行列があるのはSNSでも話題になっているミセスハンバーガーの「スライダーバーガー」。

食べ歩きしやすいようにカップに入っており、下はカリカリのポテト、その上に一口サイズのハンバーガーがささっている特徴的な見た目になっています。バーガーの種類は5種類から自由に組み合わせることができ、小ぶりながら食べ応えのある肉肉しさが魅力です。

それ以外にも、片手サイズのうな丼が楽しめる小鉢豆美やカラフルなあんこが可愛いあんこのきもちなど、食べてみたくなる商品がたくさんあります。施設は賑わっているので、昼時には混雑が予想されます。

基本情報

住所	〒350-0066 埼玉県川越市連雀町8−1
アクセス	最寄駅：本川越駅から徒歩10分
営業時間	月〜日：10:00-20:00
料金	入場無料
公式HP	Hatago COEDOYA公式HP

かつお節と醤油ダレが香る中市本店の『ねこまんま焼おにぎり』

引用：中市本店

小江戸川越の一番街商店街に位置する中市本店。「自然の幸のだしづくり」というお店のこだわりを守り、かつお節をはじめとした食品を販売しています。

名物は、店頭で手作りされている「ねこまんま焼おにぎり」！かつお節と昆布でだしを取った自家製のだし醤油が塗られており、本枯節またはいわし削りがまぶしてある数量限定のおにぎりです。かつお節と醤油だれの香ばしい香りが食欲をそそります！

ほかのお店にはないオリジナルの焼きおにぎりで、川越で人気の食べ歩きグルメのひとつです。

基本情報

住所	〒350-0063 埼玉県川越市幸町5-2
アクセス	最寄駅：本川越より徒歩10分
営業時間	10:00-19:00
料金	かつお節：300円、いわし節：300円
公式HP	https://www.nakaichi-h.com/

手土産にも喜ばれる！菓子屋横丁の『川越ベーカリー　楽楽』

引用：川越ベーカリー　楽楽

川越ベーカリー　楽楽は、菓子屋横丁に佇むパン屋。自家製醗酵種や国産小麦をはじめとしたこだわりのある材料選びがなされており、カレーパンのカレーやカスタードクリームも一から手作りされています！ちくわパンなど、和のテイストのパンが充実。友人への手土産にも喜ばれますよ。

特に人気を集めているのは、お味噌のパン。秩父味噌が練り込まれた、どこか懐かしい風味のパンです。パンの上にかかっているクッキー生地も味噌風味になっているのがポイント。ほっこりあたたかみのある、やさしい甘さが人気を呼んでいます！

基本情報

住所	〒350-0062  川越市元町2-10-13（菓子屋横丁）
アクセス	最寄駅：本川越駅から徒歩約15分
営業時間	08:00-16:30（売り切れ次第終了）
料金	お味噌のパン：210円
公式HP	http://www.bakery-rakuraku.com/

稲葉屋本舗の『いもどうなつ』はさくさくとした口当たりがたまらない！

引用：小江戸川越ウェブ

稲葉屋本舗は、創業昭和13年の老舗お菓子店。菓子屋横丁にある人気のお店です。風情のある外観のお店で、自家製のお菓子が販売されています。種類は、いもどうなつやようかん・まんじゅう・くずゆなど約10種類。埼玉県の「彩の国優良ブランド品」 にも認定されたお菓子もあり、川越の人気食べ歩きグルメのひとつとして見逃せません！

特に人気のあるおすすめ商品は、「いもどうなつ」。砂糖と小麦粉・卵で作られたサクッとした食感の生地に、やさしい甘さの自家製のいもあんを包んでいます。さくさくした食感が楽しい口当たりの良いドーナッツです。1個90円と大変リーズナブルなところも魅力のひとつ。

基本情報

住所	〒350-0062 埼玉県川越市元町2-7-6
アクセス	最寄駅：本川越駅
営業時間	9:00-19:00
料金	いもどうなつ：1個90円、6個入り540円
公式HP	–

