アメリカ旅行で使えるおすすめのクレジットカードは?2024年最強ランキング🇺🇸

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2024.11.19

言わずと知れた世界の中心地、アメリカ。その広大な土地には州によって様々な魅力があり、1回は行ってみたいと憧れている人も多いのではないでしょうか。

アメリカはキャッシュレス社会ですのでクレジットカードの利用がおすすめです。クレジットカード1枚でスマートに支払いが終わるので、通貨のやりとりで戸惑うこともありません。

アメリカのクレジットカード事情、おすすめクレジットカード、注意点について紹介していきます。

目次

アメリカのクレジットカード事情

アメリカクレシットカード事情

アメリカはクレジットカード大国とも言われていて、普及率は日本の2倍です。キャッシュレス決済比率は53.2%と世界7位のスコアを誇っています。

(参照:キャッシュレス・ロードマップ2023 内、「世界主要国におけるキャッシュレス決済比率(2021年)」。)

アメリカはクレジットカード支払いが主流になった理由

アメリカでは、下記の観点からクレジット支払いが主流になっています。

  • クレジット発祥の地であること
  • 犯罪防止のため

実は、世界初のクレジットカードはアメリカ発祥です。1950年にダイナースクラブがクレジットカードを作ったのが最初と言われています。

クレジットカード発祥のきっかけはレストランのテーブルでの出来事です。アメリカの実業家が友人と食事をしていた時に、財布を忘れて気まずい思いをしたことから、ツケで食事ができるクラブを作ったのがきっかけと言われています。「ダイナース」の由来は、食事をする人という意味なのです。

この出来事から70年経った現代に至るまで、アメリカではクレジットカード支払いが主流となっています。

また、犯罪防止の観点では、アメリカは日本よりも圧倒的に犯罪率が高く、偽札による詐欺や現金の盗難事故が絶えません。

お店によっては、偽札かチェックする機械が置いてあることもあれば、高額紙幣での支払いを断る場合もあります。お店に多額の現金が置いてあれば、その分窃盗犯に狙われる確率も高くなってしまいます。

クレジットカードであれば偽札の心配もないですし、万が一購入した商品が盗難被害にあってもクレジットカードの補償がついていればいくらか安心です。

お店にとっても消費者にとっても、クレジットカードの方が安心に利用できるのです。

アメリカでは「クレジットスコア」が重要視される

日本では、クレジットカードの申し込み時に、信用情報機関から過去の利用状況・返済履歴などをチェックする「クレジットヒストリー」を重視します。

一方で、アメリカで重視されるのは「クレジットスコア」という、お金に関わる個人の信用度を数値で表したものです。クレジットカードの申し込み時審査だけでなく、住宅ローンの申し込み時、そして就職の際にもこの数字がチェックされることがあるくらい影響力が大きいです。

クレジットスコアの算出方法は、返済履歴・借入残高・信用履歴・新規借入・クレジットの種類や構成の5つの観点から計算されます。アメリカで発行したクレジットカードの場合、日本でクレジットスコアの確認ができます。FICO scoreのサイトかChase銀行のアプリから見る方法があります。

クレジットスコアはアメリカの生活において非常に大事になってきます。それだけ、クレジットカードが浸透しているということが分かりますね。

国際ブランドは基本的に全て使える

アメリカでは、どの国際ブランドも利用できると考えて良いでしょう。具体的には、5大国際ブランドであるVisa・Mastercard・ダイナースクラブ・アメリカン・エキスプレス・JCBであれば問題なく利用できると言えます。

JCBは日本発祥なので使えないのでは?と心配されるかもしれませんがご安心ください。2006年にアメリカの大手クレジットカード会社ディスカバーがJCB・中国発祥の銀聯と連携して以降、使える店が増えています。

ただ、万が一一部のブランドしか使えない店があった場合や、メインカードが何らかの理由で利用できなくなったという場合に備えて、異なる国際ブランドのクレジットカードを何枚か用意しておくと安心でしょう。

