フィンランドで食べたい食べ物18選をご紹介！定番から魚料理・スイーツまで紹介
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2025.03.14

フィンランドには伝統的な料理が数多くあり、肉料理・魚料理からスイーツまで多岐にわたっています。

日本ではなかなか出会えない食べ物もあるので、フィンランドを訪れたら、フィンランド伝統料理を食べてみてください。

フィンランドで食べたい定番の食べ物5選

フィンランドで食べたい定番の食べ物5選を紹介します。

フィンランドでは定番ですが、なかなか耳にしない料理が多くあります。

レイパユースト

出典：BEST TRAVEL

フィンランドの伝統的なチーズ料理『レイパユースト』。噛むと独特な音がして、キュッキュッという食感が面白い焼きチーズです。主にフィンランド中南部内陸・東部・北部で製作されています。

地域によってはユーストレイパと呼ばれ、アメリカでは、フィンランドキュッキュッチーズと呼ばれたりします。レイパユーストの味は薄味で、クラウドベリージャムと一緒にデザートとして食べるのが一般的です。

フィンランドではスーパーにも売っているので、気軽に食べられるのも嬉しいポイントとなっています。

Restaurant Nili

ロヴァニエミにあるレストランニリでは、伝統的なフィンランド料理が食べられます。このレストランでは、レイパユーストが美味しかったという感想が多いですが、ラップランド伝統のメイン料理のトナカイ肉のソテーも人気のメニューです。

また、人気店のため予約して訪れるのがおすすめとなっています。

住所	Valtakatu 20, 96200 Rovaniemi, FINLAND
アクセス	ラップランド・サファリ社より徒歩3分
営業時間	16:00-23:00（土曜日のみ：12:00-23:00）
定休日	日曜日

人参のキャセロール

出典：MEIRAMI

フィンランドのクリスマスには欠かせない料理である『人参のキャセロール』。人参のキャセロールは、フィンランド語ではポルッカナラーティッコと言います。

大きなオーブン皿で焼いたオーブン料理で、まるでスコップで掬うようなイメージで食べるコロッケと表現すると分かりやすいでしょう。人参のキャセロールの味は少し甘めで食べやすいです。

カレリアパイ

出典：BEST TRAVEL

フィンランドの国民食とも言われる『カレリアパイ』。カレリア地方発祥のため、カレリアパイと呼ばれていますが、別名はピーラッカです。

お米のパイ料理で、ドリアのような味わいとなっています。日本人も馴染みやすい味なので、フィンランドを訪れた際にはぜひ食べたい1品です。

ロッソリ

出典：MEIRAMI

フィンランドの伝統的なクリスマス料理『ロッソリ』。フィンランド風のチョップ度サラダで、人参とじゃがいも、ビーツといった根菜やゆで卵、りんごが入っていて、ボリューム感のあるサラダとなっています。

ソースは、生クリームやサワークリームがベースとなっていて、ビーツの茹で汁や酢、砂糖、塩、オールスパイスで味付けがされています。

ヘルネケイット

出典：BEST TRAVEL

フィンランドで毎週木曜日に食べるスープ『ヘルネケイット』。その風習から木曜日のスープとも呼ばれています。

柔らかく煮たエンドウ豆と豚肉などの具材で作る豆のスープで、鮮やかな緑色が印象的なスープです。カトリックでは、金曜日が断食の日とされているので、断食を乗り切るために、前日に栄養価の高いスープを食べるという風習が今でも残っています。

クリーミーな口当たりで、ほっとするようなスープなので、冬場には特に好まれています。

Ravintola Kaskis

『Ravintola Kaskis』はミシュラン一つ星を取得している絶品料理が堪能できるレストランです。ここでは、ヘルネケイットが提供されていて、料理の見た目も綺麗なのが特徴的です。

レストランの雰囲気も良く、落ち着いた食事を楽しめるで、特別な日のディナーにもおすすめしたいレストランとなっています。

住所	Kaskenkatu 6a, 20700 Turku, FINLAND
アクセス	ツルク中央駅より徒歩24分、車で7分
営業時間	18:00-23:00（土曜日のみ15:00-23:00）
定休日	日・月・火曜日

フィンランドで食べたいおすすめの【肉】食べ物5選

フィンランドでおすすめの肉料理5選を紹介します。

日本でも食べられる料理からフィンランドでしか食べられない料理まで、さまざまな肉料理があります。

ミートボール

出典：BEST TRAVEL

日本のミートボールとは一味違うフィンランドの家庭料理『ミートボール』。クランベリージャムと一緒に食べるのが伝統的で、付け合わせには茹でたジャガイモやマッシュドポテトが用意されることがほとんどです。