川越の食べ歩きの新定番！川越ショコラ Bromageeの『焼き立てフォンダンショコラ』

引用：食べログ

川越ショコラ Bromageeは、2017年にオープンした川越初のチョコレート専門店。小江戸川越にの街並みにもぴったりな、古民家をリノベーションした和モダンテイストの外観が目印のお店です。川越のお土産や食べ歩きグルメにもおすすめの16種類以上のチョコレートが揃っています。

特に人気があるのは、川越の食べ歩きの新名物ともいえる「フォンダンショコラ」です。最高級のチョコレート「クーベルチュールチョコレート」が使われているのが特徴。店内で作られているため、できたてでアツアツのフォンダンショコラがいただけます！多い日であれば1日に1,000個は売れてしまうほどの大人気商品です。

基本情報

住所	〒350-0063　埼玉県川越市幸町1-9
アクセス	最寄駅：本川越駅　本川越駅より東武バスに乗車し仲町で下車後、徒歩1分
営業時間	10:00-17:00 (7月～8月は11:00-19:00)
料金	フォンダンショコラ：200円
公式HP	http://bromagee.co.jp/KawagoeChocolate.html

揚げたてのジューシーさが魅力！和牛ひつまぶし うし川の『小江戸メンチ』

引用：食べログ

川越の本町通り、川越市役所・氷川神社の近くにある「和牛ひつまぶし うし川」。創業150年の老舗旅館「松村屋旅館」の中を一部リノベーションしたお店になっています。シックで趣のある外観が特徴。「小江戸メンチ」ののれんが目印です。

うし川の食べ歩きにおすすめのグルメは「小江戸メンチ」。街歩きのお供にと開発された、まさに食べ歩きにぴったりのグルメです。ひき肉には、A5ランクの和牛ひき肉を使用。川越産の小江戸黒豚をあわせて作った自慢の特製メンチカツです。

店内で揚げたばかりのサクサクの状態でいただけるとことも魅力のひとつ。ジューシーな肉汁が溢れ、口の中一杯に広がります！

基本情報

住所	〒350-0062 埼玉県川越市元町1丁目1-11
アクセス	本川越駅より徒歩13分
営業時間	平日 11時29分〜14時（LO13:30）、17時〜21時（LO20:00） 土日祝 11時29分〜15時（LO14:30）、16時半〜21時（LO20:00）
料金	小江戸メンチ：350円
公式IG	https://www.instagram.com/kawagoe_ushikawa/

抹茶好きにはたまらない！茶和々 川越店の『お濃茶わらびアイス』

引用：株式会社寺子屋

茶和々（さわわ）川越店は、抹茶を使ったスイーツを多く展開するお店。抹茶ラテや抹茶のわらび餅・抹茶のソフトクリームなど、抹茶好きには嬉しい抹茶メニューが楽しめます！

茶和々のお濃茶わらびアイスは、濃厚の抹茶のアイスとわらび餅の両方が贅沢に楽しめるメニュー。抹茶の濃厚な味わいとわらび餅のもちもちとした食感が組み合わされた一品です。食べ歩きグルメとしても特に人気があります。

基本情報

住所	〒350-0063 埼玉県川越市幸町7-6
アクセス	本川越駅から1,061m
営業時間	10:00-18:00
料金	お濃茶わらびアイス：710円（テイクアウト）
公式HP	https://www.telacoya.co.jp/company/

SNSウケも◎！食べても楽しいあんこのきもちの『恋小江戸団子』

引用：公式インスタグラム

「あんこのきもち」は、和のテイストのスイーツを多く展開しているお店。食べ歩きにもぴったりなサイズ感のスイーツがたくさん揃っています。見た目も可愛らしいメニューが多く、写真にも映えるような和スイーツが楽しめます。

色とりどりのスイーツが多い中、特に食べ歩きにもおすすめなのは、恋小江戸団子。いちごやマンゴー・抹茶餡・ラムネなど8種類の餡が使われています。もっちりとしたお団子にカラフルな餡で彩られ、色鮮やかな見た目が人気を呼んでいます。見た目の華やかさだけでなく、トッピングされた餡によって味や風味も変わるため、食べても楽しめるところも魅力。

基本情報

住所	〒350-0066 埼玉県川越市連雀町8-1
アクセス	本川越駅から607m
営業時間	11:00-17:00
料金	恋小江戸団子（2本セット）：600円
公式IG	https://www.instagram.com/annkonokimochiofficial/?hl=ja

