グルメにお買い物・アクティビティも!中部地方でおすすめの道の駅6選

2024.09.09 john

レゴランドが誕生した名古屋を中心に、日本の重要な産業が集まるのが中部地方です。

中部地域は、愛知、岐阜、長野、静岡、福井の5つの県から構成され、2018年時点でおよそ160か所の道の駅が点在しています。

岐阜県だけでも56の道の駅があり、ドライブ旅行を楽しむには最適なエリアです。ここでは、それぞれの県から、ぜひ訪れてみたい道の駅をピックアップし、特産品やグルメの魅力をご紹介します。

道の駅とは

画像引用元:名古屋城

道の駅は、「高速道路のサービスエリアの感覚を一般道にも」という利用者の要望を背景に、1993年(平成5年)に当時の建設省によって始められました。

自治体と道路管理者が協力して作り、国土交通省の認可を受けることで正式に「道の駅」として登録されますが、現在では全国で1,200を超える道の駅が登録され、賑わいを見せています。
引用元:内閣府

道の駅は、利用者に以下のような3つの機能を提供しています。

  • 休憩機能・・24時間無料で使用可能なトイレや駐車場が完備されている
  • 情報提供機能・・道路や観光、緊急医療に関する情報を提供している地域連携機能・・観光やレクリエーション、地域文化の振興をテーマに、地域との交流促進を担っている

さらに、「道の駅連絡会」と呼ばれる組織が、道の駅間での交流や情報交換を実施し、施設としてのサービスや品質向上に努めています。

それぞれの道の駅では、地域の特色を活かした文化や情報発信、イベントの開催を通じて、訪れる人々に楽しい時間を提供しています。
具体的には、以下の5通りの楽しみを体験できるでしょう。

道中の疲れを癒す

最近では、ユニークな施設やサービスで訪れる人々の興味を引く「道の駅」が増えています。

特に、長野県富士見町を通る国道20号に位置する「信州蔦木宿」は、利用者が立ち寄るたびにくつろぐことができる日帰り温泉が併設されており、旅の途中での疲れを効果的に和らげると評判です。観光目的の方はもちろんのこと、長距離を運転するドライバーにとっても、このような施設は心身をリフレッシュするために最適な場所となっています。

話題のネタを見つける

福岡県大任町を走る県道52号線沿いに位置する「道の駅 おおとう桜街道」には、通常の24時間利用可能なトイレとは別に、1億円もの費用を投じて建設された贅沢な「優美トイレ」が設置されています。

この豪華トイレは多くのテレビ番組で取り上げられ、全国でその知名度が高まりました。一度訪れて、そのユニークなトイレを実際に見てみるのも、話の種として楽しいかもしれません。

記念入場きっぷを収集する

全国各地の道の駅のうち、約半分の施設では「記念入場きっぷ」が手に入ります。

このきっぷには駅名と訪問日が記されており、まるでスタンプラリーのようにコレクションする楽しみがあります。そのため、遠くからこのきっぷを集めるために訪れる人も少なくないようです。旅の目的としてドライブコースに加えるのも一興でしょう。

キャンプ場を利用する

道の駅とキャンプが関係ないと感じる方もいるかもしれませんが、実際には、道の駅にキャンプ場が併設されている場所が全国に点在しています。そして、その数はけっして少なくありません。

たとえば、茨城県にある城里町の国道123号沿いの「道の駅 かつら」では、駐車場に隣接した那珂川の河川敷をオートキャンプ場として利用することができます。ここではバーベキューを楽しんだり、那珂川での釣りに興じたりすることができます。また、近くには温泉もあり、日帰りでも宿泊でも充実した時間を過ごせるでしょう。自然と触れ合いながらアウトドア体験を楽しめるのが、道の駅の魅力なのです。

道の駅めぐりをする

観光地やテーマパークは入場料が必要なことが多いですが、その点、道の駅は無料で立ち寄れるため、コストパフォーマンスが高い観光地として注目されています。

道の駅は単なる立ち寄り場所にとどまらず、地域の特産品や地元の食材を活かした食事が楽しめるところも多く、目的地としてドライブプランに組み込む価値があるのです。

事前にユニークなサービスで評判の道の駅を見つけて訪れるのも楽しいですし、その場の気分でふらりと道の駅をめぐってみるのも新たな発見があっておすすめでしょう。

道の駅の「ななめうえ」な楽しみ方

従来のように食堂や土産物屋、休憩室のあるオーソドックスな道の駅のほかにも、様々な体験や観光ができる道の駅が急増中。もはや、道の駅は旅の中継地点ではなく、目的地といっても過言ではないでしょう。

この記事では、そんな全国各地のちょっと珍しいユニーク”な体験ができる道の駅をご紹介。あまりのユニーク具合に、あなたもきっと道の駅ドライブに出かけてみたくなるはず。

