九州地方でおすすめ道の駅7選!九州グルメや自然を大満喫!

2024.09.12 mochi

せっかく旅行で普段馴染みのない土地に来ているのなら、その地域の魅力を存分に味わいたいですよね。そんな時に最適なのが道の駅です。

道の駅はそれぞれの地方自治体がその地域の魅力を伝えるために運営していますので、訪問すれば定番から調べて出てこないようなマイナーな名産まで満喫しつくすことができます。

この記事では、九州地方でおすすめの道の駅を7つ紹介します。ぜひ次回の旅行の参考にしてください。

道の駅とは

道の駅 九州 ドライブ 観光

引用:九州旅ネット

最近テレビでもよく紹介されている「道の駅」ですが、皆さんはその定義をご存知でしょうか。

道の駅は3つの機能を有する施設となっています。

①休息機能

②情報発信機能

③地域の連携機能

高速道路ではサービスエリアという休憩施設があるように、一般道路でも気軽に休憩できるような施設が欲しいという需要をうけて1993年に最初の道の駅がオープンしています。

そんな背景があるので、サービスエリアを道の駅として登録する場合は別途一般道路からでもアクセスできるようになっています。

登録の要件としては、下記があります。

・道の駅同士の間隔が適切な位置であること

・無料で利用できる駐車場とトイレがあること

・オムツ替え台などの子育て応援施設を24時間利用可能にすること

・道路や地域の情報を案内するコーナーを備えること

・バリアフリーに考慮した設備にすること

上記からもわかる通り、遠方からの訪問者・地域の人々の双方が親しみやすい交流の場としても道の駅が設置されており、その意図は道の駅を示す標識に木と家のモチーフを使うことからも現れています。

道の駅の「ななめうえ」な楽しみ方

前述の通り、道の駅の特徴は地方自治体が運営しているため地域性が存分に出ていることです。

当初の本来の機能である休息機能に加え、最近では食や観光・体験の面から楽しめる道の駅が増えてきました。

特に今回特集している九州地方の魅力といえば、大きく「自然」と「食」ですよね。例えば、海に囲まれた地方、阿蘇山をはじめとした規模の大きい活火山や、日本の南で比較的暖かい気候を活かした果物、広い土地を活かして丁寧に育てているお肉などなど。

これから紹介する道の駅は、それらの特徴を最大限活かして運営されている面白いものばかりです。

九州地方でおすすめの道の駅【ななめうえトラベルがセレクト】

以下、ななめうえトラベルが独自にセレクトした道の駅おすすめ7選を紹介します。

道の駅「いとだ」 

道の駅 九州 いとだ引用:公式HP

まず、福岡県田川郡にある道の駅「いとだ」。

いとだの由来は「いと良き田」(とてもいい田んぼの意)です。668年というはるか昔に、天智天皇が水不足で稲作ができないこの土地を訪問し、その同行者が泉を掘り当て、それ以降干ばつ知らずで豊作が続いていたという話から名付けられました。

「おじゅごんち市場からすお」という変わった名前の物産館が併設されています。「おじゅごんち」とは田植え祭の意、「からすお」は道の駅近くにある烏峠(からすとうげ)の意となっています。

由来になっているお米(ヒノヒカリ)の購入はもちろん、名物としてB1グランプリに上位受賞した「田川ホルモン鍋」、炭鉱の町でもあることから誕生した真っ黒のソフトクリームなどがあります。

基本情報

住所 〒822-1326 福岡県田川郡糸田町162番地4
アクセス JR平成筑豊鉄道「田川後藤寺駅」より車で約10分
駐車場 普通車94台、大型車18台
営業時間 9:00~18:00
公式HP http://www.michinoekiitoda.jp/

道の駅「鯛生金山」

道の駅 九州 鯛生金山引用:鯛生金山

2番目に紹介するのは、大分県日田市にある道の駅「 鯛生金山(たいおきんざん)」。

名前に金山の文字がある通り、なんと地底博物館が併設されています。見学はもちろん、砂金採り体験をすることも可能です。砂から金を探し出す作業ですが、そんな珍しい経験が道の駅でできるなんて驚きですよね。