秘伝の甘辛いタレが食欲をそそる！うなぎ傳米の『ミニかば焼き』

引用：食べログ

築150年以上の古民家をリノベーションして建てられた「うなぎ傳米」。厳選された最高峰のブランド鰻「うなぎ坂東太郎」を取り扱う、鰻料理のお店です。備長炭でじっくりとふかふかに焼き上げられた鰻の蒲焼きをはじめ、月替わりの旬のお料理もいただけます。

「うなぎ傳米」のミニかば焼きは、川越散策中に食べられる食べ歩きグルメとしても人気のグルメです。竹串に刺さった鰻は一口サイズでカットされているため、食べ歩きにもぴったり。香ばしく焼き上げられたうなぎに、風味豊かな秘伝の甘辛いタレが絡んでおり、食欲をそそる一品です。老舗の本格的な味を手軽に食べられます。

基本情報

住所	〒350-0063 埼玉県川越市幸町1-10
アクセス	本川越駅から徒歩10分
営業時間	11:00-17:00
料金	ミニ蒲焼き：1本500円
公式HP	https://nasu-hayashiya.co.jp/

サクサクほくほくの食感がやみつきに！金魚亭の『長芋唐揚げ』

引用：食べログ

「金魚亭」は、お店の名前にある通り、金魚がテーマになったカフェ&ダイニングバー。店内のインテリアや装飾だけでなく、メニューにも金魚のモチーフがふんだんに取り入れられています。「金魚すくいゼリー」や「金魚型の和菓子」など、見た目でも楽しめるメニューが豊富です。

揚げ物メニューも充実しているなかで、特に食べ歩きにもおすすめなのは「長芋唐揚げ」。長芋特有のシャキシャキとした食感を保ちながらも、衣はカリッと香ばしく揚げられています。ホクホク感と軽やかな食感が絶妙！塩や特製スパイスが絶妙に絡んだシンプルな味付けながらも素材の良さを引き立てており、何個でも食べたくなる一品です。

基本情報

住所	〒350-0065 埼玉県川越市仲町10-15
アクセス	本川越駅から徒歩 約13分
営業時間	11:00-18:00
料金	長芋唐揚げ：600円
公式IG	https://kingyo-tei.jp/

新井武平商店 ヤマブ川越時の鐘店の『黄金だんご』

引用：公式インスタグラム

「新井武平商店 ヤマブ川越時の鐘店」は、川越の象徴ともいえる「時の鐘」の近くに位置しています。観光の合間に立ち寄りやすい立地にあり、こだわりの味噌「秩父味噌」や醤油を使用した、みそせんべいやみそカステラ・たまり漬けなどの商品を製造・販売しています。

老舗の和の雰囲気を感じられる、食べ歩きにもおすすめのメニューは「黄金だんご」。香ばしく焼き上げられた団子にたっぷりと絡められた、店の秘伝の甘辛い特製味噌ダレが絶品です。濃厚なコクと甘さが絶妙なバランスに人気を呼んでいます。

お団子は程よい弾力ともちもち感があり、ひと口でも満足感を味わえるのが魅力。街歩きの小腹が空いたときにもぴったりなメニューです。

基本情報

住所	〒350-0063 埼玉県川越市幸町7-22
アクセス	本川越駅から607m
営業時間	9:00-17:00
料金	黄金だんご：400円
公式IG	https://www.chichibu-miso.jp/

満腹になったら行ってほしい川越でおすすめの観光スポット5選

氷川神社

引用：小江戸川越ウェブ

鯛みくじが有名なこちらは、一度はテレビなどで見たことがあるのではないでしょうか。

川越で一番人気のある神社と言っても過言ではないですが、創建は今から約1500年前と言われている由緒ある建物となっています。本殿にはその緻密な彫刻が評価され、県の重要文化財に指定されています。

氷川神社には、出雲大社の縁結びの神様と家族関係にある神様が祀られていることから、「家族・夫婦円満」「縁結び」のご利益があると言われています。

夏の時期（令和6年は7月〜9月）には「縁むすび風鈴」と呼ばれる祭事が行われており、約1500個の江戸風鈴が飾られています。見た目からも音色からも涼しさを感じることができます。