ホテルではクレジットカードのデポジットが一般的

アメリカでホテルに宿泊する際は、デポジットを求められることがあります。デポジットとは、チェックイン時に預ける一時金のことで、未払いや備品の破損・盗難にあった場合に備えて徴収されます。何もなければチェックアウト時に返金されます。

現金でホテル代を払う場合は、アメリカドルを用意する必要があります。旅行の始まりに手持ちの現金がなくなってしまうと困りますよね。また、旅行の終わりに現金を手にすると、空港で無理やり消費をしなければいけない、ということにもなりかねません。

しかし、クレジットカードでホテル代を払う場合には、そもそもデポジットが不要になることがあります。これは、クレジットカードを保有していること自体が社会的に信用できるという裏付けがあるとみなされるからです。

海外では、クレジットカードが身分証代わりとなることもあるようですよ。

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アメリカ旅行をするならこれ!おすすめ最強クレジットカードランキング7選

挿入画像

アメリカでは、クレジットカード払いが主流であることがわかりました。では、アメリカ旅行時におすすめのクレジットカードを紹介していきます。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード

アメックスカード 券面

年会費(税込) 13,200円(月額1,100円)
お申し込み対象 20歳以上(学生を除く)で安定継続収入のある方
発行ブランド アメリカン・エキスプレス
保険 <旅行傷害保険>
海外:最高5,000万円
国内:最高5,000万円
海外キャッシング 不可
還元率 0.5%

アメリカン・エキスプレス・カードは通称アメックスと呼ばれており、ハイステータスなブランドとして有名です。1850年にアメリカから始まり、1912年に日本にもオフィスが創立されています。

アメリカン・エキスプレス・カードには複数種類がありますが、上記のスペック表は最も一般的なプロパーカード、アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードです。グリーン、ゴールド、プラチナの順でステータスが上がっていくイメージです。

グリーンカードのランクは普通で、ポイント還元率は0.5%と一般的ではありますが、アメリカン・エキスプレス・カードならではの特典が最強です。

空港ラウンジの利用、充実した補償内容、海外でのプライオリティパスも登録可能となっています。旅行好きには嬉しい特典ですね。

通常は年会費がかかりますが、アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードのみ珍しい月額制となっています。万が一途中で解約しても、余分な年会費を払わなくても済むのでお得です。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード 券面

年会費(税込) 39,600円
お申し込み対象 20歳以上(学生を除く)で安定継続収入のある方
発行ブランド アメリカン・エキスプレス
保険 <旅行傷害保険>
・海外:死亡・後遺障害の場合、最高1億円
・国内:死亡・後遺障害の場合、最高5,000万円
<ショッピング保険>
・海外:最高500万円
・国内:最高500万円
海外キャッシング 不可
還元率 1.0〜3.0%

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、2024年2月に新登場した、ゴールドカードながら特典はプラチナカード並みに手厚い、お得なハイステータスカードです。

空港ラウンジや空港手荷物宅配サービスといったプライオリティパスが利用できるだけでなく、海外で24時間日本語対応・緊急時にサポートしてくれる「オーバーシーズ・アシスト」、継続特典として国内対象ホテルの無料宿泊券など、旅行好きでよく行く方には非常にメリットのある特典ばかりです。

メンバーシップリワードプラスに自動で加入となるので、提携会社へのポイント移行する際に通常より高いレートが適用されます。

もちろん、ハイステータスカードですので保険についても国内外ともに安心の補償内容です。

前項のアメリカン・エキスプレス・グリーン・カードよりもワンランク上の旅行サービスが受けたい方にはおすすめです。

ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード

ヒルトン・オナーズ-アメリカン・-エキスプレス®・プレミアム・カード 券面

年会費(税込) 66,000円
お申し込み対象 20歳以上の方で、安定継続収入のある方
発行ブランド アメリカン・エキスプレス
保険 <旅行傷害保険>
海外:死亡・後遺障害の場合、最高1億円
国内:死亡・後遺障害の場合、最高5,000万円
<旅行障害保険 家族特約>
海外:死亡・後遺障害の場合、最高1,000万円
国内:死亡・後遺障害の場合、最高1,000万円 
・海外航空便遅延費用補償
・キャンセルプロテクション
・リターンプロテクション
・スマートフォンプロテクション
海外キャッシング 不可
還元率 0.75〜1.75%