しっかりとボリューム感があり、空腹時にもぴったりですが、ワインと一緒に楽しむのもおすすめの一品となっています。日本でもフィンランドのミートボールが食べられますが、本場の味わいを経験してみましょう。

Ravintola Kolme Kruunua

観光名所でもあるヘルシンキ大聖堂の近くに位置していてフィンランドの伝統的な料理を味わえる名店が『Ravintola Kolme Kruunua』です。

ヘルシンキ市民に愛され続けるレストランで、美しい見た目のミートボールが提供されています。深い味わいのブランソースが印象的な一品です。

住所	Liisankatu 5, 00170 Helsinki, フィンランド
アクセス	Snellmanikatuから徒歩4分
営業時間	16:00-25:00（金曜日は16:00-25:30、土曜日は12:00-25:30、日曜日は12:00-25:00）
定休日	なし

カーリカーリュレート

出典：BEST TRAVEL

フィンランドのロールキャベツ『カーリカーリュレート』。特徴はその甘さで、バターとシロップをかけて焼き上げているので、ひと口食べるとふわっとした甘さが口の中に広がるでしょう。

キャベツの中には、ひき肉やお米で作ったフィリングが包まれています。食べる前には、お皿にリンゴンベリーのジャムを添えるのが一般的で、出来立てのカーリカーリュレートにジャムをからめて食べます。

Sea Horse

フィンランド・ヘルシンキにあるフィンランド料理のレストラン『Sea Horse』では、カーリカーリュレートが提供されています。ボリュームのあるカーリカーリュレートはオーブンで調理されているので、ちょうど良い焦げ目が付いているのが特徴です。

口の中に入れるとトロッと溶けるような食感で、リンゴンベリーのジャムが添えられているので、一緒に食べるとさらに絶品な味わいになります。

住所	Kapteeninkatu 11, 00140 Helsinki, フィンランド
アクセス	Kapteeninkatuから徒歩1分
営業時間	12:00-23:00（土・日曜日のみ15:00-23:00）
定休日	なし

トナカイのソテー

出典：るるぶ&more.

フィンランドの伝統料理のひとつ『トナカイのソテー』。ポロンカリストゥスと呼ばれ、スウェーデンやノルウェーでも同じく伝統料理となっています。

トナカイの肉は薄切りになっていて食べやすく、バターでソテーして、柔らかくなるまでお酒でゆっくりと煮込んでいます。クリーミーなマッシュポテトとリンゴベリージャムと一緒に食べるのが一般的です。

Lappi Ravintola

ヘルシンキの中心にあるフィンランド料理のレストランで、トナカイのソテーが提供されているのが『Lappi Ravintola』です。

木のぬくもり溢れる内装は、フィンランド北部のラップランドにあるサマーコテージのようで、フィンランドの地方を訪れたような気分を味わえるでしょう。

トナカイのソテーだけではなく、さまざまなトナカイ料理が食べられるので、日本では経験できない食事を堪能できます。

住所	Annankatu 22, 00100 Helsinki, FINLAND
アクセス	Kamppiから徒歩4分
営業時間	16:00-22:00
定休日	日曜日・7月中

ポロンカリストゥス

出典：BEST TRAVEL

フィンランドの中でも北極圏内に位置するラップランド地方の郷土料理『ポロンカリストゥス』。トナカイの煮込み料理で、あっさりとした味付けとなっています。

一緒に添えられているマッシュポテトやピクルスと合わせて、さらにお好みでクランベリーソースを一緒に食べるのが一般的です。フィンランドのご当地グルメなので、訪れたら必ず食べたい一品となっています。

Restaurant Konstan Möljä

『Restaurant Konstan Möljä』はディナービュッフェ形式の伝統的なフィンランド料理のレストランです。用意されているメインディッシュの中には、ポロンカリストゥスも提供されていて、口に入れると溶けてしまいそうなくらい煮込まれています。

さらに、日替わりの料理が多く用意されているので、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家を訪れた気分で楽しめるレストランです。

住所	Hietalahdenkatu 14, 00180 Helsinki, FINLAND
アクセス	Hietalahdenkatu駅から徒歩すぐ
営業時間	17:00-22:00 （土曜日のみ16:00-23:00）
定休日	日・月曜日

フィンランドで食べたいおすすめの【魚】食べ物5選

フィンランドでおすすめの魚料理5選を紹介します。

日本でも良く食べられるサーモンから聞き覚えのない魚まで、さまざまな種類の魚を使った料理があります。

グラーヴィロヒ

出典：BEST TRAVEL

フィンランドの伝統的な絶品サーモン料理『グラーヴィロヒ』。グラーヴィロヒは、クリスマス料理やコース料理の前菜、おつまみとしても知られています。

生のサーモンをディルと塩で漬け込んだマリネで、調理方法は簡単ですが、色鮮やかで食欲をそそる一品です。爽やかなディルの香りとサーモンの濃厚な味わいが印象的で、塩漬けすることで、もちっとした食感に仕上がります。

カフェやマーケットのテイクアウトで楽しむのもおすすめです。

パイクパーチのマンネルヘイム風

出典：るるぶ&more.

