あなたにぴったりな刃物と出会う場所「岐阜関刃物会館」のななめうえな魅力！

協同組合岐阜関刃物会館は、岐阜県関市にある刃物の展示と販売を行う施設です。関市は日本有数の刃物産地であり、伝統と技術を誇る刃物が数多く展示されています。

また、刃物研ぎの体験や研ぎ直しも行われ、刃物の魅力を直に感じることができます。今回は協同組合岐阜関刃物会館の桜田専務理事にインタビューを行い、施設の魅了について説明をしていただきました。

岐阜関刃物会館をご紹介！

約120の関の刃物事業所が協同組合で運営する関の刃物の直売所です。約3年前にリニューアルオープンしました。包丁・はさみ・ツメキリ・ナイフ・台所用品など約2000点の関の刃物を展示販売しています。

新しい刃物販売所のコンセプトが「あなたにぴったりな刃物と出会う場所」です。包丁は約400点が展示販売しており、これだけ包丁が並ぶと圧巻です。

施設の入り口には室町時代に刀を造っていた「古町遺跡」をガラス床で見学できます。樋のない屋根の庇は刃物を想像させるエッジがきいた造りとなっています。

岐阜関刃物会館の想いとは？

この会館をただ見るだけ出なくて、「触って、みて楽しむ」をコンセプトにしています。包丁研ぎ体験のほか、三徳包丁握り体験コーナーなどな本物に触れ合う様々なアクティビティを用意しています。

岐阜関刃物会館のイベントとは？

この会館をただ見るだけ出なくて、「触って、みて楽しむ」をコンセプトにしています。包丁研ぎ体験のほか、三徳包丁握り体験コーナーなどな本物に触れ合う様々な「体験アクティビティ」を用意しています。

体験アクティビティ

• 包丁研ぎサービス（1本500円～）
• 包丁研ぎ体験（無料）
• 包丁名入れサービス（1本500円・約15分でレーザー名入れ）
• 和紙包装サービス（5000円以上の包丁買上げでプレゼント用）
• 鉛筆削り体験（中学生以下無料）
• 三徳包丁握り体験コーナー（約20本の売れ筋三徳包丁を自由に握ることができます）
• 不用刃物回収コーナー
• タックスフリー対応（パスポート必要）
• 企画展として「イチオシ商品展」・「アウトレット展」などを開催

私たちがおすすめする「岐阜関刃物会館」の見どころ！

• 切れ味と美しいデザインの関の包丁についてスタッフが説明（特徴はステンレス鋼材が主流で最近は模様のついたダマスカス鋼材が人気）
• はさみもステンレス鋼材が主流で、事務用、キッチン用、布用、理髪用、クラフト用、剪定用、左利き用など多用途で多品種を揃えています
• ツメキリも大・中・小のサイズのほか足用、ベビー用、土産用など多品種を揃えています
• その他ピーラーなどの台所用品のほか、カミソリ、彫刻刀、模造刀などの関の刃物のほか「日本刀アイス」も販売しています

私たちがおすすめする、この街の魅力

この街は、世界的にも有名な三大刃物産地の一つであり、その包丁生産量は全国の約半分を占めています。この伝統的な刃物産業の背景には、美濃伝と呼ばれる刀の産地としての歴史があります。現在でも10名の刀匠がその技を受け継ぎ、作刀を続けています。毎月第一日曜日に、古式日本刀鍛錬の一般公開を関鍛冶伝承館で公開しています。

また、清流長良川では、古くからの伝統である小瀬鵜飼を観覧することができます。鵜飼漁の技を目の当たりにしながら、昔ながらの風景に浸ることができる貴重な体験です。

この街には美味しい食べ物もたくさんあります。特に、関のうな丼はその香ばしさで評判です。また、長良川の支流である板取川沿いには、多くの鮎料理店が軒を連ね、新鮮な鮎料理を堪能できます。

さらに、自然の美しさを堪能できるスポットもあります。市街地から約50分の場所にあるモネの池は、その美しい風景で訪れる人々を魅了します。そして、この街は円空の終焉の地でもあります。円空は12万体の仏像を彫ったことで知られ、その晩年には洞戸高賀山で修業し、長良川のほとりで入定しました。

この洞戸には円空が入定前に彫った最後の仏像「歓喜天」が展示してある円空記念館があります。

このように、歴史と自然、美味しい食べ物が詰まったこの街には、多くの魅力があります。ぜひ一度訪れて、その魅力を実際に感じてみてください。

岐阜関刃物会館が目指す未来

関の刃物のアンテナショップを訪れると、この地域が誇る伝統的な刃物産業の魅力を感じることができます。店内には、様々な種類の刃物がずらりと並び、その一つ一つが高い技術と職人の情熱によって生み出されたことがわかります。

また、Instagramなどの英語アカウントを活用して、関の刃物を海外にも積極的にPRしていく予定です。SNSを通じて世界中のユーザーに情報を発信し、多くの外国人観光客が訪れるようにしたいと思います。

また、このアンテナショップは、市内の食事店や観光施設を訪問する際の拠点としても機能しています。来館者は、刃物の魅力を堪能した後に、地元のグルメを楽しんだり、近隣の観光名所を巡ったりすることができるため、関市全体を楽しむためのスタート地点となっています。

このように、関の刃物のアンテナショップは、伝統と現代を結びつけ、地域全体の魅力を発信する重要な役割を果たしています。訪れる際には、ぜひその多彩な魅力を体感してみてください。

岐阜関刃物会館の基本情報

この記事を書いた人

ななめうえトラベル編集部

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