ヒルトン・オナーズアメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードも、旅行好きの方におすすめのハイステータスのクレジットカードです。特に、国内外のヒルトンホテル・加盟店で利用するとポイントが貯まりやすいです。

ハイステータスなカードで、年会費は高めです。しかしその分充実した補償内容がついてきます。国内外の旅行傷害保険だけでなく、航空便の遅延・旅行やコンサートのキャンセル費用・買い物をした際の返品補償・購入後3年以内のスマートフォン修理代金など、他にはない手厚さが魅力です。

また、この保険は同伴する家族にも適用されるのも嬉しいですね。

空港ラウンジの利用や、ヒルトン系列のホテルへの無料宿泊チケットなど、こちらも旅行好きにはたまらない特典が盛りだくさんです。

エポスカード

クレジットカード 券面 エポスカード

年会費 無料
お申し込み対象 高校生を除く満18歳以上で、日本国内に居住されている方
発行ブランド Visa
保険 <旅行傷害保険>
海外:死亡・後遺障害の場合、最高3,000万円
国内:なし
※その他下記の保険も利用付帯
・傷害治療費用
・疾病治療費用
・賠償責任(免責なし)
・救援者費用
・携行品損害(免責3,000円)
海外キャッシング 可能
還元率 通常0.5%(エポスポイント)
サービス 緊急医療アシスタンスサービス

エポスカードは、年会費が無料のカードの中でも保険内容がトップクラスに充実しています。旅行損害保険の補償額は高額の3,000万円、さらに治療費や携行品損害などの補償もついています。

保険だけではなく、安心のサービスも付帯しています。例えば、海外で万が一があった時に日本語対応をしてくれる「緊急医療アシスタンスサービス」。また、提携の病院を紹介してくれて現地の支払い不要で治療を受けられる「海外キャッシュレスサービス」まであるので、遠いアメリカの地にいても安心ですね。

日本においても、還元率は提携店舗で買い物をすると最大2.5%にアップします。また、「マルコとマルオ」と言う年4回開催されるセール期間中は10%オフで買い物ができます!

エポスカード提携の施設・通販でお買い物をする方はよりお得となりますよ。

\年会費無料で補償・特典が充実!/

三井住友カード(NL)

年会費 無料
お申し込み対象 高校生を除く満18歳以上の方
発行ブランド Visa、Mastercard
保険 <旅行傷害保険>
海外:死亡・後遺障害の場合、最高2,000万円
国内:なし

希望であれば別の補償プランに変更可能。
・スマホ安心プラン(動産総合保険)
・弁護士安心プラン(弁護士保険)
・ゴルフ安心プラン(ゴルファー保険)
・日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)
・ケガ安心プラン(入院保険)
・持ち物安心プラン(携行品損害保険)
海外キャッシング 可能
還元率 0.5〜7%

三井住友カード(NL)は、年会費が無料・申し込み条件は年齢のみ(18歳以上)と比較的気軽に持ちやすいクレジットカードといえます。

最近話題のナンバーレスカードなので、日本より治安の悪いアメリカで、万が一盗難被害に遭った時にも被害は最小限に抑えられるでしょう。

年会費が無料ながら、海外旅行傷害保険も付帯されているのもポイントです。アメリカ旅行に行った後は海外には行く予定がない、という方は補償内容を変えることもできますよ。

セキュリティを重視しつつ、お得にクレジットカードを持ちたい方にはおすすめです。

JCBカードW

クレジットカード 券面 JCBカードW

年会費 無料
お申し込み対象 ・18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方
・18歳以上39歳以下で、高校生を除く学生の方
発行ブランド JCB
保険 <旅行傷害保険>
・海外:死亡・後遺障害の場合、最高2,000万円
・国内:なし
<航空機遅延保険>
・海外:なし
・国内:なし
<ショッピングガード保険>
・海外:最高100万円(1事故につき自己負担額10,000円)
・国内:なし
海外キャッシング 可能
還元率 1.0〜5.5%