中部地方でおすすめの道の駅【ななめうえトラベルがセレクト】

画像引用元:伊勢志摩観光ナビ

ななめうえトラベルがセレクトした東北地方でおすすめの道の駅を6つ紹介します。

道の駅「音戯の郷」

画像引用元:音戯の郷

千頭駅から徒歩圏の音戯の郷は、音をテーマにした体験型の博物館です。この施設では、さまざまな音にまつわるアクティビティを楽しむことができるため、小さなお子さま連れの家族に最適な遊び場となっています。広々として涼しい館内を歩くことで、音についての発見と驚きが次々に訪れますよ。

「森のワンショット」では、まるで本物のカメラマンになったかのように動物や山をカメラで撮影すると、その動物の鳴き声や雷の音が聞こえてくるというユニークな体験ができるんです。子どもたちはこの遊びにすぐに夢中になります。

2階のフロアでは、川根本町の地図を利用して、SLやトロッコ電車の音を聴くことができるコーナーや、多様な楽器に触れることのできるエリアがあり、子どもたちの好奇心を刺激すること間違いなしでしょう。

さらに、音戯工房では、オリジナルの楽器や季節にちなんだ作品を作成することができ、30分(500円〜)という短時間で素晴らしい思い出を作ることができますよ。

道の駅「音戯の郷」の基本情報

住所 静岡県榛原郡川根本町千頭1217-2
電話番号 0547-58-2021
料金・営業時間・休業日など ・営業期間
営業:10:00~16:30
休館:火 年末年始(12月29日~1月1日)、火曜祝日の場合翌日、臨時休館(設備点検)
・料金
大人:500円 高校生以上
中学生:300円
小学生:300円
備考:幼児無料
アクセス 大井川鉄道千頭駅から徒歩で3分
ウェブサイト https://www.otoginosato.com/

道の駅「川根温泉」

画像引用元:川根温泉

「ふれあいの泉」では、贅沢な源泉掛け流しの大浴場と、リラックスできる水着着用のバーデゾーンを楽しむことができます。特に露天風呂には、自然を感じられる岩風呂や香り豊かな檜風呂、そして竹炭が使われた炭風呂があり、どの風呂も特有の魅力を持っていますよ。

さらに、露天風呂からは迫力満点のSL列車が目の前を走る様子を眺めることができ、ここだけの特別なひとときを演出。温泉を満喫した後は、広い休憩スペースでリラックスしたり、地元の特産品が並ぶ売店でショッピングを楽しむことができるんです。

また、希望者には温泉が備わった「ふれあいコテージ」という一棟貸しの宿泊施設も提供されていますよ。

道の駅「川根温泉」の基本情報

住所 静岡県島田市川根町笹間渡220
電話番号 0547-53-4330
料金・営業時間・休業日など ・営業時間:9:00~19:00/9:00~17:00(外売店)
・定休日:第1、第3火曜日(祝日の場合、翌日)
アクセス ・掛川
(経路) JR掛川駅~JR東海道本線金谷駅下車、大井川鉄道に乗り換え、川根温泉笹間渡駅下車、徒歩5分
・東名高速道路を利用する場合:相良牧之原IC
(経路) 東名高速道路相良・牧之原ICから約30km
ウェブサイト https://kawaneonsen.jp/

道の駅「平成」

画像引用元:平成

日本有数の温泉地、下呂温泉からアクセスが良好な道の駅「平成」では、原木をハウス内に設置してのしいたけ摘み取り体験を楽しむことができます。

ここでの名物料理「しいたけカツ丼」は、「喫茶ごぶし」で提供されており、カツのようにサクサクに揚げた肉厚のしいたけが、訪れる人々に大人気です。訪れた際にはぜひご賞味ください。さらに、売店ではこのカツ丼のしいたけを惣菜として購入することもできます。

パン好きなら「パン工房平成」に立ち寄ってみましょう。ここではリンゴ2個半をたっぷり詰めた贅沢なアップルパイと、通常の5倍のサイズを誇るメロンパンが話題を呼んでいます。また、土日祝限定で営業している「味の水車小屋そば」では、地域の方々が丹精込めて手打ちするそばを楽しめるでしょう。

ドライブやハイキングの疲れを癒やしたい方には、「平成足湯治」での足湯が最適です。この足湯で地元の温かさを感じながらリラックスしましょう。

さらに道の駅売店では「しいたけ園」の採れたての原木しいたけを販売しており、特に週末には昼前に売り切れることもしばしばです。年間を通じて開催されているしいたけの収穫体験(小学生以上1,000円/要予約)では、自ら収穫したしいたけをその場で焼いて味わえる贅沢な体験ができるでしょう。営業時間は10:00〜15:00で、収穫したしいたけは300gのお土産として持ち帰ることができます。