基本情報

住所	〒350-0052 埼玉県川越市宮下町2丁目11−3
アクセス	最寄駅：本川越駅から徒歩30分、バス10分
営業時間	月〜木、土、日：9:00-18:00 金：9:00-17:00
料金	無料
公式HP	https://www.kawagoehikawa.jp/

喜多院

引用：小江戸川越ウェブ

喜多院は、約1200年前に創建され、約350年前に徳川家康の信頼を得ていた方が住職となってから栄えたと言われています。

徳川家とゆかりの深いお寺で、豪華な壁画や施設が備わっていることから、お寺の全域が重要文化財に指定されています。

特に目をひくものは、日本三大羅漢にも選ばれている五百羅漢。（羅漢：最高位の修行に達して悟りを開いた僧のこと）

この五百羅漢は50年の歳月をかけ完成したもので、石像が538体並んでおり圧倒されてしまいます。1体1体、表情や動作が違っているのでお気に入りの1体を見つけてみてください。

基本情報

住所	〒350-0036 埼玉県川越市小仙波町1丁目20−1
アクセス	最寄駅：本川越駅から徒歩15分
営業時間	月〜金：9:00-16:30 土日：9:00-16:50
料金	無料
公式HP	http://kitain.net/

川越城

引用：小江戸川越ウェブ

川越の歴史を語る上で避けては通れない川越城。全国的にも珍しく、再建でなくオリジナルの本丸御殿が残っているお城となります。埼玉県の指定有形文化財にも選ばれている貴重な歴史的建造物です。

※御殿とは、城主の住居・城主の政務する場・家臣の常駐する部屋・来客対応を行う部屋などがある城の中心部のこと。江戸時代またはそれ以前に建てられた現在建築は全国で4つのみになる。御殿の中でも、本丸御殿（天守を備えた中心の区画）と二の丸御殿（本丸の外側に隣接した区画）があるが、4つの中で本丸御殿はこの川越城と高知城の2つのみになる。

本丸御殿以外は解体されており、跡地が残っているのみなので、15〜45分あれば一周できるサイズ感になっています。

基本情報

住所	〒350-0053 埼玉県川越市郭町2丁目13-1
アクセス	最寄駅：本川越駅からバス16分
営業時間	月曜定休 火〜日：9:00-17:00
料金	一般　100円 高校生・大学生　50円 中学生以下　無料
公式HP	川越城HP

時の鐘

引用：小江戸川越ウェブ

街歩きをしていると目に入るのが、こちらの時の鐘。1634年に建設されて以降、度重なる火災で焼失・再建されており現在は4代目になります。

できた当時は、大名などの一部有力者のみ時計を持っている状況で、一般の人はこの時の鐘の音によって時間を把握していたことから、焼失された後はいち早く再建されたとのこと。

3層構造になっており、高さは約16メートルあるので色々な角度から楽しむことができます。

今では自動鐘打ち機により、1日4回の鐘つきが行われています。6時・12時・15時・18時には、1996年に環境省の「残したい”日本の音風景100選”」に選ばれたその響きの良い音色を楽しむことができるので、注目しておいてくださいね。

基本情報

住所	〒350-0063 埼玉県川越市幸町15−7
アクセス	最寄駅：本川越駅から徒歩15分
営業時間	24時間営業
料金	無料
公式HP	時の鐘公式HP

蔵造の街並み

引用：小江戸川越ウェブ

小江戸川越と言われている理由は、この街並みのためといっても過言ではありません。

昔城下町として栄えていた通りとなり、埼玉県随一の商業・金融の中心地として、お米の取引や穀物の集散地として賑わっていました。元々は木造建築でしたが1893年に火事が起きて全体の3分の1が焼失して以降、コストはかかってしまうものの火事に強い蔵造りで再建されています。

主に商品を貯蔵する目的で作られる蔵ですが、川越では店舗として利用されており、他にはない独特の街並みが形成されています。

蔵造りの特徴として、大きな瓦と重厚感のある観音扉があるのでぜひチェックしてみてくださいね。

食べ歩きグルメや雑貨屋さん、お土産屋さんなど素敵なお店が並んでいるので、楽しみながら歩くことができます。人力車も走っていますので、この機会に乗ってみてもいい思い出になること間違いなし！