JCBカードWは、普通のJCBカードに比べて還元率が2倍のため、とにかくポイント還元率を重視している・マイルを貯めたいと考えている方におすすめのお得なカードです

入会できるのは18〜39歳までと年齢制限があります。その間に入会すれば、40歳以上も年会費は無料のまま高いポイント還元を享受し続けられますよ。

JCBはアメリカでも使えるお店が増えてきていますし、日本発祥なので日本語サポートが受けられることが魅力です。

アメリカの主要都市にはJCBプラザという窓口があり、現地の最新情報やJCBの特典情報も教えてくれます。もちろん日本語対応です。LINE公式アカウントもあり、お友達登録をするとチャット相談も可能です。何か困り事があった時に、気軽にプロに相談できるのはメリットですよね。

保険もついているのでその点でも安心です。

JCB ゴールドカード

JCBゴールド 券面 クレカ

年会費 オンライン入会のみ初年度無料
2年目以降11,000円
お申し込み対象 ・20歳以上(学生を除く)で安定継続収入のある方
発行ブランド JCB
保険 <旅行傷害保険>
・海外:死亡・後遺障害の場合、最高1億円
・国内:死亡・後遺障害の場合、最高5.000万円
<航空機遅延保険>
・海外:2〜4万円
・国内:2〜4万円
<ショッピングガード保険>
・海外:最高500万円
・国内:最高500万円
海外キャッシング 可能
還元率 0.5%〜5%

JCBゴールドカードは、初めてのゴールドカードを持つ方におすすめです。初年度無料で、20歳から申し込み可能なので、すでにクレジットカードは何枚か持っているけどゴールドカードをお試ししてみたい、という形でも気軽に持つことができます。

アメリカで、高級ホテルなどの一流の場所に行ってみたいと思っている方は、ハイステータスなクレジットカードを保有している必要がある場合もあります。その場合、JCBゴールドカードを持っておくと良いでしょう。

海外旅行傷害保険の補償額も最大1億円と高い水準です。

また、国内利用においては、優待店で支払をすると還元率が上がるのも嬉しいポイント。スターバックス・セブンイレブン・Amazonなどが対象になるので、これらをよく利用している方は恩恵が受けやすいです。

アメリカ旅行でクレジットカードを使うメリット

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アメリカ旅行でクレジットカード払いをするメリットは以下のことが挙げられます。

海外旅行保険が付帯している

まず一番大きなメリットは保険です。アメリカ旅行中に万が一のことがあっても、保険がついていると不安が減少しますよね。

手厚い保険が欲しい方は、アメックスカードがおすすめです。年会費はかかりますが、特にアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードやヒルトン・オナーズアメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードだと死亡・後遺障害の場合の補償額が1億円と高額です。

今回紹介したクレジットカードは、利用付帯のカードもありますが全てに付帯保険があります。

キャッシング機能を使うと現地で現金を引き出せる

クレジットカードには、海外キャッシング機能がついていることが多いです。この機能があれば、海外のATMで現地通貨を引き出すことができます。

アメリカで基本キャッシュレス決済をしていても、急に現金が必要になる時もあるかもしれません。そんな時でも、ATMは見つけやすいですしいつでもすぐ引き出すことができるので安心です。

アメックスカードには、キャッシング機能はついていないのでご注意ください。

緊急時等にサポートが受けられる

クレジットカード各社が提供しているサポート・サービスを受けられるのも魅力です。

例えば、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードだと、緊急時に24時間日本語対応でサポートしてくれる「オーバーシーズ・アシスト」があります。

ヒルトン・オナーズアメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードだと、空便の遅延・旅行やコンサートのキャンセル費用・買い物をした際の返品補償・購入後3年以内のスマートフォン修理代金までサポートがついています。