道の駅「平成」の基本情報

住所 〒501-3521 岐阜県関市下之保2503-2
電話番号 0575-49-3797
料金・営業時間・休業日など 9:00~17:00
アクセス 岐阜バス 関上之保線 天正寺口より徒歩約2分
ウェブサイト https://michinoekiheisei.jimdofree.com/

道の駅「夜叉ヶ池の里さかうち」

画像引用元:夜叉ヶ池の里さかうち

道の駅「夜叉ヶ池の里さかうち」は、岐阜県の最西端で滋賀県との県境にある道の駅です。

滋賀方面への通行客や、 2023年秋に岐阜県揖斐川町と福井県池田町を結ぶ冠山峠が開通となったことから、福井県からのお客様も多く訪れます。 美しい山や川など、豊かな大自然に 囲まれており、観光地として夜叉ヶ池伝説で有名な夜叉ヶ池があります。

特産品としてはジビエ商品がおすすすめです。 獣害対策として地元の腕のいい猟師が捕った鹿を解体処理施設に持ち込み、専門の職員がすぐに解体作業をします。 生け捕りにした鹿を施設ですぐに解体しているため、独特のにおいや硬さを感じることはほとんどありません。

鹿肉はさっぱりした赤身に近い味なので食べやすいといわれており、栄養もたっぷりで低カロリー、脂質は牛肉の6分の1程度なのに鉄分は2倍もあります。 レストランではステーキ丼やカレーなどを楽しむことができお土産品として鹿ジャーキー等も人気です。

道の駅の EC サイトからは鹿カレーや鹿バーグなどもお買い求めいただけ、手軽に楽しむことができます。

道の駅「夜叉ヶ池の里さかうち」の基本情報

住所 岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内広瀬306番地
電話番号 0585-53-2262
料金・営業時間・休業日など ・営業時間
9:00~17:00/9:00~16:00(喫茶)(モーニング9:00~10:30)11:00~14:00(レストラン)(土・日・祝日は~15:00)
・休業日
水曜日(祝・祭日の場合は翌日)・年末年始(役場と同じ)
アクセス ・名神高速大垣ICから国道258・417号経由、303号を坂内振興事務所方面へ
・北陸自動車道 木之本ICから車で45分
ウェブサイト https://yashaikenosato.com/

道の駅 「富士川楽座」

画像引用元:富士川楽座

富士川楽座は、訪れる人々を魅了する絶景の富士山が広がる道の駅です。県道10号沿いに位置し、便利なアクセスが可能で、270台の駐車場を完備しています。また、東名高速道路の富士川SA(上り)から直接アクセスできる点も大きな魅力でしょう。

富士川楽座では、新鮮な海の幸を楽しめるレストランが豊富で、和食、洋食、中華と多様なメニューが揃っています。また、静岡ならではのお土産や名産品が手に入るショッピングエリアも充実していますよ。

さらに、地元の新鮮な農産物が並ぶファーマーズマーケットや、家族で楽しめる科学体験館があり、一日中楽しめる施設です。さらに、道の駅としては珍しいプラネタリウムも併設されており、見て、買って、遊び尽くせる総合的なレジャースポットとなっているんです。

道の駅「富士川楽座」の基本情報

住所 静岡県富士市岩渕1488-1
電話番号 0545-81-5555
料金・営業時間・休業日など ・営業時間 8:00~21:00
有料施設10:00~16:00(平日)
有料施設9:30~17:00(土日)
・定休日 無休(有料施設のみ火曜日)
東名高速道路集中工事中
(例年10月中旬頃3日間)
アクセス 一般道
・新富士駅から車で約15分
・富士川駅から徒歩で約30分
・富士川駅からバスで約10分
東名高速道路
・(上り線)富士川サービスエリアから0分
・(下り線)富士川サービスエリアから徒歩10分)
ETC
・(上り線)スマートインターチェンジ出口から車で約1分
・(下り線)スマートインターチェンジ出口から車で約3分
ウェブサイト https://www.fujikawarakuza.co.jp/

 

まとめ

画像引用元:岐阜観光ナビ

中部地方の旅の途中で立ち寄りたい、とっておきの道の駅を5選ご紹介しました。道の駅では、新鮮な地元直送の野菜や魚介類、ジューシーなお肉に加え、その地域独特のグルメも楽しむことができますよ。

中部地方には、野菜ソムリエが選んだ珍しい地元産の新鮮野菜が並ぶ道の駅や、一日中遊べる広場が隣接した道の駅など、魅力的なスポットがたくさんありますよ。お買い物やランチはもちろん、アクティビティも充実していて、訪れる誰もが満足できる楽しい1日を過ごせるでしょう!

この記事を書いた人

john