フィンランドの英雄が考案した白身魚の料理『パイクパーチのマンネルヘイム風』。パイクパーチとは、クハのことで、フィンランドでは英雄のマンネルヘイム元帥が好んでいた白身魚です。

しっかりとパン粉をつけてソテーしたパイクパーチに、たっぷりのバターとクリームのソースが添えられた一皿となっています。濃厚なソースとの相性が抜群です。

Sea Horse

フィンランド・ヘルシンキにあるフィンランド料理のレストラン『Sea Horse』。タツノオトシゴが目印のSea Horseは、リーズナブルな価格でフィンランド料理を食べることが可能となっています。

さらに、一皿一皿ボリュームがあるので、お腹いっぱい食べたいときに訪れてほしいレストランです。

住所	Kapteeninkatu 11, 00140 Helsinki, フィンランド
アクセス	Kapteeninkatuから徒歩1分
営業時間	12:00-23:00（土・日曜日のみ15:00-23:00）
定休日	なし

ニシンのフライ

出典：るるぶ&more.

フィンランド・ヘルシンキの名物『ニシンのフライ』。バルト海で獲れるニシンをカラッと揚げ焼きにしていて、外はカリッと中はフワッとした食感がクセになるでしょう。

ニシンのフライはバター風味なので、そのまま食べても美味しいですが、お好みでレモンをかけるのも良いでしょう。付け合わせのマッシュポテトと一緒に食べるのがおすすめです。

Restaurant Salve

地元民に愛され、ニシンのフライといえばここと言われているレストラン『Restaurant Salve』。サルヴェ風ニシンフライというメニューが大変有名で、シンプルで美味しく、どこか懐かしい味わいです。

マッシュポテトが付け合わせなので、一緒に食べると食感の違いがクセになるでしょう。Restaurant Salveはヘルシンキ市民にとっての家のような安心できる場所となっています。

住所	Hietalahdenranta 5 C, 00120 Helsinki, FINLAND
アクセス	トラム6 Hietalahdentori下車すぐ
営業時間	11:00-22:30（土・日曜日のみ12:00-22:30）
定休日	なし

パイステットゥムイック

出典：BEST TRAVEL

フィンランドの人気ファストフードである魚料理『パイステットゥムイック』。ムイックというサケ科の小さな淡水魚を、シンプルにバターで揚げて塩で味付けした料理となっています。

レモンを絞って食べるのもおすすめで、付け合わせのマッシュポテトと一緒に食べるのが一般的です。夏場にはマーケットでも販売されているので、食べ歩きにもぴったりの一品となっています。

日本人に好まれる料理なので、フィンランドを訪れたら食べてみてください。

Ravintola Aino

フィンランド・ヘルシンキの一等地にある『Ravintola Aino』。古き良き時代のフィンランドの雰囲気を残しながら、モダンな要素も取り入れた内装はおしゃれで雰囲気が素敵です。

また、エスプラナディ公園に面したテラス席が人気となっています。『Ravintola Aino』では、パイステットゥムイックが提供されているので、人気のファストフードに挑戦してみるのがおすすめです。

住所	Mannerheimintie 56, 00260 Helsinki, フィンランド
アクセス	ヘルシンキ中央駅から徒歩10分
営業時間	11:30-22:30（土曜日のみ16:00-22:30）
定休日	日曜日

パーチフィレのフライ

出典：るるぶ&more.

フィンランドの国魚であるヨーロピアンパーチを使った料理『パーチフィレのフライ』。ヨーロピアンパーチは湖で簡単に釣ることができ、たんぱく質が豊富なので、フィンランド人に人気の魚です。

パーチフィレのフライは、シンプルにヨーロピアンパーチを揚げて、濃厚で相性抜群のキノコのソースと一緒に食べるのが一般的です。付け合わせにはほうれん草のバターソテーが添えられています。

Kosmos

1924年に設立されたフィンランド料理レストラン『Kosmos』。フィンランド料理をベースに、フランス料理の繊細さと隣国スウェーデン料理、ロシア料理の風味も加えてヘルシンキ料理を発展させているレストランとなっています。

伝統の味を守りつつ、創作を加えている料理が食べられ、中でもパーチフィレのフライは絶品です。

住所	Kalevankatu 3, 00100 Helsinki, FINLAND
アクセス	Ylioppilastalo から徒歩1分
営業時間	11:30-24:00（土曜日のみ16:00-24:00）
定休日	日曜日

ロヒケイット

出典：るるぶ&more.