JCBカードW・JCBゴールドだと、アメリカ現地のJCBプラザにて、現地の最新情報やJCBの特典情報を日本語で教えてくれます。LINE公式アカウントもあり、お友達登録をするとチャット相談も可能です。

このような手厚いサポート・サービスがあるのはクレジットカードならではです。

盗難のリスクが減る

多額の現金を持ち運ばなくて良いので、盗難のリスクも減ります。万が一カードを盗まれた場合でも、利用停止の手続きをすれば被害額は少なくできます。

三菱UFJニコスカードだとセキュリティが高いので、不正利用があった場合の利用停止措置も早いので安心です。また、三井住友カード(NL)だとナンバーレスカードになっているので番号を盗み見される心配もありません。

支払いの手間が省ける

支払い時はカード1枚で対応できるので、現金よりも格段に楽です。現地の慣れない通貨を選ぶ手間もなくなりますし、クレジットカードのタッチ決済が利用できるお店であれば、かざすだけで決済が完了します。クレジットカードの暗証番号を入力する必要もありません。

スムーズに対応できるので買い物時にストレスフリーですよ。

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アメリカ旅行でクレジットカードを使う時の注意点

アメリカ クレカ 注意点

では、アメリカ旅行におけるクレジットカード利用時の注意点を説明します。

スキミング被害に気をつける

スキミングとは、クレジットカードを不正利用するべく巧妙に情報を抜き取る手口です。タッチ決済でも被害に遭う可能性があります。クレジットカードそのものを盗むわけではないので、盗まれたことに気づきにくいことが注意点です。

被害に遭う事例としては、ATMにスキマーと呼ばれる情報を読み取る機器と、暗証番号を盗み見る小型カメラが設置されていて、普通に利用しているだけで情報が漏洩してしまうケースがあります。また、非接触型のカードではスキマーに差し込む必要がなく、近くにあるだけで情報が抜き取られるので、満員電車やエレベーターの中といった人と密着する場所での被害も報告されています。

被害に遭わないようにするためには、不要なカードを持ち歩かないようにする・暗証番号をわかりにくいものに設定する・定期的に明細履歴を確認することなどの対策が必要です。

盗難被害にあったらすぐに利用停止する

もしアメリカ旅行中にカードを盗まれた・落とした・手元にない、利用履歴を見ると不正利用されている、といった場合は、利用額を最小限に抑えるためにすぐ利用停止の対応を取りましょう。

JCBカードやアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは日本語で対応してくれますし、三菱UFJニコスカードは不正利用を察知してすぐ停止してくれるので心強いですね。

海外利用手数料に注意する

これはアメリカに限らずですが、海外でクレジットカードを利用する際には手数料が発生します。支払い時には海外事務手数料、ATM使用時には海外ATM手数料がかかります。

手数料はカード会社によって異なりますが、一般的には1.5〜3.0%が為替レートに上乗せされていると考えましょう。

どのカード会社・どの国に行っても発生するものなので仕方ないともいえますが、手数料を最大限抑えたいと考える方は、カード会社の海外手数料を調べておいて、なるべく低い手数料のクレジットカードを利用するのが良いでしょう。

チップ用に多少の現金は必要

日本では馴染みがなくて戸惑う方も多いかもしれませんが、アメリカにはチップ文化があります。気持ちのいいサービスを受けた際に、感謝の気持ちとして支払い料金に上乗せするものです。

クレジットカードでの支払い時にチップ分を上乗せすることもできますが、タクシー・ホテル利用時などのちょっとした時に備えて現金を用意しておくのがベター。

会計の15〜20%をチップとして払うのが一般的です。

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アメリカでクレジットカードを使う時によくある質問

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では最後に、よくある質問について確認しましょう。

アメリカではクレジットカードは必須ですか?