中津江村の特産であるゆず、椎茸、わさびなど新鮮な食材、そしてそれらを使用した柚子胡椒やわさびソフトクリームも買うことができます。

オートキャンプ場も整備されているので、新鮮な食材と大自然どちらも満喫できるのが魅力です。

基本情報

住所 大分県日田市中津江村合瀬3750
アクセス 大分自動車道日田ICから南へ車で約60分
駐車場 普通車130台、大型車10台
営業時間 3月~11月 9:00~17:00
12月~2月 10:00~16:30
公式HP https://taiokinzan.jp/

道の駅「彼杵の荘」

道の駅 九州 彼杵のしょう引用:九州道の駅

3番目に紹介するのは、長崎県東彼杵郡にある道の駅「 彼杵の荘(そのぎのしょう)」。海に近い駅であった土地を改築して2001年に開業した施設です。

その後人気が出て、地方ながら1年で約40万人もが訪問したことから、2015年に重点道の駅として国土交通大臣に選定されています。

そんなこちらの特徴としては、なんといっても鯨!鯨を使用した炊き込みご飯、だご汁など珍しい料理が食べられますよ。

「そのぎ茶」という希少で品質の高いお茶も人気です。お茶の品評会で最高賞の「農林水産大臣賞を4年連続で受賞しているお墨付きのお茶ですが、それらを使用したお菓子もチェックすべき名品です!

お茶が練り込まれた白餡をハチミツを練り込んだ皮で包んでいる茶ちゃ焼き、餅の中にお茶と生クリームを混ぜたクリームが入っている茶ちゃ大福が人気です。

基本情報

住所 長崎県東彼杵郡東彼杵町彼杵宿郷747-2
アクセス 長崎自動車道「東そのぎIC」から車で1分
駐車場 普通車125台、身障者用2台、大型車11台
営業時間 8:00~18:00
公式IG https://www.instagram.com/mitinoekisonoginosyou/l

道の駅「七城メロンドーム」

道の駅 九州 メロンドーム引用:熊本県公式観光サイト

4番目に紹介するのは、熊本県菊池市にある道の駅「七城メロンドーム」。遠くからでもすぐわかるくらい奇抜な見た目が、施設に入る前からワクワクさせてくれます。

見た目で抱く期待を超えてくるほど、メロンには強いこだわりを持っています。

花崗岩が含まれた土壌、熊本名水百選に選ばれた水源、与那国島のサンゴを使用した「どなん」という肥料など、最高の基盤で栽培された綺麗な網目のメロン。店頭に出す時は、光センサーを使って糖度をチェックしているので、どれを選んでもとびきり美味しいメロンなんです。

メロンの他には、イチョウで作られたまな板や、「ひろす」というすった豆腐・にんじん・昆布の揚げ物が名物となっていますよ。

基本情報

住所 熊本県菊池市七城町岡田306
アクセス 植木ICより 約20分
駐車場 普通車263台、身障者用2台、大型車3台
営業時間 9:00~18:00
公式HP https://www.melondome.co.jp/

道の駅「あそ望の郷くぎの」

道の駅 九州 阿蘇引用:南阿蘇総合情報サイト

最後に紹介するのは、熊本県阿蘇郡にある道の駅「「あそ望の郷くぎの(あそぼうのさとくぎの)」です。

日本ながら、まるでスイスのような大自然を有している阿蘇山ですが、そのふもとにあるこちらの道の駅でも阿蘇を存分に満喫することができます。ロケーションを活かして広大な敷地を保持しており、施設はたくさんあります。

雄大な自然を満喫したいなら、ゴルフ場・芝生広場・無料のドックラン・泉・水車小屋などがおすすめ。食を楽しみたいなら、物産販売所「旬鮮あじわい館」・レストラン「食事処あじわい館」「あか牛の館」・そば道場がおすすめです。

熊本県の名物であるあか牛は、赤身が多くヘルシーなのでダイエット中の方でも安心して食べられます。「あか牛の館資料館」も併設されており、歴史や育成方法なども学ぶことができますよ。