基本情報

住所	〒350-0063 埼玉県川越市幸町
アクセス	最寄駅：本川越駅から徒歩15分
営業時間	24時間営業
料金	無料
公式HP	https://kawagoe-ichibangai.com/

川越を存分に楽しめる！食べ歩きを含めた王道モデルコース

では、1日で満喫できるルートを紹介します。

9：00　まずは着物にチェンジ

引用：川越着物レンタル古都インスタグラム

観光地に一番近い本川越駅からスタートしていきます。着いたら小江戸の雰囲気を存分楽しめるように、着物に着替えて気分を上げていきましょう。当日実際に見ながら好きなデザインを選ぶことができ、ヘアセット・着付けもしてくれるところを選べば気軽に楽しめます。

11：00　縁結び横丁で腹ごしらえ

引用：Hatago COEDOYA

一日中満喫するために、まずは腹ごしらえ。こちらの縁結び横丁では、小ぶりの食べ物が数多く用意されているので、空腹具合に合わせて量も調整できるのも嬉しいですよね。写真映えする見た目になっているので、早速着物と合わせて記念撮影をしても良さそうです。

11：30　「あんこのきもち」の映えスイーツと記念写真も◎

引用：公式インスタグラム

縁結び横丁にある和スイーツのお店「あんこのきもち」で、カラフルなスイーツをゲットしましょう。着物姿にも映える見た目も可愛らしいメニューが多いため、思い出の一枚が撮れますよ！お団子など片手でいただけるメニューも多いため、慣れない着物姿でも手軽にグルメが楽しめます。

12：30　蔵造りの街並み・時の鐘を鑑賞

引用：小江戸川越ウェブ

お腹も満たされたところで、街歩きに繰り出しましょう。たくさんお店が並んでいるので、お買い物も楽しめます。観光客で賑わう通りを歩いていると、川越のシンボルである時の鐘も見つけることができます。タイミングがよければ鐘の音も聞くことができるかもしれません。

13：00　氷川神社にて参拝

引用：小江戸川越ウェブ

次は少し街歩きエリアから離れて、神社へ参拝をしましょう。名物の鯛みくじはぜひ挑戦してみてください。鯛のキーホルダーは持ち帰り可能なので、観光のお土産にもなります。ベンチもあるので、静かな神社でのんびり一休みもできます。

13：30　「和牛ひつまぶし うし川」のメンチカツは軽いランチにもぴったり

引用：和牛ひつまぶしうし川インスタグラム

川越の本町通り氷川神社の近くに老舗旅館「松村屋旅館」があり、同じ建物の中に「和牛ひつまぶし うし川」があります。店内で揚げたばかりのアツアツでサクサクの状態でいただける「小江戸メンチ」は、ひとつでもとてもボリューミー。街歩きのお供にと開発された自慢の特製メンチカツは、川越街歩きには欠かせません！

14：30　さつまいもスイーツで休憩

引用：小江戸川越ウェブ

街歩きに戻り、小腹が空いてきた時間になりますよね。そんな時は川越名物・さつまいもスイーツです。プリンやさつまいもチップスなど、食べ歩きできるお店が数多くあるので迷ってしまいますね。シェアして色々な種類のスイーツを食べるのも楽しそうです。

15：30　最後にお土産！

引用：小江戸川越ウェブ

ラストは小江戸蔵里にてお土産を見て帰りましょう。最後にお土産屋さんに行けば、重い荷物で回らなくて済むので存分にお買い物を楽しむことができます。もし観光に時間がかかっても夜遅くになっても、こちらの施設では食事・利酒も楽しめる蔵も併設されているのでバッチリです。

まとめ

関東で人気の川越市について解説しました。

都内からのアクセスもよく、1日で回れるコンパクトなエリアです。今回紹介した通り、観光に・食べ歩きに・参拝にとどんな楽しみ方でもできてしまいますよ。

どこかに出かけたいけれど、そこまで遠出はしたくないというそんな方は、天気の良い次回の週末にぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

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