フィンランドを訪れたら必ず食べたいサーモンスープ『ロヒケイット』。フィンランドでは故郷の味と呼ばれるほど愛される料理となっています。

ロヒケイットは、生のサーモンとジャガイモなどの豊富な野菜を牛乳や香草のディルで煮込んだスープです。日本のクリームシチューに近いですが、サーモンの旨味が出ていて濃厚な印象となっています。

多くのレストランで提供されていて、フィンランド旅行では欠かせない一品です。

STORY

オールドスーパーマーケット内にあるレストラン『STORY』。1889年創業の屋内マーケットの窓際に店を構えているので、店内は明るく開放的な雰囲気となっています。

STORYの魅力としては絶品のロヒケイットがリーズナブルな価格で食べられることです。地元のお客さんも多いですが、観光客も多く訪れるのでお店に入りやすいのも嬉しいポイントとなっています。

住所	オールドスーパーマーケット内 Eteläranta, 00130 Helsinki, FINLAND
アクセス	ヘルシンキ駅より徒歩15分
営業時間	8:00-17:00
定休日	日曜日

フィンランドで食べたいおすすめのスイーツ・お菓子3選

コルヴァプースティ

出典：BEST TRAVEL

フィンランドでコーヒーのお供といえば『コルヴァプースティ』。ベーカリーには必ずと言っていいほど置いてあるコルヴァプースティはフィンランドのシナモンロールです。

コルヴァプースティという名前は、ぴしゃりと叩かれた耳という意味となっていて、側面の形が耳のように見えることから名づけられています。甘い香りが印象的で、見かけたら食べずにはいられない一品です。

Café Esplanad

フィンランドでは珍しい都会のエリアに位置する『Café Esplanad』は、エスプラナディ公園に面していて、多くの高級ブランド店や高級ホテルと隣接しています。ヘルシンキの銀座のような雰囲気のため、ラグジュアリーな気分を味わえるでしょう。

Café Esplanadでは、さまざまなベストリーやサンドイッチ、サラダバーが楽しめます。中でも、シナモンロールは絶品で、とても大きいのが特徴です。

住所	Pohjoisesplanadi 37, 00100 Helsinki, FINLAND
アクセス	Ylippilastaloから徒歩3分
営業時間	9:00-20:00（土曜は10:00-19:00、日曜は11:00-19:00）
定休日	なし

ラスキアイスプッラ

出典：るるぶ&more.

シュークリームのような見た目のフィンランドの絶品スイーツ『ラスキアイスプッラ』。カルダモンのスパイスをたっぷりと練り込んだパンの中に、生クリームとジャムもしくはアーモンドペーストを挟んだ菓子パンとなっています。

春にあるキリスト教の祝日イースター（復活祭）に連動する告解の火曜日に食べるお菓子として誕生したと言われています。そのため、新年からイースターの期間まで食べられるのが特徴です。

Ekberg 1852

フィンランドで最も古いカフェと言われている『Ekberg 1852』では、美味しいラスキアイスプッラが提供されています。Ekberg 1852が長く愛される理由としては、フレンドリーな接客が魅力的という店もあります。

また、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンも足繁く通ったカフェとしても知られています。

住所	Bulevardi 9, 00120 Helsinki, FINLAND
アクセス	Fredrikinkatuから徒歩すぐ
営業時間	7:30-19:00（土・日曜は9:00-18:00）
定休日	なし

ブルーベリーパイ

出典：るるぶ&more.

フィンランドの夏の定番のスイーツ『ブルーベリーパイ』。ブルーベリーパイはレストランやカフェだけでなく、家庭でも良く食べられるスイーツとなっています。

フィンランドでは、夏の7・8月頃に多くのブルーベリーが収穫できるので、パイの上にぎっしりブルーベリーを並べてブルーベリーパイが作られます。夏の名物なので、この時期にフィンランドを訪れた場合はぜひ食べてみてください。

Café Aalto

映画「かもめ食堂」のロケ地でもある『Café Aalto』はアカデミア書店にあるアアルト設計のカフェです。サンドウィッチが中心メニューですが、ブルーベリーパイもあり、ヘルシンキならではのスイーツを楽しめます。

大理石のテーブルなどの家具が用意されているおしゃれな内装の中で気分良く過ごせるので、観光中の休憩としての理由もおすすめです。

住所	Pohjoisesplanadi 39, 00100 Helsinki, FINLAND
アクセス	Ylippilastaloから徒歩2分
営業時間	9:00-20:00（土曜9:00-18:00、日曜は11:00-18:00）
定休日	なし