そば道場では、そば打ち体験にも挑戦できます。

基本情報

住所 〒869-1412  熊本県阿蘇郡南阿蘇村久石2801番地
アクセス 国道57号立野阿蘇大橋より車で20分
駐車場 普通車300台、大型車5台
営業時間 9:00-17:00
公式HP https://www.aso-kugino.jp/index.html

道の駅 「やんばるパイナップルの丘安波」

画像引用元: やんばるパイナップルの丘

沖縄県の最北端に位置する国頭村の東海岸に広がる安波集落に立地する道の駅「やんばるパイナップルの丘 安波」。この施設は、観光客を迎える場としての機能を持つだけでなく、地域の方々からの声を集め、地域が抱える問題を解決するための場でもあります。この取り組みにより、持続可能な未来へと向けた進化を遂げる、地域にとって大切な施設です。

沖縄本島の玄関口である那覇空港から車で約2時間半。沖縄自動車道の最北端にある許田インターチェンジを降りて北へと向かう途中、道中には広がるパイナップル畑と美しい海の景色が広がり、訪れる人々は沖縄の自然美に心が和みます。

安波集落はパイナップルの名産地であり、「やんばるパイナップルの丘 安波」は、この地域の豊かな特産品を最大限に活用しています。台風や気候変動の影響で規格外となり市場に出荷できなくなったパイナップルや、加工の際に残るヘタといった廃棄物にも目を向け、それらを有効活用することを模索しました。

その結果として誕生したのが、地域の特産品を活用したパイナップルケーキです。地元の食工房で作られるこのケーキは、パイナップルの程よい酸味と甘味を生かしたペーストと、サクサクとしたクッキー生地の絶妙な組み合わせが特長で、今や道の駅の定番デザートとして多くの来訪者に愛されているんですよ。

基本情報

住所 〒905-1504 沖縄県国頭郡国頭村安波1089番地7
アクセス ■車での移動の場合
・那覇空港から約2時間半
・美ら海水族館から約1時間半
・名護から約1時間
・辺戸岬から約40分
駐車場 45台
営業時間 10時~17時
公式HP https://pineapple-hills.jp/

道の駅 さいかい

画像引用元:さいかい

長崎県西彼杵半島の北部に位置する「道の駅さいかい」は、西彼太田和港線に面しており、訪れる人々に多彩な魅力を届けています。象徴的な大きな半円形の「みかんドーム」は、一目で分かるランドマークであり、西海市の地元特産品や観光情報を豊富に取り揃えています。

新鮮な食材を使用した手作りジェラートやパンが訪れる人々に好評です。また、ここではそば打ちやパン作りの体験ができる工房もあり、観光客に楽しいひとときを提供しています。さらに、年間を通じてハロウィンイベントなどの行事を開催し、訪れる人々に自然とふれあう機会を提供するグリーン・ツーリズムの推進にも力を入れていますよ。

基本情報

住所 長崎県西海市西海町木場郷496-1
アクセス 【長崎から車で】
○長崎市→○時津→○外海→○みかんドーム(約80分)
川平有料道路(約20分)R202(約15分)R202(約45分)
【佐世保から車で】
○佐世保市→○西海橋→○みかんドーム(約45分)
R35・R202(約30分)R202・R43(約15分)
【福岡方面から車で】
○鳥栖JCT→○武雄JCT→○佐世保大塔IC→
○西海パールライン→○小迎IC→○みかんドーム(約2時間)
長崎自動車道 西九州自動車道 R202・R43
駐車場 あり(普通車 24台、大型車 4台、障がい者用 4台)
営業時間 3月~11月 9:30~18:00
12月~2月 9:00~17:00
公式HP https://saikaicity.jp/

 

まとめ

今回は、九州地方のおすすめ道の駅を5つ紹介しました。海や山などの自然や、牛や果物に関連した九州ならではの楽しみ方が見つかったかと思います。

それぞれの地方自治体がこだわり抜いて、地域の魅力や特産がアピールできるよう試行錯誤して作られた道の駅を訪問すれば、旅行の楽しさが倍増しますね。訪れた土地のことを知れば知るほど思い入れが増して思い出もより濃いものになります。

次回のドライブの際には、ぜひ道の駅もドライブルートに組み込んでみてください。

この記事を書いた人

mochi