アメリカ旅行において、以下の場合ではクレジットカードでの支払いが必須となります。

  • 渡航前にESTAを申請するとき
  • 病院で受診するとき

アメリカへ行く時には、電子渡航認証システムであるESTAの申請が必要です。アメリカに入国する3日前の申請が必要ですが、WEBでの申し込みになるので現金は対応していません。クレジットカードを持っていない方は、デビットカードかPaypalで対応しましょう。

旅行中に体調が悪くなって病院に行くことになった際は、治療を受ける前に医療費が支払えるかどうかを確認するためにクレジットカードの提示が求められることがあります。デビットカードでの支払いでも問題ないですが、もしなければ治療が受けられないということもあり得ますので、万が一に備える際はクレジットカードを持つ方が良いのではないでしょうか。

アメリカでは支払い回数は選べますか?

日本同様、1回払い・分割払い・リボ払いなど自由に選ぶことができます。

アメリカでは、クレジットカードの使いすぎで支払いできない方が増えたことが問題になりました。2024年には、クレジットカードの延滞率が13年ぶりに最高水準となっています。

(参照:日本経済新聞

そのため、デビットカードの普及も広まっています。

アメリカでカードが利用できなくなったらどうしたらいいですか?

急に支払いができなくなったら、まず上限額に達していないか・不正利用の履歴がないか確認しましょう。

もしどちらもない場合、カード会社が不正利用を疑ってカードを止めた可能性があります。普段海外旅行をしない方は、余計不正利用と疑われやすいので、カード会社に事前に連絡をしておくとロックがかかりにくくなります。

海外旅行に行く旨、行っている期間中は高額な買い物をする可能性がある旨を伝えておきましょう。

アメリカでメジャーな国際ブランドはなんですか?

アメリカでは、5大国際ブランドであるVisa・Mastercard・ダイナースクラブ・アメリカン・エキスプレス・JCBはすべて利用できます。

その中でも、一番普及率が高いのはVisaです。

ただ、店によってカードと機械の接触が悪かったり、ステータスによって利用が限定されている場合もあるので、予備として複数枚持っていくと安心です。

アメリカでクレジットカードを使える場所・使えない場所はどこですか?

アメリカでは基本クレジットカードが利用できますが、一部店舗では使えない場合もあります。

下記のような、観光客が訪れるような場所は基本使用可能と考えて問題ないでしょう。

  • ホテル
  • レストラン
  • ショッピングモール
  • コンビニ・スーパー
  • 公共交通機関(バス・地下鉄・タクシー)
  • レジャー施設

一方で、万が一使えない場合があるのは下記になります。

  • 郊外にある個人経営の小規模なお店
  • セルフガソリン式のガソリンスタンド(JCB不可の場合がある)
  • 屋台、路面店
  • チップ(チップをカード払いできるお店もある)

アメリカでもタッチ決済はできますか?

最近、日本でもクレジットカードのタッチ決済が主流ですよね。アメリカでも同様ですので、タッチ決済が付帯しているクレジットカードを持っていくのがおすすめです。

アメリカでは、スーパーやレストランだけでなく、地下鉄でもタッチ決済が可能です。交通系ICカードや切符を用意する必要はなく、改札機でただカードをかざすだけで入場できます。慣れない英語で知らない駅名を探して、見分けのつかない現地通貨を頑張って投入して毎回切符を買っているようでは時間のロスに繋がってしまいます。

タッチ決済があると、このような手間も軽減できてスマートに旅行が楽しめますよ。

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まとめ

アメリカでは、世界最初のクレジットカード発祥の国ということもあり、クレジットカード払いが主流となっています。

クレジットスコアという数字で個人の支払い能力を判断していたり、身分証明書の代わりになっていたりと、アメリカにおいてはクレジットカードが重要な役割を果たしていることもわかります。

今回紹介したおすすめのクレジットカードでは、保険の補償内容・ポイント還元・旅行好きにメリットの多い特典など、それぞれに特有のメリットがありましたね。

自分にあったクレジットカードとともに、アメリカ旅行を楽しみましょう!

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この記事を書いた人

mochi

ななめうえトラベル編集部。1999年生まれ、北陸出身、埼玉県在住。趣味は読書と旅行です!国内部門では47都道府県制覇したので、次は離島を狙っています。最近の推しグルメは、「忍者めし鉄の鎧」です。

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